もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

◇妻の闘病記 9-2 ◇突然の雷鳴と雹

2011-03-31 13:22:01 | Weblog
  </FO <B><昨日の続きですーおとといのこと>
 エレベーターを降りると次女たちが待っていた。
 高速バスで着いて朝6時半ころには見舞っていたそうだが、ずっと眠っていると言う。
 
 呼びかけても揺すっても起きない。
 上まぶたを開いてやると眼球は動く。開かない右の眼球も連動している。

 そこへ先日と違う担当医がやってきて「奥さんは右利きですか左利きですか」と訊く。
 ?と思いながら「右利きです」と応えると、
 「右利きの人の言語中枢は左脳にあります。右からの追突で右脳の出血が大きかったのですが・・・」と言う。

 う~ん、先日の担当医とちょっとニュアンスが違う感じ?
 なるようにしかならないと分かってはいるけれど、身内としては少しでも希望の灯りを見つけたいもの・・・。骨盤の方は体を起こしても大丈夫だそうだ。
 
 途中、共済組合の担当者が来ていたので書類提出の打ち合わせをする。
 
 病室に戻ると精神科医が来ていた。
 今、事故前に飲んでいた薬を粉末にして飲ませているとのこと。
 家族関係を聞いて戻っていった。(これまでの主治医とは面識があるそうだ)

 タカは眠りっぱなしの母親を直視できず、イスに座ってじっとうつむいていた。
 うながされても直ぐ手を引っ込める。
 
 さよならする時、タカ得意の手パッチン。
 そっと そっとでパッチンが出ない。刺激になればと思うけど、やさしくやさしく・・・

 1階ロビーで、次女が持ってきたパンで軽い昼食。
 彼女らは午後10時発の高速バスで帰るというので、病院で別れる。

 帰り道、通りすがりのファミレスで遅い昼食。
 ところがいつもは食べてしまうタカが食べ残す。
 パンを食べていたからだと軽く考えていたら、車の中で吐きそうな感じに。

 駐車場や公園で歩かせてみるが吐きそうな咳払いだけ。
 しかし、母親のパジャマを買いに寄った店のトイレで吐いてしまった。
 食べた物に悪い物はないのに、カゼかノロウィルスを心配しながら帰宅。

 風呂に入っていない様子なので風呂に入れようと思っていたが、少し熱もあるのでやめる。
 夕食はちょっと箸をつけただけで進まない。
 早く寝る。

 <翌 日ーきのうのこと>
 朝食も進まないが前日より元気。
 でも気になるので、医療生協のクリニックに連れて行く。
 いつもは患者でいっぱいだけど、空いていた。

 間もなく診察。風邪やノロウィルスでも食中毒でもない。
 医師から妻の容態を聞かれたので話をすると、その時のショックからではないかと。
 言われてみるとそうかもしれない。最近、感受性が随分育っていると思っていたところだ。
 念のためにと、整腸剤と吐き気止めを処方される。

 隣にある大手スーパーで昼飯を選ぶ。
 家に戻って平らげる。いつもの元気が戻ってきた。

 これで風呂に入れると、施設の下にあるスーパー銭湯に連れて行く。
 大喜び。
 体を洗ってすっきり。母親のショックも流れたようだ。
 
 このこのためにも快復してほしいものだ。
NT> エレベーターを降りると次女たちが待っていた。
 高速バスで着いて朝6時半ころには見舞っていたそうだが、ずっと眠っていると言う。
 
 呼びかけても揺すっても起きない。
 上まぶたを開いてやると眼球は動く。開かない右の眼球も連動している。

 そこへ先日と違う担当医がやってきて「奥さんは右利きですか左利きですか」と訊く。
 ?と思いながら「右利きです」と応えると、
 「右利きの人の言語中枢は左脳にあります。右からの追突で右脳の出血が大きかったのですが・・・」と言う。

 う~ん、先日の担当医とちょっとニュアンスが違う感じ?
 なるようにしかならないと分かってはいるけれど、身内としては少しでも希望の灯りを見つけたいもの・・・。骨盤の方は体を起こしても大丈夫だそうだ。
 
 途中、共済組合の担当者が来ていたので書類提出の打ち合わせをする。
 
 病室に戻ると精神科医が来ていた。
 今、事故前に飲んでいた薬を粉末にして飲ませているとのこと。
 家族関係を聞いて戻っていった。(これまでの主治医とは面識があるそうだ)

 タカは眠りっぱなしの母親を直視できず、イスに座ってじっとうつむいていた。
 うながされても直ぐ手を引っ込める。
 
 さよならする時、タカ得意の手パッチン。
 そっと そっとでパッチンが出ない。刺激になればと思うけど、やさしくやさしく・・・

 1階ロビーで、次女が持ってきたパンで軽い昼食。
 彼女らは午後10時発の高速バスで帰るというので、病院で別れる。

 帰り道、通りすがりのファミレスで遅い昼食。
 ところがいつもは食べてしまうタカが食べ残す。
 パンを食べていたからだと軽く考えていたら、車の中で吐きそうな感じに。

 駐車場や公園で歩かせてみるが吐きそうな咳払いだけ。
 しかし、母親のパジャマを買いに寄った店のトイレで吐いてしまった。
 食べた物に悪い物はないのに、カゼかノロウィルスを心配しながら帰宅。

 風呂に入っていない様子なので風呂に入れようと思っていたが、少し熱もあるのでやめる。
 夕食はちょっと箸をつけただけで進まない。
 早く寝る。

 <翌 日ーきのうのこと>
 朝食も進まないが前日より元気。
 でも気になるので、医療生協のクリニックに連れて行く。
 いつもは患者でいっぱいだけど、空いていた。

 間もなく診察。風邪やノロウィルスでも食中毒でもない。
 医師から妻の容態を聞かれたので話をすると、その時のショックからではないかと。
 言われてみるとそうかもしれない。最近、感受性が随分育っていると思っていたところだ。
 念のためにと、整腸剤と吐き気止めを処方される。

 隣にある大手スーパーで昼飯を選ぶ。
 家に戻って平らげる。いつもの元気が戻ってきた。

 これで風呂に入れると、施設の下にあるスーパー銭湯に連れて行く。
 大喜び。
 体を洗ってすっきり。母親のショックも流れたようだ。
 
 この子のためにも快復してほしい。


 ◇突然の雷鳴と雹
 12時半ころから、雷鳴轟く。
 大粒の雨から雹に。
 DSCN5042.jpg
 たちまち降り積もる!<emoji code="a006" />
 DSCN5044.jpg
 5mmから1cm。
 DSCN5043.jpg
 12時50分には上がる。 あっという間のできごと。

妻の闘病記 9-2

2011-03-31 12:11:35 | Weblog
  <昨日の続きですーおとといのこと>
 エレベーターを降りると次女たちが待っていた。
 高速バスで着いて朝6時半ころには見舞っていたそうだが、ずっと眠っていると言う。
 
 呼びかけても揺すっても起きない。
 上まぶたを開いてやると眼球は動く。開かない右の眼球も連動している。

 そこへ先日と違う担当医がやってきて「奥さんは右利きですか左利きですか」と訊く。
 ?と思いながら「右利きです」と応えると、
 「右利きの人の言語中枢は左脳にあります。右からの追突で右脳の出血が大きかったのですが・・・」と言う。

 う~ん、先日の担当医とちょっとニュアンスが違う感じ?
 なるようにしかならないと分かってはいるけれど、身内としては少しでも希望の灯りを見つけたいもの・・・。骨盤の方は体を起こしても大丈夫だそうだ。
 
 途中、共済組合の担当者が来ていたので書類提出の打ち合わせをする。
 
 病室に戻ると精神科医が来ていた。
 今、事故前に飲んでいた薬を粉末にして飲ませているとのこと。
 家族関係を聞いて戻っていった。(これまでの主治医とは面識があるそうだ)

 タカは眠りっぱなしの母親を直視できず、イスに座ってじっとうつむいていた。
 うながされても直ぐ手を引っ込める。
 
 さよならする時、タカ得意の手パッチン。
 そっと そっとでパッチンが出ない。刺激になればと思うけど、やさしくやさしく・・・

 1階ロビーで、次女が持ってきたパンで軽い昼食。
 彼女らは午後10時発の高速バスで帰るというので、病院で別れる。

 帰り道、通りすがりのファミレスで遅い昼食。
 ところがいつもは食べてしまうタカが食べ残す。
 パンを食べていたからだと軽く考えていたら、車の中で吐きそうな感じに。

 駐車場や公園で歩かせてみるが吐きそうな咳払いだけ。
 しかし、母親のパジャマを買いに寄った店のトイレで吐いてしまった。
 食べた物に悪い物はないのに、カゼかノロウィルスを心配しながら帰宅。

 風呂に入っていない様子なので風呂に入れようと思っていたが、少し熱もあるのでやめる。
 夕食はちょっと箸をつけただけで進まない。
 早く寝る。

 <翌 日ーきのうのこと>
 朝食も進まないが前日より元気。
 でも気になるので、医療生協のクリニックに連れて行く。
 いつもは患者でいっぱいだけど、空いていた。

 間もなく診察。風邪やノロウィルスでも食中毒でもない。
 医師から妻の容態を聞かれたので話をすると、その時のショックからではないかと。
 言われてみるとそうかもしれない。最近、感受性が随分育っていると思っていたところだ。
 念のためにと、整腸剤と吐き気止めを処方される。

 隣にある大手スーパーで昼飯を選ぶ。
 家に戻って平らげる。いつもの元気が戻ってきた。

 これで風呂に入れると、施設の下にあるスーパー銭湯に連れて行く。
 大喜び。
 体を洗ってすっきり。母親のショックも流れたようだ。
 
 このこのためにも快復してほしいものだ。

妻の闘病記 9-1

2011-03-30 23:27:06 | Weblog
  

 次女が彼氏と東京からの高速バスで見舞いにやってきた。
 朝6時仙台着で、先日一部開通した仙石線で一足先に病院に。

 小生はタカを迎えに行ってから病院に向かったので着いたのは11時近く。

 うわーーーーー!
 この続き消えちゃった!<emoji code="a005" />

 

 
 もう遅いから明日だ。


水道工事完了!

2011-03-29 07:54:56 | Weblog
  今朝も強い霜。
 蔵王連峰は穏やかに鎮座している。

 きのう夕方、3つの業者が入ってようやく水道の修理が終わった。
 DSCN5041.jpg
 長さ20m、深さ1mを掘って水道管のすげ替えをして完了。
 ほんとに助かりました。感謝!

 今日は次女が帰ってくるので、タカも連れて妻の面会に出かける。 
 
 これからタカを施設に迎えに行く。

でたでた!水道が・・・

2011-03-28 12:41:00 | Weblog
  今朝も強い霜降りる。
 DSCN5030.jpg
 今朝の蔵王連峰。

 ◇でたでた!水道が・・・
 きのうの夕方、ようやく水道を通してもらった!<emoji code="a009" />

 一つの漏水を直すとその先、また直すとその先と追っかけての修理が3日も続いた。
 DSCN5010.jpg
 その数20ヶ所あまり<emoji code="a005" />
 DSCN5028.jpg
 水道事業所の職員も業者も、あっちこっちと掛け持ちだ。休みなしでがんばってくれた。
 出せなかったからと、夜40?の水を運んでくれたこともあった。

 「通してもらった」というのは、覆土したら新しく漏水したのだ。
 DSCN5039.jpg 
 老朽化しているのと、軟弱地盤(すくも層=泥炭地)のためぼろぼろになっている。
 それでも使える水圧があるから今日の工事に回したのだそうだ。
 
 おかげさまで、たまった食器類を荒い、一週間ぶりに風呂にも入れた。
 ただただ感謝!<emoji code="a005" />
 町の職員がこんなに働いてくれるとはオドロキだった。見直した!

 これでタカを規制させることができる。
 

妻の闘病記 8

2011-03-26 13:26:20 | Weblog
 

 昨日の雨は明け方に湿っぽい雪になり、粗目上に積もる。
 日が昇るにつれて解ける。

 今朝も熊本の同級生F君から励ましの電話あり。
 昨日も水道通水ならず。朝から工事続く。

 ◇妻の闘病記 8
 昨日夕方、担当医から病状と今後の治療の見通しを訊きたいと面談を設定してもらった。
 こちらから頼んだことだが、正直に言うと恐い。逃げ出したい気持ち。
 しかし、いずれ確認せねばならないこと。 

 妻は集中治療室から4人部屋に移され、軽いいびきをかいて眠っていた。
 足はやっぱりすっぽんぽんだったが、温かかった。
 腰にはコルセットがつけられていた。

 しばらく待って、担当医と思われる男性からナース室に呼ばれる。
 頭の断層写真が並ぶ投影板?の前に座る。
 初対面、自己紹介なしに「どんなことを訊きたいのですか」と言うので、担当医だと判断。
 担当医として答えることは決まっていると思ったが「現状とこれからのこと」と応える。
 
 「あの人の、肺と骨盤はこのままで大丈夫です。問題は脳です。」
 とCTの写真を指しながら「最初の出血の塊は小さくなりましたが、MRIで診ると」と隣の黒っぽい写真を指し、
「全体的に損傷が見られます。脳挫傷といい、激しい衝撃で脳が強く揺さぶられてできたもので、一箇所からの大量出血より快復が難しいのです。びらん性じくさく損傷です。」
「あの人の場合、右側に軽い麻痺が見られます。左脳のダメージが強いと考えられます。だから右腕を上げられないでいます。また、言葉が出ないということは、言語中枢がやられていると思われます。あの人は失語症になるかもしれません。」
 
 これらのことは大体想定内のことだったが、医者に言われると真実味を帯びてくる。

 「他に訊きたいことは?」と言うので、「これからのことです」と応えると、
 「リハビリです。今流動食ですが、固形食にするなどの刺激を与えることが大事です。
あと一月くらいでリハビリ専門のところに移ってもらいますが、あの人の場合どこまで快復できるか・・・。どこか近くにありますか?」と訊くので
「山下の国立療養所」と答えると、後ろにもう一人の医者が来ていて「川崎町の   と二つある。」とアドバイス。
 
 そして、「あの人の場合、多分大丈夫だと思いますが、このセンターはまだ水道が快復していないので、100人の患者に転院してもらわなければならなくなりました。病棟によっては臭くなっている所も出てきました。清潔を保てなくなったのです。もし声がかかったら協力をお願いします。」と。窮状は分かるけど・・・?

 最後に説明した記録にサインを求められる。

 「分かりました。とにかくリハビリにかけるしかありませんね。」
 と言いおいて病室に。
 目を覚ましていた。「お~い、来たぞ。元気になっているなぁ」と声をかけて、手足をさすって後にした。
 
 それにしても、患者を“あの人”と呼ぶのが気になった。
 若いようだから我慢して聞いていたが、大事なことが欠けているのように思えた。
 
 外は氷雨。
 車の中で担当医の説明をぐるぐる思い出し、『想定内のことだけど、妻の人生のあんなことこんなことが消えるかもしれないと思いながら』前車のテールランプを見つめながらのろのろ帰った。

 自分の心の落ち着きどころを決めかねて、整備屋のSさんに寄ってみたものの見つけることはできなかった。 
                                空 虚
 夜、子どもたちから電話あり。
 
 今朝、妹から女は強いからね。医者の診立てどおりにならないかもよ!
 とはっぱが届く。


 
 
 


今朝の天気は?

2011-03-25 09:56:32 | Weblog
 最近は早起きだ。麻5時45分ころには目が覚める。
 夜11時までに眠りにつけば、このころに目が覚めることになっている。

 DSCN5000.jpg
 朝日は深山(里山だけどシンザン)に昇る。
 
 けさも霜が降り、厚い氷張る。
 DSCN5001.jpg
 いい天気になるなぁと思っていたら、1時間もたたないうちに
 DSCN5003.jpg
 ぼたん雪でたちまち銀世界に!(雪に濡れないようにしていた)
 
 しかし春の淡雪、9時には解けてしまった。
 今日の天気はめまぐるしく変わりそうだ。

 水道修理にはまだ来ない。
 

◇妻の闘病記 7 ◇町の避難所にささやかなプレゼント

2011-03-24 11:45:14 | Weblog
  今朝も霜が降り、薄氷が張った。 よく冷える。
 
 ◇妻の闘病記 7
 昨日、妻の面会に行った。
 いつもの場所にいない!?
 看護師に訊くと「一番奥に移動しました。ちょっと待ってね。」とイスを出される。

 しばらく待って入ると、まあ!あられもないかっこう<emoji code="a004" />
 紙おむつをつけてはいるものの、両足ははだけたままで柵の上に上げたり下ろしたり。
 2日前の激しい動きはないけれど、毛布をかけても直ぐ蹴飛ばしてしまう。
 
 調子の悪い時の、あの憎たらしい妻も、ああ~哀れ・・・<emoji code="a005" />
 脚を触ると冷たい。なでてやってもじっとしておれない。
 手を握って「もう大丈夫だよ」と声をかけてもチラッとみるだけ。左手の握力は強い。

 何かが苦しいのだろうが、分からない。
 鼻の管は片側だけになっていたけれど、口からはカニのアワふき。
 看護師は“よだれ”だと言う。拭こうとしたがティッシュが無くなっている。
 
 1階の売店で買ってくる。
 拭いてやるときれいにはなるが直ぐふきだしてくる。放っておかれるわけだ。
 顔色も唇の色も良い。唇は柔らかく緊張は感じられない。

 目を閉じたので、医師に会いたいと看護師に伝えて帰る。
 夜、看護師より25日(金)18時過ぎではと連絡あり。それに合わせることにする。
 医師の判断を聞くのは恐い気がするけれど・・・
 
 ◇町の避難所にささやかなプレゼント
 この前、息子が持ってきてくれた「使い捨てカイロ」と「使い捨てマスク」は使わないので生かし方を考えていた。
 町のホームページを覗いたら、近くの「太陽の村」の避難所に南相馬市と相馬市の人たちが30人ほど避難しているという。

 「太陽の村」は見晴らしがいい。けれど町内で一番寒いところ。(標高が少し高い)
 DSCN4986.jpg
 太平洋が一望できる。阿武隈川が流れ込むところ。手前は支流の白石川。
 岩沼市や亘理町の津波被災地も見える。

 被災者は平屋と2階に分かれて過ごしておられた。
 DSCN4990.jpg
 町の担当者が応対して、被災者に直接会うことはできなかった。
 

 建物の前には、兵庫伊丹からきた自衛隊の炊き出し班がテントを張っていた。
 DSCN4993.jpg
 ここで避難者の食事を賄うのだそうだ。避難者は上げ膳据え膳で安心だけど、でも・・・
 被災者の人たちにも食べたい物飲みたい物があるだろう、あてがい食だけでいいのかなぁ?
 この山の下にはジャスコがあるが、急な坂なので歩いて往復するのは大変だ。
 
 静かで人声も聞こえない、人影も見えない・・・生活の様子が感じられない。
 隔離されているような感じを受ける。
 
 じっとしているのは辛い。いらいらもする。
 落ち着かれたら、自分たちで調理されるのもいろんな意味で大事なことのように思えた。
 
 

◇津波被災地から「廃車の山」 ◇10日ぶりの風呂

2011-03-23 09:35:08 | Weblog
 

 <津波被災地から「廃車の山」>
 昨夜の小雨は、朝には薄氷となった。今日は上天気になりそうだ。

 友人の整備工場経営のSさん、依頼を受けて津波被災地から被災車の引き上げをを始めた。
 DSCN4969.jpg
 津波に押し流され、泥をかんだ車。
 DSCN4973.jpg
 回転したりぶつかったりしたのだろうひしゃげた車が並ぶ。
 どれも車内はどろどろ!<emoji code="a006" />
 国内では使い物にならない廃車になるという。もう4・50台運ばれていた。

 今、7時12分ころ強い揺れ!<emoji code="a006" /> この辺は震度4と報道。被害なし。
 <10日ぶりの風呂>

 きのう、元ラーメン屋のSさんから「風呂に入りにこい」との電話。
 21日予定された通水ができなかったので問い合わせると24日ころ?という。
 我慢できなくはないけれど、背中はかゆくなってきたし甘えることにする。

 Sさんの地域は、19日につうすいしていたのだ。
 お邪魔して、地震情報など交換しているうちに「お湯が沸きました」と音声案内。
 一人暮らしのSさん、風呂場はきれいに整っている。

 いやぁ~!!!久しぶりの風呂の、気持ちのいいこと<emoji code="a002" />
 体を洗って湯船にゆったり。心の疲れもお湯に流れたようだ。
 湯船には白い赤が浮いたが、ごめんなさい。

 
7時35分再び強めの地震。ギシギシと鳴っている。

 風呂から上がって、妻の話となる。
 Sさんには心配をかけるから、詳しいことは伝えていなかったのだ。

 気になる容態として、両足でしきりに足踏みしている感じがあること、左手で毛布をしっかりつかんでいることを話すと、「事故の時の恐怖からきているのではないか?」と言う。
 
 言われてみると、なるほどほんとにその格好のように思える。
 とすると、妻の頭の中は事故のことが渦巻いている状態か? 
 とすると、彼女はとんでもない恐怖の中に長時間いることになるのだ。

 どうしたら救い出せるのか?
 トータルで見れるのは小生だけ。小生にできることは、できるだけ安心させてやること。
 医師に相談したいが、時が時だけになかなか会えない。

 これから面会に行く。