奇想庵@goo

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2008春テレビアニメ 新番組インプレッション

2008年04月30日 23時55分00秒 | 2008春アニメ
1月の新番組はかなりさぼってしまい、最後まで見たのは、『ARIA The ORIGINATION』『【俗・】さよなら絶望先生』『みなみけ ~おかわり~』『のらみみ』の4作品のみ。『狼と香辛料』『シゴフミ』『君が主で執事が俺で』『PERSONA -trinity soul-』『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』は録画しているものの、見る機会がない状況。他の作品も1~数話見て、見るのを止めたとはいえ、感想など完璧にサポってしまった。

それを反省して、春の新番組ではなんとか感想なども書きつつと思ったが、やはり時間が取れない。それでも1月の時よりはアニメ自体は見ることができているので、大雑把に感想を綴っておきたい。

■図書館戦争

関西地区では放映は2話までで、見たのは1話のみ。しかし、さすがに素晴らしい出来だった。原作は以前から読んでみたかったのだが、ハードカバーのためなかなか機会がなかった。フジテレビのノイタミナ枠、制作がProduction I.G。予算的にも非常にしっかりしている印象を受けた。リアルなキャラデザにも好感が持てる。全12話予定らしいが、密度的にもドキドキワクワクさせてくれそうな雰囲気が漂っている。

■仮面のメイドガイ

関西地区では放映は4話までだが、見たのは3話まで。裏番組との兼ね合いで今後はAT-X版で視聴予定。インパクトの強さでは今季ナンバーワンといっていいだろう。ヒロインにやや不満は感じるが、それでも文句なしに笑える作品だ。もっとパロディ色が強いのかと思っていたが、意外と薄い感じだ。それが独特の世界観を印象付けて悪くない。

■狂乱家族日記

AT-Xでは先行特番もあり、本編は現在2話まで視聴している。メイドガイが今季最強の男だとすれば、本作ヒロインの凶華は今季最強の女だ。まあどちらも、最強というよりも最凶が相応しいかもしれないが。シュールな世界観と、テンポの激しい演出はよく作り込まれている。でも、もっと押しが強い方が好みだ。今後どこまで凶華が暴走できるかに注目している。

■×××HOLiC◆継

第2期。放映は2話までだが、見たのはまだ1話のみ。前期は各話完結の物語が多かったが、今季は1話から続く展開となっている。ゲストキャラもなく、四月一日と百目鬼のやりとりに侑子さんが絡むといった流れ。1期を見ていないと話についていけそうにないが、それでいいのだろう。スタッフは1期と同じなので、安心して見ていられる。

■マクロスFrontier

マクロスらしさと今時のアニメらしさがうまく融合している感じだ。描き方も繊細で丁寧、演出は非常に巧み。昔からのシリーズのファンも、初めての視聴者にも受け入れられそうな上手さがあちらこちらで見てとれる。この先の展開が気になる一番の作品と言えるかもしれない。4話まで視聴。

■純情ロマンチカ

3話まで見た。いわゆるホモアニメで、Hシーンあり。しかし、面白い。1、2話は普通に物語が展開した。3話は主人公も変わってそれより過去の話となった。男同士だからかえって、ストレートに恋愛を描けている。逆にこれを男女にしたら、今のアニメでは描けないかもしれないと思った。『かのこん』や『ToLOVEる』などエロいアニメは数々あれど、H込みの恋愛を正面から描くわけではない。18禁PCゲーム原作のものならそれを描けそうだが、その手の作品は地に足が着いていない印象を受けるものが多い。結局こういう方法でしか描けないものがあるということを、痛切に感じる作品だ。

■あまつき

4話まで視聴。タイムスリップ妖怪ものではあるが、ストレートに作者の思いが伝わってくる作品だ。思い入れが先走りすぎて、演出面では物足りなさも残るが、それでも見かけだけの凡百の駄作より惹きつけられるものはある。ただし、アニメ作品として最後まで描き切れるかどうかは未知数という印象だ。

■紅

会話の演出が、アニメ的ではなくドキュメンタリーに近いものとなっている。会話が聞き取りにくい反面、強いリアリティを生んでいる。キャラデザなどを含め、そうしたリアリティへのこだわりは随所に感じられる。原作を知らない人間にとっては、不親切で分かりにくさが目立つ作りだ。細部に拘らずに話の流れに身を任せていると、徐々にこの世界に溶け込んでいくような印象を受けたが、最初のハードルは高かった。4話まで見て、ようやく馴染んできた。

■隠の王

放映4話のうち2話まで見た。主人公が少し個性的で、その点のみで見られるといった印象の作品。忍者もので、演出面でもありきたり感は拭えない。物語に何か引き込まれるような要素が出てくればいいのだけれど。

■イタズラなKiss

2話まで見たが、ここまでは原作を丁寧に描いている印象。2話で携帯電話が出てきたあたりはちょっと驚いたが。未だに強い想いを残す原作ファンとしては、今後どう描いていくのかじっくり見ていくほかはない。未完で終わった作品をいかに終わらせるのか。ファンの納得するものにして欲しいものだ。

■ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~

4話まで。1話(表1話)の出来は秀逸だったが、2話以降はRPG的お約束の世界観が描かれている。ちょっとどうかなと思うようなところも多々見えるようになってきているので心配だが、まあお気楽に見るにはいいアニメでもある。

■アリソンとリリア

放映4話だが3話まで視聴した。悪くはないが、特別良くもない。面白くなりそうなのに今ひとつ乗り切れないのには、演出の拙さが原因となっている。物語を進ませるためだけの演出ではなく、ひとつひとつ積み上げるものが必要なのにそれが感じられない。簡単に言えば、主人公たちに協力してくれる人たちは何をもってそうするのかが伝わってこない。安直な言葉だけでそれを描こうとしても伝わらない。想いを積み上げる前に話が進んでしまっている。

■BLASSREITER

4話まで視聴。面白い作品だし、演出も悪くない。戦闘シーンはさすがという出来だ。ただ全体的に「遠いお話」になってしまっている。海外が舞台なのは構わないが、共感できる対象がない。最初にその対象だったレーサーはわずか2話で退場してしまった。視聴者が誰の視点から物語を追っていいのか戸惑っているのが現状だ。折角質の高いアニメなのだから、もう少し整理して欲しかった。

■かのこん

4話中3話まで見た。とりあえずエロさは抜群。それ以上の何かは今のところ感じられないと言ってもいいだろう。

■ソウルイーター

4話中3話まで。1話は悪くなかった。ヒロインの声を除けば。しかし、2話3話とダダ滑り状態。3組の武器職人を1話ずつ描いたわけだが、それなりにクールだった最初の組に対し、残り2組はガキ丸出し。一気に見る気が消失する思いだ。デザインなどが悪くないだけにもったいない思いが強いが、切るのも時間の問題となりそうだ。ヒロインの声もどうにかして欲しい。

■ToLOVEる

2話中1話のみ。まあエロいラブコメ、それ以上でも以下でもなそさうな感じだけれど。

■クリスタル・ブレイズ

クールな探偵ものじゃダメなのかね。助手のマナミの存在が非常にうざい。頭が悪く、独りよがりで、実力も無いくせに自分勝手に行動するキャラは大嫌い。物語を進めるために作られたキャラだけれど、世界観をぶち壊している印象を受ける。そんなキャラを使わずともスマートに物語を進める方法なんていくらでもあるだろうに。

■絶対可憐チルドレン

かなり微妙。4話まで見はしたが、止めるかどうか瀬戸際の状況だ。まあ『ハヤテのごとく!』も最初の評価は低く、それでも結局最後まで見続けたので、絶チルもまだ分からないが。ただストレートにつまらないのが辛いところ。

■ヴァンパイア騎士

3話まで視聴。ラブコメのようでシリアス。ラブコメのようでホラー。なんともつかみ所のない作品だ。3話のホラーっぽさはなかなか良かった。物語も急展開を迎え、もう少し先を見てみたいところだ。

■二十面相の娘

2話中1話のみなので、まだ評価は定まっていないとも言えるが、1話を見た限りではあまり期待できそうになかった。今後どういう方向に進むのかによって違ってくるかもしれないが。

■我が家のお稲荷さま。

ボケ役二人も必要か?というのはさておき、なんとも中途半端な作品。4話中3話まで見ている。「萌え」もいまいち、「燃え」もいまいち。戦闘に必然性を感じないし、戦闘シーンもつまらない。名の通った妖怪という割に強いのか弱いのかよく分からない感じだし。かといって、戦闘以外の部分が面白いかというとそれほどでもない。

□S・Aスペシャル・エー

2話まで見たが断念。白泉社系では、『ヴァンパイア騎士』『桜蘭高校ホスト部』など、学園ものにゴージャスな部分を加えるものが多い(白泉社系以外では『花より男子』『しゅごキャラ!』などにも見られるが)。しかし、それをしたからって面白くなるかどうかはまた別の話。それがよく分かる作品だ。こんな作品をアニメ化するならもっと他に……とまで思ってしまうが、非現実的な設定をどう活かしたいのかが全く見えてこないだけに評価しようがない作品となってしまっている。

□モノクローム・ファクター

1話のみ。見栄えはいいが中身は空っぽといった印象だ。テーマ性やオリジナリティは皆無で、ただかっこいい男の子が活躍する。まあそれはそれでいいのだろう。

□ゴルゴ13

1話のみ。『ゴルゴ13』は『ゴルゴ13』。それ以上でも以下でもない。1話見れば十分だ。


4月中に見たのは以上。『コードギアス 反逆のルルーシュR2』は第1期を見ていないので録画だけしている。そのうち1期から見れたらいいな。
『図書館戦争』を除くと、どうしても見たいと思わせる作品はあまりなかった。粒揃いではあるが抜けた存在がないといった印象だ。時間の都合上、今見ている分も半分くらいまで絞りたいところだが、どうなることやら。オリジナルで魅惑的な作品が少ないのも残念なところだ。


『このアニメがすごい!2008』

2008年04月29日 18時22分03秒 | アニメ・コミック・ゲーム
このアニメがすごい!2008このアニメがすごい!2008
価格:¥ 500(税込)
発売日:2008-04-17


それまでも時々はアニメを見ていたけれど、放映中のTVアニメをきちんとチェックして見るようになったのは昨年1月から。ブログのネタとしては、感想などかなり不定期になってしまったが、数多くのアニメを見た一年だった。作品の評価や感想については、未だに棚上げ状態であり、いつか書こうと思いつつ、2008年もまもなく5月となってしまった。
このムック本は、宝島社恒例のランキング本であり、2007年に始まったアニメを対象としている。この本を取り上げることで、書けなかった想いを書くきっかけにできるのでは、というのが購入の動機だったりする。

128ページと薄いが、定価500円なのでお手ごろと言えるだろう。
ランキングは57位タイまで掲載されている。20位までは写真入りで記事として紹介されている(1位4P、5位まで2P、10位まで1P、以下は半ページ)。
他はアンケートのコメントや雑多な企画が中心だ。ジャンル別ガイド、ノミネート作品リスト(237作品)もある。

ランキングへの評価は、まあ妥当かなといった感じ。もちろん個々にはどうかなと思う順位のものもあるが、知名度や流行が加味されていることを前提と考えれば仕方ないだろう。とりあえずランキングと一口コメントを付けておこう。感想を書きたいタイトルについては今後個別に記事を立てたいと思う。

1位 らき☆すた
アニメファンという対象を考えれば妥当な結果だろう。ある意味オタクリトマス試験紙(笑。

2位 天元突破グレンラガン
ガイナックスの面目躍如。いろいろあったが、2007年を代表するアニメの一つであることには間違いない。

3位 電脳コイル
私のランキングではダントツの1位。イマドキのアニメの本流ではないため知名度の低さがこの順位になったと思う。

4位 さよなら絶望先生
非常に面白い作品だけれど、これが4位ということにいい意味で少し驚きを感じた。

5位 ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:序
ネットでの評判を目にして見に行きたかったのだが、機会を逃してしまった。DVDを購入しようかどうか迷っているところ。

6位 おおきく振りかぶって
正統派野球アニメが6位というのも面白い。まあ○女子人気にも支えられていたが。

7位 もやしもん
これも意外な高評価。面白い作品だったが、アニメとしてのインパクトはそう感じなかったのだが。

8位 ひぐらしのなく頃に解
第1シリーズを昨年秋にまとめて見て、この第2シリーズは録画したままとなっている。なかなかまとめて見る時間が取れなくて放置しているが、早く見たい気持ちはある。

9位 CLANNAD
基本的にPCゲーム原作ものはよほど興味を惹かれない限り見ない。これも1話を見て切ってしまった。

10位 みなみけ
面白いことは面白い。ただ「萌え」を除けばここまでの順位は付けられないだろう。

11位 School Days
先に書いたようにPCゲーム原作ものは見ないのだが、これだけが例外となった。作品自体だけでなく、作品や主人公への評価なども含めて非常に興味深かった作品だ。

12位 機動戦士ガンダム00
なんとなく見そびれた作品。通常は1話だけでも見るのだけれど。ガンダムというだけでもういいかと感じてしまう。

13位 ゲゲゲの鬼太郎
何度かちらっと見た程度。鬼太郎も「萌える」時代なのね。

14位 ハヤテのごとく!
ギャグとしてはイマイチだったし、パロディとしても『らき☆すた』などに比べればややインパクトに欠ける気もするが、ヒナギクさんの存在が全てを許す(ぉぃ。

15位 逆境無頼カイジ
原作コミックは当時読んだ。アニメは1話しか見ていないが、比較的原作どおりの印象を受けたのでそれ以後見なかった。

16位 モノノ怪
「座敷童子」の前後編を見た。ユニークだったが、時間的な制約もあって見るのを断念した。

17位 精霊の守り人
この作品については結構このブログで何度も述べた。悪くは無いが、もうひとつ物足りない作品だ。

18位 瀬戸の花嫁
ストレートなギャグアニメとしては昨年のナンバーワンだろう。もっと高い順位でもいいと思う。

19位 ぽてまよ
数話見たが、正直いまひとつ。受けそうなネタとは思うが、それをどう見せるかという部分が物足りなかった。

20位 バンブーブレード
「萌え」るヒロインだとは思うが、周囲のキャラにもうついていけなくなった。数話見て終わり。

21位 Yes!プリキュア5
流行っているのは知っているが、見ていない。過去のシリーズは何度か見たことはあるが。

22位 のだめカンタービレ
原作のファンだが、月9のTVドラマはついていけなかった。アニメは原作にかなり忠実だが、アニメらしさが欲しかった。

23位 魔法少女リリカルなのはStrikerS
1話のみ見たが、このシリーズの過去の作品を見ていなかったのでそれ以降は見ず。AT-Xでの過去のシリーズの放映を最近見ているところ。

23位 大江戸ロケット
中盤くらいまで見ていたが、もうひとつインパクトに欠けた。キャラは面白いんだけどね。

25位 河童のクゥと夏休み
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞作品。アニメファン向けじゃないので、この評価は仕方ないだろう。見ていないが、見たいと思う作品でもない。

26位 ひだまりスケッチ
順位低すぎ。見るうちにじわじわと面白さが伝わってくる作品。空気系アニメの真骨頂。

27位 こどものじかん
実はこれを途中までしか見ていないため、昨年のランキングができていない。エロさとイタさが同居した、見るのに”覚悟”が必要なアニメ。

28位 ef - a tale of memories.
1話のみ視聴。それだけで評価するのは酷だけれど、見続けたいと思わせる何かを感じさせなかったのは事実。

29位 おねがいマイメロディ すっきり♪
このシリーズはほとんど見たことがないが、この作品は1度も見ずじまい。

29位 がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
この作品についてはブログでかなり書いた。可能性を感じた作品だが、一方で期待を裏切られた作品でもある。

31位 地球へ…
中盤まで見た。やっぱり古臭さを感じてしまうアニメだった。

32位 ぼくらの
設定は面白いが、虚構っぽさが強く漂い、浮いてしまった印象を持った作品だ。それが作家の個性でもあるんだけどね。

33位 げんしけん2
オリジナルの回はさすがに面白かった。原作のファンなので、安心して見ていられる作品ではある。

34位 スカイガールズ
序盤の入りは悪くなかったが、終わってしまえばフツーの作品だった。これがランキング入りして『セイントオクトーバー』が入っていないのは納得できないが。

35位 魔人探偵脳噛ネウロ
関西では本放送が1クール遅れ。現在録画はしているがまだ見ていない。

以下略。以下は劇場作品などが多いが見ていないのでコメントなし。

一方、私のランキングは、

1位 電脳コイル
2位 セイントオクトーバー
3位 School Days
4位 らき☆すた
5位 ひだまりスケッチ
6位 さよなら絶望先生
7位 ひとひら
8位 天元突破グレンラガン
9位 ヒロイック・エイジ
10位 風の少女エミリー
次点 おおきく振りかぶって

というもの。キャラクターよりもストーリーや演出重視という傾向が出ていると思う。これらの作品についての感想は改めて語ってみたいと思っている。


青魔道士Lv75

2008年04月17日 18時21分51秒 | FF11
先週、青魔道士が75に到達した。75ジョブが増えたのは二年ぶりくらいになるかもしれない。
早速ナイズルアサルトに青魔道士で参加したりしたが、やはりメリポを全然振っていないというのは問題が(でも他の75ジョブも全然メリポ振れてないんだけれど)。青はソロでインプ狩りして結構稼げるらしいけれど、久しぶりにメリポで希望を出してみた。土曜日に2回行って9ポイントの荒稼ぎをしたのだけれど、それで疲れ果ててしまった。
本当はもう少しメリポも稼ぎたいし、学者のレベル上げをやろうと思っていたのだけれども、なかなか気力が湧いてこない。75になった達成感がそれらを阻害しているのかもしれない。

メリポによる強化もさることながら、青魔道士の場合ラーニングの問題もある。やはり105の青魔法全てを覚えなければカンストしたとは思えない(でも黒や詩人で覚えていない魔法や詩があったりするのだけれど)。先日ラーニングの記事で残り25と書いた。その後23覚えて残りは2つとなった。

メメントモーリ(コース)は獣使いのLSメンバーに手伝ってもらって一発でラーニング成功。
スパイナルクリーブ(クトゥルブ)、テールスラップ(メロー)、H.バラージ(ラミア)はアラパゴで、LSメンバーに手伝ってもらって覚えた。条件の厳しいスパイナルクリーブを一匹目で覚えたのに、条件の緩いテールスラップに苦労した。まあそんなものだ。
ヤーン(アプカル)はカダーバのキキルンの元へ向かうついでに、フレと二人で戦って覚えた。何度か銀海航路でソロで挑んだが覚えず、この時はダメ元って感じだったのにすぐに覚えた。一方、サンドスプレー(キキルン)は、戦闘中に骨に絡まれ死亡するハプニングがあった。朝になってからリベンジして覚えることができた。
フロストブレス(ラプトル)もフレと二人で挑戦したが、つよ相手でかなり苦戦した。HPもMPもほとんど空にして倒し、1匹目でラーニング成功。正直覚えなかったらレベルを先に上げるつもりだった。ロウイン(バッファロー)もその時覚えたが、こちらはかなり楽だった。

ワームアップとファイアースピット(マムージャ)はLSの手伝いでゲット。マムークで戦い、片方はすぐに覚えたがもう一方は苦戦した。
リガージテーション(ペイスト)は初のペイスト戦。グロウベルグでフレと二人で挑んだが思ったよりも弱く、さっくりと成功。
ねたみ種(フラン)とキャノンボール(ワモーラ幼虫)はハルブーンでフレと二人で行って覚えることができた。
ディセバーメント(アーン)とプラズマチャージ(フワボ)はLSの器官取りの手伝いとして行って一発でラーニング。
ラムチャージ(雄羊)はラテーヌで素手で戦い、なかなか使ってくれなかったが何度目かの挑戦でようやく覚えた。
セイリーンコート(ゾミト)、テンポラルシフト(ペミデ)はソロで。テンポラルシフトはすぐに覚えたが、セイリーンコートはちょっと苦労した。自己強化系は覚えにくいので仕方ないが。ついでにA.バースト(ゴラホ)もラーニング。つよ相手だったが、1戦目はタイミングが悪くガ系を食らいゾーン逃げ。2戦目で倒してラーニング成功となった。しかし、同じくつよのゼデーには逃げるかどうかの判断ミスもあって殺されてしまった。
LSメンバーに手伝ってもらって再挑戦。反応炉冷却(ゼデー)とバーチカルクリーヴ(ユブヒ)を無事に覚えた。バーチカルクリーヴはなかなか覚えられなかったけれども。
イグジュビエーション(ワモーラ成虫)は75になって参加したナイズルアサルトでゲット。
マジックハンマー(ポロッゴ)は過去サルタでなかなか出会えずに仕方なくマムークに行ったものの、かえるの歌によりフレを殺しまくり結局その時は諦めた。獣使いのLSメンバーに手伝ってもらいリベンジ。マジックハンマーを使ったあと、HPが少なかったので倒そうと手を出したら途端に魅了されお手伝いさんを殺しかけたのはいい思い出だ(ぉぃ。

残りはアシュラクロー(ノール)とマインドブラスト(ソウルフレア)の二つ。ソウルフレアとはナイズルアサルトで戦うのでそのうち覚えるだろう。ノールの方はシャウトもめっきり聞かなくなったし、LSに手伝ってもらうのが早そうだ。60台以降は手伝いばかりお願いして恐縮しているのだけれどそれももう残りわずか。

気が向いたらソロインプ狩りにもチャレンジしたいのだけれど、一方で学者を早く上げたいのも事実。そして、金庫が一杯で両立が難しかったりする。困ったものだ。


アニメ感想:隠の王 第1話「目醒めるもの」第2話「雷鳴、来る」

2008年04月17日 17時41分01秒 | 2008春アニメ
予備知識なしに第1話を見た感想は、雲平って総受けだよねってものだった(ぉぃ。
主人公・壬晴は中性的な感じのキャラクターで、時々小悪魔のように雲平に色っぽく接したりする。女に間違えられたりする主人公はこれまでもいたけれど、自ら積極的にそれを武器にするのは珍しい。
第1話は主要キャラクターが男ばかりだったこともあり、BL系と思わせるほどの雰囲気が漂っていた。原作者が女性だし、そっち系の色合いが濃いのかもしれない。
第2話では雷鳴が登場し、もう少し普通の学園ものっぽくなった。まあバトルシーンもほとんどなく、どちらかといえば繋ぎなのだろうけれども。

重すぎず、軽すぎず、ここまでは悪くない感じだ。主人公・壬晴のキャラクターが特徴的だし、テンポも悪くない。ありがちな演出が頻出している点は残念だが、今後に期待が持てる作品だろう。


『ファイナルファンタジー 20thアニバーサリー アルティマニア File2:シナリオ編』インプレッション

2008年04月14日 20時30分11秒 | FF11
ファイナルファンタジー 20thアニバーサリー アルティマニア File2:シナリオ編 (SE-MOOK)ファイナルファンタジー 20thアニバーサリー アルティマニア File2:シナリオ編 (SE-MOOK)
価格:¥ 1,800(税込)
発売日:2008-04-10


ファイナルファンタジー20周年記念アルティマニアシリーズの第2巻。前作のキャラクター編に続き、今回はシナリオ編となる。

ファイナルファンタジーはシリーズ作品ではあるが、個々の作品間に繋がりは一切無い(XとX-2といった例外は除く)。だから、X-2を含む13作品の物語を羅列したところで、明確なまとまりのようなものは感じられない。前作のキャラクター編が、イラストを眺めるだけになってしまいがちだったのに対して、シナリオ編はバックグラウンドの物語が描かれているので作品の思い出を喚起しやすい印象ではあるが。しかし、もちろん攻略本としての用途には使えず、個々の作品に関してはそれぞれの攻略本に当たった方がより詳細なのは間違いない。所詮は思い出に浸るための本でしかないが、ゲームがただの娯楽から文化へと捉え直すならば、とても興味深い本だと思う。

総ページ数510はキャラクター編と同じ。
目次に続き、「物語のキーワード」として13作品にキーワードが付けられている。
「3つの要素から見る『FF』の物語」は、旅の目的、力の源、倒すべき脅威という3つの要素を挙げて4ページに渡って各作品の傾向を紹介している。

各作品のページは、タイトルと概要、主要登場人物(簡単な相関図)、Impressive Scenes、世界地図とロケーションガイド、用語解説、乗り物/交通手段、ストーリープレイバックから成る。
Impressive Scenesではその作品を象徴するシーン4つを、ゲーム画面とセリフで見せている。ロケーションガイドは、町やダンジョンを進行順に掲載している。ストーリープレイバックは簡単な攻略ガイドのような感じだが、シナリオのネタバレ的要素も多いのでまだプレイしてない人は見ないほうがいいだろう。

◇ファイナルファンタジー(20P)
キーワードは「時の鎖」。Impressive Scenesではあの有名なオープニングナレーションが掲載されている。ゲーム画面は基本的にオリジナル版を使用しており、当時のプレイヤーにはとても懐かしいものだ。FFシリーズは演出に力を注いだRPGだが、それはこの1作目から如実に現れている。

★背景グラフィックから見る『FF』の映像の進化(2P)
13作品のオリジナル版のフィールド、町、ダンジョンの画像を比較できる。

◇ファイナルファンタジーII(22P)
キーワードは「帝国への抵抗」。Impressive Scenesではヨーゼフやミンウの最期が取り上げられている。お約束の展開(自己犠牲など)が目立った作品だが、ファミコンというハードでこれだけの演出をしているのは流石だと言えるだろう。

★クリスタルと飛空艇の変遷(2P)
その名の通り、各作品のクリスタルと飛空艇を紹介している。クリスタルは、I、II、III、IV、V、IX、XI、XIIを解説付きで、飛空艇はパーティが自由に使えるものが紹介されている。

◇ファイナルファンタジーIII(28P)
キーワードは「光と闇」。ストーリープレイバックではDS版で追加された部分も掲載されている。プレイヤーの分身としてキャラクター性が付随されていなかったファミコン版と、キャラクター性が加わり物語を追体験するような形態へとなったDS版との違いは、時代によるRPGのトレンドの違いだろう。

★ラストダンジョン コレクション(4P)
XIを除く12作品のラストダンジョンが紹介されている。有名なIIIに関しては、道程を表で説明しているが、どうせならセーブ不可となるクリスタルタワー突入以降のマップを掲載してその過酷さを改めて思い出させて欲しかったくらいだ。

◇ファイナルファンタジーIV(30P)
キーワードは「苦悩の旅路」。地底世界や月までが舞台となる壮大なシナリオは、主人公セシルの物語として描かれている。DS版での「ゴルベーザの回想」が紹介されていて、DS版未プレイの人にとっては興味深い内容かもしれない。

★時田貴司氏に聞く『FFIV』(2P)
IVのゲームデザインを担当した時田貴司氏へのインタビュー。オリジナル版の製作秘話とDS版リメイク時の話となっている。

◇ファイナルファンタジーV(36P)
キーワードは「4つの光」。ジョブチェンジシステムによりやり込み色の強い作品だったため、シナリオはあまり覚えていない。コラムにエンディングが15通りあると書かれているが、マルチエンディングだったことは初耳かも。

★タイトルデモ ギャラリー(2P)
各作品のタイトルデモの紹介。移植版やインターナショナル版についても簡単に触れられている。

◇ファイナルファンタジーVI(34P)
キーワードは「幻獣と人間」。ラストダンジョン「ガレキの塔」のところで挫折した作品。仲間になるキャラクターが14名と数多く、やり込み要素も多種多様となり、そのせいでメインストーリーはやや散漫になってしまった印象だ。それでも個別のイベントには記憶に強く残るものも多く、魔列車やオペラ劇場などは特に懐かしく感じる。

★リメイク版で追加されたダンジョン(4P)
IのSoul of Chaos、時の迷宮、IIのSoul of Re-Birth、秘紋の迷宮、IIIの鉄巨人の洞窟、IVの試練の洞窟、月の遺跡、Vの封印の神殿、亡者の巣窟、VIの竜の巣、魂のほこらが取り上げられている。

◇ファイナルファンタジーVII(38P)
キーワードは「星の命」。Impressive Scenesではもちろんエアリスの死の場面が取り上げられている。ヒロインを死なせるというある意味禁じ手を使っているわけだが、それもあって未だファンに強く支持されている作品となっている。

★直良有祐氏に聞く「ミッドガル」(2P)
VIIなどのアートディレクターを担当した直良有祐氏へのインタビュー。VIIの世界の中心地であるミッドガルの話などが語られている。

◇ファイナルファンタジーVIII(34P)
冒険的すぎたゲームシステムもさることながら、世界観や設定もシナリオもこうして振り返ってみてもパッとしない印象が残る。キーワードは「愛と友情」……って。

★『FF』ミニゲーム&サブイベント大全集1(6P)
ここではIからVIIIまでのミニゲーム・サブイベントが取り上げられている。オリジナル版だけでなくリメイク版で追加されたものも紹介されている。

◇ファイナルファンタジーIX(42P)
キーワードは「いつか帰るところ」。原点回帰をテーマにFFらしさが随所に現れた作品だ。システムは保守的だが、シナリオは今回読んでみてまたやってみたいと思わせるものだった。もっと評価されてもいい作品だろう。

★『FF』ミニゲーム&サブイベント大全集2(8P)
IXからXIIまでの5作品からミニゲーム・サブイベントが取り上げられている。XIはコンクェスト、アサルト、ビシージ、カンパニエが除外されている。

◇ファイナルファンタジーX(38P)
キーワードは「父からの自立」。人気の高い作品だが、FFらしい演出の冴えは見られなかったと思う。

★『FF』ロケーション in Other Games(2P)
他のゲームで『FF』の舞台が登場しているものを紹介している。

◇ファイナルファンタジーX-2(26P)
キーワードは「変わるもの変わらぬもの」。Xの2年後の世界をユウナを主人公に描く。ネット上での評価が散々なことを受けて未プレイ。これを読んでも、なんだかなぁという印象だ。

★歴代『FF』あんな場面こんな場面(4P)
かつての仲間との戦い、仲間たちとの死別を乗り越えて、愛する人のために、主人公が演技に挑戦、かぎられた時間のなかでの5つのトピックに分けて紹介している。

◇ファイナルファンタジーXI(58P)
キーワードは「それぞれの絆」。サンドリア、バストゥーク、ウィンダスの三国ミッション、三国共通ミッション、ジラート、プロマシア、アトルガン、アルタナミッションを取り上げている。三国ミッションは各国6ページとかなりきちんと書かれている。三国共通ミッションは2ページ。一方、ジラート、プロマシア、アトルガン、アルタナ(過去三国連続クエスト含む)はそれぞれ見開きの2ページで、ストーリーのあらましを説明しているだけだ。ページ数の関係で仕方ないのかもしれないが非常に残念な思いだ。キャラクター編でも、FFXIオンリーのキャラクターブックが欲しいと思ったが、シナリオ編でもやはりFFXIのシナリオブックが欲しいと思った。FFXIの攻略本ではミッションなどでのシナリオのネタバレ禁止らしいので特にそういう思いが残る。

★歴代『FF』あんな場所こんな場所(2P)
変わったメッセージが見られる場所、謎のオブジェがある場所、図書館や資料室がある場所のトピックに分けて紹介してある。番外編として、歴代『FF』エッチなものがある場所も。

◇ファイナルファンタジーXII(48P)
キーワードは「自由を求める旅」。しかし、ヴァン、アーシェ、バルフレアら物語の軸となるキャラクターとこのキーワードが噛み合わなかった印象が残ってしまう。XIIのシナリオは嫌いじゃないが、もっと面白くできたのにと思ってしまうのは否めない。

★野島一成インタビュー(4P)
VII、VIII、X、X-2のシナリオを担当した野島一成氏のインタビュー。未プレイのX-2を除く3作品をそんなに評価していないので、特に関心ある内容ではなかった。

最終巻にあたるFile 3: Battle/Extra編は6月発売予定。バトルシステムの変遷、魔法の歴史、モンスターFILEなどが取り上げられるようだ。


アニメ感想:ブラスレイター 第1話「絶望の始まり」第2話「栄誉の対価」

2008年04月14日 16時39分36秒 | 2008春アニメ
オリジナル変身ヒーローもの。等身大でバイクを乗り回すあたり『仮面ライダー』風。苦悩するヒーローという点でも石森っぽさが強く窺える。
監督が板野一郎ということで、見せ方は流石と思わせる場面が多い。物語は始まったばかりだが、テンポも早く、それでいて要所要所をきちんと押さえている。
現状、今風の萌え要素などは見られないが、エンターテイメントとしての完成度は高い。物語自体に目新しさは感じないが、演出は目を引くものだ。ここにこの作品ならではの要素が見えてくれば優れた作品になりそうだが。


アニメ感想:ゴルゴ13 第1話「AT PIN-HOLE!」

2008年04月13日 16時18分59秒 | 2008春アニメ
第1話だけれど、余計な説明は不要。ゴルゴ13はゴルゴ13。
基本的には全てお約束な展開。他の者では不可能な射撃をやってのける。そのための準備やら何やらが話の内容ってことになるが、ある意味これほど見る者の予想を裏切らないキャラクターはいないだろう。
原作の雰囲気を忠実に描くという点では合格と言えよう。ただまあ、だから面白いかというのはまた違った話になるが。


アニメ感想:ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~ 第2話「塔内都市メスキア」

2008年04月13日 16時18分16秒 | 2008春アニメ
第1話(表1話)はぶっ飛んでいたが、2話目は普通。
主人公ジルの能力や秘密の一端が明らかになったり、ヒロイン・カーヤが登場したりとストーリー的には進展しているが、普通の冒険ファンタジーになってしまった。
そうなるとジルの世間知らずっぷりが鼻についてきたりしてしまう。ありがちな展開だし。このまま尻すぼみになっていくのはもったいないけれど、予想を裏切るような何かがあるかどうか微妙な感じだ。


アニメ感想:純情ロマンチカ 第1話「事実は小説よりも奇なり」

2008年04月13日 16時17分35秒 | 2008春アニメ
ホモである。しかし、面白い。
主人公の男子高校生・美咲は兄の親友・宇佐見に家庭教師をしてもらうことに。だが、小説家の宇佐見が別名義で兄をイメージしたボーイズラブ小説を書いていることを知り問い詰めようとする。けれども、逆に襲われ……。やがて、宇佐見と接するうちに彼に惹かれていく美咲だった。
まあそんな感じの第1話。ベッドシーンのインパクトとか、テンポの良さとか、なかなか見事な演出だった。短い中で美咲の宇佐見への心境の変化も上手く描かれていたし。


アニメ感想:仮面のメイドガイ 第1話「はじめましてだ、ご主人様!」

2008年04月13日 16時16分46秒 | 2008春アニメ
インパクトは最高。テンポもいい。ヒロインの性格にちょっとどうかと思う点があるものの、そんな瑣事を吹き飛ばすようなコガラシの存在感が素晴らしい。
原作は未読だがパロディが多いと聞いていた。しかし、第1話ではパロディ要素は少なく、あくまでメイドガイのコガラシのインパクトで押し切っている。
まだスタートしたばかりだが、今季の新作アニメの中ではトップになる可能性を秘めていそうだ。