河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

パソコン選びが楽しく思った時代

2022-05-29 14:28:14 | 日記
私が初めて買ったパソコンはSONYの14インチノートでした。
何も分かっていなかったのですから、それ1台あれば事足りるノートブックを選ぶのは、
当たり前だったと思います。
最初は誰しもがやる様にネットとメール程度でした。
まぁその内に多少あれこれやる様になって行きましたが。

量販店のパソコンコーナーには、沢山のゲームソフトが売られていて、
何も分かっていない私はそんな様子をただ眺めていただけでした。
そんな頃、本屋には「今年のパソコン」みたいな雑誌が置いてありました。
それらを見ると、まるで車のカタログでも眺める雰囲気がありました。
と、私には思えていました。









な~んかSONYのはカッコイイぞ。
何でもかんでも沢山のソフトが組み込まれている方がいいんじゃないのか?
スペックの見かたすら分かっていないんですから、カッコいいのが偉く見えたりして。







マッキントッシュのアップルコンピューターは実にカッコいい。



特にこいつのカッコ良さは圧倒的なインパクトがあった。
パソコンとして使うんじゃなくても、ただ置物として飾っているのも悪くない。
これほど心を打ったパソコンは後にも先にも無かった。

しかし、私はマック(アップル)を完全に否定した。
大多数を占めるWindowsパソコンから見れば少数派。
そんな少数民族を支持する必然性など私にはないのですから。
アップルの美しさは今でも心に残りますけど、仕方ありません。

パソコン選びがまるで車選びのカタログに思えていた呑気な時代。
私と同じ様に、ウットリとした目で眺めていた輩は、きっと居たんでしょうね。
今では、そんな雑誌も無くなっているんでしょうか、
本屋でもあまり見ない気がします。

あの頃はスペックなど読めないウブさで、
姿かたちでパソコンを選ぶなんて、今思うと恥ずかしくなります。
でも、色々知らずにそういった事で物を見るのも悪くはないもんですね。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある船舶にビックリ

2022-05-29 13:05:45 | 船舶
以前、歌声旅行で伊豆の下田に行った時の事。
私達は観光船「黒船サスケハナ号」に乗る為に岸壁に行きました。
そこに停泊していたのは海上保安庁の小型の巡視船でした。





私はそういった船舶を見るのが大好きですから、
それこそ舐める様にあちこちを珍し気に眺めていたのです。
写真にある様な1000トンに満たない小型の巡視船でした。
そのうち私はある事実に気づき「エッ?」と不思議に思いました。
巡視船には煙突が無かったのです。





普通は船体のほぼ真ん中に煙突があります。
船体中央の青い部分が煙突なんですが、それが在りません。
「煙突が無かったら一体どこから排気ガスを出すのだ?」
私はしばし考えましたが、やはり分かりません。

それで船の上で作業をしていたおっさんに、
あ、済みません中年の海上保安官の人に声をかけました。
「あの~、この船には煙突が無いのですが、どうなっているのでしょうか?」

すると、おっさんは、、あ、済みません保安官の方は、
「今では煙はあまり出ないので煙突は必要ないんですよ」
「煙突の替わりにあるのは船体の横に開いている穴です」と。





そう言われてよく眺めると、
なるほど船体の後部近くに丸い穴が開いているではありませんか。
もう船体のど真ん中に邪魔っけな構造物など載せる必要はないのです。
こんな小さな穴を船体の横に開けるだけで済んじゃうんですね。
知らなかった~。
皆さんもきっと初めて知ったと思います。
時代の変化はこういった所にもあるんですね。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

健康の為の運動は必要なのか?

2022-05-29 07:20:09 | 健康
「健康の為なら命も要らない」というブラックユーモアがあります。
そのくらい、世界中の人々にとって(健康)が如何に重要視されている事か。
人は生まれてきた時から、己の健康、寿命が最大関心事になります。
早死したくない、いつまでも健康であり続けたいという願望は、
全ての人類に共通の願望であり、いい人であっても悪い奴であっても同じです。





ですから、皆さんが健康の為にと頑張っている姿は、
日常茶飯事で私達は目にするし、
自分自身もそういった運動をしたりしますね。

私も2年くらい前には、毎日1時間のウォーキングを日課と課していました。
・・が、ある日、あまりに寒くて日課を休んだら・・
それ以来ウォーキングの習慣は、アッという間に吹っ飛んでしまいました。
元々好きでやっていた訳じゃなし、出来る事ならしたくはなかった無理な習慣など、
一旦心が折れると、もうそれっきりになってしまうもんなんですね。





それでも健康の為ならと、必死の形相でやり続ける人が途切れる事はありません。
天気のいい日曜日の公園などでは、
そういった人類達が睦まじく和気あいあいと、と言えば聞こえはいいが、
もう必死になって自分に負けまいと頑張ったりしてますね。

でもね~、どうなんでしょう?
人間って、運動する事が本当に必要なんでしょうか?
よく、ウォーキング(歩く)は身体にいいけど、
ジョギング(走る)は負担が大き過ぎて逆に身体に良くない。
なんて事を聞いたりします。

酒も煙草もやらず、何らかの運動を日課として、
はたからも「あの人は素晴らしく健康的な日常生活をしてる」といった人が、
ある日突然、それこそアッという間に逝ってしまったり、
そういう信じられない事が起こったりします。

若い頃からスポーツに励み、素晴らしい体格を誇っていた人が、
病気で若くして突然亡くなってしまったりもします。
そんな時、毎日酒を飲み続け、ヘビースモーカーで何の運動も節制もしてなかった人が、
何の病気にもならず天寿を全うしたりする人も珍しくはありません。

そうなると、一体、辛い思いだったり必死の思いだったりをしながら、
毎日の運動を欠かさなかった人は、あまりにも割りが合いません。

ですから、ウォーキングの慣習が途切れてからというもの、
私は一切の運動と無縁になり、
あろう事か、起床と共にの飲酒が始まり、
夜寝るまで飲酒が途切れないなどという、
神を冒とくする様な不遜な毎日を送っている昨今です。
そんな間も、やる気な奴は必死こいてバーベルも持ち上げ、
酒も飲まずに、まるで哲学者みたいな面持ちで生存をはかっています。
さて・・どっちが正解か?
というか、どっちが楽チンか?
私は努力とか頑張るって事が嫌いで、あくまで楽チン主義。
だってそっちの方が楽チンなんだから、そっちがいいに決まってる。

みなさんが、どっちを採るかは自由ですけど、
必死に頑張って、で、結局早死にしちゃったら・・もう知らないからね~。

人間は朝、起きると共に酒。
毎日は、出来れば歌声喫茶に行ったりして楽チンに生きましょうね。
そっちの方が全然楽しいから、そっちでやろうよね~。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知らない場所ばかり

2022-05-26 10:02:58 | 日記
グーグル、ストリートビューというのがありますね。
私はあまり上手に使いこなせてはいないのですが、時々見る事もあります。
そのストリートビューで最も人気だった日本の場所10選が載ってました。

❶ 東京スカイツリー
2 冒険ランド
❸ 浅草寺
❹ 東京タワー
5 鉄人28号モニュメント
❻ 大阪城
7 日田、進撃の巨人、大山ダム銅像
8 東京ディズニーランド
9 天空の村、かかしの里
❿ 東京駅

この10か所の中で黒で囲ったのは、私が行った事のある場所です。
それは5か所ですから、残りは5か所。
そのうち、東京ディズニーランドは勿論知ってますが、行った事はないのです。
行く時は娘と一緒に行きたいと、残してあるのですが、
残念ながらまだ成就していないのです。

さて、残る4か所。
これが驚きなのです、全然知らないのですから。
まぁ、鉄人28号は知ってますが、
そんなモニュメントがあるとは知りませんでした。



「冒険ランド」

それは一体なんなんだと調べたら、大阪、堺市にあるらしい。
ですが、大阪に限らず、全国あちこちに似た様な施設があるみたいなんです。
自分が子育てをしてる時だったら、きっと知っていたとは思いますが、
そんなのが何時の間に出来ていたんでしょう?



「鉄人28号モニュメント」

これは神戸にあるんですね。
鉄人28号は私が子供時代のスターでしたから、勿論よく知ってます。
それどころか、今まで28号と思っていたのは、
実は27号だったという逸話がありました。
その27号の姿も薄っすらと覚えていますね。
鉄人28号は今でも子供達のスターなんですかね・・





「日田、進撃の巨人、大山ダム銅像」

これに至っては全然知りません。
一体なんのこっちゃ状態。
大分県日田市の大山ダムという場所にあるらしい。
多分、漫画のヒーローなんかだと思いますが、知らないですね。





「天空の村、かかしの里」

こんな面白いかかしは何かで見て知っていましたが、
それを集めた場所が観光地になっているとは知りませんでした。
徳島県の、かずら橋で有名な場所の近くにあるという事です。

しかし、時代と共に観光地も様変わりしているんですね。
10か所のうち、4か所が全然知らないというのは、
自分がそれだけ年取ったという事でもあるみたいです。
最近の子供達は、もう私とは違う世界を見ているのですね。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鯉の川渡し

2022-05-16 10:17:42 | 日記




正式な名称が何と言うのかは知りませんが、
川幅いっぱいにワイヤーで沢山の鯉のぼりを泳がせる風景。
皆さんもきっと一度くらいは見た事があるのではないでしょうか。

あれを初めてやったのは、四国・高知県高岡郡の四万十川だったそうです。
それは1974年(昭和49年)の事でした。
最初は36匹だけだったのですが、現在は500匹になっています。



私は初めてあれを見たのは相模川でした。
その当時はまだワイヤーは1本だけだったと思います。

しかし、四国から始まった一大イベントはバカ受けし、
今や全国いたる所で開催され多くの人達から支持されていますね。

鯉の数の多さから言うと、
群馬県、館林市の「鯉のぼりの里まつり」5283本。(ギネス記録)
茨城県、常陸太田市「竜神峡鯉のぼり祭り」1000本。
大阪、高槻市「こいのぼりフェスタ1000」1000本。
熊本県、阿蘇郡、小国町「杖立温泉鯉のぼり祭り」3500本。
栃木県、栃木市「蔵の街遊歩道」1151本。
これらが1000本越えの場所みたいです。

場所が川ではなくても、印象的な鯉のぼりはあります。



東京タワーではその高さと同じ(333本)の鯉のぼりがあります。



埼玉県、加須市の利根川河川敷緑地公園では、
全長100メートル。重さ330キロの巨大な鯉のぼりが泳いでいます。



金沢、浅野川の鯉流しは、空ではなく川の中を鯉が泳いでいます。

しかし、最初にやった四万十川では、
一体誰がこういった奇想天外な発想をしたのでしょうね。
その思い付きは実に、表彰状ものの画期的な風物詩を日本中に作りあげました。
誰が見たってあれはいい。
ああいった事を誰が最初に考えたのか?と思いを馳せるのです。





鯉のぼりが男子の祭りなら、
女の子の祭り「ひな祭り」も、あれも実に素晴らしかった。
既に用済みになって押し入れにお蔵入りしていた鯉や雛人形を集めて、
再び陽の目を見させてあげた功績。
その功績は思いも及ばぬ程、多くの人達の心を揺さぶりました。
自分達がまだ若夫婦だった頃、我が子の幸福安泰を願い、
涙ぐましく切ない思いを込めて買い求め、大空に泳がせ、
ひな壇に飾り付けた親子の愛情。
そんな思いを、川を泳ぐ鯉の姿に感じて人々はため息をつくのでしょうね。
そのうち何処かでまた逢えるのかな?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする