午前中は、すばらしい晴天。
日陰の霜が融けて、陽炎のような蒸気を上げていた。
上天気なので「ぼちぼち村」に“辛しれんこん”用のれんこんを茹でに行った。
昨日の雪が解け残る入り口の大根畑は、日差しを浴びて春を演出していた。
これでも少しずつ大きくなっている。
葉っぱの緑が、足を引き止める。
下に下りるとダムの水が更に増え、
新雪をバックに新しい水が輝いていた。
さあ、それから50kgのれんこん茹での大仕事。
今年は煙にむせないですむように、薪ストーブの上で茹でることにした。
ところが、1時間たいても沸騰しないのだ。
あの青空は、雲に覆われだした。
仕方がない、囲炉裏でやるしかないと切り替えた。1時間半のロス。
最初は、煙との格闘。沸騰するまで、涙と鼻水との闘いでもある。
涙をふきふき、鼻水をすするすすり、ようやく1回目を茹で上げる。
2回目からは、囲炉裏も温まって煙も少なくなる。
一息つきに外へ出ると、
すっかり白の世界になっていた。
やっぱり、昨日タイヤを交換しておいて正解だった。
それで、安心して茹で終わらせることができた。
終わったのは、6時半。
すっかり暗くなり、雪は5cmを超えるくらいになっていた。
フロントガラスの雪は、手で払うしかないと思ったが、まだ凍結していなかったのでワイパーを4・5回動かしたら、うまくはらうことができた。
この冬初の雪道をタイヤの効きを確かめながら下っていった。
空は、また星空に戻っていた。風花がちらちら舞っていた。
下は、時雨だった。
ああ、腰がいたい!
日陰の霜が融けて、陽炎のような蒸気を上げていた。
上天気なので「ぼちぼち村」に“辛しれんこん”用のれんこんを茹でに行った。
昨日の雪が解け残る入り口の大根畑は、日差しを浴びて春を演出していた。
これでも少しずつ大きくなっている。
葉っぱの緑が、足を引き止める。
下に下りるとダムの水が更に増え、
新雪をバックに新しい水が輝いていた。
さあ、それから50kgのれんこん茹での大仕事。
今年は煙にむせないですむように、薪ストーブの上で茹でることにした。
ところが、1時間たいても沸騰しないのだ。
あの青空は、雲に覆われだした。
仕方がない、囲炉裏でやるしかないと切り替えた。1時間半のロス。
最初は、煙との格闘。沸騰するまで、涙と鼻水との闘いでもある。
涙をふきふき、鼻水をすするすすり、ようやく1回目を茹で上げる。
2回目からは、囲炉裏も温まって煙も少なくなる。
一息つきに外へ出ると、
すっかり白の世界になっていた。
やっぱり、昨日タイヤを交換しておいて正解だった。
それで、安心して茹で終わらせることができた。
終わったのは、6時半。
すっかり暗くなり、雪は5cmを超えるくらいになっていた。
フロントガラスの雪は、手で払うしかないと思ったが、まだ凍結していなかったのでワイパーを4・5回動かしたら、うまくはらうことができた。
この冬初の雪道をタイヤの効きを確かめながら下っていった。
空は、また星空に戻っていた。風花がちらちら舞っていた。
下は、時雨だった。
ああ、腰がいたい!