東崎
歌声喫茶では、喜納昌吉の「花」がよく唄われていますね。
喜納昌吉の歌というと何と言っても「ハイサイおじさん」
これは彼が高校生の時に作った歌です。
この歌は、沖縄の音楽界を一変させる歌となりました。
沖縄の人達は「沖縄という地方の歌が本土の人に流行る筈がない」と思っていました。
ところが、沖縄の音楽が初めてビックヒットとなった事に驚きます。
それは沖縄の音楽が、沖縄以外に羽ばたいていった画期的な歌となりました。
さて「花」ですが、
そんな喜納昌吉の歌では、最もヒットした歌なのかも知れません。
というのは、東南アジアで凄いヒット曲となり、
それをきっかけにして日本以外の国から有名になっていった、
言わば逆輸出的なヒット曲となった歌です。
そんな喜納昌吉の歌の中で、私が買うのがこの「東崎」
とても地味な歌で、ヒット曲にはなりませんでしたが、
沖縄の自然、沖縄人の心を謳いあげている、いい歌だと思います。
喜納昌吉の歌は、愛とか恋とかの歌ではなく、
沖縄の心を謳った歌が多いですね。
「花」も、笑いたい時には笑いなさい、泣きたい時は泣けばいい。と、
人は自然のままでいいんだよと語っていますね。
「東崎」
与那国ぬ 島に渡てぃ 東崎(あがりざち)登(ぬぶ)てぃ 見りば
あん美(ちゅら)さ波ぬ 花になゆさ
情き深さ島ぬ 心あらわす 波ぬ花
いちまでぃん いちまでぃん 眺みぶさ
東崎 登てぃ 見りば 昔 沖縄(うちなー) うびじゃすな
浅ましや 変てぃ あぁ生まり島
海ん山ん 変わるなよ 人ぬ心 変わらすな
いちまでぃん いちまでぃん 東崎
東崎 見りば 知ゆさ 人ぬ道 生まりたる運命(さだめ)
御万人(うまんちゅー)に知らしぶしゃ あぁくぬ悟い
鳥(とぅい)ん、 花ん、 蝶(はべる)ん、
共(とぅも)に語てぃ いちぶさや
いちまでぃん いちまでぃん 忘(わし)ららん・・・
与那国島に渡り、東崎に来てみれば
ウチナンチュー(沖縄人)の心を想い出す
今やまったく変わってしまった僕の心のふるさと
変わらないで 海よ山よ
変えないで僕たちの心を
いつまでも いつまでも 東崎。
これほど自分の(ふるさと)にこだわり、
これほど、その自然、その心を謳いあげた歌はあまり無い様に思います。
外国の歌を好きになるのもいいですが、
この日本にも、こんなに日本人である事にこだわっている人、歌があるんですね。
隠れたる名曲だと、私は思っています。
歌声喫茶では、喜納昌吉の「花」がよく唄われていますね。
喜納昌吉の歌というと何と言っても「ハイサイおじさん」
これは彼が高校生の時に作った歌です。
この歌は、沖縄の音楽界を一変させる歌となりました。
沖縄の人達は「沖縄という地方の歌が本土の人に流行る筈がない」と思っていました。
ところが、沖縄の音楽が初めてビックヒットとなった事に驚きます。
それは沖縄の音楽が、沖縄以外に羽ばたいていった画期的な歌となりました。
さて「花」ですが、
そんな喜納昌吉の歌では、最もヒットした歌なのかも知れません。
というのは、東南アジアで凄いヒット曲となり、
それをきっかけにして日本以外の国から有名になっていった、
言わば逆輸出的なヒット曲となった歌です。
そんな喜納昌吉の歌の中で、私が買うのがこの「東崎」
とても地味な歌で、ヒット曲にはなりませんでしたが、
沖縄の自然、沖縄人の心を謳いあげている、いい歌だと思います。
喜納昌吉の歌は、愛とか恋とかの歌ではなく、
沖縄の心を謳った歌が多いですね。
「花」も、笑いたい時には笑いなさい、泣きたい時は泣けばいい。と、
人は自然のままでいいんだよと語っていますね。
「東崎」
与那国ぬ 島に渡てぃ 東崎(あがりざち)登(ぬぶ)てぃ 見りば
あん美(ちゅら)さ波ぬ 花になゆさ
情き深さ島ぬ 心あらわす 波ぬ花
いちまでぃん いちまでぃん 眺みぶさ
東崎 登てぃ 見りば 昔 沖縄(うちなー) うびじゃすな
浅ましや 変てぃ あぁ生まり島
海ん山ん 変わるなよ 人ぬ心 変わらすな
いちまでぃん いちまでぃん 東崎
東崎 見りば 知ゆさ 人ぬ道 生まりたる運命(さだめ)
御万人(うまんちゅー)に知らしぶしゃ あぁくぬ悟い
鳥(とぅい)ん、 花ん、 蝶(はべる)ん、
共(とぅも)に語てぃ いちぶさや
いちまでぃん いちまでぃん 忘(わし)ららん・・・
与那国島に渡り、東崎に来てみれば
ウチナンチュー(沖縄人)の心を想い出す
今やまったく変わってしまった僕の心のふるさと
変わらないで 海よ山よ
変えないで僕たちの心を
いつまでも いつまでも 東崎。
これほど自分の(ふるさと)にこだわり、
これほど、その自然、その心を謳いあげた歌はあまり無い様に思います。
外国の歌を好きになるのもいいですが、
この日本にも、こんなに日本人である事にこだわっている人、歌があるんですね。
隠れたる名曲だと、私は思っています。