奇想庵@goo

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『スーパーロボット大戦Z』プレイ日記その4

2008年09月30日 18時15分31秒 | アニメ・コミック・ゲーム
いまだに主人公は流浪の身。1話ごとに所属する集団が異なるような展開で、小隊編成も固定のまま行えない。シナリオも1話ごとにがらりと雰囲気が変わる状態で、なかなか腰を落ち着けて攻略できない感じだ。
新規参戦作品が多いため、序盤の前振りが長くなるのは仕方ないが……。

第11話「パラダイム・シフト」

主人公再登場は『THE ビッグオー』シナリオ。ファーストシーズンを1話でまとめた駆け足のシナリオだった。その分、戦闘はシンプルなもの。
初期はビッグオー対ベック・ビクトリー・デラックスとの一騎打ち。これは楽勝。その後、主人公が参加し、アーキタイプ4体、マミー1体と戦う。SR獲得条件はここから3ターン以内にアーキタイプ全機倒してからマミーを倒すというもの。マミーに近付きながら雑魚を倒せば苦労するマップではない。

第12話「ブルースカイ・フィッシュ」

エウレカシナリオ。なかなか面白いマップだった。
初期配置はエウレカの乗るニルヴァーシュと主人公機のみ。敵は塔州連邦軍空中戦艦とモンスーノ3機による小隊5体。3ターン目に月光号とターミナス3機の小隊が援軍として現れる。だが、4ターン終了時に初期配置の敵は撤退してしまう。
主人公機にブースター、アポジモーター、高性能レーダーを付けておく。エウレカの機体はイベントで空中戦艦の近くに移動するので、これと主人公機で戦艦を狙う。雑魚は援軍の2体で削っておく。エウレカは技量が高いので、クリティカルを狙う。これでギリギリ敵を全滅させることに成功した。
4ターン終了時ティターンズとエゥーゴ、ザフトが出現。更にティターンズ移動後にシロッコの乗るメッサーラが現れる。
SR獲得条件は出現後2ターン以内のメッサーラ撃破。このターンは敵との距離を詰めて反撃狙いとなるが、次のターンはメッサーラに攻撃を集中させて削り切った。
7ターン目開始時にカクリコン小隊以外は倒せたので、うまくやれば6ターンクリアも可能かもと思った。先が読めないのであまりシビアには戦っていないので、やり直しはしないけどね。


『スーパーロボット大戦Z』プレイ日記その3

2008年09月29日 16時54分12秒 | アニメ・コミック・ゲーム
ハードがPS2だからか、スパロボの魅力のひとつである見せ場、イベントシーンの演出がちゃっちい感じがする。戦闘シーンの細部などにこだわっているのは分かるが、慣れてくると戦闘シーンはカットしちゃうしね。まだ序盤ではあるが、やや盛り上がりに欠ける印象だ。
一方、シミュレーションゲームとしてはこれまで以上に練られているとは思う。フォーメーションはなかなか戦術的な面白みがある。難易度もハードだと絶妙な感じだし。


第6話「超重神降臨」

『超重神グラヴィオン』シナリオ。Zweiは何度か見た記憶があるが、数多いキャラクターを全然覚えていない。
このマップから小隊が編成されている(固定なので編成はできない)。敵は1体ずつなので、センターフォーメーションがよさげ(って気付いたのは後からだけど)。グランカイザーも参戦し、敵ソルジャーゼラバイア8体殲滅で前半終了。SRは2ターン以内に全滅させること。反撃できるので余裕だ。
後半はソルジャーゼラバイア8体とディクリール1体が出現。グランカイザーはゴッドグラヴィオンになり、3ターン以内にディクリールを倒すことが勝利条件となっている。ディクリールはゴッドグラヴィオンにまかせ、他の雑魚を主要メンバーで叩いていく。
楽なシナリオだが、ビルが多いマップなのでユニットをタゲりにくいのが難点だ。また全体マップ表示機能がないのは辛い感じがする。

第7話「月光、怒りに染めて」

再びザンボット3シナリオ。『宇宙大帝ゴッドシグマ』から空雷王も登場。
初期マップはその空雷王で敵ドミラを相手にする。2ターン以内に3体のうち2体を倒せばSR獲得。
後半はいよいよザンボット3が登場。敵は海上にいるので、空を飛べない主人公ユニットは戦いにくい。敵は弱いのでグレンダイザーを突っ込ませても勝てそうだけれど。

第8話「世界の終わる時」

コロニー落としという急展開で再び宇宙へ。4軍が入り乱れての大乱戦で序盤では最も面白いマップだった。
敵のジン・ハイマニューバ2型10体を防衛ラインに入れないように撃墜していくのが当初の目標。自軍はザフト軍とエゥーゴ。
そこにファントムペインとティターンズが参戦。第3勢力なので、ジン・ハイマニューバ2型と撃ち合ったりもする。
更にガイゾックが参戦。こちらはコロニー落とし勢力には手を出さない。
そして、ようやく主人公たちが参加。ジン・ハイマニューバ2型全機を落とすと、ボスが出現。これを撃破すればクリアだ。
SRは6ターン以内にクリアすれば獲得となる。

最初、シン、カミーユ、クワトロ、ブライトを前進させる。ファントムペイン&ティターンズ出現でシンをそちらに当てる。ガイゾックは遅れて参加したユニットで対応。主人公はシンのフォローに。
ジン・ハイマニューバ2型全滅でクリアと思っていたらボスが出現したので、それ以外の敵の駆逐を優先した。結果、全ての敵を一掃してから6ターン目にボス撃破。敵同士での戦いもあったので展開が分かっていればもう少し稼げたかもしれない。戦艦のマップ兵器をうまく使えればもっと楽にできたかも。

第9話「時空破壊」

また空間転移(笑)。軌道エレベーターを守る戦い。舞台は『超時空世紀オーガス』だ。
戦闘は一転して序盤戦に逆戻り。小隊ではなく各個で戦う。ブロンコII2体で敵のダガーL6体、ウィンダム2体の全滅を狙う。2ターン目には主人公たち3体が参加するので、SR条件の3ターン以内のクリアは難しくない。
このマップでは後半はイベントのみで戦闘はない。

第10話「ブレイク・ザ・ワールド」

ここでようやく男女主人公別のシナリオが合流する。とはいえ、このマップには主人公たちの出番はなし。第9話からの流れで、桂木桂が主人公扱い。
桂のブロンコIIにモラーバー・マーイ、モラーバー・リーア、グローマの4体で敵5体と対峙する。SRは3ターン以内の敵全滅。敵は回避が高いが集中やグローマの指揮効果でフォローできる。
後半は謎の敵6体に対して、味方にはウィンダムとカオス、アビス、ガイア各ガンダムが参戦。どうせ今後はまた敵に回りそうなので本当は桂あたりに撃墜数を稼がせたいところだが、面倒なので普通に倒した。


アニメ感想:ひだまりスケッチ×365

2008年09月28日 22時09分10秒 | 2008夏アニメ
ストーリー性を排除した結果、1年間の出来事の順番をランダムに描くというまさに「空気系」の代表という作品。その第2期シリーズが完結した。とはいえ、エピソードの羅列とも言える作りだけに「完結」というよりも単に「放送終了」に過ぎない。

物語性がないため、視聴者が作品世界に没入するには時間が掛かる。第1期はそのために時間が費やされた面もあった。この第2期は第1期の前提があるため、かなり思い切った演出が見られた。作画面も1期の反省から出来がよかった。また第2期はすべて脚本を女性が担当し、1期に感じた違和感を払拭した(以前「性別と性差」で触れた点)。

ラストでキャラクターたちが歌ったのが第1期のオープニング『スケッチスイッチ』だった。作品にマッチした非常に素敵な曲だ。締めくくりに相応しい演出だった。


アニメ感想:恋姫†無双

2008年09月28日 21時46分25秒 | 2008夏アニメ
『一騎当千』同様三国志のキャラクターを女性化している作品。原作は18禁PCゲーム。

全12話だが、10話までと最後の2話では作品の作りが異なっている。本来主人公となる男性プレイヤーのキャラクターが存在しているのだが、アニメではその存在が登場しない。「君は『あずまんが大王』を読むことができるか? 」の記事で書いたように、本来ハーレム系となる構造から男性主人公の存在を消去することで「萌え」系作品へと転換する手法が存在するが、まさにそれを行っている。
10話までは大雑把なストーリーはあるものの、事実上物語性はなく、あくまでもキャラクターのエピソードで成り立っている。三国志を下敷きにしているので、人間関係はほとんど描かなくても視聴者に理解してもらえるメリットがある。そのため「空気系」よりも多くのキャラクターを登場させることができ、独特のノリを生み出すことに成功した。
一方、最後の2話では男性キャラクターとして劉備が登場する。劉備と関羽の恋愛要素を絡め、一気に物語性が強くなる。これによりそれまでの雰囲気は壊れてしまった。だが、これは意図的な仕掛けでもあった。「アニメ感想:舞-乙HiME Zwei 」で述べたように、キャラクターの見せ場を作るにはその背景となる物語性が必要だった。最終回の盛り上がりのためにあえて物語性を追加したのだ。それが完全に成功と言えるかどうかは微妙だ。だが、試みとしてはユニークに感じられた。

作品自体はかなりベタなものだが、こうした作り手の意図が見えた点で楽しめる作品だった。


NFL2008 week3 新しい風

2008年09月28日 21時16分00秒 | アメリカンフットボール
◎Car 10-20 Min

ミネソタはQBジャクソンを諦め、ベテランのファーロットを先発に据えた。序盤はやや安定感を欠いたが、徐々にゲームを支配し攻撃をコントロールした。強力なランオフェンスにも支えられ今シーズンの初勝利を飾った。ファーロットで戦っていければ十分にチャンスあるシーズンとなるだろう。
カロライナは強かったOLに翳りが見えた。ラッシングヤードがトータルで47ヤードに封じ込まれ、5回のサックを許した。QBデロームが3つのファンブルロスト。カロライナのフットボールはラインが非常に重要なのでこの調子では今後も厳しくなってしまうだろう。

◇KC 14-38 Atl

アトランタの完勝だが、相手に恵まれた感は残る。ルーキーQBライアンは12/18の1TDとまずまずの内容。やはりRBターナーが100ヤードを超えると攻撃は安定する。
カンサスシティはQBシグペンが3インターセプト。第1クォーターの5回のシリーズが全てスリーアンドアウトと攻撃のリズムが作れなかった。RBジョンソンが121ヤードとようやく結果を残せたことが唯一の明るい材料だが、厳しいシーズンとなることは間違いない。

◇Oak 23-24 Buf

バッファローは第4クォーターに17点をあげて逆転勝利で3連勝。ファンブルやインターセプト、FG失敗と流れの悪い展開だったが、16プレイ8分55秒かけて96ヤードをドライブしてTDをあげて攻撃はリズムを取り戻した。苦しみながらも勝利に導いたQBエドワーズの勝負強さには高い評価を与えるべきだろう。
オークランドは総ネット247ヤードと決して攻撃が機能したわけではない。4回得た敵陣からの攻撃のチャンスを確実に得点に結びつけリードを奪った。惜しむらくはボールコントロールができなかったこと。チーム力は明らかに改善しており、今後が楽しみとなってきた。

◇TB 27-24 Chi OT

守備が売りの両チームの対戦だけに、合わせて6つのターンオーバーが起きた。オーバータイムとなる接戦を制したのはタンパベイだった。QBグリーシーは3つのインターセプトを喫するも38/67と投げまくり、407ヤードを稼いだ。ただラッシングが機能していない点が心配だ。
シカゴは第4クォーターに10点差を守り切れなかったことが敗因だ。QBオートンは2インターセプトを喫したが、268ヤードとまずまずの内容。ルーキーRBフォルテは89ヤード走り、攻撃は機能したと言えるだろう。それだけに自慢の守備が期待に応えられなかったのが残念だ。

◎Hou 12-31 Ten

テネシーは攻守のバランスが非常に高いレベルで取れている。QBコリンズは先週に比べるとやや精彩を欠いたが、試合をコントロールした。ルーキーRBジョンソンとRBホワイトのタンデムが要所でいい働きをした。守備は3インターセプトを奪うなど活躍を見せた。
ヒューストンはルーキーRBスレイトンが116ヤードと活躍を見せた。しかし、QBシュワブが3インターセプトを喫するなど、常に守備のプレッシャーを受け続けた。苦しい状況を打開するようなプレイコールができなかったことが敗因に挙げられるだろう。

◎Cin 23-26 NYG OT

対戦カードに恵まれた感もあるが、オーバータイムの末ジャイアンツが3連勝を飾った。ターンオーバーがなく、両チームとも常に自陣からの攻撃と珍しい展開だったが、勝敗を分けたものはOLの差と言えるだろう。ジャイアンツのOLはサックを許さなかったのに対して、シンシナティは6サックを許した。ジャイアンツは得意のパスラッシュが勝利を引き寄せた。
これまで攻撃が不振だったシンシナティはようやく本来の持ち味を発揮できるようになりつつある。WRハッシュマンザーダが12回で146ヤードとQBパーマーを助けた。一方WRジョンソンは3回29ヤードと未だ持ち味を発揮できないでいる。RBペリーは74ヤード走ったが、まだラッシングゲームが確立できたとは言いがたい。

◎Mia 38-13 NE

第3週最大のアップセットとなった試合。2連敗スタートのマイアミが敵地でニューイングランドに土をつけた。RBブラウンがショットガン体型のQBの位置にセットし、WRポジションからRBウィリアムスがブラウンのところにモーションするというフォーメーションを多用し、それがニューイングランドの守備を切り裂いた。ゲームプランの勝利と言えるだろう。ブラウンは4TDランに加え1TDパスを決める大活躍となった。ブラウンは113ヤード、ウィリアムスが98ヤードを走り、守備を圧倒した。QBペニントンは17/20と高い成功率を誇り、試合をコントロールした。チームに自信を与える勝利となったかもしれない。
RB陣に怪我人が出たこともあり、QBキャッセルには辛い試合となった。19/31とまずまずの成功率だが、わずか131ヤードと獲得距離が伸びなかった。キャッチアップが必要な状況では経験不足が如実に現れてしまった。ただ問題はマイアミの変則的な攻撃にアジャストできなかったことだろう。これまで苦しい試合でもコーチの力で拾ってきただけに、このような展開は予想外だった。ハーフタイムを挟んでも対応できなかったことはニューイングランドと対戦するチームに自信を付けさせる可能性がある。

◇Ari 17-24 Was

攻撃のスタッツはほぼ互角だが2つのターンオーバーを得たワシントンが試合を制した。開幕戦は攻撃が全く機能していなかったが、1試合ごとにシステムに慣れてきたのかQBキャンベルがいい働きをするようになってきた。ただロードでも同じような結果を残せるかどうかはまだ疑問の余地がある。
2連勝といいスタートを切ったアリゾナだったが、第4クォーターになってから攻撃が手詰まった印象だ。一つのインターセプトでモメンタムを失ってしまったようだが、そこから立て直す力が今後求められそうだ。

◎NO 32-34 Den

接戦を制し3連勝を飾ったデンバー。ニューオーリンズのKグラマティカが43ヤードのFGを外しての勝利と先週に続き運にも助けられている。相手のミスもあり21-3とリードした立ち上がりだったが、守備には不安が残る内容だった。攻撃ではWRマーシャルが6回のキャッチで155ヤードと大活躍を見せた。
ニューオーリンズはQBブリーズが421ヤードを投げて盛り返したが届かなかった。前後半1回ずつ外したFGのどちらかが決まっていればと惜しまれるが、守備が弱いチームなのでTDを決め切る攻撃力が必要だろう。

◇StL 13-37 Sea

2連敗スタートの両チーム。両QBの比較は大差ないが、ラッシングゲームの出来が試合を左右した。シアトルはRBジョーンズが140ヤード、RBダケットが79ヤードを走り試合を完全にコントロールした。着実に得点を重ねて試合を決めた。
セントルイスはいいところなく3連敗。攻守ともに立て直しが急務だがどこから手を付けていいか分からないほどの重症だ。もともと強くない守備に多くを求めることはできないし、攻撃陣はタレントはそれなりに揃っているもののそれが結果に結びついていない。チームに勢いを与える要素が必要だが、見当たらないのが現状だ。

◎Det 13-31 SF

サンフランシスコがホームで完勝。QBオサリバンは初めて見たが、落ち着きがあり、パスも鋭い。タッチのあるパスにはちょっと不安を残すが、十分にチームを率いる力がありそうだ。RBゴアは130ヤードを走り試合を支配した。守備もいい動きを見せ、楽しみなシーズンになってきた印象だ。
デトロイトはRBルディ・ジョンソン一人が気を吐いた。QBキトナはプレッシャーを受け持ち味を発揮できなかった。折角いいパスを投げてもレシーバー陣のイージードロップも目に付いた。攻撃コーディネイターのマーツがサンフランシスコに移り、昨シーズン機能した攻撃に不安を残す。

◇Cle 10-28 Bal

前半は2つのインターセプトからクリーヴランドがリードを奪う。後半は逆にボルチモアが立て続けに2つのインターセプトを奪い一気に逆転し突き放した。
ボルチモアのルーキーQBフラッコは2インターセプトと精彩を欠いた。それをカバーしたのはRBマクレインとRBマゲイヒーの両RB。合わせて32回のキャリーで130ヤードを走り、ボールコントロールに貢献した。自慢の守備は3インターセプト4サックをあげ、クリーヴランドを169ヤードに押さえ込んだ。
クリーヴランドはQBアンダーソンが125ヤードと封じられた。ランもRBルイスが56ヤードで攻撃が機能しなかった。第3クォーターにインターセプトリターンTDを含む3連続TDを許して試合を壊してしまったのが惜しまれる。

◎Pit 6-15 Phi

予想外の守備合戦となった試合。じりじりとした試合を制したのはフィラデルフィアだった。攻撃が機能しかなり余裕もあったが、前半にRBウェストブルックを負傷で欠き、QBマクナブも負傷で一時ゲームから離れてしまった。後半はボールコントロールに撤して点差以上の差はあった。ただ前半残り時間がないところで攻めに出て逆に相手にFGを許すなど、試合のコントロールという点では課題を残す試合でもあった。
ピッツバーグは9回のサックを許し攻撃はほぼ完封された。フィラデルフィアの多用するブリッツに最後まで対応できず、これではQBもどうしようもない。QBロスリスバーガーは負傷を喫して最後はQBレフトウィッチが登場した。本来この状況を打破するためにはラッシングゲームが必要だがRBパーカーはわずか20ヤードに抑えられた。攻撃の立て直しは急務だろう。

◎Jac 23-21 Ind

今シーズン不調の両チーム。接戦ではあったが、ジャクソンヴィルのラッシングゲームが試合を支配した。これまでの2試合機能しなかったランだが、RBテイラーが121ヤード、RBジョーンズ=ドリューが107ヤードとようやくブレイクした。それでもQBギャラードがパッとせず、試合をもつれる要因となってしまった。
インディアナポリスはQBマニングが15/29で216ヤード、2インターセプトを喫するなど本調子には程遠い内容だった。それでも残り時間1分7秒でリードを奪うなど勝負強さを見せた。2試合続けてラッシングへの守備が崩壊した。Sサンダースも負傷離脱し、苦しいシーズンが続きそうだ。

◎Dal 27-16 GB

サンデーナイトゲームで連勝スタートを切った2チームが対決。点差以上の力の差を感じたが、ダラスの攻撃を支えたのはRBバーバーだ。28回142ヤードとタフな走りを見せ、ルーキーRBフェリックス・ジョーンズも76ヤードと活躍した。OLもだがTEウィテンのブロックも非常に素晴らしかった。一方、WRオーウェンスはイージーなドロップも何度かあり、出来の悪い試合だった。
全米にグリーンベイの新しい顔を知らしめる機会ではあったが、残念ながらQBロジャースは結果を残せなかった。スタッツは悪くないが要所でパスを決められず、ちょっと淡白な印象も受けた。5回のサックを受け、RBグラントが54ヤードに終わるなどOLの差が結果に現れてしまった。

◎NYJ 29-48 SD

ようやく優勝候補とされたサンディエゴが今季初勝利をあげた。QBリヴァースは19/25で250ヤード、3TD1INTという成績。RBトムリンソンは負傷の影響か67ヤードと精彩を欠いた。守備は3インターセプト1ファンブルリカバーとやっと持ち味を発揮したが、まだ守備は改善が必要だろう。
ジェッツはRBジョーンズが37ヤードでパスオリエンテッドの攻撃になってしまった。QBファーヴは271ヤードを投げて追い上げたが、大差を覆すことはできなかった。ジェッツは守備の立て直しが課題となっている。


好調なスタートを切ったチームだけでなく、新しい風を起こして勝利したチームが目に付いた。QBを交代して快勝したミネソタ、大胆なフォーメーションから王者を打ち破ったマイアミ、本来の力をようやく取り戻したサンディエゴ。チームにモメンタムを与えられれば、これからが楽しみとなってくる。真価を問われるのはこれからだ。


『スーパーロボット大戦Z』プレイ日記その2

2008年09月27日 20時26分57秒 | アニメ・コミック・ゲーム
のんびりプレイする予定ということもあり、なかなか進まない。

第4話「異星人襲来」

ザンボット3シナリオ。アニメは見ていないが、過去のスパロボシリーズでその欝シナリオぶりが印象に残る。……ちょっと浮いてる気もするし。
戦闘は、グレンダイザーと各種スペイザーでベガ星人を相手にする。3ターン以内に敵母艦をHP10000以下にするというSR獲得条件はかなり難しそうに感じたが、2ターン目に主人公たちが合流したので楽になった。結局母艦以外の全てを倒してから、母艦のHPを削ってクリア。主人公機の武器を改造していれば、もしかしたら母艦を破壊できたかもしれないが、かなり厳しいだろう。
甲児くんが「ひらめき」を覚えていることにちょっとガッカリ。お前は鉄壁だろ!って感じだけれど、第3次αでも一応「ひらめき」使えたね(最後に覚えたから印象は薄いけれど)。
なお、主人公のファイは、「集中」に続いて「分析」を覚えた。「1ターンの間、指定した敵小隊の攻撃力と防御力を10%ダウンさせる」というなかなかの精神コマンドだ。
後半戦はおまけみたいな感じだった。

第5話「目覚めの日」

ザンボット3シナリオ続き。ザンバードで敵のドミラを倒す。2体を倒してイベント後に後半戦。SR獲得条件は3ターン以内にドミラ8体を倒すこと。主人公たちも次のターンに現れたのでそう難しくはないが、海の中のドミラにはダメージを与えにくくてちょっと大変だった。
シナリオも戦闘も小規模なマップだった。


『スーパーロボット大戦Z』プレイ日記その1

2008年09月27日 00時29分45秒 | アニメ・コミック・ゲーム
スーパーロボット大戦Zスーパーロボット大戦Z
価格:¥ 8,379(税込)
発売日:2008-09-25


アマゾンから届いたので早速プレイ。新作でもスパロボはスパロボ。良くも悪くも根幹は変わらない。
スパロボはこれまで攻略本を見ながらのプレイばかりだったので、今回は攻略本なしに進められるところまで進めて行こうと思っている。これはその記録である。ネタバレもある程度は含むので要注意。

チュートリアルをプレイして、Zのシステムをちょっぴり理解。三種類の体型による三すくみが小隊フォーメーションに存在する点が新要素のようだ。
主人公は男と女の二択。当然女性主人公を選択。愛称はファイ。

第1話「ザ・ライトスタッフ」

エゥーゴと戦闘。第1波は急いでクリアするよりもファイに撃墜させて経験値を稼ぐ。第2波はクワトロとカミーユが相手。どちらかを撃墜するとSRをゲットできる。ファイの援護攻撃を利用してクワトロを倒した。

第2話「怒れる瞳」

空間を飛んで現れたのはガンダムSEED DESTINYの世界。便利だね、空間転移。
2ターン以内に敵撃破でSRゲット。反撃を利用して楽に獲得。
選択肢が出てシンの支援を選んだ。ガンダム3体が相手……と思っていたら、カオスガンダムを倒したらクリアとなってしまった。

第3話「二つの世界」

SR条件は4ターン以内に敵主力(ガンダム3機+1機)か敵戦艦の撃破。ちょっと厳しいかと思ったが、3ターン目敵フェイズにクリア。指揮官技能と援護射撃を利用すると比較的楽だった。
その後、エゥーゴとティターンズが出現。主人公部隊、ザフト、エゥーゴが組んでティターンズと戦う。ティターンズの馬鹿さ加減は今作も健在だ。しかし、クリア後に主人公部隊はまた空間転移。はてさてどこへ行くのやら。


アニメ感想:舞-乙HiME Zwei

2008年09月26日 19時09分54秒 | アニメ・コミック・ゲーム
AT-Xの再放送で、『舞-乙HiME』→『舞HiME』という順で見たせいか、最初は混乱した。
『舞-乙HiME』は見た当時「学芸会アニメ」と評したが、物語の質は低い。キャラクターの魅力を前面に打ち出す場合、物語性を排除していくことが「萌え」系作品の作り方だと先日述べたが、『舞-乙HiME』では物語性を前面に押し出している。
その理由は、『舞-乙HiME』がキャラクターの魅力以上に見せ場にこだわった作品だからだ。変身シーンや戦闘シーンでの見せ方は天下一品の出来だ。これらの見せ場は単にかっこよく描くだけでなく、それまでの苦しい状況を打ち破るカタルシスによって支えられている。ピンチであればあるほど、そこから脱却する見せ場のシーンの盛り上がりは快楽へと繋がっていく。
それだけに物語性を排除できない作りと言える。お約束の展開であっても、キャラクターをピンチの場面に置くためのストーリーは必要だ。もちろんそのストーリーが優れていれば言うことはないが、出来が悪くてもカタルシスを得られるがゆえに見てしまう。
ほぼ同じスタッフによる『アイドルマスターXENOGLOSSIA』では、見せ場の作り方がもうひとつで、シナリオの悪さがより目立つ結果となり、最後まで見続けることはできなかった。

OVA全4話からなるこの『舞-乙HiME Zwei』は、ストーリーがシンプルであるがゆえに、作品の魅力を単純に楽しめる作りとなっている。見せ場のないキャラクターもいるが、見せ場の描き方は秀逸で、ラストの盛り上がりも見事だった。本編があったからシンプルなストーリーでも成立しているのは事実だが、好感が持てる作品になっている。


アニメ感想:スレイヤーズREVOLUTION

2008年09月26日 19時08分30秒 | 2008夏アニメ
最近流行の変則2クール制。その前期が完結した。
テレビシリーズとしては11年ぶりの第4期にあたる。もともとテレビシリーズの作画はいい方ではなかったが、今作もそんな感じだ。
作画の問題から、演出面でもかなり辛いものとなっている。見せ場である戦闘シーンの動きの悪さは顕著だった。
だが、作画や演出の悪さ以上に酷かったのがシナリオだ。

シナリオにツッコミを入れるのは大人気ないとも思うが、ストーリーの根幹部分なだけにあえて書こう。
今回の話の原点は、タフォーラシアの国に当時治療法が見つかっていなかった伝染病が蔓延したことにある。その時周辺の国々が助けてくれなかったことに腹を立て、魔獣ザナッファーによって復讐するという筋書きだ。
……ただの逆恨みじゃん。
そもそも他国が助ける義務はないでしょ。それでも他国は援助物資を送っている。ルヴィガナルド王国のジョコンダに横領されて届かなかったとはいえ。そのジョコンダに復讐するのはまあ分かるが、他の国は関係ないっしょ。ザナッファーを蘇らせたデュクリスに、素粒子ほども同情できないため、盛り上がらないこと甚だしい展開となった。
更にラストで、断罪するように迫るデュクリスにタフォーラシアの王子ポコタが何も出来ず。ザナッファーに襲われて死んでいった人々っていったい……。

スレイヤーズという作品は確かにキャラクター主導だし、世界観もありがちなファンタジーではあるが、それでもしっかり描くべきところは描いていた。その原作をベースにしたテレビシリーズ1作目2作目はそれなりに面白かった。
それがオリジナルとなった第3期でかなり出来が悪くなり、久しぶりの復活となった今作は、厳しく言えばスレイヤーズという名を貶める作品となっている。

はっきり言って、スレイヤーズでなければ見るに耐えない出来だ。お馴染みのキャラクターたちの見せ場さえ作ってあげれば、シナリオなんてどうでもいい作品なのに、それさえ失敗している。
後期もこんな質であれば、やらない方がましだろう。


アニメ感想:西洋骨董洋菓子店~アンティーク~

2008年09月26日 19時03分38秒 | 2008夏アニメ
例えば。
声優のキャスティングが気になった。橘や小野は良かったが、エイジ役の宮野真守は繊細さが強くてやんちゃなエイジの雰囲気と合っていなかった。また逆に、繊細さの感じられる芥川の声を若本規夫が演じているのも違和感を覚えた。
構成も良かったとは思えない。橘の過去について早い段階で語られてしまい、ストーリー全体に重さが残ってしまった。もっと軽妙な部分を押し出して描いた方がこの作品らしくて良かったと思う。

しかし。
そんな批評をする以前に、作画崩壊によってアニメとして成立していなかった。
背景やものがきちんと描かれていただけに、キャラクターの描写の崩れがより目に付いた。比較的作画が安定しているフジテレビのノイタミナ枠だっただけに、本当に残念だ。4人のキャラクターを横に並べて会話させるといった酷い演出をせざるを得なかったりと、作画の悪さが他の要素まで足を引っ張り続けた。
美麗さまでは求めないが、アニメは絵の力が必要だと改めて認識した作品となった。