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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Jr.の企み

2025年06月25日 | 環境システム科
土肥実験室で水質分析をしているのはJr.たち。
4名のJr.は3つに分かれ、それぞれのテーマに取り組んでいますが
この日はある班が時間のかかる水質分析に挑戦。
そこで急遽Jr.みんなで集まり応援しました。
簡単な分析装置ですが、初めての彼女たちは戸惑うばかり。
しかし焦ることなく、なんとかやり遂げました。
実は、分析しながらある大事なこと相談し、決めました。
先輩FLORAのようにJr.もチームを作って
大会に応募しようというかなりチャレンジングな相談です。
もちろんテーマはこの日、みんなが協力して手伝った研究。
そのためには着実にデータを集める必要があります。
研究は来月中には終わる予定。
まだまだ半人前ですが、4人もいたら2人分?
先輩を驚かせようと企むTEAM Jr.です。
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冷やし中華はじめました

2025年06月25日 | 環境システム科
ここはFLORAが本拠地にしている第2農場の馴化温室。
隣のビニールハウスは、かつて環境システム科が購入したものです。
手前にあるのはブルーベリー。
2年生の手入れが良かったのか豊作の予感がします。
さてここで注目したいのは左に見える風鈴。馴化温室に取り付けました。
風が吹くと金属音がして涼しく感じます。
とはいってもFLORAが冷やし中華をはじめた訳ではなく
暑い中、実習する名農生に涼をプレゼントしようと取り付けた訳でもありません。
実は春、このビニールハウスの左側、数十m先で
クマの足跡が発見されたのです。ひらめいたのはクマよけの鈴。
しかしぶら下げるほど、FLORAは頻繁に農場で実習しません。
そこで役にたつかどうかわかりませんが、風鈴をつけることにしたのです。
クマが風鈴に惹かれて涼を求めてやってこないよう祈るFLORAです。
名農は明日から考査になります。頑張りましょう。
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ひとり足りません

2025年06月24日 | 環境システム科
これは先々週のFLORA the Ⅲed、3代目FLORA HUNTERS。
この日は地元テレビ局の取材を受けました。
もちろん内容は彼らが考案した植物を使った除草剤の泡散布です。
来月、彼らは大阪万博で発表しますが、主催は朝日放送局。
地元のテレビ局はその系列局なので、青森県チームが
大会出場することを紹介するため取材に来校したという訳です。
外で散布する場合、泡散布器は30Lも薬液が入る大型のものを使いますが
今回は紹介なので電動で散布する小型装置を使いました。
番組のレポーターは青森県に住むお笑い芸人さん。
実演もしたので、スタッフの皆さんともども
泡散布の魅力を感じてくださったようです。
でもこの大会、4名が出場するのですがここにいるのは3名。
ひとり足りません。理由は2年生だから。今は考査直前なので
授業を抜け出せとはいえないからです。先日の新聞取材も3名で対応。
今回も写真出演になりました。放送は7月。楽しみです。
南部町をあげたサクランボ狩りが始まっています。こちらも楽しみ!
名農は木曜日から考査です。
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いつかきた道

2025年06月24日 | 環境システム科
8年ぶりに農業クラブの県大会に戻ってきたFLORA。
2017年と良く似たシチュエーションに驚いています。
実はまたまた別の類似点を発見しました。それがビジネスプラン。
これは2017年、神戸で開催された観光甲子園の全国大会で発表するFLORA。
「青森お米物語」と題したビジネスプランを発表し、日本一を受賞しています。
実は今年もFLORAの2年生が4月、腕試しにとビジネスプランにエントリー。
タイトルは「ライスバランス」。やはりお米ビジネスです。
もちろん8年前とはお米を取り巻く事情も違い内容は別物。
2017年の内容は青森県が念願の良食味米「青天の霹靂」を開発した喜びを
冷害に苦しんできた歴史背景に絡めて観光プランに仕立てたものです。
しかし2025年は違います。現在はお米高騰の真っ只中。
彼らが考案したのは、農家が共同でお米を販売する内容。
現在の流通システムを覆す提案です。現在セミファイナルの審査中。
全国大会出場校はまもなく発表される予定です。
農業クラブに8年前と同じシチュエーションで蘇ったように、
ビジネスプランも再び全国大会に行けるのか。
いつかきた道を歩いているような不思議な気分のFLORAです!
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小さいけれど力持ち

2025年06月23日 | 学校
かつて青森県には農業系を学べる高校が7校ありました。
しかし今は少子化に伴い、学科再編や統廃合が進み4校しかありません。
したがって農業クラブの県大会も4校での争いとなります。
やはり有利なのは大規模校。分母が大きいからです。
その点、名農は4校でも最も小さな学校。全員が選手となって
取り組まなければなりません。大会当日はほとんどの生徒が大会に出場するため
平常の授業ができないというクラスも出るほどです。
ステージに並んでいるのは最優秀を受賞した各校の選手たち。
研究だけでなく、情報処理や測量、フワラーアレンジなど
たくさんの部門があることがわかります。しかし何といっても主役は
農業高校が学習の柱として位置付けているプロジェクトという研究発表。
左端に並んでいる3名が3部門の研究発表の最優秀受賞者です。
このうち2名が名久井農業高校。さらに意見発表などでも活躍し
5部門で県のTOPになりました。
小さいけれど力持ち、小さな巨人、山椒は小粒でもピリリと辛い。
大規模校の中でもしっかりと輝き、存在感をアピールしました。
これもTEAM 名農を牽引してきた農業クラブの指導力。さすがです。
この快挙にFLORAが貢献できたことに素直に喜びたいと思います。
皆さん、おめでとうございます。
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