奇想庵@goo

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2007年6月の新作ゲーム【PS2】

2007年05月31日 22時27分15秒 | アニメ・コミック・ゲーム
個人的にはそう食指を動かされる作品はないのだが、注目は独自のジャンルを確立した2つのシリーズの新作だろう。

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公式サイト

GBAで出たものの移植作にあたるが、オリジナルキャラの集大成的作品となった。このシリーズの最大の売りである演出面はかなり力の入ったものとなっているようだ。

スパロボシリーズは、第4次Sを皮切りにFとF完結編、α、α外伝、第三次αとプレイした。やはりリアルタイムで見た作品に思い入れは強いが、スパロボを通じて馴染みとなった作品も少なくない。サイバスターを始めとするオリジナルキャラも同様だ。
ファンの夢を実現したようなゲームであり、権利関係の調整に苦労して生まれたシリーズにしてはとても皮肉なことに、魔装機神関連などオリジナルキャラに権利関係の問題で出せない状況がいろいろと発生したことは残念だ。

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公式サイト

ガストのアトリエシリーズ最新作。その第1作「マリーのアトリエ」を発売日に買ったのもいい思い出。その後、エリー、リリーとプレイしたが、私の中ではエリーで完成してしまった印象が強い。ただ最近のこのシリーズはかなり新たな方向に進んでいるので、かなり興味深く思ってはいるのだが。

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公式サイト

SS、PSで出たローグ系ダンジョン生成型アクションRPGの移植作。かなり独自の世界観と凝った設定で一部に強い支持があった。プレイしたことはないが、公式サイトなど見ているとちょっとやりたくなってくる。

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公式サイト

アニメはなかなか独創的で面白かった。しかし、ゲームの第一感はファンアイテムといった印象。アニメ作品のゲーム化を手広く行っているマーベラスインタラクティブの発売。
つか、どう考えてもシューティングで出すべきでしょ。まあシューティングというジャンル自体がプレイヤーを選ぶのは確かだけど、難易度なんてそれこそ思いっ切り低くしてもいいと思うのだけどねぇ。ゲーム内でリ・マージョンを描く楽しみがない時点で期待しづらいものとなっている。

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公式サイト

廉価版。前作は廉価版で購入しプレイしたがなかなか面白かった。学園っぽい作りだが中身はウィズらしいもの。ウィズ好きなら1度はこのシリーズをプレイするといいと思う。2からプレイしても問題ないと思うしね。


ドラえもん最終話

2007年05月30日 21時28分43秒 | アニメ・コミック・ゲーム
ドラえもん「最終話」同人誌制作の男性、小学館と藤子プロに謝罪

個人的には現行の著作権法に著しく批判的な立場だが、それはそれとしてなかなか興味深い出来事に見える。
著作権法に照らせば、巷に溢れかえる同人誌のほとんどが違法だし、ネット上の個人サイト・ブログの多くも違法だ。こうしたファン活動は「黙認」されているだけと言える。

ドラえもんの同人誌による「最終話」もその流れで作られたものに過ぎない。作者が元プロであったこと、作品の出来が良く広く評判を集めたことが結果的にその流れから逸脱することとなったが。
ネット上で私もこの作品は目にしたし、最終話としてよく練られた内容だと思う。

今の日本のマンガ界はもやは同人誌業界なしには成り立たないのではないかと思うほどだが、一方で無駄に才能を消耗しているように見えなくもない。そんな同人誌のあり方は記事の内容から逸れるので深く言及しないが……。

今回の件で目に付いたのは、やはりお金の問題ってこと。まあ当然だけれど。
許諾の問題もあるが、浦沢直樹の「PLUTO」のように過去の名作をアレンジしたりする手法はもっとあっていいと思う。今回の件もオオゴトになったが落とし所はもう少し別の手があったようにも感じる。
この「最終話」は、日本では法的な線引きが曖昧なパロディの範疇とみなすこともできるだろう。

繰り返すが、この「最終話」は、大量に生み出される同人誌のなかでも創造的で上質の部類の作品だ。そして、皮肉にも、だからこそ問題となってしまった。
ファン活動のあり方や、それを様々な形で利用する出版社などの企業のあり方、創作活動のあり方、一読者としての立場など、考えれば考えるほど、別の解決法を取るべきだったように思えてきて返す返すも残念だ。


アカウントハック

2007年05月29日 20時32分26秒 | デジタル・インターネット
昨夜このブログにコメントが寄せられ、そのコメント内に記載されたURL及びホームページ(URLは同一)を踏んだところウィルスに感染した。そのURLが100%黒という確証はないが、まず間違いないだろう。
ウィルスはMaranというもので、オンラインゲームのユーザーアカウントを盗むというもの。私自身はPCでプレイしていないので実害はないが、駆除には成功したもののネット接続ができなくなり、またもやXPの再インストールをするはめになった。

コメント内容が記事にそぐわなくてかなり怪しいと用心はしていた。ブラクラチェッカーでそのURLを検索したりしたのだが、まあそれでも油断があったということだ。再インストしたばかりで、更に再インストすることに抵抗がなかったというのもある。
ただサイトの管理として明らかな広告系URL記載の書き込みはガンガンと消しまくるが、今回のコメントは本文もそれなりに記載されていたので確認せずに消すことに抵抗があったのも事実。まあそれを狙われたわけだが。
トラックバックはスパムが多いので今は許可制にしている。ブログタイトルや記事タイトルがトラックバックされた記事の内容に著しく離れていたり、また明らかにアフィリエイト狙いの場合はそのブログを確認せずに削除している。微妙なものは見に行かざるを得ず、それだけでも高いリスクがあると言えるだろう。

どれだけ警戒していても安全とはいえないし、こういうことがないとWindows Updateやウィルス対策ソフトを軽視しがちになってしまうが、やはりネットの基本としてセキュリティには常に注意しなければならないと改めて思い知らされた。


男の弱い時代

2007年05月28日 22時00分16秒 | 2007春アニメ
タイトルは昨日の日本ダービーを見ての感想だが(笑。

「天元突破グレンラガン」のカミナ。エンターテイメント作品では久しぶりに見た、男が惚れる男って感じのキャラクターだった。夢に生き、度量があり、真っ直ぐ前に突き進む男。周囲をかき乱すが、思いやりもある。話が進むほどにいい男になり、そして死んだ。

エンターテイメントの中でさえ、もう許されないのか。こんな男の存在を。
アニメでもゲームでも他の分野でもかっこいい男って本当に消えてしまった感がある。高機動幻想ガンパレード・マーチで、芝村舞をヒーロー、速水厚志をヒロインと公式に定義していたが、いまやそれが当たり前になっている。グリムグリモアでもヒーロー役はリレ・ブラウだったしね。

まあ男女の性差で役割を決めることは、エンターテイメントの中ではもう時代遅れになっているのは間違いない。それがもちろん単純に現実を反映しているわけではないが。消費されるキャラクターという観点からもこの流れは当然と言えるだろうが、あまりにも時流に乗るばかりでは作り手の質の低下を嘆きたくもなる。

今思うと、エヴァがパワーを持ちえたのは、究極のエンターテイメントを目指しながら同時にエンターテイメントから抜け出そうとし、最後はエンターテイメントを放棄してしまったが故のことだ。枠の中でおとなしく成立する作品ばかりの昨今、もう触れることのない感覚と言えよう。
カミナに代わって登場したキャラクターは天然萌え系美少女だった。これでおとなしくまとまってしまうのか、さて、グレンガランよどこへ行く。


『セイントオクトーバー』第21話

2007年05月27日 21時37分46秒 | アニメ・コミック・ゲーム
コピーってそんなのアリですかっ!?

物語はいよいよ佳境に入り、シリアスさも深まってきたが、デチ子ことエスメラルダは至ってマイペース。文字通りコピーして変身させるなんて、クルツ社長よりデキルんじゃ(笑。

そのクルツ社長が帰国。そして一気に急展開。彼がいるとやはり話も締まる。
アッシュのクルツへの献身ぶりもここまでくると何か裏があるようにも感じるし、街の人々の変貌振りやバランスが崩れるという話がどう物語に繋がっていくのかも興味深いところ。人でないが故の(?)非情さ、非道さは頗るユニークな悪役キャラとなっている。

ついに語られたアッシュとヨシュアの因縁もまた今回の山場だ。予想通りとはいえ、アッシュと小十乃の関係は次回更に明らかにされるだろう。

白ロリのピンチに猟兵が助けに入り、いよいよこの二人、カップルって感じになってきた。今、流行の執事とお嬢様の関係だしね。で、じゃあ赤ロリのピンチに助けに入るのは誰だろうと思っていたら……熊かよ!
いや、まあ、ヒロシ・ピロシキ・ロマノフという列記とした名前付きのキャラクターだけどさ、まさかあの熊が再登場するとは。赤ロリとはいいカップル……かもしれないけどさ。

黒ロリはデチ子とクルツの前にあっけなく捕らえられた。クルツは何にもしてないけど。そして、力を与えていたカードを引きずり出され切り裂かれた。この容赦の無さは見事。ジャッジメントを失ったユアンがこれからどうするかが見ものとなる。

それにしても、あの黒ネコのニケって……なにか重大な存在なのかね?


スクウェア・エニックスの今後

2007年05月26日 23時14分22秒 | FF11
スクウェア・エニックスから発表された「平成19年3月期決算短信」及び、ITmedia +D Gamesの「新会社発足以来の最高益――スクウェア・エニックス決算発表会」の記事を読んでの感想を述べたい。

売上高1634億円、経常利益262億円で、経常利益は新会社発足以来の最高益となった。スクウェア・エニックスの事業は出版やアミューズメントなども含むが、やはりその中核となるゲーム事業とオンラインゲーム事業に注目したい。
ゲーム事業は、FFXIIが国内では2005年度分となるため786万本から721万本に低下しているが、北米や欧州での大きな伸びがあって、95.9億円から163.48億円に経常利益も伸びている。出荷本数で国内の占める割合が5割を切り、国内のゲーム市場の動向や安定した利益確保を考えればこの傾向は今後も持続するだろう。
国内では評判の良くないFFXIIが海外では評価が高かったらしい。それが売上増に繋がっているわけだが、こうした嗜好の差をどのように埋めていくのかは興味深いところだ。

一方、新規タイトルとして注目されるFFXIIIだが、発表時から複数のスタイルで出すと明言した。ゲームのメジャータイトルはナンバリングのものとそうでないものでは売れ行きが大きく異なることが多い。コアユーザーやそのタイトルのファンならずとも手を伸ばすナンバリング作品はそのタイトルの顔のような存在だ。派生ソフトはどうしてもファン向けの色合いが強い。
FFXIIIの場合、どれが顔にあたるソフトか見分けにくい。普段ゲームをしない層までを対象にするタイトルでこの手法は非常に危険に感じる。実際に出す順番や広報などの面をどのような形でするか知らないが、分かりにくさはセールスにおいて障害になるだけに販売手法に注目している。

発売ソフトのラインナップによって大きく収益の変化するゲーム事業と異なり、オンラインゲーム事業は安定した収益を上げている。右肩上がりに成長を続け、スクウェア・エニックスにとって非常に価値ある部門だが、事実上FFXI一タイトルに支えられている。
拡張ディスク「アトルガンの秘宝」の発売とXBOX360版の発売もあって、営業利益は前年同期比14.6%増の67.67億円だが、売上高は同13.1%減の136.60億円となっている。会員数も約50万人でほとんど増減がない。
5周年となった作品としては安定していると評価できる。新規ディスクの発売も発表され、もうしばらくはこの傾向に大きな変化は現れないだろう。だが、新規を取り込む努力はあまり見えず、いつかははっきりとプレイ人口の減少が知られるようになるだろう。そうなると一気にプレイヤー離れが進むことが予想される。

ゲーム事業の話だが、廉価版の販売が好調だったことが利益に繋がっていると分析しているが、こうした廉価版を出すことに対して宣伝などの努力が非常に少なく感じる。発売すること自体への宣伝もだが、内容に対する告知の乏しさも気になるところだ。普段ゲームをプレイしない者には、廉価版の存在が分かりにくいものとなっている。中古などで元のソフトも売られている中で、アルティメットヒッツなどの各社異なるタイトルで売られている廉価版は、なぜこんなに安いのか、本来の機能が削除されているのではないかなど誤った見方もされている。
ゲームを作ること自体はもちろん"ものづくり"だが、ゲームを文化的なものの一部と見なすならば単に作って売って終わりというものではない。それは単にメーカーの姿勢の問題ではなく、利益に繋がりうることだと思うが、サービス業的視点の欠落はこの業界によく目に付くことだ。

オンラインゲーム事業は更にサービス業そのものと言える事業だ。その面でも、FFXIの5年間の歩みはスクウェア・エニックスの試行錯誤の歴史とも言える。公式サイトに掲示板を作らなかったことで、匿名掲示板での主張がゲーム内にまで悪影響を及ぼしたとこ。POL内に開発関連の掲示板を作ったもののうまく機能しなかったこと。以前はプレイヤーの要望に対してそのまま取り入れることがなく、必ずひねった内容の修正を施していたが、最近はプレイヤーの要望に応えすぎといった印象であること。
昔は雑誌に先に情報を載せたりもしたが、今は公式サイトでの発表を優先している点は評価できる。RMTへの取り締まりなどプレイヤーの声に押される形で動いている点も。プレイしやすい環境作りへの細かな修正も、遅すぎるという評価はついて回るがやらないよりはやった方がいい。こうしたいい変化もあるが、まだまだサービスという面から高く評価はできない。
ただそれはスクウェア・エニックス固有の問題ではない。ゲーム事業においては国内の多くのゲームメーカーが同様だし、オンライン事業でもサービス業として機能しているところは多くない(海外の作品の委託の場合各種制限があるため仕方がない場合もあるが)。

プレイオンラインによるオンライン事業という観点では完全に失敗している。「ファンタジーアース」は事業を移譲したし、FMOも成功と言いがたい。FFXIは成功したと言えるだろうが、いつまでもそれに頼っているわけにもいくまい。
後継MMORPGをいかに成功させるかとFFXIをいかに着地させるかは非常に難しい課題だ。成功例と言える「リネージュII」だが、いまも「リネージュ」を稼動しているように移行させればいいというものではない。極端な話、後継作とFFXIを連動して魅力あるコンテンツに高め、両方に新たなプレイヤーを呼び込むような取り組みが期待されるところだ。

FFXIに関して懸念していることは、最近の開発の方向性についてだ。特にアトルガン以降顕著だが、開発の主眼はFFXI内のコンテンツに向けられている。アサルト、サルベージ、チョコボ育成など。新しいコンテンツは興味深いが、ヴァナがテーマパーク化している印象が強い。それ自体にも不満を感じるが、それ以上にバージョンアップでの変化が乏しくなった点に危機感を抱いている。ジョブ関連や戦闘自体への変化は直接感じられるが、コンテンツの変化はそれに興味を持っていなければ全く関わりないことだ。最近のヴァナはコンテンツの変化のみで新鮮味が甚だしく薄れてしまった。ネットゲームの最大の魅力は変化だ。もちろん急激な変化はプレイヤーを離れさせる要因にもなってしまうが、変化がないこともまたプレイヤーを離れさせる原因となる。
先のイベントでの「察してください」という発言は、開発側の意欲と能力に疑問を抱かせることとなった。そして、それはスクウェア・エニックスがFFXIをどうするのかということと繋がってくる。あくまで後継MMORPGに勝負を賭けるのか、あるいはずるずるとFFXIに頼るのか、それとも別の選択肢を探るのか。次の新規ディスク発売あたりで多分見えてきそうだ。この大きな岐路をどう選ぶかで国産MMORPGの将来も左右されるかもしれない。


ネット接続の不具合

2007年05月25日 12時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム
今年2月から続いていた毎日更新が途切れた。要因は原因不明のトラブル。とはいえ、これは過去にも何度か起きたトラブルだ。
今年に入ってから何度か突然ネットに繋がらなくなるトラブルが発生するようになった。最初は回線の問題と思ったが、ダブルブートしていた時にXPでは繋がらずMeなら繋がったことがあり、その原因はPC内部にあると思うようになった。今夜は8時半頃から繋がらなくなり、断続的に繋がったりもしたが、結局書いてアップすることはできなかった(1度は更新できたかに思えたが書き込もうとしたらまた繋がらなくなった)。

確たる原因がどこにあるか全く分からないため、手の施しようが無い。最悪の場合OSの再インストールになるが、この症状は時間経過で回復したりするためなかなか踏み切りにくいのも確かだ。ただ今回はXPのみならずMeなどでも同じ症状となったため、このままの状況ではまずいだろう。MBMによって片方をマスクする形なら影響を受けないようだが、現在のダブルブートはそのやり方ではないし。

毎日ネットに繋ぐほとんど依存症状態のため、特に用が無くても繋げないだけでイライラしてしまう(笑。もう少し明確な原因が分かれば対処のしようもあるが、それが分からないため荒療治以外に手はなさそうだ。困ったものだ…。


アニメソング

2007年05月24日 22時37分01秒 | 2007春アニメ
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昨日ネ実を見ていたら「らきすた3位」というスレを見つけたけど、主題歌「もってけ!セーラーふく」がオリコンのデイリーランキングで3位ということで。ネット上じゃ流行(?)の1位にする運動みたいなのも行われていたようだけど。
アニソンの場合、作品の出来うんぬんもあるけれどそれ以上にオープニングやエンディングアニメーションとの兼ね合いもあり、この曲はあのオープニングアニメとセットで評価されるべきものだね。

最近アニメを見ていて思うことのひとつに、オープニングアニメの出来の良いものは作品の出来もいいことが多いということがある。まあオープニングアニメは作品の顔のようなものだから、そこに力を入れることは作り手の熱意の表れでもあるので、成り立ちやすいのは当たり前と言えるけれど。
ちなみにオープニングアニメ(エンディングでも当てはまるが)の出来の良さを計るのは、動きと曲とのマッチングの二点。動きも芸の細かさを感じるものを評価している。

現在放送中のアニメで印象的なものをいくつか挙げてみる。
「らき☆すた」は、制作の京都アニメーションが前回「涼宮ハルヒの憂鬱」エンディングで大反響となったダンスシーンを今回はオープニングで取り入れ、非常に面白いオープニングを作った。動き込みで聞くとかなり中毒性を感じるアニメソングに仕上がっている。

思わず口ずさむオープニングと言えば「セイントオクトーバー」だ。アニソンらしい曲をオープニングアニメでは様々な手法で歌詞を表示し親しみやすいものとしている。一方で、歌っている三人の声優がコスプレして歌い踊るCMは強烈なインパクトがあった。1回だけエンディングでその映像を使ったことも話題となった。

素直によく出来ているのが「瀬戸の花嫁」だ。歌も印象的だがやはりアニメの出来がいい。夏の浜辺を舞台に逃げる主人公(♂)とそれを追いかけるヤクザの親分(ヒロインの父)のシュールさは秀逸。

これら以外はほとんど早送りで見るので記憶に残らない。しいて言えばアニメは普通だが曲が惹かれる「ヒロイック・エイジ」、「天元突破グレンラガン」EDくらいか。

昨日のそのスレでも意外という声があったのが、6位に「ハヤテのごとく!」が入っていること。曲が特別素晴らしいという印象はないけれど、歌手が支持されているということかな。

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オープニングアニメと言えば、個人的に最も好きなものは「エヴァ」「ナディア」の庵野作品。細かなカットで畳み掛ける演出はお気に入り。今でもこれらの作品はオープニングを早送りして見れない(笑。
「エヴァ」に関してはオープニングだけでなく、BGMも心惹かれてサントラなども買いまくった。アニメのサントラは、エヴァ以外では、「こどちゃ」「ハーメルン」「エスカフローネ」くらいしか買っていない。ほとんどがエヴァということになる。最近は残念ながらサントラが欲しいと思うような作品には出会えていない。

アニソンをオリコン1位にしたいという思いは理解できるが、アニソンの定義やオリコン1位の意義にはかなり疑問も残る。
最近のアニソンは…というセリフははるか昔から言われることだが、その時代に合ったアニソンであることが大切だし、何より作品との相性こそが最も重要なのは間違いないだろう。J-POPなどの歌手のタイアップに関して作品と合っていないこともよく言われるが、タイアップでも良いものはいいのでタイアップが元凶と言い切れないだろう。
有名どころの歌手の多くがなにかしらアニメソングに関わっていたりするのも事実で、「鋼の錬金術師」の主題歌をポルノグラフィティが歌ったり、倖田來未のブレイクのきっかけが「キューティーハニー」だったりするのは記憶に新しい。
ビッグなアニソン歌手として印象深いのがSMAP。「姫ちゃんのリボン」ではOPとED、続く「赤ずきんチャチャ」でもOPを担当した。これらの作品には声優としても参加していた。「チャチャ」のOVAは松浦有希だし、「こどものおもちゃ」の初代OPはTOKIOだし、どこまでをアニソンと呼ぶかは難しいところだけどね。
声優の歌ということで言えば、林原めぐみの絶頂期には私も貢献していたが(笑。ただオリコン1位という瞬間最大風速的な評価よりも長く歌い継がれるようなアニメソングの方が価値があると思うけれど。エヴァの「残酷な天使のテーゼ」やセーラームーンの「ムーンライト伝説」のような。


現在放映中アニメの一言コメント(辛口?)

2007年05月23日 23時48分01秒 | 2007春アニメ
ネタが無いので、現在見ているアニメの話を。
昨年暮れから自分の中でアニメ・モードに突入した。それまでほとんど見ていなかった地上波のアニメをチェックしたり、アニメ専門チャンネルのAT-Xに加入したりと積極的にアニメを見るようになった。

新作とここ数年の間に放映された作品の再放送を主体に見ていたが、質的に評価するのは『桜蘭高校ホスト部』くらいか。終わった作品で興味深かったものは他に『ARIA the ANIMATION』『ひだまりスケッチ』『シムーン』『まなびストレート(但し前半のみ)』といったところが挙げられる。

現在見ている新作アニメは21本。これにスカパーで見ている旧作数本を加えて全てとなる。まあまだ多いので半分くらいに減らしてもいいかと思うが。正直見る価値があると呼べる作品は見当たらない。でも、見て楽しめる作品はある。とりあえず放送中の作品をランキング形式で一言コメントで語ってみよう。

○セイントオクトーバー
演出の面白さが光る。ただ最近は手堅い作りになってきたのは残念だ。2007年にスタートしたアニメの中ではずば抜けた出来。

○らき☆すた
内輪ネタ主体ゆえに、ツボに入ると最高の面白さと言える。で、ツボに入っているので面白さには文句のつけようが無い。でも、ターゲットを絞った作品だし、会話ネタのみだから評価は当然低いのだけどね。

○ひとひら
話の骨格がしっかりしているし、手堅い演出も評価に値する。教師の出てこない「学芸会」アニメではあるが、キャラ立てがうまいのでそう気にならない。

○瀬戸の花嫁
ギャグアニメとしてテンポの良さが目に付く。ベタな展開だが勢いをパワーに変えている。ここまであまり失速していない点も見事だ。

○おおきく振りかぶって
野球部のなかった無名の公立高校にこれだけのメンバーが揃った点を除くとリアリティを強く感じる野球アニメ。細かな部分の描写は野球好きにはたまらないものがある。ただ最初の試合長すぎ(笑。

○電脳コイル
まだ2話までだがよく出来ている。子供のコミュニティの姿をこれからどう描いていくか楽しみだ。

○ヒロイック・エイジ
同時期に始まった多くのSF系アニメの中ではベストの出来だ。ありがちな設定だが、主人公に課した過酷さが物語に緊張感を与えている。このテンションを最後まで維持して欲しいものだ。

○風の少女エミリー
やはり「赤毛のアン」を連想しながら見てしまうが、北米的精神があちらこちらに表れていて興味深い。今の日本には失われてしまったものもたくさんあることが改めて思い知らされる。

○天元突破グレンラガン
現在最も燃えるアニメ。良くも悪くもガイナックスらしい作品だが、今後の展開で作品の評価は大きく変わっていくだろう。

○ラブ★コン
関西弁の会話を聞いているだけで楽しい作品。でも、これが標準語だったら全然面白くないかも。

○精霊の守り人
質は高いが、「攻殻機動隊」にあった地続きのリアリティが感じられない。「攻殻」の舞台は近未来だがそこに生きるのは我々だ。「精霊」にはそんな共感をする部分が乏しい。それはファンタジーだからではない。

○アイドルマスターXENOGLOSSIAゼノグラシア
現状は能天気系ロボットアニメといった感じ。演出や物語の質の低さは気になるが、今のところ肩の力を抜いて見ていられるレベルだ。

○のだめカンタービレ
原作に忠実なので音付きのマンガ感覚で見てはいるがそれ以上のものではない。

○地球へ…
全体的にキャラが硬く、それが古さの現われのように見えてしまう。もう少し現代風にライトなノリを織り交ぜてもよさそうだがなかなか難しいのだろう。

○風のスティグマ
最初のエピソードは悪くなかったが、現在進行中のエピソードはつまらない。

○機神大戦 ギガンティック・フォーミュラ
面白い部分もあるのだが、主人公のキャラ立てに感情移入しづらい点が気になるところ。人間関係も単調で厚みが欲しい。

○ぼくらの
繊細すぎるというか極端すぎるというか、意図的なのだろうがそういうキャラクターばかりという点にかえって不自然さが鼻に付いてしまう。

○ハヤテのごとく!
テンポやメリハリといった演出面での出来の悪さがどうしても目に付く。もっと面白くできそうなのに作り込みが不十分といった感じだ。

○Darker than BLACK―黒の契約者―
面白くなるかと思って見続けているが一向に面白くならない。見た目だけで内容が無さ過ぎる印象だ。

○キスダム―ENGAGE planet―
第1話の評価は最上級だったが話が進むごとに評価が落ちていく。作画は一時の最悪の状態は脱したが、演出も物語も評価に値するレベルに達していない。

○大江戸ロケット
まだ1話しか見ていないので評価し難いが惹かれる内容とは言えない出来だった。2話次第で見続けるかどうか決まるだろう。

関西では見られなかった、「スカルマン THE SKULL MAN」が28日からBSフジで、「エル・カザド」が6月7日からAT-Xで放送開始される。また、「鉄子の旅」が6月24日からファミリー劇場でスタートする。というか、7月からまた新番組も始まるわけで、ハートを鷲づかみにするような作品と出会いたいものだなあ。


「らき☆すた」と「マリみて」

2007年05月22日 22時06分45秒 | 2007春アニメ
作品としての評価は別として面白さでは現在最も見るのが待ち遠しいアニメ「らき☆すた」。第7話ではいきなり「マリみて」パロにクリティカルヒットした。ちょうどAT-Xで「マリア様がみてる」及び「マリア様がみてる~春」を月金で2話ずつ放送中。それを見ている最中だったから余計に面白かった。

「マリみて」は2002年頃にブレイクした時に、私のサイト「青天、一迅の風」内でも一部に流行ったのだが、たまたま乗り遅れてしまい読まずじまいだった。その後、アニメ化の話も聞いていたが見ることもなく今まで経過してしまった。もちろん少女向けだから触れなかったのではなく、めぐり合わせの問題だ。
今回興味を持ってアニメを見ているが、さすがに面白いと感じている。アニメとしては構成が物足りなく思うが、キャラクターの個性と、何より舞台となる学園の雰囲気をうまく表現している。今更ながらだが原作も読んでみたくなった。

「らき☆すた」の場合、楽しむにはある程度元ネタを知らないと無理かなと思う。ラノベ系などはさすがに分からないが、元ネタのジャンルの幅が広く、意外と古いネタも多いので「ホンマに女子高生かよ!」とツッコミを入れたくなるが、それこそが楽しいとも言えるわけで。特に毎回変わるエンディング曲は、世代的にツボにハマるものも少なくない。
6話ED「バレンタイン・キッス」はおニャン子クラブ時代の国生の歌。当時、反「おニャン子クラブ」派だったので番組は見ていなかったがそれでもこの曲は耳に馴染んでいる。その頃に引き戻される曲とでも言おうか。ティモテやマンダムネタなんかもかなり古いしね。
あとネトゲ話。5話はリネ2が元ネタっぽいが、2話ではかなりFFXIっぽかったし、まあノリとして共通する部分もあるし。ゲーム関連のネタはネトゲに限らず共感しやすい。

オタクを題材にした作品と言えば「げんしけん」があり、あれはあれで面白かった。ただ「げんしけん」はオタクを扱っているがテーマは青春期の人間関係であり、徹底したパロディの面白さを追及する「らき☆すた」とは方向性が違う。まあ原作が4コマだからテーマとは無縁で違って当たり前だから。
ただエロゲや同人誌などにあまり興味がない身からすると、「げんしけん」のオタクは自分とはちょっと違う感じで、「らき☆すた」のこなたの方がダイレクトに感じられるというのもある。

最後に「らき☆すた」の元ネタまとめサイトを挙げておく。
まだ、その域に達していない『らき☆すた』ファンサイト