河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

北京の小鳥売り

2015-12-06 12:33:58 | エリカの日記
北京の小鳥売り/島倉千代子


「北京の小鳥売り」という題名の歌を、
どれほどの人が知っているでしょうか?

私の記憶に間違いがなければ、昭和34年の正月に川崎駅前にあった
デパートに行った時、店内にテレビの展示販売をしていたのですが、
その時に放映されていたのが島倉千代子さんの唄っていた歌、
「北京の小鳥売り」だったのです。

初めて聞いた歌でしたが、とても楽しく、
子供の私でも「いいなァ~」と感じたものでした。

それから毎日ラジオの歌番組から流れるのを楽しみにして
すぐにメロディーを覚えてしまいました。
あとは歌詞ですが、チラシの裏に聞きながら書いていくだけですが、
2~3回も聞くと全部書き終わり、
清書して毎日それを見ながらラジオと一緒に唄っていました。
この方法が子供の頃から私の歌の覚え方でした。

その当時の我が家にはラジオが一台しか無く、
家族皆で聞いていたと思いますが、
父は浪花節を聞いていたようです。
その他の時間は兄や妹たちが何を聞いていたのかは覚えていませんが、
いつも私が選局していたと思います。

だからなのでしょうが私が懐メロや昭和20年代、30年代の歌を
よく覚えているというのもそんな事からなのです。



ところが、当時まったく聞いた事がなかったのが、
美空ひばりさんの「津軽のふるさと」

友人がカラオケで唄っていたのを聞いて「いいなァ~」と思ったのですが、
今となっては昔の様にラジオから流れているという機会も無く、
聞いて覚えるという手段がありませんでした。
何年か前に船橋の歌声喫茶「ゴリ」へ行った時、歌集にあったので
リクエストをして唐土久美子さんにお願いして唄ってもらい、
それから覚えていったのです。

今では「ともしび」に行った時には、
清水正美さんや津田伸子さんと一緒に唄えるのを楽しみにしています。

今迄聞いた事の無い歌でも、やはり聞いて覚えるのが一番の早道だとは思いますが、
子供の時に覚えた歌は今でもメロディーを聞くと唄えるのですが、
最近になって覚えたと思える歌は、すぐに忘れてしまうのです。

これはやはり老化現象によるものなのでしょうね!
淋しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする