久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

びっくり体験2つ

2009-07-28 17:41:29 | Weblog
 先週は3日続けて、研修の仕事でした。介護施設の職員に「利用者様のために、私たちはどのように職場内連携を保っていくのか」というテーマで、夜2日に分けて。もうひとつは、県の新生活産業支援の一環で「サービス事業者の集客力アップのためのWEB活用研修」の1コマ半日研修をしました。これはメンバーが変わって2期目。秋には、3期、4期と続くそうです。
 どちらの研修も目的がはっきりしているので、内容は作り易いのですが、受講生の意識を高めてもらうためにグループディスカッションを取りいれたので、雰囲気を盛り上げ、研修に出て良かったと思ってもらう準備と気遣いが大変でした。
 そんなことで、なかなかブログを書く時間がなくて・・・

 題名のびっくり体験に移りましょう。ひとつは、先に書いた金曜日の研修の後、終わって会場を出たら、土砂降りの雨。何とか天神まで出たのですが、天神から自宅に帰るバスがなかなか来なく、40分ぐらい待ったでしょうか。バス停でも横殴りの雨で足元はびしょびしょ。やっと乗れたバスでしたが、自宅までの距離の3分の2ぐらい行ったところで、道路が冠水しているのでこれ以上行けないと降ろされてしまったのです。こんなこと初めてです
 見ると、先の道は低くなっているのか、池のよう。遠回りして帰れないことはないでしょうが、この大雨の中、歩いたら30分では着かないでしょう。途方にくれていると偶然空のタクシーが通りかかり、本当にラッキーでした。
 今回はたまたま運が良かったのですが、このような時、どのような判断をするか、考えさせられます。最悪の事態を想定して、早めに帰るとか、確実な乗り物を探すとか的確な判断は難しいものです。
 自分のことだけでしたら、まだ”しまった”でいいのですが、部下や、この前の北海道の山のようなお客さんに対する判断は難しいです。
 私も、銀行時代、台風の時の上司の判断の不味さを未だに思い出します。他の部署は就業前でしたが、乗り物が動かなくなるというので、上司が早く帰るように指示を出したので、無事帰れたのですが、私の上司は、判断が遅れ、終業時間になって出たので、もうすでに公共の乗り物は動いてなく、大変な思いをして帰ったことが忘れられません。
 今回の雨も異常気象の影響でしょうか。福岡県内は大変な被害でした。亡くなられた方もあって、自然災害の怖さを思い知らされました。

 異常気象と言えば、7月の3連休に北海道は利尻、礼文に行ってきた時のことです。今年の7月、北海道は天気が悪い日が多く、礼文から利尻富士がはっきり見えたのは2日しかなかったとか。こんなに7月に雨が多いのは珍しいそうです。
 行った土曜は天気が良かったのですが、日曜は、予測どおり雨。それでもせっかく来たのですから、礼文の桃岩を歩いたり、スコトン岬に行ったり、もう雨風の中、寒くて4枚ぐらい重ね着して歩きました。遮るものがない所では、風速50mぐらいでしょうか、立っていられなく飛ばされそうなくらいでした。
 
 こんな経験は初めてです。この時に、予測する、想像するということは難しいなとつくづく思いました。というのは、今回北海道に来る前の福岡は連日35℃という暑さ。ネットで天候、気温を調べ、長そでも2枚、ジャンパー、山用のレインコート上下、手袋など用意はしていましたが、想像以上の寒さでした。
 美瑛山の遭難もそうだったと思うのですが、どんなに言われても、つい夏山と思ってしまいますし、荷物にもなるし、ここまで用意しなくてもいいかなと思ってしまいそうです。慣れない者は想像以上の想像を働かせて用意する必要があるのだなと思ったことでした