ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

1/6日 今年の初山行は三河本宮山 その4:一等三角点のある山頂で眺望を満喫し、 昼食後は岩戸神社へ。

2020-01-11 07:05:33 | 草花
既に本宮山の山頂部には着いているのですが、そこは広い場所で、かつてはスケートリンクスのあった場所でした。
今はそれも無くなり、すっかり整地されていますが、整理したばかりの頃は広い湿地一面にアケボノソウが生育していました。
しかしそれも鹿に食われて全滅してしまったようです。
この山で、古くは、鹿は神様のお使いとして尊ばれた時期もあったようですが、昨今では植林した木々の若芽や樹皮を食い荒らし、はたまた耕作地の作物を食ってしまう害獣扱いになってしまいました。
この山でもアケボノソウの他にオタカラコウも、それの被害に遭ったのか、数が激減してしまいました。
一等三角点の設置されている本当の山頂に向かいます。
南アルプスの雪嶺 ↓

北岳から間ノ岳、塩見岳、荒川岳、赤石岳、聖岳と、そうそうたるメンバーが揃い踏みしています。
思いがけない、実に豪華な眺めではないでしょうか。



富士山 ↓

南アルプス南部の、特徴の乏しい山並みの上には、富士山がサービス満点・・・・良く見えています。



山頂に届く最後の登り ↓

この斜面を登り詰めると山頂になります。



一等三角点の場所 ↓

標高789メートル(順列で覚えやすい)、一等三角点と天測点の設置された本宮山山頂着です。


北側に回って山岳眺望が可能かどうかを探ります。それはこの山の御常連であるmorinokobito様の独壇場でありました。ご案内に従い、その場所に行ってみると、信じられないような素晴らしい山岳眺望が待っていてくれました。

加賀の白山 ↓

まず目に飛び込んできたのは雪を纏った白山で、実をいうと、この光景が信じられないような出来事に思えたことでした。



仙丈ヶ岳 ↓

南アルプス北部の仙丈ヶ岳が見えていますが、特筆すべきは、私たちの愛する三河の山並みも同時に見えていることです。



北岳から塩見岳まで ↓

北岳、間ノ岳、塩見岳を見る幸運に恵まれましたが、ここでも愛すべき三河の山並みが仲間入りしています。



木曽御嶽 ↓

木曽御嶽も見えていて、これにも心を揺さぶられます。来るときに車の中から見た山体と比べると、見える部分が限定されてはいますが、山の上ですので空気が清浄で、有難味が増しています。



恵那山 ↓

恵那山の丸い山体も、きちんと顔を出してくれます。



中央アルプス ↓

恵那山の右側に大川入山があり、またその右に真っ白の中央アルプスが、限定的ではありますが姿を現しています。 見えているのは南駒ヶ岳と仙涯嶺です。



一等三角点 ↓

一等三角点の山頂に戻り・・・・・


少し下りた日だまりで昼食タイムです。 ↓

北風を避けた好立地で、のんびり食事をとりました。



アセビの蕾 ↓

食事をしている目の前でアセビの株があり、それには蕾がたくさんついています。もしかすると今月中に花を開くかもしれません。



伊吹山 ↓

食事を終わり神社に向かって山を下りて行く途中でmorinokobito様が伊吹山のビューポイントを教えてくれます。本宮山から伊吹山が見えるのも知らないことでしたので、これもビックリ嬉しいことでした。
名古屋駅付近の高層ビル群と、岡崎市郊外の村積山が見えています。



鈴鹿山脈 ↓

目を凝らしてよくよく見れば、鈴鹿山脈も見えています。


これからあと、皆さんは砥鹿神社の神事に加わるために、もう一度神社に向かいますが、小生はもう一つ行っておきたい場所があるので、一時的に皆さんと別れます。


振り返る ↓

山頂部を振り返ります。賑やかにアンテナが林立しています。



岩戸神社の鳥居 ↓

岩戸神社まではやや急勾配の道を下りて行きます。



此処にも天の磐座 ↓

この天の磐座は神の依り代ですので石の囲いがしたあります。別名「国見岩」と言います。
40年ほど前のことですが、これが神様の場所だとは知らずに、罰当たりなことに、この岩の上に乗ったことがあります。その時は、そこから三河の「穂の国」が良く見えました。




崖の下り道(参道で”女道”と言います)

急な崖の道を下りますが、ステンレスの手摺が付いているのでそれほどの恐怖心は湧きません。
以前は別に男道という参道もありましたが、今はその道は廃道になっています。



岩の底 ↓

国見岩の大岩の底部に着きました。ここにある神社の入り口にお不動様が祀られていて、そのわきに心細い岩に挟まれた”参道”があります。(心細い”参道”の訳は次回の記事で明らかになります。)
コメント (8)
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