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河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

A級戦犯・ヒロシ

2024-11-27 07:02:18 | キャンプ
愛娘と3人の家族で、よく行ったキャンプ。
その楽しさも(離婚)という悲しい現実の前に、奪われてしまいました。
仕方なく、独りキャンプをしたりしましたが、
それは離婚という現実を更に悲しくさせるばかりの、空しい行為でした。



約10年間のブランクを経て、現在の妻(エリカさん)と初めて行ったキャンプ。
彼女が言った「世の中にこんな楽しい事があったのね」には、
それまで10年間の孤独な辛さがどっと胸にこみ上げるものがありました。
本当に妻には感謝しかありません。
妻とはそれからコロナが流行るまでの11年間に、50回以上のキャンプをしました。
しかし、コロナというあの厳し過ぎる現実の前には、手も足も出ません。
もうキャンプは無理かとあきらめられない感に、しおれるばかりです。
妻も、50回以上行ったキャンプで、年齢的に疲れたみたいだし・・
という訳である日、私はソロキャンプに行ったのです。

驚いたのなんの!
キャンプ場はコロナ以前からは信じられない大混雑になっていたのです。
以前は平日に行くと、誰も居ない貸し切り状態など何度も経験していたのに、
行ってみたら、平日でもキャンパーが溢れかえっているのです。
一体ど~したんだ。何だってこんな事になったんだ。





調べてみたら、そ~です、こいつが悪いのです。
「ヒロシのソロキャンプ」とかいう動画を発信していたのです。
彼は(キャンプの為に山を買う)というバカの限りまでやっちゃったのです。
つまり、ソロキャンプという誰とも接触しない空間、時間帯の素晴らしさを、
世の中に大発信してしまうという愚行をやってしまったのです。

そういった事にすぐに反応する単純キャンパー(もどき)が、
もう大挙してキャンプ場に殺到する、
自然の中に身を置く自然派からは、ただひんしゅくを買うばかりの輩が、
(俺こそがキャンプ通だ)ヅラをしてのし歩くキャンプ場にしてしまいました。

もういけません。ど~にもならないキャンプ場ばかり。
世の流行りで来る連中にロクなのはいません。
ソロキャンプの女性をナンパしたり、
高価なキャンプ道具を盗む為にキャンプしに来たりと、収拾がつきません。

ヒロシよ、お前が悪いんだぞ。
お前は第一級のA級戦犯だ。
ちっとは反省しろよな、ヒロシよ。


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キャンプブームは終わったのか

2024-02-21 07:13:57 | キャンプ


スノーピークというメーカーは純日本製の有名なキャンプ用品メーカーです。
そのスノーピークが営業不振で前年比、99,9%の減益というニュースには、
日本中のキャンプ好きを驚かせました。
キャンプブームは終わってしまったのか、といった事が取り沙汰されていますが、
私は、いつからブームになったのか的な意識があまりありません。
ブームになろうが終わろうが、そんなのとは無関係に私は行くのですから。

ただ、コロナと前後してキャンプ人口が劇的に変わったのには驚きました。
コロナ以前、平日のキャンプ場はガラガラでした。
私達夫婦は金曜日から日曜日までの2泊3日が主な日程だったのですが、
初日の金曜日など、ほぼ貸し切り状態というのは何度も経験していました。
むしろそれが普通だと思っていたのです。

それがコロナになり、予約していたキャンプ場から、
「今年の営業はコロナの為に全て中止になります」と電話がありました。
私はキャンプは青天井でコロナとは関係ないのではと思ったのですが、
キャンプ場の洗い場は3密、そしてトイレも3密で、
もう営業出来ないという事らしかったのです。
キャンプ場にあきらめられてはなすすべ無しです。

それで我々もキャンプはもうダメだとあきらめていたら、
行きつけの近所の薪屋さんから、「キャンプ用の薪が凄く売れている」と聞き、
様子見に的にキャンプへ行ってみたら、信じられない大盛況。
あれは本当に信じられなかった。
それから独りで(妻はキャンプに多少飽きてきたし)行ったのですが、
コロナ以前とはキャンプ場の風景は一変していました。
とにかく人が多い、という事は、ロクでもないキャンパーが増えるのです。
キャンプ場での盗難とか、女性のソロキャンパーをナンパしたりとか。
そういった俗世間の垢にまみれたのが、入り込んでくるのです。

そんな中でのスノースピークの不振。
スノーピークのテントの性能がいいのは分かっていました。
フレームが金属製で頑丈、布地も頑丈でいいのです。
しかし、私はスノーピークを買いませんでした。
私達のキャンプスタイルに形式が合わないからです。
背が低かったり、スペースが狭かったり。



私達が3回も買い替えたのはロゴスでした。
スノーピークに比べフレームは樹脂製で強度は弱く、
布地も薄く耐久性にも欠けていたのですが、形式が使いやすかった。
スノーピークだったら1度買ったら、いつまでも使えただろうと思っても、
強度の劣るロゴスは、それほどいつまでもは使えないのです。
でもいくら性能が良くても使い勝手が悪いのでは仕方がありません。



スノーピーク製を買ったのは最初に買った、この焚火台だけでした。
しかし、これは重く高価で使い勝手はあまり良くなかった。
今ではもっと軽く安く使い勝手のいい焚火台はいくらでもあります。



さて、キャンプブームは終わったのか?には、
そんなのは早く終わって欲しいと思っています。
以前みたいな静かなキャンプをしたいのです。

土曜日の朝、ゲートが開くと、
待ってましたとばかり、キャンパー車がキャンプ場に
怒涛のごとく雪崩れ込んでくるなんて、
あの狂気の様なキャンプ場は、もう嫌気が差します。
ロクでもない俗世間キャンパーには、もうウンザリです。

キャンプも歌声喫茶も、コロナを境に劇的に変わってしまいましたね。
コロナは我々ロートル世代の楽しみを根こそぎ奪ってしまいました。
あれさえ無かったらと思っても仕方ないのですが、あれさえ無かったらね~。



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キャンプ場で、何を食べるか

2023-12-12 17:01:09 | キャンプ
キャンプ最大の楽しみ、それは何を食べるか、それも有りでしょう。
キャンプでの食べ物ランキング、ベストスリーは、
焼肉、カレーライス、焼きそば、だそうです。
まぁキャンプ場で他人が食べている風景を眺めていても、
大体そんなもんなんだろ~な、というのは分かっていました。

しかし、昔みたいにカレーライスを作るにしても、
野菜をそのままで買ってきて、皮を剥き、包丁で刻んで、
という人はあまり見かけなくなりました。
キャンプ場によっては(生ゴミは持ち帰り)という所も多くなっています。
あの臭気を発する生ゴミを車で持ち帰るのは、かなり苦痛でもあるのです。

最近の私はソロキャンプが多くなっている事もあって、そんな事は絶対にしません。



出かける前に近所のスーパーで、こういった刺身パックを買って行ったりします。
クーラーボックスの性能はいいし、よほど真夏でもない限り夕食はこれで間に合います。





寒い時期になると(おでんパック)もいいし、
やはりスーパーで焼肉用の牛肉など買って行ったりします。



それを、これ!
イワタニプリムスの(やきまる)で焼いての、独り焼肉。
これがね~、実にいいんですね~。
別にイワタニの回し者なんかじゃないけど、これに辿り着くまでどれだけ無駄をした事か。
鍋に湯を沸かし、そこにちぎったレタスを放りこんで、焼肉と一緒に食べる。
面倒くさい事は一切しない!





キャンプに行ったら、燻製が実に美味しい、
といった報告を見て、私も段ボール製の燻製器を買ったのですが、
全然、美味くも何ともなかった、バカ見た。





キャンプと言えば、ダッジオーブン、そういった人も多いのでしょうが、
あんな重たくて手入れが面倒くさそうな物は、ズボラな私には無理。
確かに家族が多い家庭のオヤジさんは、
こういった、如何にもキャンプ的な物で、子供からの信頼を得るのも悪くないね。





でも、ご飯でもおかずでも、お湯に付ければ済んじゃうレトルト食品。
こんな優れものがあるんだから、それでいいんじゃないの。





確かに以前は、こういった(ツーバーナー)という、
如何にも(キャンプ)というムード満点の物があった。
しかし、もはやレトルト食品の前には、もう勝ち目は無いな。
あれは、何処かの料理店のシェフかなにかがキャンプにやって来た感があったけど、
そんな嘘っぽいのは、ネタバレで誰も見向きもしないね。

レトルトキャンプ・・それが現在のスタイルだな。

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昔、ツーバーナーというのがありました

2023-10-27 10:01:56 | キャンプ
私が本格的にキャンプをする様になってから、35年くらい経ちました。
最初に最も困ったのは、料理が苦手だった事です。
2泊3日が多かったのですが、妻子と行くにしても、3日分の食事はどうするか?
それが最大の悩みでした。
行った日の夕食。2日目の3食。最終日の朝食。
5食分はキャンプ場で作る事になります。
何を作ったらいいのか?それをどうやって料理したらいいのか?
キャンプは大好きだけど、料理が苦手というのは、まるで話になりませんね。

その頃はレトルト食品があったかどうか分かりませんが、
何とか頑張って作ったか、妻に一任していたのか?
多分、その両方だったと思います。

キャンプ道具を買う時、最初に何が何でも買ったのはツーバーナーでした。
それが無いとキャンプも(絵)にならない気がしていたのです。



その頃、ツーバナーで最も人気があったのが、
コールマンのガソリンバーナーでした。
これは赤い燃料タンク内の空気をポンプで圧縮して、ガソリンに圧をかけて燃やすのです。
朝や夕方に亭主がこのポンプをペコペコ押したり引いたりしてるのが、
如何にもキャンプをやってる風情があって、一抹の情緒でした。
しかし、私はこれを買いませんでした。
あれは本当にキャンプ場の風景を最大に演出するセレモニーでしたが、
私はガソリンではなく、イワタニプリムスのガスボンベを選んだのです。





これは、ガソリンに圧をかける、絵になる風景はありませんが、
ガスボンベを取り付けて点火するだけで簡単です。



そしてキャンプ場の夜を演出するランタン。
これもガスボンベ式にして統一を図りました。

バーナーはガソリン。ランタンはガスと分ける。
これはやらない方がいいのです、共通にした方がいいのです。
ランタンは、一度乾電池にした事もあるのですが、
あまりに風情が失われるので、やめてしまいました。
やっぱりキャンプ場のテントサイトは白熱電球が、風情があっていいのですね。

最近の調査で、
キャンプでの食事、人気ベスト3が載ってました。

一位  カレーライス
二位  焼きそば
三位  焼肉

私は一位は、焼肉だと思っていましたが、カレーライスだったとは。
そう言えば、昔は亭主がカレーの具材の野菜などを、包丁を一生懸命振り回してる絵がありました。
しかし、今では生ゴミは持ち帰りといったキャンプ場が増えているし、
何よりレトルトカレーがあれば、なにも野菜と格闘しなくてもいいんですよね。

まぁ子供が小さかったりすると、
キャンプ場だけは「父親の姿」を子供に見せるというセレモニーをやりたいのかな?
でも、レトルトの美味しさの前には、結局「アンタの負け」

私も、経験を積めば積むほど、ツーバーナーなんていうのは、
まるで必要ない事が歴然としてきたので、
それに、もう子供がいる訳でもなく、「見せる」必要もなく、
車内でかさんで場所を取り、ガタツキ音がうるさいツーバーナーは、
粗大ごみとなって捨ててしまいました。
キャンプって本当に無駄が多いんですよね。





でも、やっぱりキャンプって(味)があって離れられないのです。
夜のランタン下での語り。
何も言わずに黙って、ただ見つめているだけの焚火。
キャンプでしか味わえない、あのひととき。
やっぱり、キャンプはいいんだな~。



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キャンプでは本当に様々な事がありました

2023-07-17 06:24:34 | キャンプ
先日、ネットでソロキャンプに行った男性からの記事が載っていました。
彼は何処かのキャンプ場に行ったら、校庭ひとつ分もある様な広大な敷地に、
キャンパーは、その彼一人だったそうで、
これは完ソロ(完全な独りキャンプ)だと大喜びだったのです。
しかし、後になって若い男性のソロキャンパーがやって来ました。
その男性が彼に「ここいいですか?」とテントを張ったのは、何と彼の真横だったのです。
場所は他に広大にあるのに、何だって彼のテントの真横にピッタリとくっ付けるの?
ソロキャンが心ゆくまで楽しめる筈だった彼は、全てをオシャカにされてしまったそうです(チーン)



いるんですね、こういった(アンタいったい何を考えてるの)キャンパーって。
私の忘れ物列伝はともかく、

誰もがここだけはイヤだと敬遠する便所の真横にテントを張る家族。
他のキャンパー達は、こいつら理解不能だと横目でチラチラ。



混みあっている日に、皆さんがテントサイトを探し回っているのに、
キャンプ道具を置いて、4~5家族分のスペースを(俺のもんだ)と確保してる若いカップル。
彼等は後から来る友人の場所を押さえていたのです。
あまりの非常識に、管理人にチクって道具をどけさせました。
しかも、後からやってきた友人は全然別の場所に行ってしまったのですから・・やれやれ。
非常識の極みですね。





キャンプで最もイヤな気持ちにさせられるのは、
我が家の敷地に他人がズカズカと勝手に入って来ることです。
私達も過去に2回はこれをやられた事がありました。

ある時、隣のキャンパーがこれをやられ、
彼はその男に「人の家に勝手に入るんじゃない」と怒鳴っていました。
怒鳴られた男は一応「スミマセン」と小声で謝ったのですが、
その彼は「スミマセンじゃないだろ、バカヤロー」と怒り狂っていました。
私もそう怒鳴りたい事もあったのですが、キャンプに来てまで怒鳴りたくなかったので、
何も言わずに泣き寝入りした事があります。



上の方にあるロッジで若い連中20~30人が、
夜10時の消灯時間を超えて、ロッジのテラスで騒ぎまくっていた事がありました。
耐えかねた私は「キャンプ場にはキャンプ場のルールがあります。ルールは守って下さい」と、
大声で彼等をいさめた事がありました。
こういう時、男性は意外に素直に従うのですが、女性というのはダメですね~。
女性というのは、一旦騒ぐという意識になると容易に折れないのです。
ラブホテルでも男は可愛くて他人の視線を感じたりすると照れちゃうのですが、
女ってやつは一旦入ると決めると、もう他人の視線など怖くも何ともないのです。





あるキャンプ場で、私達が気に入った場所があったのですが、
先住民がいたので、仕方なく少し離れた場所にサイトを設けました。
翌日、その家族が撤収しそうなのを見た私は、
「撤収ですか?その後に設営させて頂いてもいいですか」と声掛けしました。
彼等は気持ち良く、いいポイントなどアドバイスしてくれたのでした。

それとは全く逆に、ある家族が撤収を始めたのを見た、その中年男は、あろう事か、
撤収中の道具の隣に、自分達の道具を並べ始めたのです。
「お前ら邪魔なんだよ、早くどけろよ」みたいな感じで。
あれほど非常識で不愉快な光景は、見た事がありません。
何でひと言、言えないのでしょうか?
「貴方たちの後にテントを張らせてもらっていいですか」
たったひと言そう言えばお互いに、気持ち良くいられるものを。
彼には「口」が無いのでしょうか?





しかしね~、いいキャンプってやつに出会うと、もうその魔力から離れられないのです。
テントを設営するには慣れた私でも1時間はかかります。
慣れない若者が彼女と二人だけのキャンプなのに、設営に3時間もかかっている奴がいました。
ハッキリ言って、こういったとろい男は結婚すべきじゃないよな。
こんな男と結婚してもダメだと思うよ。



私のキャンプ人生も終末に差し掛かっています。
妻のエリカさんは流石に疲れてきたし、私も年齢的に限界を感じ始めているし、
でも、過去数十回(多分100回まではいってない)楽しんできたしで、
思い出すのは愛娘、万里子と行ったキャンプ。
離婚して、もう二度とあの楽しかったキャンプは無くなってしまったいう喪失感。
そして初めてエリカさんと行って「世の中にこんな楽しい事があったのね」と、
言われた時に流した嬉し涙。
本当にキャンプに行った懐かしい日々に感謝感謝です。



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