赤い土です。FLORAで赤土といえば国頭マージと島尻マージ。
2022年の初代FLORA HUNTERSが三和土にしようと
悪戦苦闘した沖縄独特の土壌です。
でもこれは沖縄ではありません。
なんと砂漠、それもナミブ砂漠の砂です。
風で舞うほどの微粉で水に濡れると粘土状になるため
播種しても芽が出てきません。2代目FLORA HUNTERSが
ナガイモとカブ栽培に取り組み、大失敗してしまいました。
現在この難問に取り組んでいるのは1年生のJr.。3年生が指導しています。
考えたのは団粒化させること。通気性、排水性を高めるためです。
いかがでしょう、ちょっと粒が大きいのですが
彼らが土壌改良したおかげで、まったく違う姿となりました。
しかし上から水をかけたらまた粘度になってしまうかもしれません。
そこで考えたのが底面給水。プランタの底に不職布をぶら下げ
水を吸い上げるスタイルで、今回は自作しました。
よく見ると土壌の中央の赤色が少し濃いところがあります。
これは水を吸い上げている証拠。これなら播種できそうです。
そこでさっそくJr.は、二十日大根とアフリカのホウレンソウともいわれる
フダンソウ(スイスチャード)を播種していました。期待しています!