ネパール3日目、この日は朝5時過ぎに起きて、日の出を見に。真っ暗な中、かなり厚着をして車で30分ぐらいの山のふもとに。そこから少し登った所で日の出を待ちますが、人が一杯になってきたので、続いている山の方にもう少し登って、ガイドさんが教えてくれた人もいないいい場所へ。雲があっていささか心配しましたが、待つこと30分ぐらい。何ともきれいな日の出を見ることができました。雲が赤く染まりだしてから、雲の上に出てきた日の何と眩しいことか。ご来光を浴び、太陽からたくさんエネルギーを受けた気分。いいことがありそう!
その後ホテルに帰って、朝食。この日は、首都のカトマンズへ移動です。行きといっしょ。何時の飛行機やら。行ってみて、1~2時間待ってからカトマンズへ。昼食はネパールの鍋料理やモモと言われる餃子のようなのを食べます。なかなかおいしかったです。
その後カトマンズの市内観光。目玉寺院、クマリ館、旧王宮広場などを見学。ここもポカラの寺院とはまたちょっと違って、大変ユニークで繊細な作りで美しいものでした。
ここで珍しい風習の話を聞きました。この地域で育った5歳ぐらいの女の子の中から容姿端麗、頭がいい、人見知りをしないなどなどいろいろな条件に合う女の子を一人クマリとして選び、初潮を迎えるまで神の使いとしてその子を教育していくそうです。その住まいが「クマリの館」と言って、回廊のような建物。そこから出ることは許されず、学校にも行かずここで教育されます。両親や友達は訪ねて行くことはできるそうですが、こんな文化が残っているのですね。
この日の夕食はネパール伝統舞踊を見ながらネパール料理。インド料理とよく似ていて、カレー中心です。大きな広間に靴を脱いで上がり、まるで日本の座敷のようですが、何とも薄暗いなと思っていたら、例のごとく停電中。やっと帰る頃電気がついてこんなに明るかったのかーって皆で笑ってしまいました。
カトマンズ2日目。1月1日です。この日の朝の遊覧飛行でエベレストを見るのが、この旅行のメインイベントです。前日の夜ずっと雨が降っていたので、どうなるか気をもんでいました。朝、曇り。また5時半に起きて、朝食後空港へ。朝から飛ぶべき飛行機が遅れていて、私たちが乗るのも遅れていつになるか分かりません。出発の画面表示などもなく、兎に角便名を呼ばれるのを待つだけです。
予定時間の1時間遅れで出発。19人乗りの飛行機。飛行機まで移動するバスの中で、「エベレストが見える確率は現在のところ80%だけれど、飛行機に乗るかどうか今決めろ」と言われます。勿論全員搭乗。
カトマンズから20分ぐらい飛んだ所で、一人一人操縦室に呼ばれ、何と左の方にエベレストが見えるではありませんか。感激本物を見る前から山の形、位置関係などを飛行機の中で予習していましたので、「あれがエベレストだ」とすぐ分かりました。世界で一番高い山ですものね。エベレストは8,848m。8,000m以上の山が世界には14ありますが、何とそのうちネパールには8もあるそうです。
飛行機は30分ほどで折り返して飛び、反対の席の人にもちゃんと見れるように配慮されていました。1時間ほどのエベレスト遊覧飛行。着陸してもらった証明書の紙には、「I didn't climb Mt.Everest... but touched it with my heart!」と書かれてありました。本当にそういう気分で、興奮して帰ってきました。
午後から古都パタンの観光。昨日の寺院と似ているのですが、また大変おもしろい趣のある建物で、ここも煉瓦の土台の上に木の建物、木には細かい細工がされており美しいものでした。世界遺産だそうです。
今回カトマンズには2泊したのですが、とてもいいホテルで、食事も良く、この日の夕方、帰る日の午前中はゆっくりホテルで庭を散歩したりホテルライフを楽しみました。
今回の感想。ヒンズー教と仏教が融合した珍しい文化、建築物に触れ、また世界一の山エベレストを見、観光地としてもおもしろい所でしたが、私たちから見ると国民の生活がもっと何とかならないものかと思ってしまいます。水はヒマラヤからの湧水などを上手に引いてこれないものだろうか、とか、電気は太陽光を推進したらいいのではと思ってみたり、山からレアメタルなどを掘ってこれたらもっと国が豊かになるだろうけれど、などなど、しかし何といってもインフラは政治に係わることですので、共和国になって3年、これからなのでしょうね。
それにしても発展途上国は子供や若者が多いなーというのが印象。ですからとっても活気が感じられます。本当に世界にはいろいろな国があるのですね。
外を見ると、改めて日本の豊かさを実感し、どうしてこれを生かしきれていないのか、国民に元気がないのか不思議な気がします。こんなにいろいろな意味で整っている国は少ないのではないでしょうか。ですから今の日本の若者にももっと他の国のことを知ったり、見たりしてほしいですね。そうするといかに恵まれているか、ではその中で何をすればいいのか見えてくるのではないかと思うのですが。こんなことを感じた今回の旅行でした。
その後ホテルに帰って、朝食。この日は、首都のカトマンズへ移動です。行きといっしょ。何時の飛行機やら。行ってみて、1~2時間待ってからカトマンズへ。昼食はネパールの鍋料理やモモと言われる餃子のようなのを食べます。なかなかおいしかったです。
その後カトマンズの市内観光。目玉寺院、クマリ館、旧王宮広場などを見学。ここもポカラの寺院とはまたちょっと違って、大変ユニークで繊細な作りで美しいものでした。
ここで珍しい風習の話を聞きました。この地域で育った5歳ぐらいの女の子の中から容姿端麗、頭がいい、人見知りをしないなどなどいろいろな条件に合う女の子を一人クマリとして選び、初潮を迎えるまで神の使いとしてその子を教育していくそうです。その住まいが「クマリの館」と言って、回廊のような建物。そこから出ることは許されず、学校にも行かずここで教育されます。両親や友達は訪ねて行くことはできるそうですが、こんな文化が残っているのですね。
この日の夕食はネパール伝統舞踊を見ながらネパール料理。インド料理とよく似ていて、カレー中心です。大きな広間に靴を脱いで上がり、まるで日本の座敷のようですが、何とも薄暗いなと思っていたら、例のごとく停電中。やっと帰る頃電気がついてこんなに明るかったのかーって皆で笑ってしまいました。
カトマンズ2日目。1月1日です。この日の朝の遊覧飛行でエベレストを見るのが、この旅行のメインイベントです。前日の夜ずっと雨が降っていたので、どうなるか気をもんでいました。朝、曇り。また5時半に起きて、朝食後空港へ。朝から飛ぶべき飛行機が遅れていて、私たちが乗るのも遅れていつになるか分かりません。出発の画面表示などもなく、兎に角便名を呼ばれるのを待つだけです。
予定時間の1時間遅れで出発。19人乗りの飛行機。飛行機まで移動するバスの中で、「エベレストが見える確率は現在のところ80%だけれど、飛行機に乗るかどうか今決めろ」と言われます。勿論全員搭乗。
カトマンズから20分ぐらい飛んだ所で、一人一人操縦室に呼ばれ、何と左の方にエベレストが見えるではありませんか。感激本物を見る前から山の形、位置関係などを飛行機の中で予習していましたので、「あれがエベレストだ」とすぐ分かりました。世界で一番高い山ですものね。エベレストは8,848m。8,000m以上の山が世界には14ありますが、何とそのうちネパールには8もあるそうです。
飛行機は30分ほどで折り返して飛び、反対の席の人にもちゃんと見れるように配慮されていました。1時間ほどのエベレスト遊覧飛行。着陸してもらった証明書の紙には、「I didn't climb Mt.Everest... but touched it with my heart!」と書かれてありました。本当にそういう気分で、興奮して帰ってきました。
午後から古都パタンの観光。昨日の寺院と似ているのですが、また大変おもしろい趣のある建物で、ここも煉瓦の土台の上に木の建物、木には細かい細工がされており美しいものでした。世界遺産だそうです。
今回カトマンズには2泊したのですが、とてもいいホテルで、食事も良く、この日の夕方、帰る日の午前中はゆっくりホテルで庭を散歩したりホテルライフを楽しみました。
今回の感想。ヒンズー教と仏教が融合した珍しい文化、建築物に触れ、また世界一の山エベレストを見、観光地としてもおもしろい所でしたが、私たちから見ると国民の生活がもっと何とかならないものかと思ってしまいます。水はヒマラヤからの湧水などを上手に引いてこれないものだろうか、とか、電気は太陽光を推進したらいいのではと思ってみたり、山からレアメタルなどを掘ってこれたらもっと国が豊かになるだろうけれど、などなど、しかし何といってもインフラは政治に係わることですので、共和国になって3年、これからなのでしょうね。
それにしても発展途上国は子供や若者が多いなーというのが印象。ですからとっても活気が感じられます。本当に世界にはいろいろな国があるのですね。
外を見ると、改めて日本の豊かさを実感し、どうしてこれを生かしきれていないのか、国民に元気がないのか不思議な気がします。こんなにいろいろな意味で整っている国は少ないのではないでしょうか。ですから今の日本の若者にももっと他の国のことを知ったり、見たりしてほしいですね。そうするといかに恵まれているか、ではその中で何をすればいいのか見えてくるのではないかと思うのですが。こんなことを感じた今回の旅行でした。