三人乗り自転車というのがあります。
こういった光景を見かけた方は多いと思います。
しかし、これは車を運転するドライバーからすると、
これ以上は無いという(最悪)の乗り物です。
もし、こんな自転車を轢いてしまったら、
轢くとはいかなくても接触してしまったら・・・
その後を考えるとゾッとします。
そうなってしまった瞬間に貴方の人生は終わりです。
一度に3人を殺してしまったら、もう終わりです。
スピードのあるバイクだったら、
接触した瞬間に跳ね飛ばされて滑空したりしますが、
自転車というのは、それよりスピードが遅い故に、
ボテッと倒れ、地面に頭を強打します。
それが命とりになってしまうのです。
もし、それが母子家庭だったら一家全滅。
父親が居る4人家族だったら、父親は一瞬に家族全員を失うのです。
こんな恐い乗り物はありません。
政府は何でこんな危険いっぱいな、
家族の幸福を一瞬にして奪う様な乗り物を認可するのでしょう?
自転車の二人乗りは禁止されています。
でも、こういった専用の構造を持つ自転車は認可されています。
3人乗り自転車が許されるのは、
運転者が16歳以上で、専用の構造を持つ物だそうです。
ですから、一家の母親は6歳未満の子供2人を乗せて、
大っぴらに道路を走る事が出来るのです。
と言ったって、そんなのに横を走られる車はたまったもんじゃありません。
もし、これと事故を起こしたら、その時点で貴方は大変な事態になるのですから。
私は高校時代に牛乳配達のアルバイトをしました。
でも、この自転車みたいに後に重い牛乳を載せるのなら良かったのに、
私が乗っていた自転車は重い籠は全部前の車輪に載っていたのです。
これは実に操縦が難しかった。
バランスが取りにくいのです。
その店が何でそういった形式の自転車だったのかは、分かり様もありませんが、
私はそのバランス感覚が掴めない時に2度、自転車を倒しました。
牛乳は半分以上は壊れてしまいました。
慣れると上手く乗れる様にはなりましたが、
今でもあの感覚は、難しかったと思います。
さて、3人乗り自転車ですが、
前にも後にも子供が乗っています。
後はとも角、前の車輪のバランスはきっと難しい筈です。
おまけに子供というのはジッとなどしてくれません。
雨の日、風の強い日、
3人乗りの家族自転車を見たら、ドライバーは、
隣の車と接触してもいいから、絶対に近寄ってはなりません。
チョッと触っただけで、貴方の運命はその時点で地獄に変わるのですから。
あ~、やだやだ、こんな人の人生を、
被害者・加害者ともども地獄に変えてしまう、悪魔の様な乗り物。
こんなのを政府は何で認可したんでしょう?
恐ろしくて夢にまで見てしまいそうです。