花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Mac Fan.

2024年01月09日 | 研究
年末の28日、仕事納めの名農にFLORAの姿がありました。
彼らは2年生なので、2月上旬に開催される農業クラブの上級位検定を
受けなければなりません。受検に必要なものはFFJファイルや作文、
さらに研究レポート。これを完成させたうえで
筆記試験と他校の先生による面接をクリアーしないと取得できません。
したがってどの2年生も今、必死になって作業を進めていると思います。
この日のFLORAはレポート作りの講習会。
自分が使うMacの試運転も兼ねて1時間ほど行いました。
しかし名農は翌日から長い冬休みに入ったので
困ったことがあっても相談できずにいるはずです。
そこで今日は、またみんなでMacを持ち寄り、
途中結果を披露し合うことにしています。
また印刷してみて初めて間違いがわかる場合も多いので
プリントアウトもしてみる予定です。
始業式は15日、FLORAのレポート提出は翌日の16日。
冬休みも残りわずかになりました。
どんなレポートを持ち寄るのか楽しみです。
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幸せの黄色いサクランボ

2024年01月09日 | 研究
2009年、生活科学科3年のアップルガールズが開発した白いリンゴは
2010年に草花班の園芸科学科3年女子がアップルガールズを継承。
同じ草花班の男子はTEAM FLORA PHOTONICSとして草花研究に取り組んでいました。
2011年からはアップルガールズが解散し、TEAM FLORA PHOTONICSに一本化。
したがって白いリンゴもFLORAが栽培することになりました。
さて受け継いだ2代目TEAM FLORA PHOTONICSはイタズラが大好きで
特産サクランボも白くなるのか袋をかけてみます。
これがそれ。なんときれいな「黄色いサクランボ」になったではありませんか。
当時、世の中に黄色になるサクランボの品種がないわけではありませんが、
極めて珍しくて超高値。そこで簡単に黄色にできるこのサクランボ栽培法は
可能性があると考え、いろいろなビジネス系や科学系のコンクールに応募しました。
すると皆さん、高評価。最優秀も何度か受賞しました。
さらに面白いと思った地元のTVが取材依頼。引き受けたところ、
なんと台詞付きの台本が渡されます。インタビューではなく簡単なドラマ仕立てなのです。
台詞を何度も噛んでしまうという沼にハマったメンバーもおり悪戦苦闘。
その成果は2週に渡って県内で放映され、みんな照れた記憶があります。
プリンにの上に、蔓で繋がったありそうでなさそうな赤と黄色のサクランボ。
「幸せの黄色いリボン」という歌や「幸せの黄色いハンカチ」という映画もあります。
また年配の方にはズバリ「黄色いサクランボ」という歌のイメージがあり好印象でした。
しかしこんな楽しい研究ですが、東日本大震災により一瞬で消えてしまいました。
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