久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

おもしろい仕事、わくわく

2009-07-09 15:06:14 | Weblog
 今、ちょっとおもしろい仕事が入って、わくわくしているところです。しかし、きっかけは何とも突然でした
 4月の終わりでしたでしょうか、突然、大分県大山町の第3セクターの会社から電話があって、当社のHPを見て、「梅ジュースを作るのに、消費者の立場から意見がをほしいので、開発のプロジェクトに入ってくれ」という依頼でした。5月の連休明けには会議をしたいので、○○日頃2日を空けておいてほしいということでした。

 大山町の梅は有名で、「梅の木を植えてハワイへ行こう」という掛声で、それまでこれといった特徴がなかった町が一躍有名になり、その後の大分県の平松知事が提唱された「一村一品運動」と相まって、よく話題に上る元気な町として知られるようになりました。

 今回、その大山町からのお呼びとあって、5月の連休明けの2日を空けていましたのに、それから連絡がなのです。仕事も入ってくるので、連絡してみると、予定が伸びていて、もう少し待ってくれとのこと。それなら早く連絡してよ

 またそれからも連絡なし。忘れかけていたのですが、これは忘れもしません、6月26日。突然郵便が来て、「梅新製品開発戦力委員」就任の承諾書と、何と、30日朝9時半から会議をするという知らせ。
 私も長いこと仕事していますが、この突然のお知らせに腰が抜けそうになりました
 市内の会議ならば、何とかやり繰りして駆けつけることもできますが、何といっても遠方。しかしこういう会議は初めに行っておかないと意味がないでしょう。それから何とか調整して、やっと行ける手筈を整えました

 当日は、委員として参加で福岡から行かれるもう一人の方の車に乗せてもらい、交通手段は何とかなったのですが、この日はあいにくの大雨。途中数メートル先も見えないような土砂降りの中、10分遅れで何とか到着しました。何ともはやはや・・・

 しかし会議は面白いものでした。おおやま夢工房の社長、そして社員の方数名、梅の生産者、大学の先生、県の科学技術センターの方々などで構成されている委員会。すでに梅酒やリキュールなど開発された経験があるので、コンセプトやだいたいどのような商品を目指すのかは上手に資料にまとめられていました。
 農家の安定的な収入確保や、農作物に対するこだわりや農家のやる気を引き出すなど、農業振興の考え方もこの中には入っています。
 今回のこのプロジェクトは、経産省の農商工連携助成の認証を受け、今期末には製品のめどを付けるという何ともあわただしい計画ではありますが。

 話を聞いているうちに、久しぶりにわくわくしてきました。まず自分や当社に係わっていただいている消費者の方たちに当たる商品であること。これまでにない新しい商品、新しい売り方をを考えていくということなど、やってみたい楽しみだなと感じたのです。

 ここに来るまでは、半信半疑でした。自分に関心がない、ぴたっとこない商品なら、1回限りでお断りしてもいいぐらいに思っていました。
 実際に製品づくりとなるとそれは大変でしょう。またいくらいい製品ができてもどこで売るか、どうやって知ってもらうかなど、いくつもの山を越えなくてはいけないでしょう。
 でもわくわくします。自分が本当に飲みたい高級ジュース、周りの人たちにも「おいしいよ。飲んでごらん」と言えるような製品ができたら・・・2回目の会議が楽しみです