もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

青森・半島の旅ー12

2010-08-31 22:01:13 | Weblog
 恐山からむつ市を経て夏泊半島へ向かう。

 むつ市で、Jさんに電話を入れたがお出かけ中で連絡取れず。ザンネン<emoji code="a004" />
 国道270号を下る途中、ここにも大規模風力発電基地が。
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 後日下北半島の風力発電基地については調べる予定。
 
 道の駅「よこはま」の近くに、「砂浜海岸」がある。
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 分類は“砂浜”でも、実際は「礫浜海岸」である。
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 丸や方形の小石が多く、波で磨かれて美しい。
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 波打ちぎわには、ごみはなく海水も輝いている。
 
 遅れてでてきた「タカ」は、また石投げを始めた。
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 大きな石を選んで投げていた。
 「トポン」と音がすると、「きゃっ きゃっ」喜んでいた。
 
 満足して引き上げてくる「タカ」の手には磨かれた小石が握られていた。
 それは、一足先に引き上げて車の中にいる“おかあさん”に、照れくさそうに渡された。
 「タカ」にとっては、初めてのプレゼントだったかもしれない<emoji code="a001" />

 次は夏泊半島へ。
 ここは、「ヤブツバキ」自生の北限の地。
 椿神社があるが、道路わきの「ヤブツバキ」を確認したので通過。
 浜辺では、至る所で少人数の海水浴が行われていた。

 これから津軽半島「竜飛崎」を目ざす。
 

青森・半島の旅ー11

2010-08-30 21:57:04 | Weblog
「霊場恐山」訪問。
 よく晴れた夜が過ぎ、朝露で濡れた眩しい朝を迎える。
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 赤い太鼓橋が三途の川にかかる橋だとか。面白い設定。
 この湖から流れ出る川は“正津川(三途の川)のみ。
 その先には、青く澄んだ“宇曽利湖(うそりこ)”が。
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 湖面には小さな波紋が次々と広がり、水面をすれすれに飛ぶ。
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 波紋の主は小魚と思ったのだが、鳥の餌にはならない火山性のガス(亜硫酸ガス)だった。
 この湖水はpH3、5という。なのに、ウグイ(宇曽利湖ウグイ)がいるという・・・?
 
 まだ眠っているような早朝の「恐山 伽羅陀山菩提寺」(正式名)。
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 本坊は曹洞宗円通寺。本尊は延命地蔵菩薩。
 開山は貞観4年(862年)。開祖は天台宗を開いた最澄の弟子の慈覚大師円仁。
 
 朝食をとって入場。
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 入場料一人500円。障がい者は無料。
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 「タカ」は元気に山門をくぐり本堂へ。
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 そして、いよいよ霊場?へ。
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 火山の岩が積まれ、参拝者が供養のためにと置いた人形などが並ぶ。
 幼子の霊を葬うのか風車の立つ小山も。
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 「タカ」は一本を手に取り、息を吹きかけて回しだす。
  いい供養になっているかも・・・と見ていたら、急にそこから動かなくなってしまった。
 霊のせいか<emoji code="a007" /> 母親と引き返していった。そこから一人。

 噴気孔のお金。すっかり腐食したり変色したりしている。
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 今は止まっているが、以前は活発だったのだろう。
 硫黄が湧き出す“壷”。
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 噴気孔の多いところは植物が生えない“三途の河原”。
 山際から流れ出る浅い小川には茶褐色の細長い植物が繁茂している。
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 それは、宇曽利湖の手前の小さな溜まりの入り口で途切れる。

  “極楽浜”の砂は、さらさらの石英質の粒?
 その砂浜の上にも黄色いイオウが広がり、
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 湖底からも湧き出している。
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 “極楽浜”から見る“宇曽利湖”。
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 ここは活火山。
 
 これまで「恐山」というと、テレビなどで何となく“霊”が漂うイメージを持たされていたが、人がより所の一つとして作り上げたもの。今回、明るいイメージを持つことができた。

 最後に、「タカ」と二人で「恐山の温泉」(白濁した硫黄泉)に入って下北半島を下った。
 

堀の江刈り(草刈り)

2010-08-29 19:37:17 | Weblog
  今朝は5時起き。目覚ましをかけておいたが鳴らず。でも成功!
 
 5時半から2本の堀の草刈り<江刈り(いかりー訛って聞こえる)>。
 刈り始める前ー上流
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 下流
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 下流から駆り始める。
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 この部分はマコモが中心で、背丈を越える。

 終わりに近い橋の下では、ガタ(潟=ヘドロ状の物)が溜まり、へその辺りまでぬかる。
 1歩足を動かすのにも大変な苦労。
 長靴を脱いで裸足になり、刈ったマコモを敷いて乗り、次のマコモを刈った。
 
 3人で取り組んだが、最後の大株を刈る時に鎌の首が外れ、仲間から借りて刈った。<emoji code="a005" />
 鎌は、百均で買った105円鎌だからやむを得ないが、こんなことは初めて。
 なぜ使い捨て鎌を使うかと言うと、うまく研げないから・・・<emoji code="a004" />
 
 「ゆずが丘団地」の人たちも加わるようになり、思いのほかはかどって昼前に終わった。
 刈り終わった後ー上流。
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 下流。
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 足先から作業着の上までドロドロになっていたので、用水路の水で洗った。
 これは助かった。<emoji code="a001" />

 シャワーを浴びて、昼から班長さん家で慰労会。
  
   

青森・半島の旅ー10

2010-08-28 21:15:14 | Weblog
  むつ市に入ったのは夕方。
 ここにはブログ仲間のJさんの実家があるんだなどとJさんの話をしていたら、なんと!
道端にJさんの看板が・・・<emoji code="a006" />
 
 直ぐ駐車スペースがあったので、車を停めて看板の立っている家に「こんにちは」。
 話をすると、あのJさんにまちがいない。
 
 まだ会ったことがないので会ってもみたいが、住所を教えてもらっても土地勘もなく薄暗くもなってきたのでJさんの名刺をいただいて出発。

 しようと思ったら、目の前の風景が?
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 そこへ先ほどの奥さんがやってきた。
 訊くとむつ湾の一角で、砂嘴になっていて、海上自衛隊の基地にもなっているとのこと。
 明るいうちだったら高台から見てみたかったが、またの機会にする。

 近くのスーパーで夕食を仕入れ、スタンドへ。
 なんと現金払いだとリッター119円!<emoji code="a006" />
 訊くと競争が激しいのだそうだ。他のスタンドも121えんだった。

 この日の宿泊場所が未定だったので、店長に聞いたがいい場所は見当たらず。
 とりあえず恐山に向かう。

 上りの山道に入ると道路わきに点々と赤いものをかぶったお地蔵様のようなものがヘッドライトに浮かぶ。
 何となく雰囲気が出てくる。女房は寒気がしてくるから恐山まで以降と言う。

 途中の駐車帯で晩飯を食って恐山へ向かうが、なかなか遠い。
 やっと下りになって、門をくぐって到着。
 橋の手前に広場があったので、ここに泊まることにする。

 月明りの中、川の音と虫の声を聞きながら眠る。
 やっと蒸し暑さから開放された夜だった。

 恐山については明日。

 ※明日は5時半から、いつもの堀の草刈りだ。 
  5時起床!早起きは大の苦手なのだ。
 

町の健康診断を受ける

2010-08-28 12:57:41 | Weblog
 朝から町の「健康診断」を受ける。

 事前に送られてきた問診表を記入したがイエス・ノーだけでは答えにくいものが幾つかあり、それらには「?」をつけて提出。案の定、引っかかる。
 去年も同じ問題を提起していたけれど、丁寧に説明する。

 担当者は話を聞きながら判断して記入しようとするので、それは断る。
 困った担当者は、上司に訊きに行く。
 もどってっきて、小生に再度確認したがあきらめる。

 次は「生活機能評価(検査)」
 ここでも「?」が3つ。
 その一つ「人の役に立っていると感じているか?」
 みなさんは「思う・思わない」どちら?

 小生は、どのように捉えるかは様々であり、設問そのものがナンセンスと未記入の理由を説明すると納得してくれた。<emoji code="a001" /> 
 そして「国が決めたものですから・・・」と。

 次に目玉の「メタボの復位測定」。
 小生は、意義を感じられないと拒否。
 担当者、困ってまた伺いに行く。
 
 戻ってきて、「復位測定と血液検査だけは受けてもらわないとだめなのです」と言う。
 「だめならだめでいいよ」と言うと、とりあえずパス。
 
 次に血圧測定の後、問診。
 老医師が「尿と血圧は異常ありません」と言いながら、聴診器をペタペタと当てていく。
 心臓のところでしばらく聞いたと思ったら
 「時たま音が休むことがあるけど、まあ特に問題はないようだから何かあったら受診してください」と。?と思ったが、「ハイ」と受けておく。

 最後は採決。
 ここで再び“メタボ測定”が持ち出されてきた。
 この検診の責任者みたいな担当者が「メタボの測定には疑問を持っています。多分なくなると思いますが、今はここを記入しないと検査してもらえないのです」と言う。
 脇から看護士が「はいているズボンのサイズは?それを書いて出します」と口を出す。

 ?何かはめられている感じもしたが、ここで国の方針を変えられるわけでもないから「国民の声も伝えてね」ということで承諾。

 いつでもそうだが、仕組みとして進められると、不都合を感じてもそれを変えることは至難のこととなる。配慮に配慮を重ねた上で執行してもらいたいものだ

青森・半島の旅ー9

2010-08-27 18:23:24 | Weblog
 今回の旅の目的地の一つ「仏ケ浦」。

 海岸沿いはどこもそうだけど、「国道338号・海峡ライン」は狭く曲がりくねっていた。
 のぼりに入る手前で眠くなって運転を女房と交代していたが、停車した所は展望台。

 寝ぼけまなこもすっきりする展望!<emoji code="a006" />
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 これはすごい!
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 『仏にならないように運転してきてよかった』という女房。

 少し下ると「仏ケ浦駐車場」。5・6台が駐車中。
 3人で下ろうとしたら、さっきまで調子よかった「タカ」がいやがった。

 理由は、木がうっそうとしていて下り口が薄暗かったこと。
 「タカ」はこういうのが大嫌い。てこでも動かなくなってしまう。
 しかたがない、また一人で行くことになる。

 海岸への遊歩道は途中から急な階段となる。
 下るにつれ、緑色凝灰岩(グリーンタフ)が風食でできた味わいのある奇岩がのぞく。
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 夕方に近いせいか、先客は帰り足。
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 腰の曲がったおばあさんもいる。
 エッ!あの急な階段を戻っていくの?と、心配したら
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 観光船が待っていた。<emoji code="a009" />
 
 下りきった所の海食洞には、お地蔵さんが・・・
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 浜から見る「仏ケ浦」は奇岩の連続。
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 波打ちぎわの様子。
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 浜の片隅には、「大町桂月」の歌碑が。
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 浜辺には、アカトンボの仲間たちがたくさん集まっていた。

 二人を駐車場に残してきたので、急な上りを大急ぎで戻った。
 連れてきていたら大変だったかな?

 駐車場の直ぐ下に売店があり、アイスクリームの旗あり。
 薄暗い店の中で蚊取り線香をたくさん焚いている老婆に3個詰めてもらう。1個100円なり。

 待ちくたびれている二人に、山盛りのアイスをプレゼント。
 
 この後むつ市を経由して恐山に向かう。
  

青森・半島の旅ー8

2010-08-26 20:51:44 | Weblog
 尻屋崎から大間崎へ。

 途中、引き潮の浜で。
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 網を持って磯遊びを楽しむ子どもの姿はいいものだ。
 公衆トイレの脇では白のハマナスが鮮やかに咲いていた。
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 さて、いよいよマグロの町大間。
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 灯台は、目の前の弁天島に。

 パンフレットなどで見る「まぐろ一本釣りの町」。
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 観光客はまばら。
 うまいマグロをと思っていたが、ぱっとしたところがない感じ。
 結局昼飯は、大間名物あらめ?ラーメン、カレーライス、カツ丼とありふれた物になった。
 
 我々にとっては、いささか期待はずれの町となった。
 町の中で、お祭りの山車を見ながら「仏が浦」ヘ。
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 おっと、大間町にも原発があったことを忘れるところだった
。 

青森・半島の旅ー7

2010-08-25 21:13:04 | Weblog
  いよいよ「知屋崎灯台」。
 車通行のバーをくぐって進むと、前青森県知事木村さんの歌碑。
 その向こうに「寒立馬」の群れ。
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 彼は、国の原子力政策を上手に?(ずる賢く)反対をしているかのようなパフォーマンスを取りながら、都合のいい条件を引き出し、最終的に受け入れる県政を繰り返して原子力エネルギーの青森県を作り上げてきた一人。
 (北海道でもモニュメント的な所には、過去の知事の名前が目について“いやらしく”感じたことがあった。)

 寒立馬を目ざしていくと「尻屋崎灯台」が。
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 灯台の前には先ほどの馬の群れ。
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 この春生まれた子馬たちを守るように群れている。
 観光客が近づいても騒ぐようなことはない。
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 「タカ」は珍しく、怖がることもなく接近。

 恐がらなかったのは、灯台横の突端に祀られたお地蔵様の所へも。
 そこは、沖合いで遭難した漁船の乗組員の冥福を祈ったもの。

 お地蔵さんの台座のわきには、ハマナスの実が色づき、
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 足下にはハマナスの実の数珠が置かれていた。<emoji code="a006" />
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 「タカ」はお地蔵さんといっしょに笑っていた。
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 向こうの岬には日鉄鉱業の工場とその上には風車の群れ。
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青森・半島の旅ー6

2010-08-24 22:43:15 | Weblog
ようやく下北半島の東はじ「尻屋崎」に到着。
 路線バスの後ろについて行くと、行き止まりの尻屋崎の集落にでる。
 ここに集落があるとは、認識不足だった<emoji code="a006" />
 
 道路の脇に灯台?
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 降りてみると「尻屋崎小学校」とある。
 つまり、尻屋崎灯台を学校のシンボルとして玄関に建てたものだろう。

 細い道を下って広場に出ると、この地域ならではの旗が立っている。
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 「密入国防止」。時折り起きる事件なのだろう。
 他の所では見かけたことがなかった。

 更に下るとグリ石の浜。
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 道端には、寒立馬のバフンがころころ。 
 しかし、生活ごみの漂着がほとんど見あたらない。水も澄んでいる。
 
 浜の境には、宮城では見かけないアザミの仲間(モリアザミ?)。
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 今が盛りで、種も飛び立つばかり。

 隣には帰化植物のノボロギクがたくましく進出していた。
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 波打ちぎわには、コンブが打ち上げられていた。
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 そこへ「タカ」が下りてきて石投げ。
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 「タカ」の朝鮮だ。せいぜい4・5m。
 足下にもコンブ。

 バイクのおじさんがやってきた。
 たぶん、密漁監視?
 しばらくして去って行った。 

やっと「地デジの電波調査」がやってくる

2010-08-24 18:14:13 | Weblog
午後、2ヶ月前に要請した「地デジの電波調査」に、デジサポがやってきた。
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 炎天下の下、1時間半かかって調査した結果は「C」ランク。
 ギリギリだが、余裕がないという評価。心配なら畑にアンテナを立てたらどうかという。
 費用は3万5千円を越える部分に国が8割とNHK10万円を限度にするという?甘くはない。

 これが国策として国民に押し付けられるのだと思うと「納得」というわけにはいかない。
 苦々しさが残る<emoji code="a003" /> 
 
 いやあ あつい!!!!<emoji code="a005" />
 今日もカラカラの晴れ!
 夕日がさして、扇風機の風がむっと熱くなる。

 がまんできなくて、車に避暑。(軽トラにもエアコンつき)
 ついでに生活と健康を守る会の新聞をMさんに配達。

 北海道では大雨という。半分ほどの雨がほしい!