ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/25日 平山明神山・大鈴山 その3:平山明神山ドームの頂上、「西の覗き」岩を経て馬の背岩に差し掛かる

2016-12-03 07:07:50 | 草花
小生の実力と装備では登攀不可能な岩壁を前にして、新垣結衣主演の火曜ドラマばりに「逃げるは恥だが役に立つ」とばかりに岩裾を回り込んで、回り込んで・・・・・を繰り返して約一時間後に、やっと一般登山道に乗り上げることが出来ました。

そこからドーム状になった平山明神山の頂上に行き、そこでの眺望は皆無ですので、眺めの良い「西の覗き」まで下ります。
そこでは遠くの眺望があまりよくないので、早々に引き上げて、次の目的場所を目指して歩きだします。
この記事ではそのあたりをレポートしていきます。

大岩壁 ↓

岩の根元を回り込むたびにまた新たな岩壁が目の前に現れます。一応そういう岩壁に、登る道筋があるかどうか、近づいて確かめつつ、また離れて次の岩の根元に行くという行為を何度も繰り返しています。



次の岩壁 ↓

この岩壁も小生の実力では登攀困難でした。こんなことを繰り返します。



その区間の踏み跡 ↓

岩裾を回り込んだ軌跡をGPSで追ってみるとこういう風になっています。
(図中の直線で描かれた部分は、岩陰か何かで、GPSが捕捉しきれなかった場所と推測します。)



やっと道に出そう ↓

岩の根元を回り込むことを繰り返していくうちに頭上に岩が無くなりました。ここなら登って行けそうです。



待望の一般登山道 ↓

急斜面をよじ登ったところにはしっかり踏まれた道がありました。
何度か通った道の一部分のようですので、見当をつけて歩いて行きます。



「西の覗き」の分岐点 ↓

「西の覗き」の分岐点を示す看板に行きつきました。そうすると、先ほど登りついた地点は「馬の背岩」と「西の覗き」の中間点であったことが判りました。
ここでは明神山山頂を目指していきます。



斜面の道 ↓

明神山の山頂はドーム状になっていますので、回り込むようにして斜面につけられた道を進んでいくことになります。


平山明神山山頂 ↓

ドームの頂点に着きましたが、眺望が全く利かない場所です。早々に下ります。



分岐点に戻る ↓

今度は回り込まずに山頂から直接降りてきました。



◯「西の覗き」にて
 「西の覗き」から得た眺めを以下に連ねます。
今回は行かなかった鹿島山 ↓



これから向かう大鈴山 ↓


やや遠くに茶臼山と萩太郎山 ↓


奥三河の山並み ↓


その中の天狗棚だけピックアップ ↓


手前の御殿山 ↓


日本ヶ塚山までの眺望が限度 ↓

期待していた南アルプスや恵那山の眺望は雲に邪魔されて得られませんでした。



「西の覗き」の岩 ↓

上に並べた山岳眺望はあの岩の上から得たものでした。岩を後にして、大鈴山を目指して稜線歩きに入ります。



行く手に岩塊 ↓

行く手にまた岩が出て来ますが、進退が窮まるほどの規模ではなくて、これは勝手を知ったお馴染みの岩なのです。



馬の背岩 ↓

その岩の正面に回り込むと、その岩は馬の背岩の登り口のものでした。これは普通に取付いて登って行けます。



ヒカゲツツジ ↓

その岩の根元にヒカゲツツジの木が出て来ました。この山域では岩場で時々見かけていきます。
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8 コメント

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さまよい (こりん)
2016-12-03 08:52:51
おはようございます。
岩場を避けての彷徨いルート良くわかります。
馬の背と西ののぞきの中間と書かれていますが、そこも結構急な斜面ではなかったかと覚えがあります。
避けた岩場の画像を見ると、本当に切り立っていますね。
間違いなく、登ったらどこで手がかり足がかりがなくなるかわからないような岩場です。

馬の背が可愛く見えます。
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岩登り (かなこ)
2016-12-03 10:14:54
ぶちょうほうさん今日は。
確かにでっかくて手強い岩山ですね。
おにぎり方にて上るのは難しそう。

ぐる~と回ってニャンコの目の要領で頑張られたとは賢明でした。
それでも足場は悪かったでしょうね。

沢山の山並みが見えましたが初めて聞く名前もありました。

今日も快晴お出掛け日和ですね。
さてどちらへ・・??
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-12-03 10:26:09
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
仰言る通り、馬の背岩と西の覗きの間に出る直前で、ひどい斜面を2-.3メートル区間でしたが、トラバースしました。
これは相当緊張しましたね。

ドーム直前の岩場は、ロッククライミングの技術と装備でしたら恐らく低い難易度なのでしょうが、小生のような一般の山歩きのレベルではとても攀じる気持ちにはなれませんでした。
でも、上からロープで安全確保してくれているのなら、挑戦しても良いかな?…と思えましたね。

馬の背岩は上りに使う分には問題なさそうですが、逆方向になるときは、小石交じりの下り傾斜ですので、スリップしそうで怖いですね。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-12-03 10:37:25
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
山頂直前に、大変な困難が待ち受けていました。
今山行中で一番難儀をした場面で、この状態を脱出するのに約一時間も要してしまいました。

岩場を逃れるにしても、岩裾の斜面は傾斜が厳しくて、腕と足を使ってなかなかの重筋作業でありました。
来た道を引き返すのも悔しいので、意地を張ってしまいました。

西の覗きからは三河の山は見えていましたが、それよりも遠いところは雲や靄に邪魔されて視界が届きませんでした。
目的地としてこの山を選定した理由は遠くへの視界が良好であるということでしたが、それが叶わずに残念なことです。

今朝は町内会の寄り合いがあって、遠出をできませんでした。
これからは路面凍結などで、車で走れなくなりますので、お出かけを制限されてしまいます。
ブログも休み休み更新するように切り替えますが、よろしくお願いいたします。
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平山明神山 ()
2016-12-05 15:36:13
今日は 平山明神山へのルートは チョツト冒険の ルートでしたね。
無事に終わりなによりです
秋にグミンダ峠からのピストンで小明神迄 戻って大鈴山に登って来ました。
効率悪い歩きでしたが 昔の 登山道の面影は残っていました。
今度 鈴鹿の御池岳の西の尾根 滋賀県側の 伊勢尾に行く予定です。
8日 12日13日のどこか 天気を見て決めます。
19年生まれの人とです。
1人は 気楽ですが まんいちの時 携帯の電波も届かないとどうしようもないです。
今回の伊勢尾も 私が行きたくて 同行をお願いしました。
日進市に 住んでいるかたです。
くるまは デリカ なので もし良ければ 御一緒に如何でしょう。
待ち合わせは豊明インター近くのコンビニ駐車場で しています。
私の車だとキロ15円から20円 デリカはキロ30円か40円です
良ければ御一緒できれば嬉しいです。
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大岩壁 (山ちゃん)
2016-12-08 21:48:52
ぶちょうほうさん、今晩は!
今回の大岩壁は、鈴鹿・御池のボタンブチをゴロ谷から道なき道を登ったのと似ているかも知れませんね。案外に登れるものですよ。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-12-09 09:22:10
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
小生はボタンブチのゴロ谷がどこを指すのか、また、どのくらいのものなのかはわかりませんが、直面したこの場所では、小生の技量で”この岩に取り組むべきではない”と判断して、もう少しだけ難易度の低い”岩裾を巻くこと”という方法に切り替えました。
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花様へ (ぶちょうほう)
2016-12-09 20:30:55
花さくら様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
今回は地図上では読み切れない箇所がありまして大苦戦をしてしまいました。
岩登りをやる方なら、平気で登って行くところでしょうが、小生はとても無理に思いました。
無理を通した後は年寄りの冷や水と謗りを受けてしまいます。

秋の御山行では、グミンタ峠にピストンする道は東栄町(東)側からですか、それとも設楽町(西)側からでしょうか、いずれにしてもかなりマニアックな道ではないでしょうか。

鈴鹿の御池岳登山のお誘いありがとうございます。
噂のT字尾根から入るルートのようですね。
小生は今、膝を痛めていて、安静を保っているところなので、今回はパスさせてください。
春、シャクナゲやツツジの花が咲くとき、クマガイソウ探しでもやってみたい場所ですね。
その頃にまたお誘いいただければ幸いに思います。
それにしても激しいところを選定されましたね。
山行当日がお天気に恵まれて、素敵な一日になることを願っています。

コメントを寄せていただき、その上に山行のお誘いまでしていただき、とてもありがたいことだと思っています。
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