もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

あれっ!我が家の方から煙がもくもく

2009-10-31 20:12:37 | Weblog
  あれっ!<emoji code="a006" />
 我が家の辺りから煙がもくもくだ。
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 隣の家の裏山の境界。

 裏山のてっぺんに住むKさん夫婦は、ちょいちょい家庭ごみを燃やす。
 隣の土地でも平気。ところが、小生が我が家の土地で燃やしても目の色変えて文句を言ってくる。<emoji code="a003" />
 ご主人は大企業の3役で定年退職。この辺では雲の上の人。
 地区の人ととの付き合いはほとんぢない。挨拶を交わせる人は、片手もいない。
 
 ごみを燃やされた隣のご主人は、最近あいさつを返してもらえるようになったから我慢すると言う始末。<emoji code="a005" />
 親しいと思われている我が家から言うと、また角が立ってこじれるとうまくない。
 そこで、町の環境課にいる仲間に相談したら任せてくださいというので頼む。
 
 しばらく止まっていたのだったが、どんより曇って見通しが悪い日に(ねらって?)。
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 町では、家庭でのごみ燃やしは禁止になっている。種類によってごみ出しの日が決まっているのに。ごみを車に積んで運ぶのが嫌なのかなあ?お手伝いの人も来ているようなのだがなあ・・・。<emoji code="a004" />
 農作業のトラクターが通った後、自分たちが通る道に田んぼの泥が落ちていると、役場に電話を入れて片付けさせたりしていると聞くご夫婦。自分たちのことにはお気づきないようだ。
 難しいものだ。
 
 煙は風になびく。
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 上がった煙は冷やされて重くなり下をはったりする。
 ダイオキシンなどを含んだ煙は、上に昇りっぱなし出はない。周りを漂っているわけでもない。少し離れた所に下りる。
 (公害問題で騒いでいた30年位前、東電扇島火発のSO2を調べていたが、濃度が濃かったのは、工場周辺より数キロ離れている所で被害が多かったことを思い出す。)

 この煙の下りる所に我が家の畑がある。
 せっかく無農薬有機栽培で育てているのに、困っちゃうな<emoji code="a003" />
 周りが気をもまねばならないとは、情けない。<emoji code="a004" />

「くず米」を買いに行った

2009-10-31 12:04:54 | Weblog
 今朝は霧雨。肌寒い。
 昨日の秋晴れは、日中汗をかくような暖かさだったのに 一変。

 その秋晴れの中、知り合いと福島・桑折町の山間の農家に「くず米」を買いに行った。
 
 我が家では、この知り合いの紹介で、「くず米」を食べ始めて5・6年になる。
 最初は「まずくない」と言われても半信半疑だったけれど、食べだしたらその通り。
 粒が小さく緑の米が少々入っているが、炊き立ては勿論、冷めてからチンして温めると噛むほどに旨みがしみ出てくる。黙って食べさせると、みんなうまいと言う。
 価格は普通の半値。<emoji code="a007" />

 国道から一歩入ると色づいた柿の実が目立つ。
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 刈田の向こうは柿の畑。
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 のどか・・・

 道路はだんだん細くなり、林道に。
 更に細いわき道を少し行って到着。
 米の乾燥機が音をたてている。
 
 知り合いは、高台にある母屋の厚地に声をかけている。
 見上げると玄関脇に立派なゆずの木。
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 色づいた実が緑の葉に映える。

 主が大急ぎで稲刈り田から帰って来る。
 今年はくず米が少ないのだと言う。では、いい出来だったかと訊くと、早く植えたところはうまくなくて、彼の所はそれに入ると言う。それでも30袋そろえたそうだ。
 このように、農産物はちょっとした気候の変化に左右される。

 主は質も悪いからと、1袋(30キログラム)4,000円のところを300円まけて3,700円にしてくれる。
 小生は1年分の飯米として10袋(5俵=300キログラム)を購入。(このうち2袋は“生活と健康を守る会”などで使ってもらう分にする予定)

 代金を支払い、軽トラにずっしり積んで帰ってきた。
 
 世の中通称グルメというう人たちも覆い。
 その人たちは、○○産の△△というネームに弱い。名前で味を判断するのではなく、自分の舌で判断したいものである。<emoji code="a010" />
 

サケが上ってきた!

2009-10-30 22:01:47 | Weblog
 サケが「ぼちぼち村」の上の“孵化場”に届いた。
 採卵した後のサケは、袋に入れられて処分される。
 それを毎年いただいて、“ちゃんちゃん焼き・塩引き・燻製”などにして楽しんでいる。

 今回は120・30匹の中から、オス14匹、メス3匹計17匹を選んだ。
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 大物ばかりだ。
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 これを3枚に下ろすのだ。
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 最初、小生が2本下ろす。
 それを見ていたKさんは、おぼつかない手さばきを見てチェンジ。
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 どんどんさばいていく。たちまち5本も!

 これでは、小生の腕が上がらないので交代してさばく。
 さばいていると、クロバエと土すがり(土の中に巣を作る小型のハチで肉食。)がいっぱいやってくる。どうしてわかるのか?すごい感覚だ!

 Kさんと小生はそれぞれ2匹分を生で持ち帰ることにして、後の切り身は、塩水につける。
 また、頭と中オチはギョショウ作りに朝鮮。去年のはうまくいった。

 残りの臓物は、動物のえさ。

 片づけが終わったのは13夜の月明かりの中。

「ぼちぼち村」の対岸から

2009-10-29 09:23:02 | Weblog
  朝もやが晴れて柔らかな秋の日差し。

 「ぼちぼち村」の対岸から。
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 紅葉が下りる不忘山(ふぼうさん)。
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 林の中に「ぼち村」の青い屋根が見える。

 ダムの水は半分くらいまで抜かれた。
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 オーバーフローの排水路はからから。
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 排水溝は別にあるので、ここには抜かれている水は見えない。

アレッ なんだ?

2009-10-28 22:07:29 | Weblog
 「ぼちぼち村」の前のダム湖で。
 アレッ?
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 これはなんだ!?・・・
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 渡ってきたカモの仲間だ。
 餌を食っているんだ。ワカサギの稚魚か?
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 ほら・・・
 びっくりさせないように近づいても、もう気づかれちゃった。
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 人影のない入り江のほうへ飛んでいった。

やっと「つぶ汁」に

2009-10-27 21:50:16 | Weblog
  自分で作れば問題はないのだけど、女房に頼むと
 「喰ったことがない。作ったことがない。気持ちが悪い・・・」などと屁理屈ばかり。<emoji code="a004" />
 ほんとは、15・6年前に喰っているくせに。たくさんもらってきたことがあったのだ。

 作り方はいたって簡単。つぶを煮て、味噌またはしょうゆを入れて一煮たちすれば完成だ。
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 知らん振りをして、泥出しに時々水を交換してやっていたら、やっと作った。<emoji code="a002" />
 うまいだしが出て、実にグー。<emoji code="a001" />
 「うまーい!」と褒めてやっても、女房は自分の分はよそわない。へそ曲がりである。
 
 “実”はつまようじでほじくり出して食べる。これまたうまい!<emoji code="a001" />
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 タニシはこの時期になると、体内(殻の中)に赤ちゃんタニシをたくさん持っている。
 これが口の中に入るとごろごろ感があり、かむとじゃりじゃりするから出す<emoji code="a006" />
 ところが「つぶ」をくれた弘さんは、そのまま食べると言う。
 「えっ、そんな?」と思いながら試してみると、ほんとだそんなに抵抗なく食べられる。
 この関門を通過すると、病み付きになりそうだ。<emoji code="a009" />

 30数年前は、東京界隈のスーパーの鮮魚売り場には、むき身の“ボイルたにし”のパックが置かれ、よく売れていたものだ。
 
 我が家の前の休耕田に、“つぶ”を放してみようかなぁ~ 以前はいたのだから・・・<emoji code="a007" />

台風のお蔭 キノコがぞくぞくわいてきた

2009-10-27 11:02:10 | Weblog
 台風20号による雨は止み、南西から青空が広がってきた。

 この雨で、山もたっぷり水を吸った。
 お蔭で「ぼちぼち村」のキノコたちが元気を取り戻した。
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 ハタケシメジ。
 草むらなどに出てくる普通のキノコ。これにはすごい成分が含まれているそうだ。<emoji code="a001" />
 ムラサキシメジもサークルをつくって顔を出し始めた。
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 傘の表はシロっぽいけれど、
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 裏は、きれいな“むらさき”。<emoji code="a001" />
 そして、でたでた!
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 ヒラタケが一面に。<emoji code="a001" />
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 重なって重なって、ずっしりと重いものも。<emoji code="a001" />
 更に、やっとでたでたムキタケが・・・ DSCN4095.jpg
 3年目にして、やっとでた!まだ少しだけど<emoji code="a001" />

 たくさんでてくれたけど、一気にでられると処分に困るのだ。
 今日の午後か明日にはサケも上ってくるし、たいへんだ!<emoji code="a004" />
 毎年のことだけど、大仕事だ。

厳しい雪の季節がくる前に

2009-10-26 21:30:33 | Weblog
 早朝から雨。宵の口も降り続く。

 昨日、「ぼちぼち村」のある不忘地区の「生活道路脇の木伐り作業」が行われた。
 その距離3キロメートルあまりの支障木を、雪が降る前に伐っておこうというわけだ。
 それぞれにチェーンソーや鋸やなたを持ち寄り、酪農家は大型のトラクターを出した。
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 80になる尾畑さんは、バケットの上に乗って張り出した枝を伐る。
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 若いYさんはバケットからからヤマグワの大木に乗り移って太い幹を切る。
 バサッ!ズシーン!と機械の音の中で倒れていく。
 色付き始めたコナラやミズナラは根元から。
 倒された木は、チェーンソーで枝を払われ、道路脇の空き地に放り投げられる。
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 径が30センチ前後の幹は重くて人の手では大変なので、トラクターの出番だ。
 みんなまとめて藪の中に押し込んでしまう。すごい力だ。
 ちなみに、このトラクターの後輪の径は160センチくらい。ドイツ製で1千万円だと。<emoji code="a006" />
 なんとも乱暴で、もったいないやり方だけど、予算のない行政はやってはくれない。
 
 これで、道の上はスカッとなった。<emoji code="a001" />
 みんな、抜けるたびに空を見上げていた。
  
 これは、厳しい雪の季節を乗り越えねばならない住民たちの協同の作業なのだ。


宮城の知事選に民主の風吹かず

2009-10-25 22:29:28 | Weblog
 今日は「宮城県知事選」。
 現職の村井氏(無ー自公応援)・遠藤氏(民主・社民・国新推薦)・天下氏(共産 推薦)の3人で争われた。
 小生は、「ぼちぼち村」のある白石市“不忘”(ふぼう)地区の道路わきの木伐り作業に参加していたため午後6時過ぎに投票を済ませた。
 
 夕食を済ませてTVを見ていたら、8字を5分も過ぎないうちに静岡補選の当確発表。
 では宮城の知事選もと思っていたら、それから5分も経たないうちに、前評判どおり「現職村井氏の当確」が発表された。
 
 宮城の県政に民主の風は吹かなかった。
 我が周辺では、選挙活動をほとんど目にしない選挙だった。

 2期目の村井県政は、更に大企業よりの政治に偏り、教育・福祉は切り捨てられる心肺がある。