ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その3:八丁坂を登って、宝剣岳の山頂に近づく。

2015-10-18 07:12:13 | 草花
カール側面の登山道は八丁坂という道で、この道は岩場で足場があまりよくなくて、しかも急でした。
膝に難点のある小生は、こういう斜面では、登りよりも、下りに時間がかかってしまいます。
しかも、かなりの人出でしたので、急な段差のところでは、「待ち」が出てしまい、結構手間取りました。

千畳敷駅方面 ↓

高度が上がると、ロープウェイで着いた千畳敷の駅舎が草紅葉の向こうに見えています。



富士山 ↓

なんと、南アルプスの稜線の向こうに富士山が見えていました。
大声を出して、「富士山が見える!」・・・と下にいる山の神様に伝えました。(再会後に聞くと、ちゃんと聞こえていたそうでした。)



八丁坂中間部 ↓

中間部に差し掛かりますが、上に行くほど傾斜がきつくなるように感じました。



梯子 ↓

傾斜がきつくても、道は適当にジグザグが切られ、要所には手摺や階段が施されていて、丁寧に歩くなら、危険は感じません。



八丁坂上部 ↓

傾斜は急ですが、恐怖は感じずに登っていきます。酸素がやや少ないかな?・・・なんて思ったりしています。



乗越浄土 ↓

八丁坂を登り切ると稜線につき、そこを乗越浄土と呼んでいます。 


乗越浄土 ↓

乗越浄土は伊那前岳の稜線上にあるような位置です。ここの標高は2860mほど。
ここから宝剣岳-駒ケ岳の南北に連なる主稜線を目指して西進します。



伊那前岳 ↓

稜線続きの伊那前岳(2911m)を見ます。



宝剣山荘 ↓

伊那前岳の反対方向に宝剣山荘があり、それは主稜線と、伊那前岳からくる稜線との交点に建ちます。



稜線の交点 ↓

宝剣山荘のすぐ横に来ました。ここから宝剣岳の山頂を目指します。ここまでくると高度差は60mほどです。



天狗岩 ↓

この場所のシンボル的な眺めです。
あの岩を天狗岩といいますが、今回はシルエットでした。



宝剣岳 ↓

絶顛はあの岩塊の向こう側になるようです。



鎖場 ↓

こういう場所にきちんと鎖がついているので、安全に通行できます。



伊那前岳 ↓

高さが上がってきていますので、お隣の伊那前岳もより一層秀麗に見えます。
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6 コメント

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絶景 (かなこ)
2015-10-18 10:20:03
ぶちょうほうさん今日は。
どの場面も絶景でした。
この時期にはお花畑とは違った楽しみがあるようですね。
岩場の足場が悪いところも奥様は登られたのでしょうか?
結構きつそうでした。

富士山も猿岩も楽しそうでした。
天空の岩山は太陽に近くってまぶしかったです。
いい思い出になりましたね。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-10-18 11:56:13
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
標高の高い山で、晴天に恵まれましたので、またとないような山岳景観に恵まれました。
高山植物帯上では、植物群はもう冬が間近の様相でしたが、山岳景観を楽しむためにはかえってその方が恵まれますね。

山の神様は、上に行くことを辞退しましたので、小生一人が往復したことになります。
岩場の往復は結構きついものがありましたが、背負う荷物がなかったのに等しかったので、何とかこなせました。

ロープウェイを使って高度を稼ぎ、安直なピークハントでしたが、たまにはこういうこともあって仕方がないと思います。
夫婦での良い思い出を刻めたと思いますね。
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中央アルプス (keitann)
2015-10-18 12:23:49
ぶちょうほう様、こんにちは。

今日も素晴らしい秋晴れですが、気温が上がるようで、当地の秋祭りの行列も暑くて大変だと思います。
私も昼前になって気温があまりにも上がってきたので、半袖をまた着用しました。

中央アルプスの宝剣岳へバスツアーでいらっしゃったのですね。それも奥さまとご一緒で、天気にも恵まれて、良い思い出になりますね。
我が家は主人は山登りをしないので、主人と出かけるときはごく普通の旅行やドライブになってしまいます。
ご夫婦で山に登られる友人たちを見ると羨ましいですが、夫婦別々の趣味も、それはそれで良いかなと思ったりもしています。
中央アルプスはどういう訳か一度も登ったことがないですが、バスツアーなら気軽に行けそうですね。もtっとも、当地からだと日帰りという訳にはいきませんが・・・。上高地へのツアーなどは良く見かけますが、こちらからだと宝剣岳レベルの山岳ツアーはたぶんアウトドアショップ主催のツアーになるのだと思います。
花はすでに終わっていますが、草紅葉と素晴らしい展望が得られて、秋山もまた良しですね。
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keitann様へ (ぶちょうほう)
2015-10-18 17:06:58
keitann様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。珍しい時間帯でのお越しでしたね。

今日も気温が上がりましたね。当地でも秋祭りで、子供たちが大ぜい神輿を引いて巡行してきました。
こんなに子供がいたのかと思うくらいたくさんいて、頼もしく思いました。
付き添いの大人たちもたしかに暑そうでした。

中央アルプスは小生のところからですと、割合遠くはない場所にあって、行きやすいと思える山なのですが、ロープウェイの存在がなんとも微妙ですね。
これがあるがゆえに、本来は峻険な山域で、覚悟して登るべき山が、安直にピークを落とせるようになって、賑わいが尋常ではなくなっています。
今回はその安直なことを、そのまま実践してしまいました。
そんなことですので、また機会があったら、ザックを担いで、きちんと登りなおしてみたいと思いました。

中央アルプスの山麓でしたら、日帰りのバスツアーは、起点が名古屋の場合は、比較的容易に行程を組みやすいと思います。
しかし、団体旅行というものは、制約が多すぎて、小生の場合には、つらいものがあります。
今回は自由行動時間が3時間でしたので宝剣岳山頂の往復が可能でしたが、上高地で3時間となりますと、実に短いものでした。
それは白山のスーパー林道歩きでも感じたことですが、目的地での滞在時間が短いのが最大の難点ですね。
でも、添乗員の付いた団体行動は、いろいろ特典もあり、個人旅行では味わえないような楽チンさもあるのは確かですね。

こちらでもアウトドアショップ主催のマイクロバスツアーがあります。
小生も一度だけ参加したことがありますが、これは安全の点で難点があり、安心感を得られないので、それ以後の参加はしないようにしました。

中央アルプスはこれもまた素晴らしい山域で、ぜひ一度はこの山域を歩かれることをお勧めいたします。
小生は空木岳周辺とこの駒ケ岳周辺は特に好きなところです。

ロケーションもよい場所なのです。
山の神様も富士山が見られて、ご満悦だったようでした。
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伊那前岳 (山ちゃん)
2015-10-26 23:17:13
ぶちょうほうさん、今晩は!
木曽駒へ初めて登ったのは、ロープウェイを使わずに北御所登山口から伊那前岳を越えて行ったのを思い出しています。確かに富士山が見えていました。大変懐かしいです。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2015-10-27 09:34:13
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
やはりロープウェイを使うのは邪道ですね。
最高峰に行くにはきっちりと山麓から歩いていくべきですね。
伊那前岳から行かれたのは山ちゃん様ならではの見識ではないでしょうか。
小生は木曽福島側から一度、越百岳・空木岳から縦走してきて一度、駒ケ岳に来ていますが、こんな天気に出くわしていませんでした。
富士山が見えるということは格別な意味があるように思えますね。
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