ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/20日 藤原岳を孫田尾根から聖宝寺まで その3:丸山から”草木”を通り、多志田山に向かって歩く。

2018-04-27 07:05:59 | 草花
孫田尾根の長い道のりの心臓部たる部分に出てくる草花をレポートします。
タイトルにあるように、丸山の山頂であたりの草花を探してから、”草木”という峰までの間にも多彩な植生があり、それから先の多志田山に向かう道でも、目を楽しませてくれます。

タニギキョウ ↓

今回は登山口の墓地のところで身支度をしていた方に途中で追い抜かれました。
その方は、日本300名山をすでに回り終わたということで、足の達者な方でした。
その彼が丸山の山頂で、うずくまってカメラを構えていました。その先にあるのがこの花でした。
まだ朝が早くて、花が開き切ってはいません。




セツブンソウの実 ↓

セツブンソウは疾うに花が終わっていて、実をつけています。
ここで見られる花は皆済んでしまっていたので、丸山を後にします。



イチリンソウ ↓

イチリンソウが優美な姿を見せてくれました。小生的には今年の初見です。




フタバアオイ ↓

フタバアオイは葉を見るだけで、花はついていませんでした。



フデリンドウ ↓





フデリンドウも今年の初見です。嬉しがってカメラを向けまくりました。


ミツバツチグリ ↓

ミツバツチグリもかなり上に来ています。


ミミズも山歩き ↓

ミミズだって負けてはいません。今のところは小生の前を行っています。



イカリソウか?

この葉はイカリソウでしょうね。花がないのが残念です。


ヒトリシズカ ↓



この山ではヒトリだけではなく、沢山が賑やかに咲いていました。



ミノコバイモの実 ↓

ミノコバイモはもう既に実をつけています。



ミスミソウか?、はたまたスハマソウか? ↓

ミスミソウもスハマソウも同じものという学説もあるそうです。葉から判断する場合は、この葉ですと区別が付けにくいので、その学説は有り難いと思いました。



”草木”頂上 ↓

周りには木ばかりが目立つのに、”草木”という名前のピークに着きました。
眺望が無いので、休みを入れずに、これから多志田山に向かいます。



お待たせさせられたヤマシャクヤク ↓

この山行ではついに一度もヤマシャクヤクの花を見ませんでした。
こうなると、他の山に入って、リベンジを果たさないとなりません。



モミジガサか? ↓

これはヤブレガサではない方でしょうね。実はヤブレガサとモミジガサの区別の付けにくい種類もあるようです。


ミツバツツジ ↓



この時季はミツバツツジが大健闘してくれています。



ヤマザクラ ↓

このヤマザクラの花を見たすぐ後に、ブナの大木を見ます。山桜も随分上にあがって来るものですね。標高は900メートル近いのですから。


ブナの大木 ↓

ブナの木の幹に彫り込みを入れるのは感心しませんが、この異質な行為によって、稜線上のこのブナの大木の存在は記憶に残るようになっています。
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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2018-04-27 07:51:57
これはずいぶん楽しい山道ですね。次から次に春の野草が出てきますね。ミツバツツジが一番綺麗な時ですね。
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多摩NTの住人様 (ぶちょうほう)
2018-04-27 08:49:17
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
長い尾根道ですが、いろいろな草花が次から次へと出てくるので、嬉しい遠足路となっています。
時季は草の花から木の花への移行期にあるようでした。
ミツバツツジは華麗な花ですね。木一杯に咲いているという感じがします。
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こんにちは (こりん)
2018-04-27 23:31:36
こんばんは
このルートの傷があるブナは覚えています。
確かに良いとは思いませんが、位置の確認には分かりやすいですね。
この時期、青空にツツジ類は鮮やかで歩いていても気持ちよく感じられます。
ヒトリシズカは、三河では見られませんので羨ましく思います。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2018-04-28 23:00:07
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
この道は長くて時間のかかるコースですが、歩くだけの値打ちのある道だと感じます。
仰言るように本当に時期を変えて次から次にとよくぞこれだけ花ぞろえが出来るものだと感心させられます。
ミツバツツジは本当に良い姿で目を楽しませてくれました。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2018-04-28 23:09:28
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
本日はPさんと鹿島山岳麓・富幕山を歩いていました。
ギンランだけはどうしても出会うことができませんでした。


この道筋のブナの大木は木に彫り込みがしてあるので、記憶に残りますね。
確かに行く手を彫ってありましたので、そういう意味では役に立ってはいましたね。
この日は空の部分は澄み切っていましたが、山には春霞がついていましたね。
そんな中で身近に現れるミツバツツジは目に入る一服の清涼剤としてよく沁み込んできました。
ヒトリシズカは、たしか、以前には吉祥山にも自生があると聞いた覚えがあります。
しかしそれも昭和58年ころの話で、今ではどうなっているのかはっきりしたことは判りませんが・・・・・。
それと葦毛湿原の背後の稜線の南側で、一か所だけヒトリシズカの咲く場所がありましたね。
これも、もう一度行って見ろと言われてもとても思い出せるものではなくなっています。
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草木まで (山ちゃん)
2018-04-29 23:13:10
ぶちょうほうさん、今晩は!
三河ではヒトリシズカは見られないのですか(吃驚)。もう葉っぱが開いて写真のような面影は残っていなかったです。
ツツジはヤマツツジに変わって、ヤマフジが満開になっていました。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2018-04-30 08:52:39
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
三河ではヒトリシズカは珍しいかもしれません。
尤も小生がそれほど熱心にはヒトリシズカ探しをしていないこともあるかもしれません。
もし、そればかりを追い求めるとしたら、他にも出てくる可能性はあると思います。
ヤマツツジはほのぼのとした色で咲いてきますね。
そうそう、藤の花も咲き始めて、いよいよ初夏になってきますね。
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