久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ちょっと緊張しました

2009-07-07 17:19:38 | Weblog
 昨日、朝から県庁に呼ばれ、県教育委員2期目の辞令交付式がありました。福岡県の教育委員は原則4年2期務めることになっていて、知事に任命権がありますので、知事から直接、辞令という形でいただくことになります。
 それが、昨日で、10時から交付式という予定でしたので、20分ぐらい前に県庁へ。まず教育委員控え室で待ち、10分ぐらい前に移動、知事室の控え室で2,3分待ち知事室へ。その間、廊下にも、控え室の周りにも総務関係の方たちがたくさん待機していらして、分刻みのこのような行事を捌いておられました。

 2期目ということで、もう一度このように大げさにされるとは思ってもいなかったので、いささかびっくりしました。ちょっと緊張しましたが(周りのあまりにもの重々しい雰囲気に)また新たな気持ちで、4年間仕事をするというきっかけになり、良かったと思っています。

 4年間、あっという間でした。初めの1年は何のことやら、委員は何をすればいいのか理解するのでやっと。2年目、3年目になると「あーこの時期にはこのようなことをするのか。こうやって県の教育施策が決まっていくのか」というようなことが理解できるようになり、その間、委員も1人変わり、また変わりというように、私の後に2人も新しい委員が入り、委員会の雰囲気も随分変わりました。
 と同時に、社会の教育委員会に対する目も変わり初め、昨年から会議の議事録はHPで公開、随分と審議内容も議論を重ねるようになりました。

 しかし、まだまだ一般の方々にとって、教育委員会というところは、何をしているんだろうかと遠い所でしょうね。
 教育予算、人事、施策という行政的ことから、教職員の採用試験、学校編成、文化財の認定、審議会の委員決めなど、具体的なことは山ほど、随分と幅広い仕事があります。
 一番の悩みは、それらの重要なことを決める私たち委員は非常勤なので、どうしても勉強が足りず、根本的な議論が出来ていないのではないかというジレンマを抱えているという点です。

 自分の会社の仕事があって、他にも委員会がたくさんあって、いろいろな会の役などをやって、正直時間が足りません。
 しかし、いろいろな経験や各所からの情報をフルに生かして、これからの4年間は、慣れすぎることなく、新たな視点で取り組んでみようと思っています
 どうぞ皆さんも教育に関心を持ってください。何といっても人づくりの原点は、勿論家庭ですが、学校教育も重要ですから