ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/16 伊那の経ヶ岳 (上):往路の五合目までは 雨滴に濡れた笹の道

2014-10-18 10:16:44 | 草花
前夜のうちに仲仙寺境内の駐車場に車を置かせていただき、16日の早朝から歩き出すことになります。
幸いなことに晩に降っていた雨も上がり、まだ暗い空には星も見えていました。

軽く朝食を済ませたあとに、歩き出したのはあたりが明るくなってからのことでした。

登山ポスト ↓

車を駐めた場所に登山ポストがあり、ここに登山届を出しておきます。

仁王門 ↓

登山ポストのすぐ前には仁王門がありますが、これは下山してから見させてもらうことにします。

歩き出し ↓

山に向かって歩き出した道はアスファルト舗装のまだ広い道ですね。

観音堂 ↓

仲仙寺の観音堂で、ここを羽広観音と呼んでいるようです。仲仙寺は禅宗のお寺で、特有の雰囲気のある、敷地の広くて大きなお寺でした。

登山道入り口 ↓

観音堂の右側から登山道が始まりました。まだ朝日が届いてきていませんので、フラッシュを焚いています。

広い道 ↓

登山道といっても、まだこんなに広い、なだらかな道で始まります。

いよいよ山道らしく・・・ ↓

道の両脇に小笹が生えて、道は必ずしも明瞭ではないような感じで続いていきます。

キノコ ↓

思わず「ナメコでは・・・?」と思いましたが、これにはヌメリがありませんでした。

ヘツリ道 ↓

道は山腹をへつるように続いています。前夜の雨に濡れて地面が滑りやすくて、歩運びに注意しているつもりでも、よく滑りました。

カマツカか? ↓

これはカマツカでしょうか? きれいな赤い実が吊り下がっています。

ノギク ↓

白い菊の花がところどころで咲いていて、種類分けの苦手な頭を悩ませてくれます。
これはシロヨメナなのでしょうか。

ガマズミ ↓

ガマズミが赤い実をつけて、しかもきれいに紅葉してくれています。

四合目 ↓

ここまではどちらかといえば山裾歩きという感じがしていましたが、これからは本格的に山を登るという感じを持たせてくれるような、そんな地点に思えました。

アキノキリンソウ ↓

アキノキリンソウの花もさすがに終盤間近で、最盛期の溌剌とした姿ではなくなってきています。

たまに紅葉 ↓

道の脇に見る紅葉はまだ出現頻度がそう多くはありません。 これはヤマウルシの仲間でしょうか? ほんのりとした良い感じになっています。

ヤマブドウか? ↓

こちらでは蔓植物ですね。中空できれいな紅葉を見せてくれます。ヤマブドウではないかと思いましたが、肝心の葡萄の房が見当たりません。

コアジサイ ↓

コアジサイの花も疾うに終わっています。

五合目 ↓

五合目に着きました。ここも未だ山の中腹よりか下という感じです。
歩き出してから2時間経ち、高度も700メートル近く上がってきたことになります。

あたりはガスが漂う場所 ↓

五合目はまばらなカラマツ林の中で、背丈の低い笹が敷き詰めた、なだらかな斜面の空間で、ガスが立ち込めていました。 「朝靄は晴れ」という言葉に期待して歩き続けます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする