介護録 １９

　　きのう　また　「しっぱい！」

　明け方は冷える。
　９時を過ぎるころまで肌寒い。

　その感覚で１０時ころ妻を散歩にだす。
　家の周り１周約９００メートル。
　３０分過ぎたので、逆回りで様子を見に行く。

　ところが半分を過ぎても姿が見えない。
　近くでお茶飲みにでも誘われたのかと思い、畑仕事の人と話をしているとちょこちょことやってきた。普段あまり汗をかかないのに汗をかいているうえ首筋に血管が見える。気温も上がった。

　「橋の所で待っているから車で迎えに来て」と言う。走って家に戻り軽トラで迎えに行く。
　が、見えない。
　近づくと、這って動いている。道の反対側を男性が歩いているのに気づかないようだ。

　間近で車を止め、乗ってくるのを待ったが立ち上がれないでもがいている。
　口と鼻から血が流れている。
　急いで車に乗せ帰宅。

　入れ歯をはずし顔を洗わせて観ると、鼻の下と下唇から出血。
　下唇の傷は深い。縫わないとだめだろうと判断。上の入れ歯は中ほどから割れている。
　すぐかかりつけの歯医者に電話を入れ治療をしてもらう。

　下唇は３針縫ってもらい、入れ歯は修理のため預ける。

　午後、入院していた病院の院長診察。
　話をすると『そういうものですよ。病院の中はバリアフリーだけれど、危険は少ない変わりにリハビリにはなりません。本人も家族も経験を通して乗り越えていくしかありません。ゆっくりとがんばっていきましょう。』と励ましてくれた。

　食事が大変だ。流動食？
　硬いものは噛めないので、スーパーでマグロ丼を求めて食べさせる。
　下唇の傷は痛むらしくままならない。　痛み止めと感染予防の錠剤をもらったが・・・
　
　夕方、頼んでおいた生活保護の審査請求の書類をもらいに行く。

　夜は早目に寝かせるが、こんなときはなかなか寝付けないでいた。眠入ったのは１２時。
　今朝は、バナナジュースと食パンを少々かじっただけ。

　今回の怪我も圧迫骨折の時と同じで小生の配慮不足が原因だった。
　はんせい・・・
　
　

『炊き出し＆何でも相談会』

　　おととい２１日（土）、宮城災対連（さいたいれん＝災害被害者支援と災害対策改善を求める全国連絡会）主催の『炊き出し＆何でも相談会』が名取市の仮設住宅（約１６０世帯）で行われた。
　
　ここには毎回「生活と健康を守る会」が生活相談を担当するほか、川崎町の酪農家Ｋさんが栽培した野菜（ネギ・トウガン・ジャガイモ・カボチャ）を軽トラいっぱいプレゼントしている。

　妻とタカは留守番の予定だったが、様子をキャッチしたタカは助手席に乗り込んでしまったので同伴することになる。

　心配していた小分け作業（配布しやすいように）も、
　
　ボランティアの若い人たちが手伝ってくれてたちまち完了！
　
　今年も酒田市の農民連の人たちがアルミの大釜で「酒田流の芋煮」の炊き出し。
　
　中には鍋持参で来る人も・・・残るともったいないからな。

　酒田流の特徴は味噌味で、豚肉と厚揚げを使い野菜の種類も多いところ。
　山形流は醤油味で牛肉が中心のシンプルな芋煮。（山形人は、だから何度でもいっぱい食べられると自慢する）
　
　傍らでは「餅つき」も。若い人たちが１０臼くらいもついていた。
　納豆餅と黄な粉餅が次々とはけていった。これもうまかった！

　タカは、テントの中のテーブルにまぜてもらって満腹状態になっていた。

　テントの中から、ばあちゃんたちの歌声と笑い声がはじけていた。
　
　この雰囲気は前回までにはなかった。女性パワーだ！
　落ち着いてきたのだろうか？缶ビールの勢いも入ってか？（それでもいいんだな）

　これからの見通しは立っているとはいえない・・・

　

　
　

　
　

今日が終わる

　　午前中に「守る新聞」と「芋に会」のチラシを配達。
　午後は県「生活と健康を守る会」の理事会。

　帰ってくると　夕焼け。
　
　蔵王連峰のシルエットがいい！

　今夜は中秋の名月。
　
　妻を連れ出してお月見。

　今から風呂に入れる。

“大腸がん”と“前立腺がん”の検診を受ける

　　２年前、仲間が“大腸がん”で亡くなった。
　７２歳の若さだった。

　以前から町でやっている“大腸がん”と“前立腺がん”の検診を受けなければと思いつつ、なんとなく思い切れないでいた。

　今日は検体の準備もできたし、妻が通うデイケアの途中にある医療生協でやれるので提出。
　費用３００円＋郵送料８０円。
　１週間ほどで結果の通知が来るそうだ。

　今月中に町の健康診断も受けることにしている。
　去年はまったく異常なしだったが・・・

よか天気にた～！

　　台風１８号は大きな爪あとを残したが、我が仙南地域ではこれといった被害はなかったようだ。

　昨日の夕方は大雨洪水警報が出され、また陸の孤島になるかと覚悟していたが、南の空は焼け
　
　西の蔵王連峰上空は明るくなった。
　
　しばらくすると雲間から月も。
　
　気持ちのいい西風に向かって１キロほどジョキング。（久しぶり）

　今朝、気温１５℃。
　
　蔵王連峰　くっきり！

　冠水を免れたイネはわずか倒れたていどだった。
　見回りに来た隣のご主人、にこにこしていた。

　被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。
　

　
　
　

稲刈り始まる

今日はむし暑い！
　　　　　最高気温も３０℃超え。夏にもどった。台風１8号接近のため。

　５日ほど前から周りでは稲刈りが始まった。
　
　例年より半月くらい早い。
　しかも１０日くらい前の２０分の集中豪雨で株が少し倒れたくらいで、水をかぶることもなかったので、この辺では珍しく上出来（やや良とのこと）だ。

　まだ９割は残っているので、明日からの台風の影響が心配される。　

介護録 １８

　　　＜名医かタケノコか？＞　
　　妻の圧迫骨折による痛みが治まった。

　おととい整形外科に行った。
　すぐ看護師から『注射打ちますか？』と聞かれる？？？
　“打ちますか？”ったって「おれは医者じゃないから返事できないよ」と答える。

　順番が来て処置室に呼ばれると、同じ看護師から同じ質問。
　エッと驚くと『先生から許可をもらっていますから』だって・・・
　「診察を受けて先生の判断で決めるのじゃないの？」と言うと先生を呼びに行く。

　急患で忙しい雰囲気でもないのに・・・としばらく廊下で待つうちに受付の女性が通りかかったので「注射の指示は家族が出していいもの？」と訊くとそれには応えずに『しばらくお待ちください』と消える。

　ようやく先生登場。（中年の医師ーたぶん院長）
　痛みが治まったようだと告げると『注射はいらないね。』「では、痛み止めの薬も？」『骨を強くする薬を１か月分だしとくから・・・』と処方箋をを書く。この間わずか３分！

　これで患者が少ないのか？
　ま、それはそれとして妻の治療は大変シンプルでよかった。なにより暑いさなかにコルセットを着けずにすんだのは助かった。

　これでよければ　これでよし・・・・・・？？？

　

オリンピックばんざい？？？

　今朝は「東京オリンピック・パラリンピック」招致で大騒ぎ。
　マスコミはここぞとばかりに国民を浮かれさせる。

　これで東日本大震災や東京電力福島原発事故（当面　汚染水問題など）や豪雨災害、竜巻災害のことなど国民の足下の問題は解決されないまま忘れ去られていきそうだ。
　
　このオリンピック万歳の間に浮き上がってくるのは、消費税増税、生活保護法・生活困窮者支援法、集団的自衛権などの憲法改悪関連法案！などなど・・・

　こんなことはいつものパターンだが、間が悪い。
　安倍政権の茶番劇のお膳立てに格好のもの。
　なんともザワザワしてくる。

　熱さましが必要だ！
　

介護録 １７・生活保護費「審査請求」１次集団申請

　　昨日の午後は仙台で、生活保護費引き下げに抗議する「審査請求」の１次集団申請に我が支部から８人分を持ち寄る。県全体で５６人分。代理人を記入し、県庁で知事に提出。
　そあと庁舎内で記者会見。マスコミ７社くらいが取材。けっこう質問があり、１時間近くに。

　妻を同伴したので地下鉄の駅や県庁への移動などで時間がかかり迷惑をかける。
　１回の信号では道路横断できず、引きずるようにして渡る場面も・・・
　本人は一所懸命がんばっているのだが、時間に間に合わないのだ。大変だったと思う。

　留守番を頼んだが嫌がるし、また何か起きたときのことも心配になるのでやむなし。
　都会は歩く距離が長くなるので車椅子の活用を考えているのだが・・・

　ずい分疲れたのだろう夕食後わきの簡易ベッドで眠ってしまった。
　今朝も朝食後眠りだした。
　小生も疲れた。なかなか手抜きのリズムを作れない。　
　
　

介護録 １６

　　むし暑い一日にだった。
　
　妻は朝からデイケア。
　
　昼寝をしてのんびり過ごす。

　おっと　もう１１時。

　早く　寝よう！