やっちまったな

先週の日曜日、チームフローラは後輩のバブルボーイズとともに
仙台の研究発表会に参加していました。
これは毎年、国連大学で高校の環境活動を発表し合う会の
東北予選にあたるもので、今年で４回目という比較的新しい大会です。
今まではいきなり全国大会に応募して、書類審査で残った
全国10校ぐらいが発表できるというシステムで
チームも今まで２回発表させていただいています。
ところが今年から各ブロックで予選を行い、
その上位２チームが決勝に進出できるシステムに変わりました。
東北といえば農業クラブが盛んな地域なのでSSHの普通高校に混ざって
たくさんの農業高校のライバルたちも参加するはずです。
行ってびっくりなんと13チームもエントリーしているではありませんか。
案の定、農業クラブの東北大会常連校、さらに今年のチャンピオンもいます。
それに対してこちらは人前で声を出すのが初めてというバブルボーイズとの合同チーム。
発表前なのにすでにドキドキしているようです。
悪い予感は当たるものです。発表者が途中でチームフローラから
バブルボーイズに変わる２部構成で臨んだのですが、
変わった瞬間、音声が聞こえなくなったのです。
マイクが切れたのかとびっくりして見ると、なんとマイクが彼らの口ではなく、
鼻というかおでこの方に向いているではありませんか。
緊張のあまり、マイクの位置すら確認できなくなっています。
途中でフローラの先輩が気づいて直してくれましたが、
これには笑うしかありませんでした。
そんな彼らの結果はいかに？

Bubble Boysの化学反応!!

新生研究チームのバブルボーイズ。
泡による農薬散布研究を行っている二人組です。
指導されるのは今年、ストックホルムにチームと一緒に行かれた先生。
その経験を活かして新しい研究チームを指導されているのです。
もちろんチーム フローラ フォトニクスも全面的にサポートしています。
さて、いたっていつも通りの練習風景に見えますが
実は今までの名農では考えられない組み合わせなのです。
なぜなら彼らは環境システム科の2年生で施設園芸班に所属しています。
そして指導されている先生は園芸科学科の果樹研究班の先生。
もちろんサポートしているチームは環境システム科の環境班という別のチーム。
つまりチャレンジする彼らも指導する先生も授業では接点がないのです。
先輩に憧れ、指導してほしいとチームに依頼してきた彼らもすごいけれど
それに応えた園芸科学科の先生もたいしたもの。
したがってバブルボーイズは放課後に残って活動をしています。
新しい組み合わせがどんな化学反応を起こすのか楽しみです。
意欲だけはフローラに負けないのですが足りないのは経験。
今までこのような発表会に一度も出場したことがないのです。
したがって緊張して実力を発揮できないのが難点ですが
これも経験によって克服できるはず。
いろいろな経験を積んで卒業してほしいものです。
さて彼らの発表会は17日の日曜日ですが
18日から修学旅行で京都に向かうというハードスケジュール。
フローラは素直に頑張る二人を応援します。