河童の歌声

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遂に見限ったゴープロ8

2023-05-24 04:41:08 | 写真


私がアクションカメラの、ゴープロ8を買ったのは、2020年夏頃でした。
いつも行く量販店のケーズ電気で勝ったのですが、確か5万円くらいだったか。
しかし、その他の付属品、予備バッテリーとか、ジンバルとか・・・
あれやこれやで、かなりの金額になったのでした。

しかし、このゴープロ、最初から操作が上手くいかなかった。
画面をタッチしたりスライドして操作画面を出すのですが、これが全然ダメだった。
気まぐれに操作画面が出てくる感じで、本当に悩まされっ放し。
しかたなく店に持ち込んで泊りで調べて貰っても、その時ばかりは上手くいくらしく、
「問題ありません」と返される。

次に、撮りっ放しだった筈の動画を、パソコンに取り込んでみたら、
8分15秒くらいで途切れ、次も8分15秒の繰り返し。
店に持ち込み、これも泊りで点検してもらっても、また「問題なし」
オッカシイだろう、おかしいから持ち込んでいるのに「問題なし」ってそりゃないだろう。

で、またまたおかしい状態になった。
静止画、タイムラプスは真っ当に撮れてるのに、動画が撮れない。
動画こそがゴープロの価値であり、それが撮れないんじゃ話にならない。
またまた持ち込んで修理依頼をしたら、係員はゴープロに電話して訊いていた。
店員の話では、修理にはかなりな金額がかかる、それも直るかどうかの補償もない。
もし直らなくても修理代金だけは頂きますと(メーカーでは言っている)との事。
この時点でほとんどの客は修理をあきらめ、新品の買い直しとなるみたいだった。

そりゃそうだろ、直るか直らないか全然分からないものに、
金と時間をかけるのは、あまりにも現実とかけ離れている。
私も、そこで引き下がるしかなかった。

つまり、ゴープロのメーカーには修理する気が無い。
そう思わざるを得ないのです。
ゴープロという器械をよく見ると、普通のカメラと違ってネジとかが全然無いのです。
そのまま水中カメラとして使用できなくもない、といったカメラ全体が一体型をしているのです。
ですから、カメラ本体をバラして修理・・こりゃ出来ないよな~、なんです。
買ったが最後、何かあったらあきらめろ、それがこのカメラの宿命といった感じ。
おいおい、それで5万円はないだろう。



途方に暮れる私にIさん(彼は私のパソコンの師匠)が、
そんな私を気遣って、こんなカメラを試験的に買って試してみました。
それを試したIさんの報告によると、さほど遜色はないよ、でした。
何しろ安い(8980円)のです。
昨日、私の手元にそれが届きました。
なるほどゴープロに比べて操作性が圧倒的にわかり易い。
まだこれからですが、期待できそうですね。

アクションカメラは最初、ゴープロしかなかったと思います。
ですから私も当たり前にゴープロを買うしか無かったのですが、
今では数種類のアクションカメラが販売されています。
そして、そういったカメラを試した動画がかなりアップされていて、
その中には私と同じで、ゴープロを見限った人もいるのです。
何も5万円も払う必要はないよ、1万円でも充分イケるよ。
そういった動画をみると、何かしてやったりといった気になります。

ここに至るまで、あまりにも紆余曲折があり、時間とお金もかかりました。
でも、このカメラを使う下準備はかなりの無駄から出来上がっているので、
多少、画質が悪くても(イケる)と私は睨んでいます。

このカメラに至るには私だけではあり得なかった。
それを教えてくれたIさんには感謝しているのです。
(そう言っときゃ間違いないだろうというゴマすり)

しかし、修理できないカメラがあるなんて、考えてもいなかった。
ま、修理できない夫婦関係ってのもあるから、そんなモンかな~?

バッカヤローッ、夫婦関係じゃあるまいし、
たかがカメラくらい修理しろよッ、ゴープロのバカヤローッ!



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戦場カメラマン

2022-07-10 13:04:04 | 写真
私が写真に目覚めたのは20歳の頃でした。
それから間もなく、日本中で学園紛争の嵐が吹きまくり、
その影響で写真学校を卒業したのは28歳と遅れてしまいました。

写真家への道を大きく2つに大別すると、
「コマーシャル系」と「報道系」とがありました。
私はコマーシャルといった分野には殆ど興味はなく、
それで、一応「報道系」といった分野で写真を学びました。

世間一般で言うと、報道というと何となく戦場カメラマンを思い浮かべると思います。
しかし、私は最初から戦場に興味を覚える事はありませんでした。
よく何か有名なお祭りがあると、腕に(PRESS)などという腕章を巻き付け、
そこどけ、そこどけ的に特権を振りかざし、何台ものカメラをぶら下げて、
大衆の目の前で写真を撮りまくるカメラマンを思い浮かべます。

彼等は自分が、そこで写真を撮る使命感に燃えています。
歌手が舞台で、レスラーがリングで、
そういった選ばれた舞台を与えられた人種の特権というのは、
その他大勢の人種とは全然違った意識に、身震いするほど燃えあがり、感動に打ち震えるのです。
それは味わった事のある人には分かるし、
味わう事は出来なくても、多分そうであろう事は、理解できると思うのです。

でも(戦場)という自分だけの舞台を与えられたからといって、
そこで(祭り)みたいに燃えあがれるかというと、それはトンデモない。
燃えあがる所か、自分が死なない様に身を護るのが精いっぱい。
でもそれだけだったら、いつまでも写真は撮れません。
そして撮った写真で世界中の多くの人達に、
その現実を伝えられなかったら、無意味になってしまうのです。
命がけ、しかしその代償は薄いのが現実です。
戦場カメラマンなどといっても給金は安いのですから。

平和で何の危険もないお国で、女性のヌードを撮っている方が、
何倍も何十倍も稼げるのですから。

戦場カメラマンは世界中に沢山いますが、
私が名前を知っているカメラマンは、たったの6人です。

外国人では、ロバート・キャパ、一人だけ。
日本人では、石川文洋、岡村昭彦、沢田教一、一ノ瀬泰造、渡辺陽一。



ロバート・キャパはベトナム戦争で40歳で戦死。



一ノ瀬泰造はカンボジア紛争で26歳で死に、



沢田教一はベトナムで34歳で逝きました。
彼の横の写真はベトナム戦争で撮り、
報道写真家としての最高賞である、ピューリッツァー賞を撮った、「安全への逃避」

自分の命と引き換えに、使命感に燃えてカメラマンで居られるか?
いえ、私にはそんな根性も使命感もありません。
それほどの危険を冒してでも、世界に現実を伝える使命感で、
居られるるか・・私にはそんな写真家魂はありません。



先日、テレビに渡部陽一が出演していましたが、
顔を見れば優しい男。
こんなやさ男が、生きるか死ぬかの世界に身を置いて撮っている。
凄いと思いました。
自分が絶対に出来ない事をやっているという事実には頭が下がります。

戦場カメラマン・・彼等は本当に凄い人達だと痛み入ります。


コメント (2)
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道志、動画のタイトル

2022-04-13 07:45:20 | 写真


春爛漫の、道の駅・道志に行ってから、
そのタイトルが色々浮かんできて止まらなくなってしまった。
取らぬ狸の皮算用みたいで、我ながら笑っちゃう。



〇  道志を知らずしてバイクを語るなかれ
〇  ライダーの聖地、道志
〇  道志、一度は行かなきゃライダーじゃない
〇  ライダーの神髄は道志にあり
〇  とことん語り合える道志
〇  バイクを駆って、いざ道志へ
〇  道志へ行く為のツーリング
〇  日本一のバイク街道、道志みち
〇  仲間に逢いたかったら道志へ行け
〇  バイクを語りたかったら道志へ行け
〇  バイク、それはつまり道志のことだ
〇  春になったら道志へ行こう
〇  夏!暑い道志もまたいいモンだぜ
〇  秋、紅葉狩りへ道志へ行こう
〇  冬、この寒いのに道志へ行くバカ
〇  道志、やっぱり行くっきゃないだろ
〇  黙って道志へ行けばいいんだよ
〇  つべこべ言わずに道志へ行け
〇  男は黙って道志、いい女も猫かぶって道志へ
〇  いい女が溢れてるって聞いたから道志へ行く
〇  我が青春の道志
〇  ただ黙っててもいいんだぜ、道志は



全くバカも休み休み言え。
いつまでも、止まらなくなっちゃったよ。

やっぱり道志は良かった、バイク乗りの熱い心が伝わってきた。
オレも若い頃には情熱を燃やしたバイク。
あの気持ちは、忘れられない、素晴らしかったな~。


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半導体不足でカメラが買えない

2022-04-01 13:36:29 | 写真
今日、お目当てのカメラを見に、いつも行く電気量販店に行って驚いた。
半導体不足で、今注文しても入るのは早くて7月。
それも確約はできないと言われました。





いやー驚きましたね~。
世間で半導体が不足しているという話は聞いていましたが、
まさかカメラにまで及んでいるとは思ってもいませんでした。
それもSONY製品で不足が顕著になっているらしいのです。
おまけに売れ筋の一眼レフなどの生産を優先する為に、
ビデオカメラは後回しになっているらしい。



まずいッ!
私が欲しいカメラがまさに「それ」なのです。

SONYのビデオカメラの生産が停止状態になっている事は、
プロのビデオカメラマンも憂慮しているらしいのです。
と言うのは、彼等は普段は業務用の大型カメラを使うのですが、
大型カメラが苦手とする狭い空間での使用や、
手持ちでの撮影の方が有利な状況というのがあって、
そんな時には、私達が普段使っている小型カメラの登場となるのです。
しかし、そんな技が使えなくなってしまう状況に、危機感を感じているみたいです。

いつもの量販店でアフターサービスや値引き、
あるいは付属品の相談など、ゆったりと話し合って・・・
ジョーダンじゃないぜ。そんなゆとりも何もあったモンじゃない。

あわてて帰宅すると、早速ネット検索で、今すぐに買えるカメラを注文しました。
今回は落ち着いて、よく相談してと思っていただけに、
何だかヒジョーに(損)した気分での買い物になってしまいました。

このカメラを買ったという事は、
この1年くらいに買った2台の動画用カメラがほぼ用無しになるという事で、
それに対する読みの甘さ、自分がそれを使い切る事が出来なかったという、
一種の罪悪感みたいなものがあり、何となく無念です。

他の趣味であるキャンプでも、こういった試行錯誤、
無駄な物を買ってしまった後悔などは数多く経験する事ですが、
今回の動画カメラに関する失敗は、何故か堪えました。


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カメラの画質

2022-04-01 06:30:15 | 写真


動画撮影がしたくて、
SONYのハンディーカムカメラを買って、まだ半年くらい。
価格は4万円くらいだったか・・・
何故、これを買ったか・・価格が安かったから!
これで数回動画を撮ったのですが、ハッキリ言って気に入らない。
要するに失敗だった。
と言うか本来の撮影目的の為には何ら不足の無いカメラだったのですが、
私の撮影スタイルに問題がある事を自覚し、あきらめたのです。
これにはガッカリしました。



SONYを買う1年くらい前に、
手の平に乗る超小型カメラ(ゴープロ8)を買いました。
これも勿論、使用目的があって買った(5万円くらい)のですが、
その画質の良さと、手振れ補正の凄さは驚きでした。
しかし、使用目的が、先行する他人が居た為に当てが外れてしまい、ガックリでした。
おまけに、不良品だったのか本来の性能が引き出せず、失敗でした。

このゴープロは沢山の方々が秀作をアップしているカメラで、
その小さな姿に、驚きの性能を秘めている驚異的カメラです。
また最近では360度撮影用のゴープロもあって、
それで、例えばバイクで走る自分の動画を撮ると、
一体どこから撮っているのかがまるで分らず、
自分のバイクを真上真後ろからドローンで追いかけて撮っている様な映像が撮れるのです。

SONY、ハンディーカムカメラの画質は207万画素だったか、大体そんなモンです。
それに比べ、もっと小さいゴープロの画質は4Kなんです。
4K・・・画質は829万画素。
この4Kという画素数は本当に綺麗に撮れます。



新聞や本の写真は、みな粒子(つぶつぶ)から描かれています。
その粒子の数が、画素数になるので、
粒子は細かく数が多いほど綺麗な映像が撮れるのです。

私が描いた、いくつかの動画撮影の企画の中で、
最終的に落ち着きそうな映像を撮るには、絶対に4K画質でないとダメなんです。
欲を言えば4Kの上の8K(8317万画素)だったら文句の付けようがないのですが、
それにはカメラの値段があまりにも高く、そしてカメラは重くなります。

しかし、昔のフィルム時代のカメラからはあまりに(物)が変わってしまい、
昔の感覚でいると、一体なんのこっちゃ?という変わり様ですね。



こういった普通のカメラであっても、
高画質の動画の撮影が出来るなんて、以前は考えられなかったのに。
おまけにこういった一眼レフの画質はビデオカメラ以上だったりもするんです。
ただ、長時間撮影が出来ないという欠点も持っているのですね。

しかしですね~、
私は最近2台のカメラを。付属品を含めて10数万円使って、
それが結局役立たずになってしまうだなんて、無駄でしたね~。
金額というより、無駄になって使い道が無くなったのが、勿体なかった。
こういうのって、売っても本当に二束三文なんで、抱え込んでいましょうかね・・


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