河童の歌声

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中国料理

2023-09-17 14:20:45 | グルメ
私は、中華料理が大好きです。
中華料理店は日本中にありますから、そういった意味では困る事はありません。
と、言いたいのですが、あれは「中華料理」という名前の「日本料理」なんです。
メニューは(ラーメン)(チャーハン)(天津麺)・・・
確かにメニューだけ見ると中華料理と言えるのかもしれませんが、
その全部が日本料理なんですね。
本物の中国料理と言えるものは、ひとつとしてありません。

昨年、久しぶりに個人的に横浜へ行く機会があったので、
中華街に行き、小皿料理1980円コースというのを食べました。
ホントにがっかりさせられました。
私がたまたま入った店だけが悪かったのか、
こんな味で、よく中華街で店をやっていられるね、という酷い味でした。
私の近くの席にいた若いカップルが「美味しい、美味しい」と言ってるのを聞いて、
本当に悲しくなりました。
それは日本人的な味であり、中国とは無関係の味でした。



Cook Doシリーズがありますが、
ただ油で炒めただけの、中国を謳った日本料理ですね。

中国は日本に比べて国土が広大ですから、
北から南と各地に郷土の味を持っています。
ですから、町の、あるいは村の料理店に入ると、
客はそれがどんな料理、味付けなのかとしつこい位に店の人に訊きます。



日本の中華料理店のラーメン、チャーハンに比べ、
とに角メニューの量が半端ではないのです。
だから料理店に入ると、客は店員にどんな料理かと質問攻めです。





私は北京から、上海、広州、香港と列車での移動だったのですが、
そこには(食堂車)というのがあります。
しかし、人々はまたぞろ「この料理はどんな料理だ、味付けは」となり、
いつまで経っても料理が運ばれてきません。
それは、日本の食堂車が「カレーライス」「ラーメン」と、
決まりきったメニューでやっているのと違い、
ひたすらややこしく、効率が悪く、いつまで経っても食べられないという馬鹿々々しさなんです。



太湖の畔で入った、いわゆる安いラーメン屋。
これはすさまじかった。
何がすさまじいかというと、客が食べ終わり店を出て行くと、
店員はテーブルの上に残った、割りばし、食べ残しなどといった物、全部を、
布巾でテーブルの下へ拭き落として終わり。
店内の床にはそういった(物体)がそのまま残っているのです。
でも、この店のラーメンは美味しかった。
綺麗好きな日本人からは、まるで考えられない、国民感情。

中国、台湾、香港と都合2か月近く滞在しましたが、
中国料理が大好きな私には、ある意味、夢の様な日々でした。
とにかく、中国料理の美味しさったら、、、もうそれは凄かった。

初めて中国家庭料理を台湾の女性に作ってもらった時は、
あまりの美味しさに声も出なかった。
と言っても現在の妻は、純国産。
それもニンニクアレルギーの日本製。

ま、仕方ないよな、世の中そんな上手い具合には行かないよな。
でもな~・・・美味しい中国料理食べた~いッ!(涙、涙)

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店内が、あの事件で劇的に変わった

2023-09-06 06:26:21 | グルメ




先日、調布の回転寿司店「銚子丸」に久しぶりに行きました。
空が夕焼けに染まっている日でした。

回転寿司店自体あまり行かなくなっていたのですが、
その中でこの店は好きな店なんです。
ただ、車で行く羽目になるので、アルコールが飲めないのがな~・・



店内に入ってビックリしたのは、
以前の店内と造りが一変していた事です。
回転と言いながら、コンベアが回っていないのです。
そして、最近はどんな外食店でもそうなんですが、注文がタブレット端末になっていました。
これは人手不足の問題で、もう仕方ない事と思い、
私達ロートル世代も使いこなして慣れるしかないですね。



私達が最初にする事は、卵焼きを注文する事。
卵焼きは作るのに時間がかかるので、それを見越して最初に頼んじゃうのです。
私は元々、卵焼きなど食べない人だったのですが、
妻が好きで、それに付き合ったらこれが意外に旨い事を知ったのです。

ビールが飲めないので仕方なく、ノンアルビールでお茶を濁しました。
けれど、あれは結構バカに出来ない(美味さ)を感じるまでになっていますね。



そして、それを持って来るのはロボットなんでした。
「おう、おう、俺達が年寄りだと思ってバカにすんじゃね~よ」
「ロボット如きに驚く俺達だと思ったら大間違いなんだぜ、バカ」

タブレット端末で注文すると、
そこで初めてベルトコンベアが動き出し、私達の席に来るとピタっと止まるんですね。
「うるせ~やい、俺達がビックリするとか思ってなかったか?お前は。」
「ヤイヤイ、俺をいったい誰だと思ってやがんだ、ばかたれ」

ま、そ~いった具合の回転寿司屋になっていたのでした。
これも、あのバカな高校生らが、下らない動画撮影行為をやった為なんですね。
あれの被害額はいったい何億円になるのか?
彼等に対する請求額は800万円とかだったかな?
しかし、そんなはした金で収まる事じゃないんですね。

回転寿司業界を初めとして、お互いの信頼関係でなりたっていた業界が、
こうして(他人の心)を信じられていた(時)を、愛おしく感じたのでした。



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三ツ矢サイダー

2023-05-17 07:16:36 | グルメ


犬も歩けば、自販機に当たる・・というくらい日本中が自販機に席捲されています。
な~んにもしなくても機械に仕事をさせて、(寝て暮らそう)という、
意地汚い輩が多いからなんでしょうか。

しかし、なんですな~・・
(あ、まずい、言葉遣いがオヤジ言葉になってる)

なんですな~、そうですな~、
  日本語がまだ理解できていない外国人の若い女性が、この日本人的オヤジ言葉を、
正当な、真っ当な日本語なんだと思い込んでしまい、
「そうですな~」とやったら、その場に居た日本人たちはあっ気に取られ、
ドン引きしたという本当の話があります。

このオヤジ言葉は、相手に対し、自分はアンタと対等なんだからね、
お前がエライ訳じゃないよ、俺とアンタは対等なんだからね、偉ぶるんじゃないよという、
ある種の威圧、ある種の卑屈な思いのこもったいやらしさを感じますね。

あ、話はそれじゃなかった、サイダーの話なんです。
「のどが渇いた、何か飲みたい」と自販機の前に立つと、
あまりにも多過ぎる各種飲料の乱舞。
携帯電話の料金設定プランじゃあるまいし、悩んでいるだけで1時間は経ってしまいそう。
そういった時、私は(サイダー)があるとホッとします。

というのは、サイダーって結構美味しいんです。
訳の分からん新しいのなんか飲むより、安心感を持って胸を張って飲めるんですね。

サイダーの歴史というのは実に長くて、
18世紀の中頃にレモネードに炭酸を入れた物(現在のレモンスカッシュ)が、
イギリスで発売され、これが後に日本にもたらされサイダーとして発展したとされている。
1853年、ペリー提督の黒船とか、
1865年、外国人の手によるラムネの生産とか、
1899年、日本で流通した最初のサイダーとか、もう歴史だらけみたいです。



この女性が以前、サイダーのCMをやってた事がありましたね。
三ツ矢歌子。
三ツ矢というくらいですから、そりゃアンタ、三ツ矢サイダーの申し子ですよね。
私の姉は、この三ツ矢歌子の顔を「素敵な顔ね~、私もあんな顔だったらな~」と言ってました。
姉の顔写真を添付すると、それは肖像権侵害になるしで出来ませんが、
ちなみに私と姉とは、まるで姉弟とは思えない顔付きなんです。
姉は、世に言う絶世の美人なんですね(嘘)

第二次大戦中の、日本の潜水艦にはサイダーが沢山積んでありました。
サイダーじゃなく、ラムネだったかも知れません。
ま、似たような物でしょ。
敵の駆逐艦に、己の動きを読まれてしまった潜水艦は、
浮上する事が出来ずに、時によっては24時間以上、潜りっ放しになります。
すると艦内の空気は酸素が欠乏し、人間はまるで金魚があえぐ様に、
口をパクパクさせて、身体中から汗が吹き出し、
そんな時に真水の無い潜水艦ではサイダーを飲むのです。
その味は、変に甘ったるく感じて、実に不味いんだそうです。

しかし、私達は金魚になった潜水艦員ではないので、
誰はばかる事もなく、大っぴらに胸を張ってサイダーが飲めるんですね~。
あれって、美味しいと、皆さん思いませんか。
下手にアイスコーヒーなんか、あるいはコーラなんか飲むより美味しいと思いませんか。
私は、困った時にはサイダー飲む派なんです。

さて、三ツ矢から(現在は、アサヒ飲料)から、
私んとこに、年間数百万円のお礼が舞い込んでくるといいな~・・・
アサヒ飲料さん、そうしなさい!


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人生初の日本食

2023-05-02 16:15:36 | グルメ




ユーチューブ動画で、人生初の日本食に感動する、外国人たちの動画が数多くアップされています。
動画を添付しても、どうせ削除されそうで、アップはしませんが、
彼等が感動する気持ちはよく理解できます。

若い頃、台湾の女性と付き合っていたのですが、
彼女の手料理の中華料理を初めて食べた時、
あまりの美味しさに言葉を失い、ただ涙が出てきました。
それは食べ物で、人は泣けるんだという貴重な体験でした。
それが何だか分からない野菜を食べていたら、まさかジャガイモだったなんて信じられなかった。





結婚した妻は中国人でしたが、
彼女は、その当時の中国人だったら当たり前だったのかも知れませんが、
寿司を食べる事ができませんでした。
現在の中国人は、もう生食である寿司を割と平気で食べますけどね。
30年以上昔の中国人には、生食を食べる習慣は皆無でしたから。

妻と一緒に回転寿司店に行っても、
彼女は私の食べる寿司を「きたない」と言って食べようとしませんでした。
しかし、食べないとお腹が空きますから、
仕方なしに恐る恐る舐める様にして味を確認したりしていました。
それに少し慣れると、思い切って口の中に寿司を放り込んだのでした。
すると「ン?」といった顔をして、
「あれッ、これってけっこうイケるじゃんか」となったのでした。
それからは知らん顔して寿司を頬張っていました。

私が、「お前、きたないって言ってたじゃないか」と言うと、
「私そんな事言ってないよ、私知らないよ」と空っとぼけていました。
それからは、外食に行くというと「回転寿司」以外は見向きもしなくなったのです(笑)

妻の友人の中国人女性は、日本で(天ぷら)が大好物になり、
「天ぷら、美味しいよ~」になっていました。



その妻が作る水餃子は、天下一品の美味さでした。
未だにあの味を超える餃子には出会った事はないのです。
なので、私は餃子と言えば、それは水餃子であり、
日本風の焼き餃子はあまり食べようとする気にはなりません。

私は日本酒が大好きなんですが、
あれは宣伝が足りないだけで、外国人にも絶対に受けると思います。
何しろ口当たりがいいので、スッと抵抗なく飲めちゃうのですね。

しかし、中華料理大好き、ニンニク大好きな私と違って、
典型的な日本人妻は、ニンニクは匂いすら受け付けない体質で、これには困っています。
さて、これからどんな料理と出会っていくのでしょうね。
楽しみは尽きません。


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あの店は、不味かった~

2023-05-02 09:51:42 | グルメ


街中で、よくこういった風景を見かける事があります。
それって殆ど全部と言っていいくらい「ラーメン屋」なんですね。
フランス料理の美味しい店とかに行列してる図なんて、見た事は無いですね~。

私はどんな物でも好き嫌いは無いし、何を食べても美味しいという幸せな男です。
ですから、行列などする必要がないのです。
しかし、例え食に関してはウルサイ男であったとしても、行列はヤだッ!
そこまで味にこだわって行列しなけりゃならないほど、貴方様の舌は優れものなんでしょうか?

しかし、一度だけ行列して入った店があります。
横浜中華街では知らぬ人はいないというくらい有名な店です。
私は過去に横浜に住んでいたし、中華街は好きで百回以上行きました。
それだったら一度は入らなきゃ中華街大好きと言う資格がないだろう、
そういった気持ちから仕方なく行列に並んだのです。
並んでいる真後ろから、ある中年男性の声が聞こえました。
「ここは美味しいんだよ」と、さも全てが解かっているといった風情です。
彼の手にはその店が書いてあると思われる週刊誌が。

そして私の順番が来て店に入り、何だったか覚えていませんが、注文をしました。
そして食べてみたら「な~んだ、この程度か」でした。
他の客が追加注文をしたら「お店が混んでいるので、追加注文には応じられない」と。
客扱いは最悪だし、肝心の味も、どうって事ないしで、二度と行く気にはなれません。
一度、その店の事を素晴らしい店だと書いてある週刊誌を見た事があります。
あのね、これ誰が書いたの?
あなた本当にあちこちの店を食べ歩いたの?
その結果、ここが最良になった訳?
結局、(横町の小汚い店ほど美味い)といった都市伝説なんじゃないの?
その店、地元の住民からは「バカがまた並んでる」と言われているんだよね。
大体そんなに美味しかったら、とっくに表通りに大きな店を構えているんだけどね。
食に関する行列なんて、だいたいそんな風に、
いい加減だと思った方がいいんじゃないかと私は思っています。

しかし、何を食べても美味しい私にも、
あれは不味かった~っという店はありました。

子供の頃、おばさんに連れられて入ったラーメン屋。
おばさんは食べながら黙って何も言いません。
ほぼ食べ終わった頃、私を見て「不味いね」
私も、おばさんに悪いから言わなかったけど、あれは不味かった。

厚木で入った店で(カツ丼)を食べたら、油が悪くて、まっず~い。だった。

八重洲口の地下街で食べたステーキ。
まるで靴底みたいに硬くて、私は文句も言わずに食べ切ったけど、二度と行かない。
私は食べ物を(残す)というのが大嫌いで、まず食べ残した事がないのです。

若い頃、仕事仲間と高崎で食べた(冷麺)初めての冷麺だったけど、
彼も私も「こんな不味い物食べた事ない」だった。
それがトラウマになって、以後、冷麺は食べた事がないのです。

山梨名物である(ほうとう)は妻は大好き。
私は、ほうとうなど多分食べた事は無かった気がする。
キャンプ帰りに地元、山梨の駅前の(駅名は忘れた)大きな店に入りました。
勿論、ほうとうが売りである事は間違いないのです。
で、食べました。
妻は黙ってな~んにも言いません。
私も同じ。で、店を出たら二人とも「まず~い」
地元、山梨の駅前の大きな店が、まっず~いって、あれは何だったのだろう?

油そば。
地元、府中で美味しい店に出会いました。
しかし、油そば元祖の店として有名な、県外からも車でやってくる店があるという。
で、二人で行きました。
妻も私も黙ったまま。分かりますよね。
こんなんで何処が美味いんだよ、だったのです。二度と行かない。
いい加減なネットの書き込みに惑わされて遠くから来た人達がお気の毒。

でもね、いくらそこが美味しかろうが、
私は行列をしてまで味にこだわったり、耐え忍んで行列などする気はさらさら御座いません。
多少味は劣っても、すぐに食べられた方がいいに決まってます。



こう言っちゃなんだけど、たかがラーメン屋ごときに行列するのって、
はた目から見ると、物凄く貧乏くさく見えるんですね。
私だって貧乏だけど、あ~、ヤダヤダ。
すぐに入れる店で食べましょうね。


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