もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

やっと雨が上がった

2009-07-31 21:08:38 | Weblog
 やっと雨が上がった。涼しい。

 我が家の近く、水を張った休耕田にサギの群れ。
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 毎日サギたちが集まるようになった。
 軽トラ号から降りてカメラを構えると、一斉に頭を上げて注目。警戒態勢。
 今日は3・40羽。チュウサギ・コサギ・アマサギが仲良く混ざり合っている。
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 道路から離れていることもあってか、しばらくするとリラックス。
 毎日餌を取れるとは思えないのだが・・・

 こんな光景は、昨年まで見られなかったこと。
 何が起きているのだろう?温暖化のせいだけで片付けられるのか?

 夜、久しぶりのお月さん。
 月明かりを楽しもうと外へ出たら、もう雲の中。
 梅雨明けはまだ遠い?
 
 えっ。アクセス数が400も!
 何かの間違いでは?
 小生は100を目標にしているのだから・・・

ああ~ しかたがない?!

2009-07-30 21:29:19 | Weblog
 ああ~ しかたがない?!
 我が家の冷蔵庫、ついにダウン。<emoji code="a004" />
 数ヶ月前から運転音が連続するようになって、電気代が高くなっていた。

 今月になって、ドア側に黒い紐が下がりぴったり閉まらなくなった。
 それで紐を元にはめ込もうとしたら、ポキポキと折れる。
 よく見ると、冷気がもれないようにドアを本体に着脱する役割りのゴム磁石のような物。
 これでは手におえないと思って外してみたらうまく閉まった?が、専門家に訊くとうまくないのだという。

 今買い換えると、政府のやっているポイント制度にのっかることになる。
 それは「肥後のもっこす」としてはしゃくだ。
 しかし女房が金を出すわけではないのに、
 「この冷蔵庫、買ってから20年近くなるのに・・・」と買い替え説をにおわす。<emoji code="a003" />
 
 この前から迷っていたのではあるが、やっぱりしょうがないか。
 ヤマダ電器とK’S電器を見て、一番安かったIカード会員“一日限りの特別セール”で買うことにした。
 
 ところが、エコポイントとリサイクルポイントを申請するのに面倒な書類。
 値引きにつながるものではない。更に消費させるものだ<emoji code="a003" />
 分かってはいるけれど・・・だからのっかりたくなかったのだが、いかんともしがたい。<emoji code="a004" />
 
 そこで、最後の抵抗!リサイクルポイントの使い方。
 近くに許可を持っているリサイクルセンターがあって、無料で引き取っていたことを思い出し確認しに行く。

 だが情勢は変わっていた。テレビと洗濯機は500円、冷蔵庫だけは5,000円という。
 輸出しているのだそうだ。
 業者のためにという気持ちもあったが、どうにもならないのだそうだ。

 では、分かった。
 店へ戻って、長いものに巻かれることにした。ザンネン。
 
 更に5年間の保障料が5%、約6,000円もかかる。
 これにも引っかかったが、機械は故障する物。入っておきたいと女房。
 結局、量販店と変わらなくなってしまった。

 故障しなければ悩まなくてすんだのに<emoji code="a004" />
 ああ~しかたがない?!

梅雨空の下で

2009-07-30 17:10:45 | Weblog
 最高気温の予報28℃外れ21℃。
 半そで一枚では肌寒い霧雨の一日。

 梅雨空の下で、我が家のオニユリが咲きだした。
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 青空に向かって咲いたもの、
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 溝をまたいで咲いたもの。何れも光りとりと虫集めのため。

 昨日、我が家の前の農道では重機が入って整地が行われた。
 ところが雨が降り出したので、ぐしゃぐしゃ。
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 今朝、水溜りに砂利を敷いていたが、量が少ないので昔のようなドロドロ道になった。

 夏の青空がこいしい! 

えっ!Qさんが酪農を廃業?

2009-07-29 19:48:41 | Weblog
 今日も昼まで雨。
 止んでもずっと薄暗い曇天。

 午前、“生活と健康を守る会”(生健会)の会合あり。
 税制の仕組みや国保税について学習をしようと提案される。
 大事なことだが、小生は苦手。学習となれば逃げ出したくなりそうだ。

 昼から、川崎町の酪農家Kさんを訪問。
 ここで「ぼちぼち村」の近くの酪農家Qさんが廃業したことを聞く。
 びっくり!!!<emoji code="a006" />
 昨日、酪農仲間の弘さんに会ったときには、何にも言っていなかったのに。
 こんな大事なことを・・・<emoji code="a003" />

 この辺では大きな酪農家だったQさんは、以前から糖尿病がひどく多くの仕事を長男に任せるようになっていた。
 長男も後を引き継ぐと頑張りだしていた。
 ところが奥さんまで倒れて入院し、廃業することになったのだそうだ。
 
 父母が開拓で開いてきた土地での事業。
 一時は、界隈一の規模を誇ったのに、さぞ残念だったことだろう。<emoji code="a005" />
 
 息子たちがいる。また何時か何かのチャンスがやってくるに違いない。
 あきらめてはいけない。

エッ!大玉スイカが? いやあ挑戦してみるものだ!

2009-07-28 22:00:18 | Weblog
 昼から「ぼちぼち村」へ上った。
 ヤマユリが入り口を飾っていた。
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 ここから200m下った所が「ぼちぼち村」の建屋だが、よほど強い雨が降ったようで小石は流され道路はえぐられていた。
 
 畑には弘さんが牛糞堆肥を撒いておいてくれた。
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 もう雑草で緑がいっぱいに。土の線は、でかいトラクターの車の後。

 畑の耕運を“うめんつあん”に頼みに行ったら、畑で作業中。
 雨が上がったらやっておくからと快くひきうけてもらう。
 そして、手招きされてついて行くと、アレまあ!<emoji code="a006" />
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 直径30cmはあろう「スイカ」。それも3個、草むらの中に。
 こんな標高の高い冷涼な所ではうまく育たないのに、平地と同じように大きくなっている。
 育て方を訊くと、牛糞堆肥をスコップで一つ入れて植え付けツルが伸びだすまではビニールトンネルの中で育て、その後はビニールをはがして放りっぱなし。だから草の中だと言う。
 いやあ、“なんでも挑戦してみるものだ!

「五間堀」のアレチウリ

2009-07-28 13:39:11 | Weblog
  雨が止んで、東の風が涼しい。お昼で23℃。
 ミンミンゼミとヒグラシとアブラゼミが鳴いている。
 それぞれに趣が違うので、聞き入る雰囲気にはならない。

 先日、我家の前の「五間堀(ごけんぼり)」(低地排水路)の土手と水路の草が刈られた。
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 この堀の目的は、水害を防ぐための排水。中央がマコモで水面はもう見えない。
 毎年、水の中ではマコモが3mほどに伸び、土手にはオオオナモミとアレチウリの外来植物が繁茂し排水の邪魔になる。
 ひどいときには、ナイヤガラの滝のようになって土手から水が溢れ、田や道路が冠水する。
 
 去年からこの時期と秋の台風シーズンに刈られるようになり、大型の排水機関場も一部稼動が始まっているというが、去年も冠水しているからまだ安心はできない。

 ところで、マコモは刈られた次の日には10~20cmは伸びてしまう。
 でも、それより気になるのが「アレチウリ」。
 これは根元から刈られると終わりだけれど、日当たりがよくなると次から次と新しい芽を出してたちまち伸びていく。
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 ウリ科だからスイカやメロンやカボチャと同じような子葉をだしている。
 下手をすると9月ころでも芽を出し、10月には花を咲かせて刺のある実をつけるほど手のつけられないツル植物だ。
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 本場もキュウリやヘチマとそっくり。
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 土手の草が刈られて4・5日でこんなに伸びるのだ。

  一旦実ができて落ちると3年後までは順ぐりに発芽し、子孫を残そうとするする生命力。
 潮水をかぶる海辺から「ぼちぼち村」のある蔵王山麓の寒冷地でも平気で繁殖するこの力。
 このままでは、わが国の生態系が崩れそうな危機を感じる手ごわい相手。

 今だと手で抜けば簡単だ。
 暇を見つけては、せっせと引き抜こう。

子どものころの“穴(あな)ゼミ”捕り

2009-07-27 21:33:21 | Weblog
  昨夜、庭のミズヒキの葉の上で、ミンミンゼミが羽化して飛び立った。
 DSCN2545.jpg 
 夕方近く、
 頭の上で「雷さん」がヘソを狙って暴れた。
 稲妻が光り、雷鳴が轟き大粒の雨が落ちる。
 泥だらけの手のまま家の中に走りこむ。

 子どものころの夏休みを思い出す。
 いつも遊んでいた“てんじんさん”(天満宮)の境内。
 社の高床の下にもぐって山の上の稲光を雨の匂いとコケの匂いに包まれて眺めていた。

 社の横には、10人くらいで囲む大楠(クスノキ)があり、その太い枝が屋根の上を覆ってザワザワ鳴っていた。
 小降りになるのを待ちかねて、飛び出していく。
 雨上がりは“穴ゼミ”(あなぜみ=セミの幼虫)捕りの絶好のチャンスだった。

 “穴ゼミ”は土の中にしみこんできた雨水で苦しくなって早く出てくるのだ。
 これはなかなかコツがいる。熟練した観察力と技術だ。
 小指の先ほどの穴だと簡単だが、マッチの軸ほどの穴でも見つけるとなると容易ではない。 
 穴という穴はどれでもほじくってみる。そして、ポコッと大きく開いたらしめたもの。
 昼寝で使った“ござ”のほつれたイグサを拾ってきて、端から20cmくらいで折る。
 それを穴の中にそっと、息を止めて差し込む。その時、穴の中の幼虫の鼻先や短い触角や目玉や鎌のような太い前足が見えると、セミの種類が分かる。クマゼミだともう夢中だ!
 差し込んだイグサが引っ張られると、後は真っ直ぐ上に引き上げるだけ。 
 
 ところが、うまくいかないのもいる。
 途中でイグサを放されると、深い所まで落ちる。イグサを長くして差し込む。
 これでもうまくいかなければ、水攻めだ。
 近くの田んぼから水を汲んできて穴の中に水を入れる。
 苦しくなって上がってきたところをゲット。

 それでもダメな場合もある。
 我慢しきれなくなって、竹の棒を突っ込んでみたりする。と、もうおしまいだ。
 最後は、グルグルとかきまぜる。あげくの果てには、ションベンを垂らしこむことも・・・

 ともあれ、4・5匹捕って帰るときは、ランニングシャツに2・3匹はませ、両手に1匹ずつ
持って、そっとそっと帰った。それでも、途中よく落とした。
 薄暗くなると、クスノキの大枝のざわめきと竹林の石の仁王さんが怖かったからなあ・・・
 
 子どものころの小生は、多分、界隈で一番の“穴ゼミ捕り名人”だったと思う。
 持ち帰った“穴ゼミ”たちは、蚊帳の中にはわせて羽化を見守った。
 それは幻想的だった。毎晩見ても飽きなかった。

 でも、羽化はどれもうまくいくとは限らなかった。羽がうまく伸びきらず、縮れてしまうものも結構いた。いじくりすぎたり落としたりしたからだろう。
 翌朝、、一人前のクマゼミはしばらく虫かごで楽しんでから放していた。
 アブラゼミなどそのほかのセミや飛べないものはすぐ放した。
 飛べないものは、たちまちアリの餌食になった。

 しばらくの間、すっかりあのころに戻っていた。
 あのころは、ほんとに“子ども”ができていたなあ。

沼の“異変”

2009-07-27 12:04:31 | Weblog
 朝、昨夜の雨はやみ薄日が差し、昼、雲広がる。
 なんて書いていても、まとわり着くような助詞は一時でも省きたくなる“じめじめ”度。

 異変!? 
 隣の角田市の「手代木沼(てしろぎぬま)」は、この時期一面ハスの花で覆われ、見物の人で賑わう。(去年もこのブログで紹介している)

 ところが今年は、“全くない”という。
 そこで確かめに行った。
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 エッ?! ない!ほんとにない!<emoji code="a006" />
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 見渡しても沼のどこにも、ハスの葉一枚見あたらない。
 何が起きたのだろう?<emoji code="a005" />
 一度に絶えてしまうとは考えにくい?と思うのだが・・・
 去年は帰りそびれたハクチョウが2羽、ハスの間を泳いでいたのに。

 
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 アオサギが一羽飛んできて、枯れ枝に止まった。 
 水面には、もやが漂っていた。
 “夏の異変”

アマガエルさん こんにちは

2009-07-26 21:23:09 | Weblog
 朝から夏空が広がり、昼には30℃を超える。
 しかし、西の蔵王連峰は黒雲に覆われていた。

 今日は夕方、息子が施設に帰る日。
 女房は昨日の疲れで居眠っているので、小生が送ることにする。
 また、事故でも起こされると大変だと思いながら、とりあえず家を出る。

 農道を曲がって県道へ出る。
 ひょいとバックミラーを覗くと、車体とミラーの間に色を変えたアマガエルが・・・
 スピードを緩め路側帯にストップ。
 DSCN2529.jpg
 ドアーをそっと開けて、ナイスショット。
 いや、この顔はうだる暑さに昼寝をしていた顔だ。体の色も慌てて青に・・・
 DSCN2530.jpg
 隠れようたってそうは行かない。吸盤までばっちり見えちゃったぞ。
 DSCN2531.jpg
 向きを変えても同じよ。
  
 車内に入ってきたので、そっと捕まえて息子に見せる。
 これまでは顔を背けて手を出すこともなかったのが、つまんで瞬時の間見つめて草むらへポィ。きっと軟着陸。<emoji code="a006" />
 
 我が軽トラ号はめったに掃除をしないので、この時期は隅々に緑のコケが目立つ。<emoji code="a008" />
 アマガエルは、その色に反応していたようだ。<emoji code="a001" />

 途中、元同僚のFさんを訪問。
 数年前、軽い脳梗塞を起こし歩くのが少々不自由になっておられたが、随分改善された。
 息子は、もぎたてのトウモロコシとトマトをいただきルンルンに。<emoji code="a001" /> 
 今日もいい体験を積んで施設に戻っていった。
 施設では、5時から納涼祭だという。
 
 夕方、どしゃ降りの雷雨。

ダウン症のタカ君 “充実の一日”

2009-07-25 20:34:20 | Weblog
  昨日の雨は、夜強くなり、朝には上がった。
 今日は夏空が広がり30℃を超えた。
 
 朝、九二一つあんの所へ。
 彼の家では、先月から自宅を大改装中。
 それで、いらなくなった浴槽をもらうことになった。

 「ぼちぼち村」で使えないかと考えたのだ。
 ステンレスだと思っていたら、ポリ製だった。
 DSCN2528.jpg
 きれいに取り外してあり、美しい物。

 えらく軽かったが、業者に手伝ってもらって軽トラに積むと、志乃焼きの粘土が送られてきたのでこれを車に積んでくれと頼まれた。
 二つ返事で引き受けたが、これは重かった。ごつごつとしてずっしりと重く、汗が流れた。
 89歳のなる九二一つあんでは無理だった。

 今日は、女房が医療生協の交流会とかで朝から留守。それで、息子同伴。
 ダウン症の息子は、重い物を運ぶのが大好き。<emoji code="a001" />
 浴槽を下ろすとき、手伝ってくれた。軽いとはいえ、片棒を担ぐとは嬉しかった。<emoji code="a001" />
 下ろしたら、九二一つあんの工房へ。
 道具小屋に運び込むには30mほどの距離がある。
 それで一輪車を使うことにして、車の後ろに置くと息子がやってきて運ぼうとする。
 これは無理だと思ったが、手前に引き寄せてやると、しばらくもぞもぞとしていたが持ち上げた。
 でも、直ぐ耐え切れなくなって落とすと心配して両腕を下にだしていたが、180度回転して一輪社の上に置いた。驚いた!<emoji code="a006" />
 重い物は、両の腕に乗せるようにすると運べるという知恵と微妙なコントロールを身につけていたのだ。
 そして、一輪車も補助つきで押すことができたのだった。
 それが、オヤジの大事そうな友達に喜ばれたのだから、まさに「やったー!<emoji code="a001" />」なのだ。
 この子にとっては、充実感に包まれたひと時だったろう。

 こんな子には、つい、「あんなことは無理だろう、こんなことはできないだろうと“口を出し、手を出し、足までだして”やらせないように、できないようにしてしまいがちだ。
 でも、黙って見ていてやると、わずかな可能性が見えてくる。
 
 本人は、言葉では表現できないけれど、やらせてもらえたこと(信頼感)とやれた嬉しさと、できた喜びでいっぱいになっているだろう。
 そんな場面は、どんな子たちにもいろいろ訪れるけれど、回りにつぶされていることも多い。
 
 健常児といわれる子どもたちも、こういう経験を重ねて育っていくべきなのに、その機会を
保障されることが少なくなっている。(過干渉)
 
 今日は、九二一つあんのおかげで我が子を見直すことができた。
 感謝!<emoji code="a001" />