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認知症老人の交通事故

2015-12-20 06:44:25 | 日記
以前は痴呆症と呼んでいましたが、最近は認知症と呼び方を変えていますね。
しかし、実態は何の変りもないんだと思いますが・・・

その認知症老人が起こす交通事故が話題に取り上げられる事も多くなりました。
家族の中に老人が居て、明らかに認知症の症状が見て取れても、
中々オジイちゃんに対して(運転はもう止めなさい)と言えないんだそうです。

また、それを言っても本人はそれを中々聞かないんだそうです。
そのままズルズルと半ば放置している内にの交通事故。
一旦起こしてしまった事故の責任賠償は、認知症だからといって、
何ら変わる事無く、一般者と同じの賠償額となります。
それは、もう家族が支払うしかありません。

その人が自覚して「俺ももうトシだからな~」っと免許証を返納する人も勿論いますが、
多くは「まだまだ」と頑張っちゃうみたいですね。

確かに自動車というのは、歳とって足腰が弱ってくれば来るほど
頼りになる存在なので、手放せない物なのでしょう。
まして、地方に住む老人にとっては、生活そのものを支えてくれているのですね。
都会で交通機関に困らない場所に住んでいても、
日常生活では、ホンのご近所に出かけるのすら、もう足がダメになっていて・・・
そうなった時には自動車しか頼れる物が無いんですよね。

そういった日常生活に、即・影響を与え、
今後には・・といった未来ではなく、今日明日を何とかしなければならない実態。
そう言っている今日にも、痴呆症老人はどんどん数を増やしていっているのです。

私達も老人の部類に勿論、分類される人間なので、
そういった自動車との係わり、免許証の返納を視野に入れなければならないし、
自分が歩行者である時に、こんな「私の車は一体どこに行くんでしょう?」
「車に訊いとくれ」みたいな痴呆老人車に跳ね飛ばされるなんてマッピラ。

政府は早急に対策を断固すべき、今日明日にもすべきだと思います。

現在は3年更新なのを、
65歳になったら1年更新にして、その際、認知症検査を導入し、
更に70歳を越えたら、その検査を厳しいものにしてゆく。
そのくらいの危機感で免許証更新をすべきだと思います。

殆ど無人者と同じ様な状態の自動車が、吹っ飛んで来るなんて、本当に怖いです。
そんな車の為に殺されたら、本当に惨め。
そこに至るまでの自分の人生はなんだったのか?
そんな気がするのです。

政府は早急に、今すぐに対策を講じるべきだと思います。
コメント
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