もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

2回目の看板作り

2008-11-30 17:48:38 | Weblog
 未明に窓を叩く北風と雨の音で目が覚めたが、起きだすころには晴れ渡っていた。
 
 午前中、リーダーのYさん家の庭で3町合併反対の看板作り。
 まだ、わく作り。
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 取り仕切り役は、ヘルメットをかぶった米屋のSさん。
 素人が7人、もたもたしていると、気をもんでいる。なかなかの凝り性だからみんな先が読めない。
 みんなSさんには慣れているらしく、冗談を言いながら上手に右往左往。
 それでも慣れてきて35枚作る。前回の分を合わせると60枚。

 今日の作業は、これまで。あと40枚作って、100枚を町内に立てる予定だ。
 来年の6月が住民投票なので気がもめるのが本音だが、資金もないのでやむを得ない。
 推進派の看板はとっくに立ち並んでいるが、専門家が作った立派な物。
 推進派には、自腹を切って看板を作るような者はいないから、県が支援しているとしか思えない。
 
 推進派議員たちは、討論を呼びかけても応じようとはしない。
 詰め寄られると、県に助けを求めているという。
 残念ながら彼らには、町民のために働くという意識はないようだ。
 
 終了後、Yさんが栽培した野菜料理で昼食をご馳走になって解散となった。
 帰りしな、Yさん作の京菜と蕪をみんなでお土産にいただいた。、

「合併について 町長と語ろう」を開く

2008-11-29 20:38:49 | Weblog
 午後、「3町合併について 町長と語ろう」の学習会を開きました。
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 わが町の滝口町長は、3町長の中では唯一反対派。
 飼料を持ってきて、問題点を熱心に説明してくれました。

 当初、2・30人の参加があればと思っていましたが、50人近くの人たちが2時間以上途中堆積者もなく真剣に聞いていました。
 参加者の中には、20数年ぶりに会う人あり、地元チェーンストアのI会長の姿あり、心強い学習会になりました。

 このような小さな集会をたくさん開いていければ、明るい光が射して来ること間違いなしです。
 これを力に頑張って行きます。 

雪の湖底を歩く 2

2008-11-29 11:37:47 | Weblog
 快晴。気温12℃。暖かい。
 
 こんな日、干上がった「川原子ダム」の湖底には切り株の群れが広がり、沈む前の様が偲ばれる。
 かたい芯だけが残った切り株を、見てまわる。
 一株ひと株趣があっておもしろい。
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 どの株もここで生きていた。

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 このケヤキ?の大木の根元から、今も湧き出す清水。
 縄文の人たちも集まっていたのだろう。(この辺では、縄文早期の土器片や石器が多数出土)
  
 ダムの底には、底になった時間より、ずっとずーっと長い時代があったことを忘れてはならない。

雨雲を割ってさす光

2008-11-28 18:21:23 | Weblog
 薪ストーブの代金を振り込んでの帰り道、バックミラーの西の空が光った。
 目の前は、灰色の雨雲。
 夕暮れの輝きを見に、阿武隈川の土手に急ぐ。

 間に合った。東の山陰に薄い虹。
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 雨雲を割ってさす黄金の光。お日様が眠るところ。
 刻々と変わる形と色。
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 見とれていると、間もなく今日の日は終わる。
 
 子どものときから、日が沈む荘厳さに魅かれていた。
 60年を過ぎた今も同じ。
 まるで彼岸を垣間見るような感じ。

雨の中、薪ストーブの煙突修理

2008-11-28 14:11:18 | Weblog
 昨夜からの雨が午後も降り続いている。
 その雨の中、我家のアキレス腱の一つ、薪ストーブの煙突の修理。

 薪ストーブを入れて20年近く。10数年前から漏りだし、気にはなっていたものの原因が分からず放っていました。
 3・4年前ようやく煙突の上部に問題があることをつきとめたのです。
 それでストーブを入れてもらった山形市の“ぜいたく屋”に来てもらっての修理になったのです。

 雨の中、暴風警報も出されたので無理だと思っていましたが、彼らはプロ。
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 屋根に上って古い傘の部分を取り外し、
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 1時間ほどで新しい傘と交換完了。暴風にならなくて良かった。
 取り外した傘は、鉄でできていて、錆びてボロボロ。
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大きな穴があいていました。これじゃ漏るのが当たり前。
 今度は厚めのステンレス製。当時はみんな鉄だったそうで、漏る所が多くなったのだそうです。

 これは「ぼち村」に運んで“がらくたオブジェ”の材料に使いましょう。
 
 もっと早く頼めば「古家のもり」の心配をしないで済んだのにぁ。
 “ぜいたく屋”のお二人、雨の中お疲れ様でした。
 (修理代16万8千円也。安心料だけど、イタイナあ~)

雪の湖底を歩く 1

2008-11-27 21:11:39 | Weblog
川原子(かわらご)ダムの水は、干せるだけ干されてしまいました。
 きのう重機(ユンボ)で排水口近くの泥あげをしていました。
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 今日の午前中には引き上げてしまいました。
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 雪の上に2本のキャタピラの跡。(午後4時前)
 これだけのために水を抜くのであれば、もっと工夫の仕方があるのではないかと思います。
 来村した2人の釣り人も首を傾げていました。
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 対岸では、4人の釣り人が糸を垂れていました。

「あんたも気をつけらいよ。」 オレだったらどうする?

2008-11-27 10:47:17 | Weblog
 きのうの夕方、心筋梗塞で手術をしたSさんを見舞いました。
 評判の良くない、大河原町(3町合併を積極的に勧めている町長のいる町)にある仙南中核病院。

 教えられた病室を覗くと、入ってすぐのベッドにいつもの顔。
 夕食前で、テレビを見ているところでした。

 さほどやつれた様子もなく、
 「あと2・3時間で線香あげられっとこだったやぁ。」
 と、苦しい中で自分で救急車を呼んで運び込まれ、手術を受けて現在に至るまでを一息に話してくれた。
 
 一人暮らしで、日ごろ二トロを常用していたので心配はしていたものの、突然発作が起きるとどうにもならないのです。
 今回は、なんとか自分で電話をかけられたから助かったけれど、ホントに大変です。
 娘さんが2人いるけれど、同居していなければ間に合いません。

 それから、最初に救急車を呼んだけれど“自分で運転して行きなさい”という返事で取り合ってもらえず、かかりつけの医者を経由してやっと来てもらえたそうです。
 いたずらなども多いようですが、適切な対応をどうしたらいいかも大きな問題ですね。

 Sさんは、もう一箇所手術をせねばならないそうです。
 彼の“あくたれ節”がでていたので、乗り越えられるでしょう。
 帰り際「あんたも気をつけらいよ。」と、ほんとにそうです。なんてったって、健康が一番です。

 弱者に優しい政治にしたいものですね。

「ぼちぼち村」は雪の季節に入りました 

2008-11-26 21:43:50 | Weblog
すばらしい小春日和になりました。
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 鎌先温泉の入り口から見る不忘山と屏風岳。中央は白石スキー場のA・Bコース。
 蔵王連峰は、標高800mより上は根雪になりそうです。
 
 「ぼちぼち村」も10cmほどの雪に覆われていました。
 できあがったばかりの下屋の横に、まだ緑の残った葉をつけたクリの木の枝が。
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 直径10cmくらいの枝がぼっきり折れて落ちていました。
 風ではなくて、湿った重い雪のために折れたようです。
 3年前には、20本ものクリの枝が折れました。そのときも思い雪のためでした。
 クリの枝は、雪の重みには弱いようです。
 
 トタン屋根の雪は、どんどん解けていました。
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 ダムの湖底も真っ白でした。
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 ハスの桶の氷は、解けきりませんでした。明日の朝には、もっと厚くなっているでしょう。
 
 今日は、夜までよか天気です。
 星が、冷たく光っています。
 平地でも、間もなく0℃になりそうです。
 室内に入れた九州の植物たちに、ビニールをかけました。
 こんな夜は、ふろであったまって寝るに限ります。

“おはまやさん”

2008-11-25 17:34:54 | Weblog
 我家の周りの里山では初積雪。
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午前中には雑木の林が燃え解けてしまいました。

 午後は晴れて、おだやかな夕暮れとなりました。
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 日が沈んだこの里山は“羽山”(はやま)。地元では“おはやまさん”と呼ばれています。
 頂上の木立の中に“羽山神社”の社があるので敬って呼ばれているのです。

 参道の上り口には、数本のユズがあり、元朝参りの人たちにユズ湯がふるまわれていたそうですが、遠い昔のことになってしまったようです。
 お祭りも盛んだったのでしょうが、今や“おはやまさん”と耳にすることもめったにありません。
 
 若いころは、意識することなくゆっくり過ぎていたと思った時間でしたが、振り返ってみると昔のにぎわいが遠くかすんでしまうのです。
 住民の喜びも悲しみも苦しみも響きあっていたのが、自己(孤独)の中に包み込まれてしまったのです。

 今、元ラーメン屋のSさんから
 『おら、いま病院さいる。心筋梗塞で手術して、さっきチューブが外れたから電話したんだ。』
 という電話。10日ほど前に会った時は、元気で冗談を言っていたのに・・・
 遠くかすまないでよかった。

ばかばかしくて、どうでもいいようなことが分かった時

2008-11-24 17:59:53 | Weblog
 昼から曇り、冷え込み和らぐ。
 
 「ぼちぼち村」のヒラタケのほだ木に直径40cmほどのブナの木あって、この秋何度か出ては採られ、出ては採られしていたしていたのでしたが、今回の冷えこみで、また出てきました。
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 普通はほだ木の横から芽を出し、半円状に生長するのですが、ほだ木の真上から出てきたのがありました。
 どういうふうに育つのか楽しみに観察していましたら、
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 円形に生長することが分かりました。
 半円状になっていたのは、片側はほだ木に妨げられて伸びられなくなっていたのです。
 
 当たり前のようなことですが、
 ♪なんでだろ~、なんでかな~♪と、子どもっぽい疑問を持つと不思議なことばかりです。
 そのバカバカしく、どうでもいいようなこと見つけた時は、自分だけの宝物を見つけたような感じになります。にこにこなのです。

 息子が、3連休を終わって施設に戻って行った。