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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

息子二十歳、自立できる社会を

2008-12-05 19:22:16 | Weblog
 日中の風邪が止んで、雨が降り出した。
 昼間より暖かくなって14℃。ストーブもいらない。
 しかし、明日の最高気温は6℃の予報。10℃近く下がるようです。

 ダウン症の息子は11月27日に二十歳になりました。
 いろいろ いろいろあって、ここまできました。
 “やっときた”というよりは、その時その時の流れに、周りの人たちの支援を受けながら流されてきたので、大変さを強調するような気にはなりません。

 ところで、やっと障害者年金をもらえることになりますが、提出書類が大変です。
 きょうは、診断書を書いてもらう医師から、本人と親と施設の担当者が呼ばれて日常の生活の様子などを聞かれました。
 ありのままのことを伝えましたが、この書類で障害者としての級が決定されるので、とても大事な面接になるのです。
 一旦決定されると、実態が重くても変更されなくなるのでとても大事な面接だったのです。

 社会全体が不安定です。そんな社会の中では、障害者の存在は邪魔になります。
 来年には、障害者自立支援法の見直しがなされることになっていますが、障害者も安心して生活できる社会にしていかねばなりません。
 当面、今の自・公政治を、国民に目を向ける政治に変えるしかありません。

昨日の柿 吊るしたよ

2008-12-05 12:04:16 | Weblog
 今日はうす曇り。強い北西風が唸っているが、外の方が暖かい。
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 庭先のアオギリの実が東を向いて飛び立とうとしている。
 
 昨日もいだ柿は、女房殿めずらしく早速皮をむいてくれた。
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 小生はそれに応えて、むいた柿をひもに通し、軒下に吊るした。
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 いつもだと、数日後になるのだが、20個だから気楽になったのだろう。

 それにしても、昨日の柿ももぎで硬くなった筋肉が、まだ元にもどらない。

「ぼちぼち村」に新しい“看板=メッセージ板”届く

2008-12-05 11:18:32 | Weblog
 「ぼちぼち村」の新しい“看板=メッセージ板”ができた。
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 先月、センスがよくて字がうまい“すし屋のKさん”にお願いしていたのが出来上がった。
 
 彼女に頼んだ原稿は、
 『   ようこそ ぼちぼち村へ
   当村は
     お出でになられた方が主人公です。
   “いいかげん・いいあんばいにいい”に
  「遊行」(ゆぎょう=あそび)をしていただく所です。

    ここの自然、山菜やキノコや野菜などは、
    障害や悩みを持った人たちと育てている
    「遊行」の一つです。

              ぼちぼち村
                こづかい しまった   』
    
 というものでした。
 これを、彼女は彼女なりの言葉に翻訳して書いてくれたのです。
 唯一つ、『ブスも美人も・・・』という言葉が気になるところですが、女性としての感覚か?これを書くことによって「遊行」をしていたのでしょう。
 まあー、これで反応を見ましょう。そこにも「遊行」。

柿もぎが終わらないと年が越せない 

2008-12-04 15:07:43 | Weblog
快晴。
 今日は「ぼちぼち村」に上らず、午前中、我家の柿もぎをしました。
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 品種は、干し柿用の渋柿“とやま”。
 今年は、これまでにない不作。昨年の10分の1程度21個だけ。
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 だから、粒はどれも最大級。遅くもいだので、柔らかくなり始めていました。
 10個くらいは鳥のご馳走。甘くなった物からつつかれていました。
 届かない所は、ベランダと二階の屋根の上から5・6個もぎました。

 昨年の干し柿が、まだ50
 個も残っていて虫が食っていたので処分しました。
 食べてくれる人が少ないのです。

 屋根に上がったついでに、古いFMアンテナを撤去しました。
 コピー ~ コピー ~ コピー ~ DSC_0003.jpg 分解したいのですが、30年以上になるので鉄製のネジは錆びついて取れません。
  
 大した仕事ではないけれど、高い所に上ると余分な力が入って疲れるものです。

強い霜の朝に思い出すこと

2008-12-03 22:22:59 | Weblog
 今朝も冷えて、霜で真っ白になりました。
 といっても、数年前までは普通のことだったのですが、とても冷え込んだ感じがするのです。
 
 そういえば、思い出します。
 40年くらい前のこと。今と同じように不景気で就職難でした。
 卒業して1年は、不本意な仕事を点々としていました。

 田舎のこと、やりたい仕事につくには強いコネと金がいりました。
 大分の教員汚職と同じです。それが当たり前という意識でした。
 
 「五木の子守唄」にあるように
 ♪・・・あん人たーちゃ よかし(いい身分の人・金持ちの人)・・・♪で、諦めていました。
 同級生の中には、うまく狭い門をくぐり抜けて行くのもいましたが、“もっこす”を通しました。

 しかし、親のすねをかじる余裕はなかったので、行き当りばったりに仕事を探していました。
 その一つに、稲刈りがありました。
 あれは、11月の中旬か下旬。仕事がなくて帰りにくく、あてもなく自転車で国鉄三角線(今は“みしみみかん”で名が売れていますが)に沿って走っていくと、不知火海の近くで稲刈りをしていました。そこに飛び込んだのです。

 当時は、コンバインが入り始めたころでしたが、田植えや稲刈りの農繁期には集団で大きな農家を渡り歩く人たちがいました。
 農家の主人は、その場で集団の人たちの中に入れてくれました。

 稲刈りといっても、先輩の家で一二度手伝ったくらいでしたから、プロの稲刈り集団には足手惑いだったでしょう。
 その日から、その農家に泊り込み。
 早朝、稲は霜で真っ白でした。
 朝飯は田んぼでした。夕方手元が見えなくなるころまで刈っていました。
 みんなに遅れないように必死で刈っていたと思います。
 
 3・4日たつと手のひらのマメ(大きくて強いマメでした)が、稲の葉のザラザラでマメの元から擦り切れたしまったのでした。
 はがれたマメのあとは真っ赤で血が出ていました。朝一番につかむ稲の葉の痛かったこと!
 飛び上がるほどでした。でも、30分も刈ると感じなくなっていました。
 軍手などありませんでしたから、みなさんの手はすばらしい手だったのですねぇ。

 仕事が終わって、門を入ると熟れた柿の実がきれいでした。
 晩飯を食い終わると風呂。みなさんが上がって、最後に入る。
 五右衛門風呂の湯の表面は、真っ白!垢が浮いて水の隙間がないのだった。
 早朝から日暮れまで汗を流す重労働なのだからやむを得ない。

 垢をてでかき分けながら湯につかる。その湯がすり切れたマメの跡にしみること!
 ウッと息を止めて耐えていると、間もなく感じなくなってくるのでした。
 上がる時、また垢をかき分けて体につかないようにせねばなりませんでした。

 十日くらい過ぎた午後、オヤジが川崎市の教採の知らせを持ってきてくれた。
 ありがたかった。
 次の日、そこの稲刈りは終わった。
 
 稲刈り集団の人たちは、次の農家に移動して行きました。
 その時の労賃は、みなさんの半分もらえればいいと思っていましたが、女性の賃金と同じにしてもらって、旅立ちの支度金に当てることができました。

 強い霜の朝や苦しい時、なぜかこの時の稲刈りのことが詳しく思い出されるのです。
 
 昔は、熊本の平野部でも、今小生が住んでいる東北難部より冷えていたようです。
 

合併協の会長に要望書を渡す

2008-12-02 20:25:17 | Weblog
一面真っ白な霜で夜が明けた。
 この冬初めての強烈な霜だったが、気温が上がって7時半ころには解けてしまった。
 薄い氷も張ったが、日中は暖かくなった。
 「ぼちぼち村」も真っ白になったが、やはり直ぐ解けてしまったと近くの人が教えてくれた。

 今朝は、合併協議会の会長(大河原町の推進派町長)に、議員の在任特例の件や視聴者の位置などもっと身長に話し合うように申し入れをした。
 会長は、合併をする方向で進め、それをもとに町民が判断をして、住民投票で決定されるので協力をお願いしたいということで、お茶を濁されてしまった。


サケの燻製作りにチャレンジ

2008-12-01 21:58:45 | Weblog
 一日中快晴。
 我家の前から見る“南蔵王連峰”。
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 きのうは、雲に覆われて見えなかったけれど、今朝はすっきり!
 「ぼちぼち村」では、この前の雪がほとんど消えていました。
 
 きょうは、懸案だったサケの燻製作りに挑戦だ。
 なぜ懸案になったかというと、昨年の道具を前のところに置いてきたので迷っていたのだ。

 そこで思いついたのが「ぼち村」にある上部を切り取ったドラム缶。
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 上部は鉄板でふさいで空気を調節するのだ。と、いたって簡単だが、思いついて材料を揃えるのに時間がかかったのだ。
 だから、サケを干し過ぎて硬くなってしまったのだ。5日目くらいだとよかったのだが・・・

 燻製用の木はサクラ。水につけておいた径5cmくらいで長さ30cmほどのサクラの枝を、炭火の上に置いて燻ぶらせるのだが、吊るした場所によってはしっぽがこげてしまった。
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 網にのせた物は、吊るした物より色づきがよく早く取り込んだ。
 試食すると塩加減はまずまず。(去年のは塩っぱくて、いまだにカビ一つ生えていない。)
 Kさんにも勧めたが、敬遠されてしまった。ザンネン。

 吊るした物は、網に移してサクラが燃え尽きるまで入れておくことにした。
 からからになっているかもしれないが、試してみるしかない。
 あしたが楽しみだ。