ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

ヒオウギ ユウスゲ ナツエビネ

2017-08-04 10:27:56 | 草花
拙庭で今咲いている花です。
いずれも不法に拉致してきたものではありませんから、安心してご覧ください。

ヒオウギはどこからか真っ黒の種(ぬばたま)を持ってきて、庭にばらまいておいたものからの発芽です。

ユウスゲは自生地から種を採取してきて発芽させたもの。

ナツエビネはエビネ自生地で崩落斜面上に浮き流されて、枯死寸前のものを拾ってきたものです。



ヒオウギ ↓



ヒオウギは8月1日から咲き出しました。放っておくと種をこぼしてどんどん増えるので、株数を抑制しています。
この花は一日花で、株数の少ない我が家では毎日花を見られるというわけではありません。



ユウスゲ ↓

これも一日花で、夕方から咲き出して、朝にはしぼんでしまいます。
我が家では一株だけしかありませんが、花の穂をたくさん出して、多い日には6輪咲いたこともあります。
これまで夕方8日に亘り、合計22輪の花を見せてくれました。



ナツエビネ ↓


裏側にも花の穂 ↓



ナツエビネは暑がるのでしょうね、花に元気がありません。それでも株は元気に育ち、花の穂を3本持っているようです。
来年は花が全員元気で精一杯咲き揃うように工夫してみたいと思います。
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7/30、31日 徳本峠 霞沢岳 上高地 その2:水麗しい南沢沿いに歩き、沢を詰めていく。

2017-08-04 07:18:19 | 草花
このシリーズはその7までになります。進行速度はごくゆっくりで、やってる本人は、ボケ防止のつもりでレポートしていますので、適当に距離を置いてお付き合いください。

この山行中によく判ったことですが、ここ2~3年というもの、体力を相当落としてきているということが体感できるようになりました。
第一に歩く速度が遅くなっていること、第二に持久力が無くなっていること、第三に筋力が衰えていること、そして総合的に言うと、荷物を担いで歩くことそのものを辛く感じてきていることです。

今の体力ではコースの標準タイムで歩くのが精一杯というレベルになってしまいました。
連日の暑さのせいで、ここのところ、鍛錬すること無しで山に入っていました。
山を歩くなら、今後少しばかり事前準備する努力を続けないとならないと痛感しています。

この記事では南沢沿いを歩いて岩魚留小屋を過ぎ、沢沿いに高度を上げていき、峠沢という徳本峠から来る沢に出会う直前までのレポートになります。

センジュガンピ ↓

この草は湿った地を好むようで、これから頻繁に現れて来ます。



キツリフネ ↓

朝の暗いうちから見てきましたが、ここのものが立派な姿で咲いていました。



ヒキオコシ ↓

これは地味に見えました。



タマガワホトトギス ↓

これもたびたび姿を見ましたが、気に入った写真がありませんでした。どちらかというと、必死に歩いている感じになっています。(今回はこれから後も、写真よりも歩くのに精一杯でした。)



ヤマアジサイ ↓

ヤマアジサイはこの花のように青の勝った花から、白っぽい花までいろいろ見ています。



ヨツバヒヨドリ ↓

ヨツバヒヨドリにはアサギマダラと思い、蝶を探しますが、生憎の雨空で、その気配はありません。



ニワトコ ↓

花ではなくて、赤い実を愛でます。



岩魚留橋 ↓

この橋を渡ると、中間点と目している岩魚留小屋に着きます。



岩魚留小屋 ↓

昔から話に聞いていて、そこに来るのを楽しみにしていた岩魚留小屋に実際に着いてみると、その小屋は廃屋となっていました。緊急時の避難小屋に使えるかどうか確かめてみると釘が打ってあり、それも叶いません。
先行者2名とともにここで小休止を入れます。



オヤマボクチ ↓

オヤマボクチは、ここでは写っていませんが、茎の下部に大きな葉をつけていました。



滝 ↓

岩魚留小屋からすぐのところに滝がありました。この滝が原因でこれから上流に岩魚が遡上できないので、この地を”岩魚留”としたのかと思いました。
この日の徳本峠小屋で聞いたところでは、滝から上部にも岩魚は居るとのことでした。
(それが人為によるものかどうかはわからないということです。)



ソバナ ↓

険阻な道(そば道)に咲くのでソバナと名付けられたと聞きますが、ここでは沢沿いの緩やかな傾斜の道で穏やかに咲いていました。



ベニバナイチヤクソウ ↓

残念ながら、未だ蕾です。




丸木橋 ↓

水面からはやや高度感のあるところで、これが出て来ました。雨に濡れた木は滑りやすいので、緊張します。



フシグロセンノウ ↓

雨空のもとで派手な色で咲く花を見つけました。花の径もかなりのものでした。
名前のフシグロ…”節の黒さ”が見当たりませんでしたので、マツモトセンノウのほうかな?とも思いましたが、その辺が曖昧です。



マルバダケブキ ↓

これは大柄の草で、天頂に花がつきます。



”ギボウシ” ↓

当然この手の花も出て来ます。オオバギボウシでしょうか?



クガイソウ ↓

初めに見たものでは雨に打たれて、うなだれていたものも、雨の間隔が遠くなり、空に明るさが増してきたころにはこの花らしい姿になってきました。



ノリウツギ ↓

標高1500メートルを超えた場所でこの木を見ました。



ツルアジサイ ↓

こちらは大木に絡んでいました。



ウバユリ ↓

道のわきで立って、出迎えてくれました。



オニシモツケ ↓

新穂高の林道歩きで見た花ですが、同じような標高帯でこの花が出て来ました。



新しい橋 ↓

新しい木橋を渡ります。
南沢を相当詰めて来ていて、これから徳本峠を目指すジグザグ登りに掛かっていきます。
コメント (4)
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