もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

仙台市長の“変”

2008-12-14 18:00:07 | Weblog
 こちらもころころ“変”わる仙台市長タクシー券(金権)問題。

 市長が、行き先を記入しないで多額のタクシーチケットを使い、その中に第三者に渡したものが、市長が東京出張中に使われていたことが発覚して大騒ぎになっているのだ。その数50枚。
 今月9日には、地元の河北新報の一面を飾りその後も一面扱いが2度3度。

 最初は否定していたのだが、その後未記入チケットを認め、第三者譲渡を認め、市民からも多くの講義を受けて行き先不明分を返納することになる。
 しかし、あくまでも不正使用を認めず、譲渡先は“相手のプライバシーを守るためにあきらかにできない”の一点張り。
 そして11日、自らの給料二分の一2ヶ月カットを表明する。
 
 政治家として権力の座に着くと、感覚が麻痺する者多い。情けない限りだ。
 ここまで二転三転したら、顔を上げて歩けないと思うのだが・・・
 平気で歩けるのだから、“変”なのだろう。

 来年8月、任期満了。

せっかくのトタンがぐにゃり!!!

2008-12-13 21:16:18 | Weblog
 この前波トタンをもらった車屋のSさんから、また5mの波トタンと壁用の金属板をもらった。
 いずれもホームセンターなどで扱っている物より厚いという。
 しかも前回より量が多いので、かなりの重さになった。

 軽トラの荷台に、ロープでしっかりと結わえてもらって出発。
 カーブをスピードを落とさず曲がるとハンドルが取られそうになる。
 慎重に走る。

 ところが、これから山に上り始めるというころで風が出る。
 斜め前方からの強めの風だ。カタカタと音がする。
 要注意。と思って右を見たら、トサカを振り立てている陰が目に飛び込む。

 ヤバイ!風であおられたのだ。
 コピー (2) ~ DSC_0005.jpg
 直ぐ道路わきに止めて点検するも手に負えず。
 とにかく「ぼちぼち村」までこのままで行くしかないと覚悟を決める。

 少し行くとまたバタバタという音、影を見ると2枚目も。
 曲がったトタンは、伸ばして使えばいいと思いなおして山の中へ。
 山の中は、風をよけるので問題は起きずやっと「ぼち村」に着く。

 先ず、曲がったトタンは曲がり部分を上にして足で乗って直す。その上に曲がっていない物を重ねて置いた。
 1時間ほどかかって荷下ろしを完了。いい汗をかいた。

一番の“お歳暮”は

2008-12-12 22:10:53 | Weblog
 今夜は満月。
 仙台では今日から“光のページェント”が始まったが、満月の光の方がずっといい。
 
 
 きのう、川崎市のHさんから嬉しいお歳暮が届いた!
 お礼の電話を入れる。

 Hさんは子どもたちのことで、たくさんたくさん悩んできた。通風も患っていた。
 その度に電話がかかってきた。1時間はざら、2時間を越えることも。
 ただただ聞き役に。

 昨日の電話は違っていた。
 子どもの仕事のこと、食事のことと前向きな話が進んでいった。
 その中で、春には土手山(この辺では多摩川の堤防を親しみをこめてこう呼ぶ)で“カラシナ”を摘んで子どもたちに食べさせているという話が出てきた。
 
 Hさんの家の裏は、多摩川の土手。対岸は羽田の河岸。その隣は、羽田の空港。
 
 その“カラシナ”は、5年くらい前、我家の周辺で採取した種を、二女と二人で大師橋の下から多摩川の最下流、元の“いすゞ自動車”の工場の外れまで、両側で約5km。こっそり蒔いたもの。
 ホームレスの人たちに役立ててもらうことと、公害地帯に花の土手ができると楽しくなると思って
いたのだ。(何度か部ログで紹介済み)
 
 それが、だんだんと定着して食べてもらえるようになったのだ。
 (Hさんにも話をしておいたのだったが、経験がなかったので結びついていなかったようだ。)
 よかった、よかった!
 
 このことが、一番のお歳暮になった。

完全に干上がった“川原子ダム” 2

2008-12-11 21:33:48 | Weblog
 今日も暖かい一日となった。
 12月も中旬に入ったというのに・・・
 
 気になるといえば“干上がった川原子ダム”も同じ。
 コピー ~ DSC_0030.jpg
 水門正面。
 排水口に流れ込む沢の水。
 DSC_0035.jpg
 大きな沢は「大清水(おおしず)沢」。簡易上水道として取水されている。
 アレッ!?小さな沢にアワが次々と流れてくる。
 DSC_0034.jpg
 水の色も黒い。だから「どろ沢」と言うのかもしれないが、小さな湧水を幾つも合わせたものだ。
 
 なにより気になるのがアワ。
 何年前だったか、水ぬきをしていない夏の終わりころBODを調査したことがあったが、基準値をはるかに超える200・300PPmの数値を示したことを思い出す。
 市内の高校の教師たちもサークルを作って数年間継続調査をしていたが、転勤等で消滅した。
 コピー ~ DSC_0024.jpg
 この蔵王連峰の水は、縄文人も飲んできた水。
 汚れてはならない。汚してはならない!
 そのためには、生活の作り変えを保障する力がいるのだろう。理屈をいくら並べても解決しない。 
 DSC_0017.jpg
 カラマツ箒に囲まれた「ぼちぼち村」。
 この前は雪の中だったが、周りに雪はない。 

完全に干上がった“川原子(かわらご)ダム

2008-12-10 19:27:19 | Weblog
 「ぼちぼち村」の向こう側の湖底を散策しました。
 
 先日、排水口前を大型ユンボで溝を掘ったため、溜まっていた水は魚たちを乗せて流れていった。
 DSC_0004.jpg
 オーバーフローさせる水路の底は白く乾いている。
 ここは、「みやぎ蔵王36景」の一つ。
 DSC_0011.jpg
 すばらしい南蔵王の連峰を背後に控え、水があっての36景、水がなければ番外です。
 DSC_0009.jpg
 ご覧のとおり、ただ沢が流れているだけ。

 ついこの前までワカサギを釣っていた人たちの跡が無残。
 DSC_0016.jpg
 又のある枝で釣り竿立て、周りにはタバコの吸殻(釣りの好きな人たちには愛煙家が多いようだ。)や空き缶にペットボトル、更にパイプ椅子の壊れた物も2脚まで置きっぱなし。
 これでは、釣り人を援護してきたのが情けなくなってしまう。
 自分だけ、その時だけ楽しめればいいという感覚では、釣りに来る資格なしだ! 
   
 これで釣り人は居なくなったと思ったら、やっぱり居た!!
 コピー ~ DSC_0013.jpg
 先ほどのオーバーフローの下の水溜まりの両岸に一人ずつ。
 よーく見ないと分からないけれど。車も2台停めてあった。

 かくかくかように、釣り人の衝動は抑えがたいものだから、マナーを持って安全に楽しんでもらう工夫はないものだろうか?
 釣り愛好家よ、コメントせよ!
 釣る人も釣らない人も、環境を守ってこそ楽しめるのだ。
 

季節外れのキノコ

2008-12-09 22:43:24 | Weblog
 「ぼちぼち村」の雪は、ほとんど融けてしまった。
 スキー場の雪も溶け出していた

 薪を下屋に入れ、杉の皮を片付けて“ほだ木”置き場を見て回った。
 ヒラタケとナメコが数本出ていて、いよいよキノコのシーズンが終わるかとシイタケのほだ木(コナラ)を見に行くと、
 コピー ~ DSC_0012.jpg
 シイタケが育っていた。
DSC_0015.jpg
 焼いて食べるとうまそうだ。
 芽吹き始めたシイタケもちらほら。
 この暖かさが続くと正月用に間に合うかもね。

 夜は、合併反対連絡会の打ち合わせ。先ほど終わって帰ってきたところ。
 夜も10時を過ぎたのに10℃もある。
 暖冬か?

ああ しまった!また、ぶらぶら歩き

2008-12-08 22:46:13 | Weblog
冷え込んだ。
 車のフロントガラスに氷のバリア。犬の水も凍った。
 見渡せるところに雲のかけらもなかった。

 女房は、宮城県母親大会連絡会主催の「12・8 平和を守る女性・母親たちのピースウォーク」に参加するといって電車で出かけた。うきうきと勇んで・・・
 
 今日は12月8日。
 旧日本軍は67年前の今日、イギリス領マレー半島のコタバルと真珠湾に奇襲攻撃をかけ、アジア太平洋戦争を始めた日。
 この戦争で、アジアでは2千万人、日本で310万人もの命が奪われた。

 「絶対、わすれてはならない!」と思い、デモ行進と赤紙配りに参加しようと愛車軽トラ号で出かけた。会場は仙台の勾当台公園。
 少し余裕を持って出発。これがまずかった。途中、阿武隈山地の遠望を眺め、九二一っつあんの陶芸工房と仙台の古本屋に寄り道。
 
 更に、軽トラ号の駐車場は“西友ザ・モール”。3F駐車場に入ったらは満杯。ちらっと眺めると真っ白な蔵王連峰の頭。
 では、いつも止める屋上へ。と、出口を出て上へ少し進むと上階より下りてくる車あり!
 なんだ!おれは逆走しているのか?と慌ててセンターのポールのすき間から隣の車線へ入る。
 頭の上で、異常を知らせるブザーのようなものが鳴っていた。
 手を上げて頭を下げて、ゴメンナサイをして下る。迷惑をかけてしまった。
 
 だが、ここに駐車して地下鉄で行く予定なので、駐車場に戻りたいが途中からは戻れない。
 もう一度、大きな道路から入り直すしかないのだった。
 再度、屋上を目指したが、屋上は閉鎖。仕方なく5階駐車場に入れて大急ぎで地下鉄へ向かった。

 出発の余裕が仇となって?40分近く遅れて会場へ。
 いつもの集会のパターンは、挨拶や決意表明などのセレモニーに3・40分はかかるのだが、もう集団の影はなかった。
 デモのルートは決まっているので追いかけたが、間に合わなかった。
 こんなことは初めてだった。
 やはりボケたのだろう。しまった しまった。だから、小生の通称は“しまった”と呼ぶのだ。
 
 久しぶりの仙台。手ぶらで帰ると女房に馬鹿にされるから、ぶらぶら歩きをした。
 コピー ~ DSC_0005.jpg
 東北一の繁華街“一番町”。月曜日なので、人通りはまばら。

 地下道に入ると、中央のロータリーのベンチには、こっちもあっちも
 コピー ~ DSC_0007.jpg
 ホームレスの人の荷物が山に積まれていた。
 主の姿はなかったが、冷たい風から身を守るにはいい場所なのだろうが、震えながら過ごしておられるのだろう。思いやるとせつない。
 我が身に置き換えながら仙台駅へ。 

 仙台駅名物の○○デッキ。LOFTへ続くデッキの中ほどに色紙を広げて販売している若者が。
 足を止めて見ると、一つの漢字とその字を使った含蓄のある言葉が書いてある。
 自己紹介を読んでいると、横に一人の男性が。何か小さな声で話しかけていた。
 彼は箱のふたを開けて何かを言った。売上金でも見せたのか。何も入っていなかったようだ。
 
 おかしい雰囲気で片付け始めた。立ち退きを迫られていたのだ。
 しばらくすると、もう一人直ぐわきにやってきて指示をした。見ると警察官だ。
 コピー ~ DSC_0009.jpg
 彼は、黙って残りの色紙を片付けだした。
 コピー ~ DSC_0010.jpg
 “きりん”さんというらしい。話もできず去る。

 権力は、、もっともな=もっともらしき決まりに従って取り締まる。そこには、庶民に対する遊び=余裕はない。冷たいNOだ。
 若者の表現をしたい欲求と、それを実現するための生活の糧を得ようとする活動が認められない。
 通行人の邪魔にはならない。きたなくもない。
 社会が貧しくなり、ゆとりがなくなって、少しの“ずれ”も受け止められなくなったのだ。
 
 これが、先ほどのホームレスの人たちにも及ばなければいいのだが・・・

 夜の風は、寒いぞ!冷たいのだぞ!
  

座礁船「ジェーン号」のその後

2008-12-07 14:07:48 | Weblog
 昨夜の晴天の雪は蔵王連峰から飛んできたもので、うっすら積もって朝には解けてしまいました。
 
 昨日、太平洋岸に前線停滞?と書きましたが、浜に行ってみると晴れていました。
 我家から見える雲は、蔵王や阿武隈山地を抜けてきた冷たいからっ風が太平洋の沖合いで雲を作っているようです。
 今日も白い雲が連なっています。

 座礁船「ジェーン号」のその後
 昨日、浜の畑に行ったついでに磯浜に座礁した「ジェーン号」の様子を見てきました。
  DSC_0042.jpg
 上部はすっかり撤去されていましたが、船底の方は残されたままでした。
 現場に人気はなく、作業が続けられている雰囲気は感じられませんでした。
 
 切り取られた鉄くずの中に、小生にとっては芸術品がありました。
 コピー ~ DSC_0019.jpg
 この錆び加減は、なんとも言えない雰囲気をかもしていますねえ!
 できることなら買って「ぼちぼち村」のオブジェにしたいものです。
 100年後200年後、土に戻っていけば完成です。

 この日は波が荒く、波頭は白い旗を振りかざして押し寄せ、時折り大爆発をしていました。
 DSC_0044.jpg
 「ジェーン号」が生き返ったように見えます。
 すぐ近くに、目的地だった「相馬共同火力新地発電所」の石炭ヤードが見えます。
 コピー ~ コピー ~ DSC_0012.jpg
 この火発、我が国の“大規模CO2排出事業所の中のナンバー13”です。(政府が隠すCO2データ非公開事業所から)

 舳先には、名古屋?を目ざす大型の定期フェリー。ただ、見送るのみ。
 コピー ~ DSC_0010.jpg
 もう、この浜にとけ込んでいるような感じさえします。
  少なくなったとはいえ、今も立ち寄る人は絶えないのです。

 廃物をただ邪魔者視するのではなく、生き返らせるアイディアとそれを受け入れる認識は生まれない物でしょうか・・・
 

天気予報「外れのち当たり!」

2008-12-06 21:17:23 | Weblog
  天気予報、外れのち当たり。 
 上天気なので、息子を連れて久しぶりに“浜の畑”に行った。
 着いたころには。北西の風が吹き出し、冷たく感じられた。

 小生が大事にしている植物たちは、枯れ草に覆われていた。
 DSC_0048.jpg
 ヤツデの花が枯れたチガヤに風を避けてもらって、やっと咲いていた。
 背が伸びたクスノキは、頭に緑の葉を茂らせていた。
 DSC_0050.jpg
 まだつやつやした緑を保っている。やはり、暖かいのだろう。
 隣のハゼの木も、まだしっかりした紅葉を残している。
 DSC_0053.jpg
 この時季は、熊本ですら葉を落としてしまっていたのに。
 ハゼの木の下では、6年ほど前に宮崎と鹿児島の県境で採取して移植した
 DSC_0054.jpg
 サツマノギクが今を盛りに咲き乱れていた。  

 今、午後9時。
 半月が輝き、星が瞬く中、細かな雪が降っている。
 ただいまの気温1℃。うっすら白くなってきた。

 天気予報「外れのち当たり!」

ありがたい“外れ”

2008-12-06 12:29:47 | Weblog
 昨日の天気予報外れ、上天気。昼前の気温10℃。
 こういう外れはありがたい。
 ゆうべ息子とジャスコの宝くじ売り場に寄って「いつも外れるジャンボくじ10枚」を買う。これも外れてくれるとありがたいのだが、せめて100万国民の夢・・・アハハ
 これだけはうまくいかない。

 陽だまりで、カリンが色づいた。
 コピー ~ コピー ~ DSC_0003.jpg
 今年は3個だけ。
 下では、スズメウリの実が、
 DSC_0005.jpg
 すだれのようにぶら下がっている。
 
 DSC_0001.jpg
 太平洋岸の上には、明け方からずっと雲に覆われている。前線でもかかっているのだろうか?
 午後は気温が下がってくるのだろうか?