河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

鼓童のコンサートに行きました

2019-12-21 12:36:23 | 音楽
鼓童ワン・アース・ツアー「道」/ Kodo One Earth Tour: Legacy


文京シビックホールへ「鼓童」のコンサートに行きました。
シビックホールは、去年、中国の神韻コンサートに行ったり、
今年も、ともしびオペレッタ劇団の「虎の恩返し」公演に行ったりで、
勝手知ったる会場です。



私は「鼓童」のコンサートは初めてですが、
40年くらい前、「鬼太鼓座」コンサートには2回行っています。
そこで買ってきた、空色のTシャツには、
前後に鬼太鼓座と黄色いロゴが凄く目立っていて、
私はそれを、よくあちこちの登山の時に着たものです。

鬼太鼓座と鼓童。
私はこの違いがよく判っていなかったので調べてみました。

そもそもは、田耕(でんたがやす氏)(本名、田尻耕三)の発案で、
1971年に創設した和太鼓集団であり、
佐渡を本拠地にして合宿、共同生活を始めたそうです。
組太鼓をコンサート形式で演奏するという新しい太鼓演奏スタイルを、
全国に広めた最初のグループ。

1975年に、ボストンマラソンに参加、
全員が完走後に、ゴール地点で大太鼓演奏を披露する、
パフォーマンスで衝撃的なデビューをしたそうです。

1981年に分裂し、鬼太鼓座は長崎に移り、
佐渡に残った団員により、鼓童が結成されたそうです。
ですので、現在、鼓童と鬼太鼓座は全然別のグループです。

40年前、鬼太鼓座のコンサートでは、
演奏中に観客が激しく拍手をするという場面が度々あり、
純粋に(音)を聴きたかった私は、それがイヤで仕方がなかったのですが、
今回の鼓童コンサートではそれが殆ど無く、
最終章が近くなると、やっと観客の拍手が聞こえてきましたが、
それは何だか拍子抜けするくらいの気持ちがしました。



40年前と現在と・・・
私が演者だったら、きっと「この場面だったら拍手のひとつくらいは欲しいよな」
だったと思うのです。
そうなんです、コンサートというのは、
決して演者だけがやってるものではなく、
演者と観客とが共同で作り上げて行く、共同作業なんですね。

そういった意味では、今回の観客は随分と静かでした。
外人客も多数居た割には大人しかった。

でも、最後が近くなると、
今まで拍手をする事で自分の感動を演者に伝えたかった人達が、
我慢できなくなっていよいよ拍手をし始めたのです。
勿論、私もでした。

太鼓という音階の無い楽器は、
人間の野生の本能といった部分を激しく揺さぶり、
身体が無条件に反応するんです。
これがコンサート会場ではなく屋外であったなら、
きっと観客たちはみんな体を揺さぶり動かし、野生に戻っているんでしょうね。

ただ、舞台が無意味に暗かったのが残念だった。
如何にも意味あり気なムードを漂わせたかったのかも知れませんが、
演者の鍛え抜かれた身体、表情は観客に見せるべきだと思いました。

今までも街中などで和太鼓の演奏を目にする事は何度かありましたが、
それはあくまでもアマチュア。
プロというのは素人とは絶対的に違うのです。
これほど違うのかというくらい、決定的に違うのです。

素人の和太鼓演奏を動画で撮った事がありますが、
それを観ると、明らかに左右の腕の動きが違います。
利き腕とそうでない腕との力のバランスが崩れています。

しかし、鼓童たちはプロ。
全員が左右の力加減が均等に出来上がっているのです。
それは、単調に小太鼓を叩き続ける、といった場面に顕著に表れます。
いつまでも、いつまでも均一なバランスを保ち続けられるのです。
これはやろうとしても絶対に出来ない作業です。

それは利き腕でない方(私で言えば左手)で、
箸を持ち、左手で書き物をし・・・
日常生活の一切を左手で行うという生活をしなければ完成できないのです。
それがプロとアマの決定的な差なんですね。

でも、良かった。
こういったコンサートは、お金を払う価値がある、
これからも、こういったコンサート、イベントには絶対に行こう。



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私のブログ閲覧数が100万回になりました

2019-12-20 08:07:21 | 日記
このブログ「河童の歌声」の閲覧数が、本日、100万回に達しました。
ありがとうございます。

2014年11月21日から始めたので、
丁度、5年1ヶ月で100万回になったという訳です。

〇 16年8月16日に10万回となりましたが、
  0~10万回までの所要日数は、1年9ヶ月。
〇 17年5月17日・20万回
  10万~20万回・所要日数・9ヶ月
〇 18年8月18日・50万回
  20万~50万回・所要日数・1年3ヶ月
〇 19年12月20日・100万回
  50~100万回・所要日数・1年4ヶ月

ずい分スピードがテンポアップしています。
それだけ知名度が上がったという事なんでしょうが、
こんな何の役にも立たないブログをと、感謝の気持ちでいっぱいです。
ほんと、支離滅裂ブログなのにね~・・・

歌声喫茶のホームページには、
2大巨頭として、
青森・深浦のブンブンさん(佐藤英文さん)の、「おけら」
閲覧数112万回
エーちゃん(斎藤一正さん)の、
「ヴァーチャル歌声喫茶のび」閲覧数204万回があります。

この2つのHPは、極めて真面目で、
極めて価値ある歌声喫茶界が誇るHPと断言できると思います。
それに比べ、
大体彼等と比べるという不遜な態度からして、頭が高~いなんですが、
単に閲覧数だけ見て、もし追い越す様な事となったら、
チョッと許し難い事なんでしょうね。
だって、私のは(役に立たない)んですからね~。

彼等が歌声喫茶を思って一生懸命あちこちを検索し、
真実は何処にあるか?間違ってはいないか?と、
真面目に必死になって、一文一文を書いているってのに、
私は単なる思い付きだけで、テキトーに書いているんですから。
本当に彼等の努力とその実績には、ただただ頭が下がります。

ブログはやっていて一番の悩みは、
添付した動画が削除される事です。
最初、著作権協会が削除しているんだと思ったんですが、
電話したら、「うちは一切関与していない」という事で、
多分、日本レコード協会がやっているみたいなんですが、
まだ電話してないけど、やっぱりしなきゃな~。
料金がかかるなら払ってもいいから、削除は勘弁してほしい。

最近パソコンを替えたら、
添付した写真が消えてしまったのがあって、
どうも引継ぎが上手くいかなかったみたい。
やり直す事も出来るみたいなんですが、
面倒くさいのでそのままにぶん投げています。

ある日「これを書きたい」と思いついて、
忘れないうちにとメモったりしてるんですが、
そういったのが、いくつも重なっているうちに、
「あれ?これって何を書きたかったんだろう?」状態になってしまうんです。
だから、近頃はあまりメモらずに自然体で書いています。

さて、これから私は一体何を書くんでしょう?
なんせ支離滅裂が私なんで、自分でも何を言い出すのか?
全然わかりません。

これからも、そういったスタイルでやりますんで、
時間とお暇のある方は、どうぞお付き合いの程、
よろしくお願いいたします。


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あなたが選ぶ古関メロディーベスト30

2019-12-18 06:54:50 | 歌声喫茶
「昼のいこい」のテーマ


来春、NHK、朝の連続ドラマで、
作曲家・古関裕而・生誕110年を祝って、「エール」が放送されます。

古関裕而の故郷である福島県の福島民放社は、
それを記念して(あなたが選ぶ古関メロディーベスト30)
コンテストを12/10~2/7まで実施します。

約5000曲に及ぶ古関裕而作曲のメロディーから、
生誕110年にちなんで110曲を選定し、
その中からあなたが選ぶのです。

候補曲の中から私の知っている歌。
これは有名だと思われる歌は・・・・

愛国の花・暁に祈る・あこがれの郵便馬車・雨のオランダ坂・イヨマンテの夜・
栄冠は君に輝く・オリンピックマーチ・君の名は・高原列車は行く・紺碧の空・
さくらんぼ大将・ジロリンタンのうた・スポーツショー行進曲・闘魂こめて・
とんがり帽子・長崎の鐘・ニコライの鐘・日曜名作座・ひめゆりの塔・
昼のいこい・穂高よさらば・みどりの雨・夢淡き東京・露営の歌・
六甲おろし・若鷲の歌・美しき高原・・・

これをフェイスブックに書いたら、
ある人は「六甲おろし」また「オリンピックマーチ」
あるいは「栄冠は君に輝く」だと書き込んでいました。

私だったら、「愛国の花」か「高原列車は行く」だったと思います。
いや「オリンピックマーチ」かな?「紺碧の空」かな??

いや、そうはならなかった。
日本人としてやっぱり選んだのは、
NHKラジオ「昼のいこい」のテーマ曲でした。

これほど日本の田園風景そのものを描ききったメロディーは無い。
あのエレキギターの寺内タケシも、このメロディーを聴いて、
「俺は音楽に生きよう」と決心したそうです。

どの曲も捨てがたい、どの曲も素晴らしい。
古関裕而の音楽の素晴らしさは圧倒的!!



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今日の一曲❤諸人こぞりて

2019-12-13 12:18:59 | 歌声喫茶
Joy To The World もろびとこぞりて


この時期になると、歌声喫茶で唄いたくなる歌です。

私は、歌声喫茶オンリーで合唱は全くやりませんが、
こういった歌を聴くと、合唱もいいかな・・なんて思ったりもします。

昔、失恋して傷心だった頃に、
たまたま入ったキリスト協会で賛美歌を唄う時間があって、
凄く感動した事があります。

ああいうのを何と言うのでしょうか?
心が洗われた。
敬虔な気持ちにさせられた。・・
賛美歌っていいもんですね。

歌声喫茶で唄う時は、ああいった気持ちとは違いますが、
「主は来ませり、、主は来ませリ」のフレーズなんていいですね。

時々言われるんです。

「賛美歌を唄う時の河童さんて、素敵ね」
「貴方の素直で心優しい姿にぴったりね」

エッ・・今、なんか言った?
言わなかったよね。



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初冬の高尾山に行きました

2019-12-13 08:04:50 | 登山
12月の平日に、高尾山に行きました。



登山口は京王線・高尾山口駅です。
私の最寄り駅からは途中、府中で急行に乗りかえると38分。
各駅停車一本で行っても50分足らずで着いてしまいます。



高尾山口駅の観光案内所には、こういった案内図があります。
知らなかった時は、昭文社の登山地図を見ながら行ったのですが、
高尾山だけを歩くには、こっちの案内図の方がはるかに見易いのです。

私の登山経験から言って、
高尾山みたいに(〇号路)などといった名称の付いている山は初めてです。
過去数回、高尾山は登っているのですが、
ケーブルカーで一気に(ズルして)登ってしまいました。

ケーブルカーは日本一の急こう配を誇り、
下の駅(標高201メートル)から上の駅(標高472メートル)まで、
標高差271メートルを6分で登ってしまいます。

すぐ隣には2人乗りのリフトがあり、
これは12分で登ります。
料金は共に490円。
往復料金は950円です。

しかし、箱根駒ケ岳ロープウェー駅を降りた場所とか、
北アルプス・八方尾根リフトとかにもあるのですが、
リフトに乗って逃げ隠れできない観光客を、
下から三脚にカメラをセットして待ち構えているカメラマンが居ますね。
あれは実に商魂たくましいもので、結構いい商売になると思います。
私も母と箱根観光をした時に、つい買ってしまいました。

伊豆の大室山のリフトでも撮ってました。
妻はわざとらしくピースサインなどしてましたが、
買わないでやんの。バカ。

先月も高尾山に行ったのですが、
予定していた6号路は台風の為に登山道が一部崩落の為通れずに、
やむなく一番外側に位置する、稲荷山コースを登りましたが、
そのコースは最もハードで、言ってみれば本当の登山道といった感じでした。

今回行ってみると、6号路は復旧されていて、
先月のリベンジになりました。



登り始めてすぐに、こういった(七福神?)がありました。
誰が編んだのか、みんな赤い帽子を被っています。





見上げると、紅葉の名残りがあったり、
登山道の途中に所々に点在する、こういったベンチが、
朝露で湿っていたりといった風情がありました。



下を見ると、湿った落ち葉に初冬を感じます。



立ち木の肌が光に輝いていました。



頂上も近くなり、6号路は3号路、5号路と交差します。
しかし、平日でも来る人は来るんですね。







頂上の景色はこんな感じでした。
この日は富士山も見えました。



頂上の周回コース5号では、こういった分岐点があります。
この先を行くと、景信山や陣馬山といった、
本格的な登山というかハイキングコースになりますが、
槍穂高全山縦走を誇った本格的山男だった私は、
もうそんな心意気は微塵もなく、ただただ引き返すのでした。







でも、12月に入ってもまだ紅葉の名残りは色濃く、
それなりの風情は残っていました。



下山は1号路だったのですが、
この道は唯一、頂上まで全舗装路になっています。
その為に、登山スタイルではない街着スタイルの一般者。
中にはベビーカーを押しながら登ってくる人など珍しくないのです。

でもさ、ケーブルカーで行けば、たった6分。
標高差271メートルが、490円だよ~。
登山では1時間で登れる標高差は約300メートル。
271メートルという事は、
普通の街着、普通の靴、ましてベビーカーだったら、
1時間以上はかかるんだから、490円くらい払えよ。

俺だったら絶対にこんな道、登ろうなんて気にはならないね。
ケーブルカーで降りてから頂上までは127メートル。
これでミシュラン三ツ星の世界的名山に行かれるんだから、
今度からアンタ等はケーブルカーで登りなさいね。
(もう二度と来ないか)

下に降りると丁度昼時だったので、
食べる気は無かったのに、つい蕎麦を食べたくなり、
誘惑に負けてしまいました。
で、入った店が良かった。

いえね、蕎麦の味がどうのこうのじゃなく、
店員の女性たち3人が、みな美人でグラマーで、目がテン。
何処の店かは絶対に教えない。オセーテやんない!
俺、高尾山ダーイ好き。

そういった12月平日の高尾山でした。




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