奇想庵@goo

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モグボナンザ抽選結果

2008年06月30日 21時27分03秒 | FF11
予想通りというか、もう呆れるほど盛り上げることなく当選番号が発表された。

5等 下1桁 1 当選個数837417 ミラテテ様言行録

4等 下2桁 44 当選個数60461 10万ギルなど

3等 下3桁 379 当選個数6854 100万ギル、裏ボスディンレリック装備など

2等 下4桁 1017 当選個数1234 1000万ギル、裏ザルカレリック装備など

1等 5桁 47396 当選個数56 1億ギル、免罪胴装備HQ品など


当選した方はおめでとう!


私はかすりもしない。
解約も視野に、って感じかなあ。アルタナ以降特に作り手の熱意が感じられないしね。わくわくさせてくれることがこう少ないと、もういいかなって気になってしまう。


アニメ感想:仮面のメイドガイ

2008年06月30日 03時30分16秒 | 2008春アニメ
今年上半期ナンバーワンのバカアニメ。

メイドガイ・コガラシ始めキャラクターの個性は凄まじい。それがストーリーに十分生かせているとは言い切れないが、それでもそのインパクトは絶大だ。
メイドブームの中、傍若無人、空前絶後のキャラクターであるコガラシの存在感は圧倒的。彼の存在だけでいくらでも話が作れそうなほど。シナリオの切れは乏しいが、スピーディな展開で速度感を生み出している。

各話終了時にカウントダウンが流れるが、まだまだ期間をたくさん残しての番組終了となった。最終話で最大の敵の登場という展開も2期以降の存在を予感させる。
遺産相続を巡るメインストーリーよりも、日常を優先して描いた点は成功していると言えるだろう。『かのこん』でもそうだが、1クール全12話という中であれもこれもと欲張るより、キャラクターを生き生きと描くことを最優先にした判断は正しかった。

バカアニメらしく(?)、オープニング、エンディングも秀逸だ。特にエンディングはその映像と共に名曲と呼べるものだった。この作品の持つインパクトやメイドガイ・コガラシの禍々しさを端的に表現した素晴らしいものだ。


アニメ感想:かのこん

2008年06月29日 23時29分13秒 | 2008春アニメ
「ラノベ史上最強の寸止め作品」というキャッチフレーズがあるそうだが、アニメはよくある寸止め的な表現ではなく、ある意味突き抜けた感じでなかなか興味深かった。

ストーリーは典型的なハーレム系ラブコメ。積極的なちずるや望に主人公で奥手の耕太が振り回されるという内容。妖怪であるちずるや望にまつわるエピソードがストーリーを進めていくことになるが、むしろ日常描写を重視してそうしたエピソードは軽視されているように見えた。美乃里の存在などアニメだけだと何の意味があるのか全然分からない。
ストーリー的な進展よりも日常優先の描き方は、しかしこの作品には合っていたように思う。非日常的エピソードよりも日常描写に冴えを見せた。ちずるがパンツを穿くシーンなどささいな所をきちんと描いていて面白かった。

この作品を語る上で外せないのが「エロ」である。
この作品はGyaOを始めBIGLOBEストリームや@nifty動画、バンダイチャンネルで無料配信されていたが、7話以降有料配信のみとなった()。AT-XでもR-15指定されており、そうした措置自体は批判することではない。
最近のラブコメの中では飛び抜けてエロいのは事実だろう。Wikiでも原作を「ジュブナイルポルノ的要素の強い」と評している。
ポルノの基準がSEXをするかしないかなら非ポルノだろうが、当然それは基準と呼べないものだ。アニメの『かのこん』は必要以上に性的表現が多いという意味では十分にポルノである。R-15の指定自体は妥当に感じる。地上波での放送がないという前提で作られたのかもしれないが、逆に地上波でこれを流せないとしたらそれもまた大きな問題に感じる。

少年誌系のラブコメではSEXを始め過激な性描写はほとんどタブーとなっている。一見当然にも思えるが、性表現だけを取り上げ、その背後にある、女性や性の描き方などへの視点がお座なりになっているようにも感じてしまう。
一方、少女誌系ではかなりSEXなどが当たり前に描かれるようになってきており、その一部が過激になりすぎたりもしている。ただ今のリアルを描こうとすれば、性描写なども避けては通れないというのが妥当なところではないか。
恐らく『純情ロマンチカ』でも再び触れると思うが、ラブコメから一歩足を踏み入れて恋愛をテーマに描こうとすれば、SEXは避けて通れない。元祖ラブコメとされる『翔んだカップル』や王道ラブコメ『イタズラなKiss』ではSEXもきちんと扱っている。軽いタッチのものならばなくても気にならないが、恋愛要素が強くなればなるほど歪みを感じてしまう。その歪みを明示した作品が『School Days』だった。

最後に軽い話題。『かのこん』と『仮面のメイドガイ』、『一騎当千Great Guardians』は2008年を代表する「乳」アニメだが、巨乳だけでなく貧乳も魅力的な点でこの作品がベストだろう(ぉぃ。


『ここはグリーン・ウッド~青春×男子寮日誌~』実写ドラマ

2008年06月29日 21時54分32秒 | ここはグリーン・ウッド
公式サイト

あの、那州雪絵の名作コミック「ここはグリーン・ウッド」がUHF系で実写ドラマ化され、7月スタートとなる。
番宣をたまたま見て知ったのだが、第一印象はなんで今頃。しかし、「花より男子」が人気を誇り、「花ざかりの君たちへ」がドラマ化されたり、逆に「イタズラなKiss」がアニメ化されたりと一時代前に流行った少女マンガが今盛んに他メディアへ展開している状況から言えば妥当なものなのだろう。

過去OVA化されたこともあり、その作品自体は高い評価を受けているが、OVAということで広く知られることはなく、やはりコミック版のイメージが強い作品だ。男子寮での青春群像劇としては実写作品化されることは今までなかったことの方が驚きかもしれない。

主人公、スカちゃんこと蓮川一也役に井澤勇貴。池田光流役に三浦力、手塚忍役に佐藤雄一。如月瞬役に鈴木拡樹と、男優が瞬を演じることにはちょっと抵抗があるが……(笑)。
公式サイトを見ると、イケメン俳優オンパレードだけれど、芸能界には詳しくないので全然知らなかったりする。一方、すみれちゃん役に福井裕佳梨、エンディング曲も担当するアイドル新田美恵子役で戸松遥と人気女性声優が出演したりするのも話題作りなのか。

どんな作品になるかちょっと気になるドラマだ。

関西地区では、サンテレビで7/4から毎週金曜25:40~、KBS京都で7/4から毎週金曜26:30~となっている。


モグボナンザ結果発表

2008年06月28日 20時00分39秒 | FF11
2009年結果はこちら
2008年結果はこちら


FFXIの公式イベントとしては最大のインパクトを与えたであろう「モグボナンザ」の結果発表が6月30日に行われる。取らぬ狸の皮算用で今から1億ギルが当たったときのことを考えてドキドキするのも悪くないが、一方で非常に気になるのが結果発表の方法だ。
最もありそうな方法は、公式サイトでの当選番号の告知だろう。しかし、正直ここまで盛り上げておいてそんな方法で発表されても気分が盛り上がらない。スクウェア・エニックスのセンスやプレイヤーに対するサービス精神を測る上で、最低ランクのやり方と言えよう。
動画を使って発表などだと面白そうだが、現実的には回線の重さなどネックが多く、かえって不満の声が出てきそう。YOU TUBEなどを利用なんてこともないだろうし。

公式サイトでなければ、POL内で発表ということも考えられる。ただこれにしても盛り上がりに欠ける印象は変わらないだろう。POLで動画も、結局回線の問題は解決しないしね。
ヴァナ・ディール内で発表されれば一番盛り上がりそうだ。システムメッセを使うとか、GMが主要な街に来て発表するとか考えられなくはないが、そこまではやりそうにないか。

発表方法でもう一つ気になるのがその演出だ。
最悪なのは、いつの間にか当選番号が発表されているというもの。盛り上げ方を知らない開発陣が今後プレイヤーを楽しませるゲームを生み出せるとは到底思えない。実は今回のイベントはそういう意味での試金石と捉えている。これだけの時間と手間をかけてプレイヤーに夢を与えたのだから、どうそれを納めるかは腕の見せ所でもある。だが、これまでのイベントを見てきた限りでは不安も強く感じる。

FFXIの運営の最大の問題として開発陣とプレイヤー間のコミュニケーション不足があると常々指摘してきた。
現在STTの活動報告が毎月定例のものとなっている。これに対してプレイヤー側からの反応は最近ではほとんどなくなっているが、それは活動報告の実績が信頼されてきているからだ。
こうした定例報告をSTTの活動だけでなく、本来は開発状況やイベントなどに関して行うべきだった。試行錯誤の末に、今ではこれらは全くと言っていいほど行われなくなった。

雑誌のインタビューなどでなく、公式サイトなどを通じてもっとプレイヤーに語りかけることが大切だ。ビジョンを提示し、どんなヴァナ・ディールにしたいのかを。
しかし、現実は、電撃のクロニクルで過去のインタビュー記事が掲載されなかったように、言質を取られることを恐れたり、プレイヤーの希望とは別次元の方向性を模索したりと、お互いの不信感ばかりが高まっている状況だ。不信感を取り除き、信頼を高めるには、言葉を重ねる以外にないというのに。

日本ではMMORPGとしてFFXIのライバルがほとんどいない状況が続いた。その恵まれた状況に胡坐をかいているように見える。特にアルタナ以降、バージョンアップの間隔が開き、その内容も乏しくなっている。
モグボナンザはそうした状況下で久しぶりにプレイヤーに大きな楽しみを与えるイベントだった。それだけに、その結果発表にどれだけ力を入れるかで測れるものがあると思えてくる。あと2日。当選の結果同様に不安と期待を持って待ちたい。


『ファイナルファンタジー 20thアニバーサリー アルティマニア File3:バトル編』インプレッション

2008年06月27日 23時55分00秒 | FF11
ファイナルファンタジー 20thアニバーサリーアルティマニア File3:バトル編 (SE-MOOK)ファイナルファンタジー 20thアニバーサリーアルティマニア File3:バトル編 (SE-MOOK)
価格:¥ 1,995(税込)
発売日:2008-06-19


ファイナルファンタジー20周年記念のこのアルティマニアシリーズも3冊目。予定ではこれで完結となるわけだが。
ページ数は約50ページ増量。ただしその分価格も200円ほどアップしている。

『File2:シナリオ編』の巻末予告にはこの3冊目は、『File3:バトル/エクストラ編(仮)』と書かれていた。しかし、蓋を開けてみるとバトルのみとなった。それだけでもこのボリュームなわけだが、エクストラ編は別にまた出る可能性も。
なお、3冊の帯についている応募券を集めて送れば抽選で200名に「オリジナル20thメモリアルブックマーカー」がプレゼントされる。

それでは内容を見ていこう。
目次2ページに続いて、バトルシステムの歩みとして、見開きで13作品の戦闘画面と簡単な解説、キーワードが掲載されている。バトルの基本システムも見開きで、FFのバトルシステムの進化を図解している。成長システムも見開きで、能力固定パターン、ジョブ選択パターン、カスタマイズパターンの3種類に分類して13作品の流れを解説している。

◇ファイナルファンタジー(24P)
イラストと共に戦闘画面、メニュー画面が掲載されている。バトルキャラクターでは、6ジョブとそのクラスチェンジ後の画面写真と解説が書かれている。画面写真はオリジナル版とPSP版の両方を掲載。
バトルシステムでは、戦闘画面の見かたやシステムについての解説がされている。Iでは、ターン制バトル、レベル、隊列、ジョブが取り上げられている。また、リメイク版でのおもな変更点も。
魔法では、使いかた、習得方法などに加え、全魔法リストや「Impressive Magic」としていくつかの魔法がピックアップされている。魔法リストはレベル、名前、簡単な効果の説明程度だ。
アイテムも、使いかた、所持方法などに加え、全アイテムリスト(リメイク版のものも含む)や「Impressive Item」としていくつかのアイテムが取り上げられている。アイテムリストはウェポン、命中率(武器)、アーマー、重さ(防具)、おもな特徴。消費アイテムやだいじなものも解説付きで掲載されている。
モンスターは、特徴、固定エンカウント、戦利品の解説のあと、オリジナル版、GBA版、PSP版の全種のモンスターの写真(写真はFC版とPSP版)とHP、攻撃、特徴が記されている。いくつかの敵はコメント付き。

★ジョブの歴史(2P)
13作品の「ジョブ」のあり方と、ナイト、忍者、シーフ、竜騎士の各作品での描かれ方を取り上げている。

◇ファイナルファンタジーII(24P)
イラストと共に戦闘画面、メニュー画面が掲載されているのは同じ。続いて、パーティーメンバーの移り変わりとして、仲間になるメンバーがどの時期に加わり離脱するかを図式で表わしている。
バトルキャラクターでは、仲間になるキャラクターたちのイラスト、FC版とPSP版のゲーム写真、戦闘の視点から見たそのキャラクターの特徴などが書かれている。
バトルシステムでは、戦闘画面の見かたやリメイク版でのおもな変更点の他に、能力値の成長、命中率と回避率、隊列、熟練度というトピックが取り上げられている。
魔法は「Impressive Magic」でアルテマなどについて語られている。
アイテムでは「Impressive Item」でブラッドソードが。
モンスターもIと同様に、FC版とPSP版の写真付き。

★魔法の歴史(4P)
ジョブの歴史同様、13作品の魔法の描かれ方に触れた後、フレアー、ホーリー、アルテマ、メテオの作品ごとの違いを解説している。また、シリーズ全作品登場を逃した魔法たちとしてコラムが1ページ。

◇ファイナルファンタジーIII(38P)
パーティーメンバーの移り変わりが無くなったが、バトルキャラクターでは各ジョブの解説、FC版ゲーム写真、DS版の4人のイラスト、オリジナル版とDS版でのコマンドと解説が6ページにわたり書かれている。
バトルシステムのトピックは、ジョブチェンジと召喚魔法。
魔法はこれまで同様の取り上げ方だが、IIIからアビリティと召喚獣についてもコーナーが設けられるようになった。アビリティでは「Impressive Ability」で竜騎士のジャンプとDS版で追加されたバイキングのちょうはつが取り上げられている。召喚獣は、8体のイラスト、FC版とDS版の写真、解説や攻撃内容が記載されている。
アイテムはI、IIの3ページから4ページへと増えた。
モンスターでは、特殊能力、盗めるもの、落とすものについて解説されている。ゲーム写真はFC版とDS版となっている。

★召喚獣の歴史(4P)
13作品での召喚獣の位置付けの後、シヴァ、イフリート、ラムウ、オーディン、リヴァイアサン、バハムート、カーバンクル、フェニックス、アレクサンダーというおなじみの召喚獣の作品ごとの描かれ方が紹介されている。

◇ファイナルファンタジーIV(42P)
パーティーメンバーの移り変わりがまるまる1ページとなっているのがIVらしいところ。バトルキャラクターはSFC版とDS版の写真付き。
バトルシステムのトピックは、ATB。リメイク版の変更点については、GBA版とDS版が別枠となっている。
魔法、アビリティはそれぞれ2ページ。
IVでは幻獣としてコーナーが設けられ、6ページにわたって大きく取り上げられている。SFC版とDS版で攻撃中のゲーム画面を見ることができる。
アイテムは5ページに増え、イージータイプやGBA版、DS版で増えたものも掲載されている。
モンスターはSFC版とDS版がメインだが、GBA版のみのものも。なお、コラムとして「かいはつしつ」に現れるモンスターたちも。

★伊藤裕之氏に聞く「ATB」(2P)
ATBの考案者で、FFIVのバトルディレクターだった伊藤裕之氏へのインタビュー。

◇ファイナルファンタジーV(40P)
バトルキャラクターでは、22+4ジョブを紹介。ただし、ゲーム画面ではなく5人(一部は4人)のイラストを掲載。
バトルシステムのトピックは、ジョブ、アビリティ、ATB。
魔法は2ページだが、アビリティは4ページに増加。召喚獣は5ページでゲーム画面はSFC版のみとなっている。アイテムも4ページに減っている。
モンスターもSFC版の写真だけになり、5段は変わらないが1段3体から5体へとスペースが狭くなった。

★アビリティの歴史(2P)
13作品でのアビリティの位置付けと、ぬすむ、しらべる、みやぶる、あんこく、れんぞくまの歴史を解説している。

◇ファイナルファンタジーVI(44P)
VIも基本的にゲーム画面はSFC版のみ。バトルキャラクターでは、各キャラクターのオリジナルコマンドと隠し必殺技の画面が掲載されている。
バトルシステムのトピックは、魔石、オリジナルコマンド、隠し必殺技。
魔法とアビリティは2ページずつ。幻獣は、27+4種類。アイテムは4ページ。
モンスターはV同様5段×5体ずつとなっている。

★アイテムの歴史(2P)
アイテムの歴史では位置付けのコーナーがなく、ポーション、フェニックスの尾、ギサールの野菜、ねずみのしっぽ、エクスカリバー、マサムネの歴史が記載されている。

◇ファイナルファンタジーVII(44P)
当然ゲーム画面はPS版のみ。
バトルシステムのトピックは、マテリア、リミットブレイク。インターナショナル版でのおもな変更点も記載。
魔法とアビリティは2ページずつ。召喚獣は16体。アイテムは5ページで、うち1ページをマテリアに充てている。
モンスターは4段×4体に変更。ただ画面が暗くてやや見難い。

★歴代常連モンスターズ(4P)
ゴブリン、ベヒーモス、プリンなど、ボム、モルボル、クアール、アダマンタイマイ、鉄巨人、アーリマン、トンベリ、サボテンダー、マジックポット、デスゲイズ、アルテマウェポンの歴史が記載されている。コラムは、歴代最強モンスターズ。XIはなし。AV最強説もあるけどねぇ。

◇ファイナルファンタジーVIII(34P)
バトルシステムのトピックは、ジャンクション、魔法、ドロー、特殊技。
魔法とアビリティは2ページずつ。ガーディアン・フォースとして、22体の召喚獣が登場している。アイテムは4ページ。
モンスターは4段×4体で、129体と数も少ない。

★青魔法の歴史(2P)
13作品での青魔法の位置付けの後、ホワイトウインド、マイティガード、レベル5デス、????の歴史が解説されている。

◇ファイナルファンタジーIX(34P)
バトルキャラクターではトランス時の写真も。
バトルシステムのトピックは、アビリティ、魔石力、トランス。
魔法とアビリティは2ページずつ。召喚獣は12体。アイテムは4ページ。
モンスターでは、精霊モンスターについて取り上げられている。IXはクリアしたものの精霊モンスターは全く記憶にないけれども。

★歴代『FF』戦術集(4P)
Iは補助魔法の活用、IIは決定とキャンセルのくり返しによる熟練度かせぎ、IIIは「トード」か「ミニマム」の連発、IVはアイテムの有効活用、Vは「はなつ」4連発、VIは「ネコキック」+かいでんのあかし、VIIは命中率が255の武器+「ひっさつ」、VIIIはモンスターのレベルを低く保つ、IXは「たたかう」の強化、Xは「カルテット9」+連続ヒット攻撃、X-2は無限チェイン、XIIは範囲魔法+リフレク状態を取り上げている。

◇ファイナルファンタジーX(42P)
バトルキャラクターではオーバードライブ技のゲーム画面が。
バトルシステムのトピックは、CTB、スフィア盤、オーバードライブ技、召喚。インターナショナル版でのおもな変更点も記載。
魔法2ページ、アビリティ3ページ。召喚獣は8体。アイテムは7ページで、武器防具に関しては、装備キャラクター別の効果による名前の決定条件の表が掲載してある。例えば「先制」効果の武器は、ティーダ用ならヴィジランティで、ユウナ用はコンダクターとなるといって具合。
モンスターはインターナショナル版まで含めた244体。

★土田俊郎氏に聞く「CTB」(2P)
XのバトルディレクターでCTBの制作者である土田氏へのインタビュー。

◇ファイナルファンタジーX-2(44P)
パーティーメンバーの移り変わりはなく、キャラクター3人のドレス17+2種類が掲載。完全にコスプレショーですが。
バトルシステムのトピックは、ドレス、スペシャルドレス、空間。インターナショナル版でのおもな変更点も記載。
魔法は2ページ、アビリティは6ページ。召喚獣はなく、アイテムが4ページ。
モンスターでは、インターナショナル版でのクリーチャークリエイトについて紹介されている。

★歴代『FF』あんなシステムこんなシステム1(4P)
状態異常(ステータス異常)の歴史を振り返るが3ページ。毒、混乱、カエル、死の宣告、バーサク、ゾンビについて取り上げた後、状態異常がどの作品に登場したかのリストがある。また、属性の歴史を振り返るが1ページ。作品ごとの特徴や、属性がどの作品で登場したかの表もある。

◇ファイナルファンタジーXI(44P)
バトルキャラクターは5つの種族の紹介と各ジョブの所持スキルなど。
バトルシステムのトピックは、リアルタイムバトル、ジョブ、戦闘スキル・魔法スキル、属性、ウェポンスキル、パーティと4ページにわたる。
魔法は6ページで、2008年5月までに実装されている魔法が掲載されている。アビリティも6ページで、各ジョブのアビリティと特性、またウェポンスキルも書かれているが、どちらも名前と効果のみなのであまり利用価値はない。召喚獣は9体。アストラルフロウ時のそれぞれの攻撃がゲーム画面で紹介されている。アイテムは4ページ。当然数千種類というアイテムリストは掲載されず、武器や防具などの系統名と代表的な装備などが記載されているにすぎない。
モンスターは、現在ヴァナに存在する131種について写真で掲載している。更に細かな種別では2000を悠に越えるため、仕方ない措置だろう。同一種でも獣人などは姿形の変わる数種類の写真がある。また生息地で大きく姿の変わる亜種も取り上げている。

★歴代『FF』あんなシステムこんなシステム2(4P)
バトルに関係するこまかなシステムの歴史を振り返るでは、バトル開始時の特別な状況、隊列、バトル中の前列・後列のチェンジ、バトル中のメンバー交代、バトル中の装備変更、逃げる方法、「ぼうぎょ」コマンドについて13作品の扱われ方を表にしてまとめてある。
勝利ポーズの歴史を振り返るでは、XIを除く12作品の勝利ポーズの写真を掲載している。

◇ファイナルファンタジーXII(56P)
バトルシステムのトピックは、ADB、パーティー、ライセンス、ガンビット、ミストカートリッジ、ミストナックと4ページにわたり、インターナショナル版でのおもな変更点も紹介されている。
魔法2ページ、アビリティに替わりライセンスが2ページ、召喚獣が13体、アイテムは9ページ。うち最後の1ページはガンビットリストとなっている。
モンスターは5段×4体の表記となり、インターナショナル版まで含め474体と数も多い。

★北瀬佳範INTERVIEW(4P)
「FFらしさ」といった話から、次回作のXIIIの話など。


以上が本作の内容。
システムなどはもうあまり覚えていなかったりするが、モンスターを見ているといろいろと思い出すことも多い。嫌な思い出が残る敵はなかなか忘れられないようだ。
このFile3も前2作同様に、またプレイしてみたいと思わせる内容ではある。懐かしい気持ちを思い起こさせてくれるのは確かだ。
しかし、前2作同様にもどかしさも感じてしまう。攻略的な記述も少なくはないが、攻略本としては成り立っていない。それでいて攻略的な視点以外のものが乏しいため、視覚的には満足できるが読み物としては物足りなく思えてしまう。
ゲームを語る言葉の乏しさを垣間見た気がする。

1作ごとに進化し、1作ごとに大きく変貌を遂げてきたファイナルファンタジー。毎回大きな挑戦をしてきたがゆえに、特別な思いを抱く昔からのFFファンにとっては価値のある一冊かもしれない。


アニメ感想:紅

2008年06月25日 21時03分58秒 | 2008春アニメ
原作のラノベは未読なので、アニメ全12話を通しての感想を。

この作品を語る上でまず挙げられるのは音だろう。オープニングやエンディング曲、作中の効果音、そして声優の声。
オープニングは今期のアニメではベストと呼べるものだった。音楽もだが、それに合わせたポップな映像は、たいてい早送りで流してしまうアニメが多い中数少ない毎回見ようと思うオープニングとなっていた。エンディングも悪くなかったが、こちらには『仮面のメイドガイ』に秀逸なものがあるので次点だろう。
作中はそうしたポップさとは逆に、リアルを追求していた。キャラクターデザインや背景なども含め、それは徹底されていた。公式日記によると、プレスコ(声を録ってから絵を作る)によって作られていたそうで、作り手のこだわりが感じられる。
他のアニメとはまるで違う作りゆえに、導入部はなかなかとっつきにくいものだった。世界観が分かりにくく、セリフも聞き取りにくい。特に主人公の立ち位置が摑みにくい。しかし、この世界に浸るうちに他のアニメにはない魅力を醸し出してくる。キャラクターは厚みを増し、何気ない日常の一コマ一コマに思いを寄せることができるようになる。全12話という短い中でここまでのものを描いた点は高く評価したい。

これだけの力の入った演出は、非常にありえない世界を描くためにどうしても必要だったとも言える。他のアニメのように初めから絵空事として視聴者に委ねるのではなく、地に足を付けたリアルさを視聴者に感じさせることで「痛み」や「思い」を切実に伝えたかったからだ。
最終話まで見てそれが成功を収めたと手放しで評価することは残念ながらできない。
8話あたりまでは、真九郎と紫の日常の積み重ねが丁寧に描かれた。9話で紫の秘密が明かされ、彼女は九鳳院に連れ戻される。紫の喪失を描いた10話を経て、九鳳院との戦いが11、12話で描かれた。
8話までは素晴らしい。しかし、そこまで積み上げても九鳳院の非リアリティは覆せなかった印象だ。物語としては、幸福な状況から一転して絶望の状態に陥れ、そこから逆転してカタルシスを得る構図となっている。その安直な構図がこれまでのリアルな表現とマッチしない気がした。

原作は未読だが、もっと格闘・バトル色が強いのかと思う。アニメではそれは中心に位置していない。それが中心に位置していないのに、どうしてもそれが中心となってしまったのが終盤の展開だった。作り手もそのズレに気づいているがゆえに、最後は紫に語らせることで中心を変えようとした。だが、いかに賢いといえども7歳の子供に語らせるには難しすぎるように感じた。
安直な構図を用意した以上、それを突き進み安易なカタルシスを見る者に与えてしまってもよかったようにも思う。ここまで築き上げた紫というキャラクターが素晴らしかっただけに、それに頼りすぎてかえって違和感を抱くようになってしまったこの結末がよかったのかどうか判断に迷う。格闘・バトルを出さずに九鳳院との戦いを描き切れればまた別のエンディングもあっただろうが。
9話以降の展開は決してベストではない。だが、ベターなものを模索した後は窺える。「傑作」と呼べる作品では決してないが、「見る価値のある」作品だとは言っていいだろう。今のアニメ界でこれだけのアプローチをした努力には心から敬意を表したい。


追記:
9話を見て、「やってしまった」感を持った。これは昨年の『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』で感じたものと同じ。こちらは原作付きなので仕方ないかとも思ったが。丁寧に丁寧に積み上げていっても、安易な展開に流れてしまえばそれまで積み上げたものは価値を失ってしまう。私としてはたとえ破綻しても最後まで作り手のあがく姿を見たかったが、現実的にはそれは無理なのだろう。実際、昨年一年を通して最後まであがき続けて描き切ったのものは『電脳コイル』のみだった。

さきほど『精霊の守り人』へのコメントに返信を書いて、『紅』との共通性にいろいろ感じるところがあった。子供を守るボディーガードが主役という構図は同じ。その子供が世間のことを知らないのも同様だ。作り手の熱意もともに強く感じる。
作品としての差を感じるのは、バルサと真九郎の描き方の違いだろう。この二人を並べることに躊躇うほどに技術的にも精神的にも二人には大きな差があるが、その差ゆえにバルサの心が見る者に届かなかったという面がある。バルサの心を見る者と共有できなかった点で『精霊の守り人』への評価が厳しくなってしまうのかもしれない。


アニメ感想:ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~

2008年06月25日 18時37分17秒 | 2008春アニメ
第1話のインパクトから先は、フツー過ぎて特にこれといった評価もなく展開していった。最終話ようやく話も盛り上がり、Bパートに入ってようやく邪神ドルアーガとのリベンジ、そしてエンディングかと思ったら、思わぬ展開で物語は終焉せずに終わり、2009年第2期に引き継がれることが。

中身はスカスカだったけど、最初と最後だけ良くて記憶に残る作品となった。表1話はいわゆる夢落ちだが、これくらいやらないと「つかみ」としてのインパクトに欠けていただろう。RPG風の王道冒険ファンタジーなだけに、ネームバリューだけで目を惹くことは難しい。始めは「何これ?」と思ったがあまりのバカバカしさがその後も見続けようと思う要因となった。

中身の評価は王道だけに目新しさはほとんど感じなかったが、それでも元がMMORPGということで、複数のパーティの存在を前提に描かれている点はよかったと思う。まあオフラインRPGでもそうした視点は珍しくはないけれども。
ダンジョンの苛酷さの描写や、数多くのキャラクターの描写には物足りなさが強く残った。幾人かのキャラクターはよかったんだけね。全12話という短い枠の中では十分に描写できないのは仕方ないかもしれない。ライトな要素が多かったせいもあるし。好みの部分ではあるが、シリアスとギャグの切り替えなどはもっと落差が欲しかった。

戦闘描写自体はまずまずだったが、独創性は感じなかった。それでも主人公ジルが盾役として振舞う姿はなかなかのもの。
で、ここからは『ドルアーガの塔』とは全然関係ない話。
やっぱり敵の攻撃を受け止める盾は格好良く映る。それなのに、ああそれなのに。FFXIじゃ避ける盾が基本になってしまった。ナイトよりも忍者や赤魔道士が盾っていう世界。ナイトが盾でもサポ忍者で避けてるし。もう今更それをどうこうすることはできないかもしれないが、やっぱりこういう映像を見ると避ける盾って異常だと思う。
MMORPGの『ドルアーガの塔 The Recovery of BABYLIM』についてはシステム等全然知らないけれど、アニメと連動した企画というのはなかなかユニークに思う。アニメのようにプレイできなければ逆に不満が高まるかもしれないが。
ただ魔道士好きとしては、魔道士が圧倒的な力を持ったMMORPGとかならやってみたいけど……って感じ。FFXIにせよ他のMMORPGにせよ物理アタッカー優遇感が強いしね。


アニメ・夏の新番組2008【関西編】

2008年06月24日 03時57分47秒 | 2008夏アニメ
『テレパシー少女 蘭』の第1話を見逃した!と慌てていたら、どうやら再放送が行われるようでホッとしているところ(苦笑[再放送は6/28(土)午後4:35~]。今回も「空想科学災害対策本部さんの新作アニメ・特撮情報を参考に、関西地区での新作視聴情報をチェックしている。
放送日時等は変更の可能性があり、逐次修正する予定ではあるが、万全とは言えないのであしからず。

一騎当千 Great Guardians[AT-X]水9:30(6/11),[サンテレビ]木26:10(7/10)
※原作:コミック[塩崎雄二(月刊ComicGUM)]
第3期シリーズ。三国志を元に現代東京の高校生たちが繰り広げる格闘バトル。第1話を見た限りでは新キャラ孫権登場、呂布復活など先が楽しみな感じだ。

テレパシー少女 蘭[NHK教育]土18:25(6/21)
※原作:小説[あさのあつこ(青い鳥文庫)]
『電脳コイル』枠で学園SFものだけに期待は高まるが果たして。

ウルトラヴァイオレット:Code044[アニマックス]火22:00(7/1),[BS11]土23:30(7/12)
※オリジナル
監督出崎統、制作マッドハウス。アニマックス開局10周年記念作品であるSFもの。

スレイヤーズREVOLUTION[テレビ大阪]水25:20(7/2),[AT-X]木13:00(7/10)
※原作:ラノベ[神坂一(富士見ファンタジア文庫)]
実に11年ぶりの第4期シリーズ。正統派の冒険ファンタジーでキャラクターの個性豊かな描写が特徴的。テレビシリーズはもちろん、OVAや劇場版、原作全15冊に外伝的シリーズの「すぺしゃる」まで、そのほとんどを見てきただけに非常に楽しみにしている。

鉄腕バーディー DECODE[KBS京都]金25:30(7/4),[サンテレビ]金26:10(7/4),[アニマックス]月22:00(7/14),[BS11]土23:00(7/5)
※原作:コミック[ゆうきまさみ(週刊ヤングサンデー)]
初出は1985年週刊少年サンデー1月増刊号という作品。その後OVAが出たり、不定期連載されていた旧版から一新して現行の連載がスタートしたりと紆余曲折の多いコミックだ。旧版は不定期連載だったが楽しみにして読んでいた。現行版は10巻までしか読んでいない(最新は18巻)。ジャンルはSFアクション。

ストライクウィッチーズ[KBS京都]金26:00(7/4),[サンテレビ]月26:10(7/7),[BS日テレ]月27:30(7/28),[奈良テレビ]木25:30(7/3)
※原作:島田フミカネ
コラムの企画を元に小説・コミック・OVAとメディアミックスし、TVアニメまで発展した作品。内容は島田がキャラクター原案として関わった『スカイガールズ』に似ているようだ。SFバトルアクションもの。

スケアクロウマン SCARECROWMAN THE ANIMATION[KBS京都]日7:30(7/6),[アニマックス]火22:30(8/5)
※原作:play set products
3DCG。壊れたおもちゃにスケアクロウマンが生命を吹き込むというファンタジー。

学校の怪談アニメスペシャル[キッズS]日16:30(7/6)
※原作:コミック[日本民話の会 学校の怪談編集委員会/編 小川京美/絵(月刊プレコミックブンブン)]
全3話一挙放送。7/27に再放送される。

薬師寺涼子の怪奇事件簿[サンテレビ]月24:00(7/7),[KBS京都]水25:30(7/9),[キッズS]水24:00(7/23)[BS11]金24:30(7/11)
※原作:小説[田中芳樹]
1996年に刊行された「魔天楼」以降、講談社・光文社・祥伝社からノベルスや文庫で発売されているシリーズ。薬師寺涼子は警視だがミステリーではなく伝奇ものである。だが、田中芳樹には珍しいキャラクター性の強い作品となっている。「魔天楼」のみ既読。コミック版は垣野内成美が担当。

ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~[テレビ大阪]火25:30(7/8),[AT-X]土10:30(7/12)
※原作:ゲーム
9/18にニンテンドーDS用RPGとしてセガから発売されるゲームのアニメ版。制作はプロダクションI.G。テレビ大阪の初回放送は26:00~。

セキレイ[KBS京都]火25:30(7/8),[サンテレビ]火26:10(7/8)
※原作:コミック[極楽院櫻子(ヤングガンガン)]
女性同士のバトルがメインのハーレム系アニメか。

ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~[サンテレビ]水26:10(7/9),[キッズS]木24:30(7/17)
※原作:ラノベ[ヤマグチノボル(MF文庫J)]
第3期シリーズ。毎年夏に1クールというパターンとなっている。第1期はキャラクターの魅力でなんとか見ることができたが、第2期は脚本があまりにひどくて途中で挫折した。監督は第2期と同じ紅優だがシリーズ構成・脚本は担当が替わるので果たしてどうか。ジャンルはツンデレファンタジー。

Mission-E[KBS京都]木26:00(7/10),[AT-X]木10:30(7/10),[テレビ和歌山]木25:40(7/10),[奈良テレビ]木26:30(7/10),[バンダイチャンネル]月12:00(7/14)
※オリジナル
昨年夏に放送された『CODE-E』の第2期シリーズ。5年後が舞台となる。ドタバタラブコメだが第1期はついていけなかった。

恋姫†無双[KBS京都]木26:00(7/10)
※原作:ゲーム[18禁アドベンチャーゲーム(BaseSon)]
三国志を元に、武将等のほとんどが女性として登場する作品。PS2版が発売予定。

ネオアンジェリーク Abyss Second Age[AT-X]金10:00(7/11),[テレビ大阪]金27:35(7/11)
※原作:ゲーム
春にスタートした1期に引き続いての第2期シリーズ。1期はAT-Xでちらっと見た限りではなかなか面白そうではあったのだが。

夏目友人帳[テレビ大阪]土26:05(7/12),[AT-X]金10:30(9/5)
※原作:コミック[緑川ゆき(LaLa DX)]
『ヴァンパイア騎士』1期と2期の間に挟まる形で同じLaLa枠としてこの作品がスタートする。妖怪もののファンタジーだが、独特の雰囲気がある緑川ゆきをどう映像化するか楽しみだ。

ひだまりスケッチ×365[毎日放送]土26:25(7/12),[BS-i]木24:30(7/24)
※原作:コミック[蒼樹うめ(まんがタイムきららCarat)]
昨年1月から放送された作品の第2期。私の評価では昨年のランキング5位だった。高校美術科を舞台にしたゆるい空気系アニメだが、キャラクターの個性や演出がじわじわと味の出てくる見事なものだった。

無限の住人[AT-X]日24:00(7/13)
※原作:コミック[沙村広明(月刊アフタヌーン)]
1994年から連載されている剣客コミックのアニメ化。監督が真下耕一だけに分かりやすいアクションになりそうな予感。

乃木坂春香の秘密[読売テレビ]月26:39(7/14),[AT-X]火9:30(7/22)
※原作:ラノベ[五十嵐雄策(電撃文庫)]
UHF系アニメを読売テレビが放送する珍しいパターン。MONDAY PARK内で放映。学園ラブコメもの。

アキバちゃん[キッズS]木24:00(7/24)
※オリジナル
フィギュアとCGを組み合わせたアニメ。全10話で7/24と7/31に5話ずつ放映される。

○西洋骨董洋菓子店~アンティーク~[関西テレビ]火(7/15?)
※原作:コミック[よしながふみ(Wings)]
ノイタミナ枠。同じフジ系で『アンティーク~西洋骨董洋菓子店~』としてドラマ化もされたことがある。ドラマはかなり設定が変えられていたが、原作に忠実なことの多いノイタミナ枠では果たしてどうなるか。原作は非常に素晴らしい作品だった。

魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~[キッズS]木24:00(8/7)
※原作:山田典枝
2003年1月から放送された第1期に続く第2期。制作はハルフィルムメーカー。

ここはグリーン・ウッド ~青春男子寮日誌~[サンテレビ]金25:40(7/4),[KBS京都]金26:30(7/4)
※原作:コミック[那州雪絵(花とゆめ)]
実写ドラマ。名作青春少女マンガを初の実写化。

秘密 トップ・シークレット[日テレプラス]木23:30(7/17)
※原作:コミック[清水玲子(月刊MELODY)]
日本テレビ系で今年の春にスタートしたアニメだが、関西ではCSのこの放送が初となりそう。

この他、春スタートした『紅』『絶対可憐チルドレン』『隠の王』がキッズステーションで7月から放映される。特にCS初となる『紅』は一見の価値あり。

6月スタート分まで含めて22本の新番組となった。約1/3の7本がシリーズ続編、また古めの原作ものも目立った。アニメに斬新さを求めるのは酷な時代となってしまったのか。
感想はなかなか書けないが(というか録画してまだ見ていない作品も多いのだが)、春スタートのアニメはなかなか小粒だが捻りの効いた作品が多かっただけに、今期にも面白い作品を期待したいところだ。


『オーディンスフィア』と『グリムグリモア』Best版

2008年06月13日 18時25分27秒 | アニメ・コミック・ゲーム
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6月19日に『オーディンスフィア』のBest版が発売される。Best版の割にはちょっと高めだけれど、この価格ならお勧めできる作品だ。アクションゲームとして操作性に難はあるが、ストーリー、キャラクター、演出はどれも一見の価値がある。

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同じヴァニラウェアが開発した『グリムグリモア』も8月7日にBest版が発売予定。公式サイトに、「※この商品は、『グリムグリモア』の価格を改定したものです。」と但し書きがついているように、ファンの望んだ完全版(?)は出ない。
非常に素晴らしい作品だが、ボリューム不足で、やり込み要素に欠ける仕様がそれらを補充した完全版への渇望を生み出していたが、やはり難しいだろう。
まだ未体験の人にはこれを機会に是非プレイしてもらいたい。手前味噌だが、攻略情報は「gRiMgRiMoiRe FanSite」で。

ちなみにそのヴァニラウェアの新作は、NDSで今秋発売予定の『くまたんち』になるようだ。