花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

心地よい時間が流れています

2024年01月28日 | 研究
大会まで1週間となったFLORA HUNTERS。
1年生と2年生の合同チームなので練習は放課後行っています。
しかし1年生は資格試験の講習会が毎日あるので練習は週2回。
それも30分間という短時間です。
それだけにみんな集中して取り組んでいます。
Jr.も含めて総勢10名。人数が多いと必ず誰かが体調を崩すので
なかなかベストな状態で全員集まれません。
しかしこの日は全員集合。やっとALL STARS勢揃いとなりました。
たった10分の発表。もし優勝を狙うなら、
上手な人が1人で発表した方が聞きやすく練習もしやすくいいと思いますが、
そもそもFLORAの活動は、みんなに自信を持たせるのが目標。
したがって今回も3人がリレー形式で発表します。
またPC操作担当、演示担当、タイムキーパーなどみんなに役割を設けています。
つまり各自が戦士として、それぞれの持ち場で一生懸命活動することで
チームFLORAを前へと動かしている感覚を味わってもらっているのです。
練習1日目の発表時間は9分37秒。練習2日目の最初の発表タイムは9分19秒。
そして2回目は9分29秒。発表者が全員揃うのは、2日目が初めてだったので
なかなかタイムも落ち着きません。しかしまだ2日間練習ができます。
きっと慣れてきてタイムも落ち着いてくるはずです。
「みんなで放課後集まり練習する時間が一番心地よく大好きだった。」
昔、卒業するFLORAの先輩が話していました。
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控室

2024年01月28日 | 環境システム科
環境システム科の温室が立ち並ぶ第2農場。
このビニールハウスの中に陣取っているのは松の盆栽です。
かつて園芸科学科があった時代は盆栽の実習もありました。
簡単な実習を通して外部講師が盆栽の魅力を伝えたものです。
その成果なのか名農OBで地域で活躍している造園屋さんもたくさんいるようです。
近年は、時空を超えた小さな世界を作る日本人独特の美意識として
盆栽はBONSAIという名前で世界から注目されています。
さてここで控えている松の盆栽たちは、卒業式で大役を務める大物役者たち。
名農はもちろん、地域の小中学校からのオファーにも応えています。
卒業式に国旗と松はつきものですが、レンタルしたらとんでもなく高額。
高級車を自前で何台も持っている名農は本当に恵まれています。
現在これらを管理しているのは環境システム科です。
課題研究はなんでもできる授業。若者むけのマン盆栽という
ユニークなアートにも発展している盆栽。興味のあるメンバーは
先生に相談したら実現できるかもしれません。
盆栽で有名なのは都立園芸高校。「徳川三代将軍家光公遺愛の五葉松」盆栽を
今も生徒たちが管理しています。またユニークな盆栽部はアメリカ大使館で
盆栽の手入れを大使に指南。海外や都会の人ほど興味があるようです。
草木、野菜、果樹、施設栽培。名農は園芸科こそなくなりましたが
名農は今も園芸に特化した農業高校。
自由な発想で「園芸」を楽しみたいものです。
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