先月・１１月２１～２２日の、山梨県・八ヶ岳倶楽部への旅行。
その帰路の昼食にエリカさんが、山梨の郷土料理「ほうとう」を食べたいと言う。
しかし、中々「ほうとう」と書いた店が見当たらない。
「新蕎麦」とか書いた店はあるのだが「ほうとう」が何としても無い。
私が「蕎麦でもいいんじゃない？」と言っても、
「今日は、ほうとうを食べたい気分なの」と言うので仕方なく「蕎麦」は諦めて「ほうとう」を探した。
目を皿の様にして車を走らせる内に、電柱に「ほうとう」の文字を発見。
諦めなくて良かったと胸をなで下ろし、中央高速入り口インターを通り過ぎて、
目的の店に辿り着いた時はホッとしました。
私は「ほうとう」は、たぶん食べた記憶が無く、
ただ、普通のソバの汁に、きし麺みたいな平らな麺なのが「ほうとう」だと思っていました。
しかし、出来上がってきた「ほうとう」を見て、それが全然違う物だと知りました。
それにしても「ほうとう」というのは出来上がるまでに、凄く時間がかかるんですね。
私たちよりずっと遅くに入って来た客が、先に出来上がっているのに、
それからも暫らく待たされました。
やっと出来上がった「ほうとう」は、
みそ味で、カボチャが入っているんですね。
知らなかった。
で、まずは一口スープを飲んだのですが、
エッ・・・何だかな～？？
普通のソバを食べるのと違って「ほうとう」というのはツルツルとは食べられない。
食べるのもやたらに時間がかかるんですね。
それも初めて知りました。
それにしても、何となく何か物足りない。
エリカさんはというと、殆ど口をきかずにモクモクと食べている。
やたら時間のかかる食べ物を、二人してモクモクと粛々と食べたんです。
食べ終わって店を出てから、エリカさんが言いました「大失敗」
食べている時にそれを言うのは、あまりにも口惜しいので言わなかったとか。
私もそれで合点がいきました。
私も「こんなのの何処が美味しいの？」と思ってたんですから。
山梨の郷土料理を山梨で食べたというのに、あんな不味い店に当たるなんて・・・（泣）
帰宅してから、ネットで探したら府中にも「ほうとう」の店があったんです。
それで、今日の昼食に行って来ました。
小さい店でしたが、店内は（山梨）だらけの感じ。
そして、まずは一口スープを飲んだら、山梨の店とは違っていました。
これなら納得できる・・そういう味でした。
「ほうとう」は食べた事が無いと言っていた私に、
エリカさんも納得できるレベルで安心できたみたいです。
