奇想庵@goo

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決勝トーナメント1回戦総括と準々決勝プレビュー

2006年06月30日 20時12分17秒 | サッカーワールドカップ
ベスト8が出揃ったドイツ大会もいよいよ大詰め。まずは1回戦8試合の簡単な感想を。

○ドイツースウェーデン
予想していた以上に内容に差があった試合だった。スウェーデンは今大会パフォーマンスを発揮することなく終わってしまった印象。ドイツはクローゼの出来が良すぎるくらい。しかし、ここまで相手に恵まれてきた感じもあるので、ここからが本番といったところ。

○アルゼンチン-メキシコ
メキシコはグループリーグとは違い、かなりの運動量でアルゼンチンを苦しめた。しかし、この試合はむしろアルゼンチンの出来の悪さが目に付いた。グループリーグで見られた余裕がなくなり、焦りにも似た感じを受けた。延長での勝利はかなり苦しんだ結果だったが、それでも勝ったことは次に繋がる大きな意味を持つ。

○イングランド-エクアドル
予想通りの好ゲームではあったが、決めたのはベッカム。なんだかんだ言っても、FK一本で試合を決めれる強味は大きい。パラグアイ戦に続いて彼のFKがチームを救った。エクアドルもチャンスは多分にあったが、決め切れなかったのは残念。ほんのわずかの力の差だが、その差を乗り越えることは非常に難しいのがサッカーだ。

○ポルトガル-オランダ
1回戦屈指の好カードが審判によって著しく歪められてしまい残念な結果となった。ネット上でこのレフェリングの何が問題なのかといった声を聞くが、その辺りが日本のサッカー文化の未成熟度と言えるだろう。オランダは若い選手たちが熱くなりすぎたことが敗因だが、それをコントロールできなかった監督にも責任はある。ファン・ニステルローイのコンディションは不明だが、経験のある彼を起用した方がよかった。CFのカイトがオランダの勝利を見逃した印象が強い。

○イタリア-オーストラリア
試合内容ではオーストラリアが勝ってもおかしくなかった。しかし、結果は結果。あのPKは厳しい判定だが、外で止めるかPKにならないような注意をすべきところだった。ここまでオーストラリアを躍進させたヒディングだが、この試合は延長戦かPK戦に賭けた印象だった。選手交代を1枚しか使わず、勝負所をもっと後と読んでいたのだろう。結果論から言えば読み間違えたわけだが、戦術的には妥当な判断だと思う。経験の乏しいオーストラリアが仕掛けるとすれば、延長後半15分くらいからあたりが精一杯だろうし。

○スイス-ウクライナ
120分仕掛けることなくPK戦で勝負を決めた。日本人の感覚では運の要素の強いPK戦よりも前に仕掛けた方がいいと思うが、そこは国民性や戦術の問題だろう。センドロスを欠いたスイスはこれまでと比べるとやや精彩を欠き、ウクライナも守備の意識が強かった。W杯のPK戦と言えば、大スターが外すイメージが強いが(イタリアのロベルト・バッジオとか)、予想通りにシェフチェンコが失敗。しかし、スイスは一人も決めきれずにウクライナが先に進んだ。スイスは無失点のままドイツを去った。

○ブラジル-ガーナ
簡単に言えば、浅いDFラインの裏をつかれて失点を重ねたガーナの弱さが目立ったわけだが、90分間ブラジル相手によくあのラインを維持したものだと感心する。ボールキープもシュート数もガーナが上回り、決定機も2回ほど作ったが、決め切れなかったのは決定力不足というよりブラジルの守備の力だろう。ブラジルの得点のうち、あとの2点はオフサイドに見えたが(特にアドリアーノのはどう見てもオフサイド)、この試合線審の目が悪かったということだろう。ただアフリカ勢が実力をつけたという声もあるが、今大会を見る限り明らかに後退している。強豪国がのきなみ予選敗退となったことが一因だが、確かに組織力などは成長しているもののチームの地力という点では物足りなさを感じた。グループリーグ敗退だったが、前回大会のナイジェリアが今まで見た中で最強のアフリカ代表チームだったが、それに迫るチームを今回見れなかったのは残念だ。

○スペイン-フランス
今大会これまでのベストマッチと呼んでいいだろう。ベテラン揃いのフランスが運動量を惜しまずにプレイして優勝候補にも挙げられたスペインを粉砕した。決勝トーナメントでは中盤の潰し合いが多く、ゴール前のプレイが少なかったが、この試合は中盤もゴール前も見せ場が多かった。試合を決めたのはこの試合が最後となるかもしれなかったジダンのプレイ。一方、スペインはまたも決勝の舞台さえ踏めずに去ることとなった。実力は誰しもが認めるところだが、勝ち切れなさには精神的な弱さがあるのだろうか。

で、いよいよ準々決勝。こちらのプレビューも。

★ドイツ-アルゼンチン
準々決勝のベストカード。勢いに乗る地元ドイツとブラジルの対抗馬アルゼンチンの対決。W杯では勢いは非常に大切。地元の利もあり、実力以上の内容でここまで勝ってきているドイツ。一方、グループリーグでは最高の内容だったものの、メキシコ戦は精彩を欠いたアルゼンチン。決勝で顔を合わせてもおかしくないカードだが、勝ちあがれるのはどちらか1チーム。ドイツはクローゼの出来が秀逸。守備の堅いアルゼンチンでも失点は免れないだろう。ドイツは初戦にこそ2失点したが、その後は無失点で来ている。アルゼンチンがこれを崩せるかどうかが試合の鍵となる。メキシコ戦のような内容では得点するのは難しいが、地力では高い攻撃力を誇る。
ドイツは2点は取れると思う。アルゼンチンがそれを上回れるかどうか。ドイツの守備力は決して高くはない。アルゼンチンが攻撃的なサッカーを自信を持って発揮できるかが課題だ。失点を恐れずにどんどん攻めに出ればアルゼンチンの勝利、守備的になればドイツの勝利と予測する。で、予想は、期待を込めて3-2でアルゼンチンの勝利。

★イタリア-ウクライナ
決して好調ではないイタリアだが、相手は初出場のウクライナ。両チームともくじ運に恵まれ、比較的楽な相手との戦いが多く(イタリアはグループリーグの対戦順に恵まれた)、実力以上の成績とも感じられるが、それもW杯。イタリアは守備陣にケガ人や出場停止などで人材を欠くが、伝統の守備力は健在。ウクライナはシェフチェンコを擁するものの決して攻撃力が高いわけではなく、イタリアの守備を崩すのは難しいだろう。
運良く得点できればPK戦までもつれる可能性もあるが、1-0でイタリアと予想。PK戦まで行けば、ウクライナが自信のある分優位と思うけど。

★イングランド-ポルトガル
イングランドも決して好調ではないが、苦しいながらも勝利してきた。オーウェンを欠き、得点能力はかなり厳しい状況だが、守備力は高い。ポルトガルはいい形でグループリーグを勝ち上がったが、1回戦のオランダ戦で退場者2名を出すなどこの試合に向けた状況は決していいとは言えない。しかし、チームの勢いはポルトガルにあると見る。ベテランのフィーゴは元気だし、むしろ苦境に立たされてチームは団結しやすいだろう。C・ロナウドのコンディションにもよるが、得点能力は決して低くない。
予想は2-1でポルトガル。イングランドが勝つには何か新しい起爆剤が必要だ。ウォルコットの出場などあれば、流れが変わる可能性もあるが、ポルトガルの勢いが勝っていると予測する。

★ブラジル-フランス
前々回のフランス大会の決勝の顔合わせ。ブラジルは本調子からは程遠いと言われながらも、ここまで余裕の勝利で勝ち上がった。ロナウジーニョの出来の悪さは気にかかるが、それでもタレントは豊富だ。ロナウドの調子が上がってきた点もいい材料。フランスはベテラン勢の健闘でスペインを撃破する波乱を起こした。彼らがブラジル戦でも同様のパフォーマンスを発揮できるかと言えば難しいと思う。体力、精神力などを考えれば、早い時間に先制し、なんとかブラジルを封じ込めるしかなさそうだが、それでもかなり厳しい戦いになるだろう。
2-0でブラジル。残念ながら現時点での力の差は間違いなくそれくらいある。気になるのはアンリの出来の悪さ。彼が爆発でもしない限り、得点するのも難しそうだ。ロナウジーニョが機能しなくても勝てるブラジルと、アンリが悪いと勝つ見込みのなくなるフランスの差とも言えることだが。


ゲーム雑記

2006年06月30日 18時36分09秒 | アニメ・コミック・ゲーム
電撃の旅団のアトルガン本発売日ということで、地元の書店に買いに行ったら、どこも置いてない(滝涙。考えてみれば、過去にも地元に売ってなくてアマゾンで買ったことを思い出す。最初からネットで予約しておけばよかったな・・・。ってことで、楽天ブックスで注文。1500円以下でも送料無料キャンペーンに惹かれて(笑)。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4840235635&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

で、普段はたいていアマゾンで買うのだけど、ここ最近、アソシエイトの売り上げが悪い。そんなに熱心に取り組んでるわけじゃないけど、レビューするゲーム代の足しになってただけに、ちょっと哀しい。発売前とかを除くと、原則として自分がプレイした作品しか取り上げないし、売れ筋ではなく、あくまでも自分の興味の範疇しか話題にしないから、まあガンガン売れる訳もないのだけど。
ブログの閲覧数も、更新を滞ったり、TBをさぼるとあんまり伸びないしね。伸ばす方法は分かっても、そこまでがっつこうとしない感じ。まあ、それはともかく。

ちょっとはPRを(笑)。

気がつけば、もう「ワンダと巨像」がBEST化してた。買って損はないゲーム。

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で、「ワンダと巨像」と言えば「ICO」。極端に言うならば、PS2持ってる奴は全員プレイしておけ!って感じ(笑)

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B0002HUCNQ&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

あと、今時間ができたらやってみたいなぁと思っているのが「.hack」シリーズ。新シリーズがスタートしてるけど、旧作(4本で完結)は廉価版2本になってる。FFXIIの2周目が終わったらプレイしようかなと考え中。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000E5ELSI&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000E5IT7C&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe><iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=B000A85PI4&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

あと、「Amazonおまかせリンク(TM) ベータ版」なんてのがあったんで、貼っつけてみよう。

<script type="text/javascript"></script>
<script type="text/javascript" src="http://www.assoc-amazon.jp/s/ads.js"></script>

↑なんか表示されないね。。。。(´・ω・`)


オメガとハクタク

2006年06月25日 17時48分27秒 | FF11
昨日は久々にリンバスに参加。プロトオメガ戦。
久々のフルアラ戦。余裕の勝利。召喚された玉に一回ぬっ殺されたけど(;´д⊂)
アルテマの方はやばいらしいが、オメガはたいしたことなさそうね・・・。

今日は念願のハクタク戦。これまで2回手伝いでは経験あるけど、今回は自分のオプチカルハット狙いだから、かなりドキドキ。LS企画だけど主催だったし。
13時集合で、出発までにやや時間がかかったけど、5戦して終わったのが4時過ぎだったので、まあこんなものか。1戦目は途中で雑魚ヘクトアイズが3匹もリンクしてピンチの場面もあったけど、なんとか勝利。2戦目以降はリンクもなく、あっさりと勝利。12人だったけど、スムーズに死者もなく5戦クリアできてホッと一安心。
これで忍者と戦士のレベル上げ再開できる!ってわけだけど、実際はレベル上げ行く時間がないので、もうちょっと先かな。

アサルトはライアーフシリーズ。一昨日、2ヶ所目の小部屋で通路のフォモルが飛んでくるという事態が起き、対応のまずさもあって全滅してしまうという結果に。ここで失敗したのは初めてだっただけに、ちょっと気落ち。まあそのあと同じメンバーで2回クリアしたので、まあいいけど。
ライアーフもあと4回リーダーしてクリアすれば2万到達。次はルジャワンの予定だけど、最近シャウトで目立つのが、オリハルコン鉱脈調査の少人数攻略。戦績4000だし、3~4人でクリアできれば確かにいい感じだけど、運任せだから厳しいと思っていたら、最近は移動ルートなどが開発されて結構成功率いいのかなと。一度シャウトに乗っかってみようかと思ってるけど、1回1000もらえたら行く価値あるね(笑)。


決勝トーナメント1回戦

2006年06月24日 22時52分41秒 | サッカーワールドカップ
早いもので残り試合数は16。試合数で言えば、もう3/4が終わった計算となる。ベスト16の顔触れは、地元のヨーロッパが10、南米3、北中米、アフリカ、オセアニアが各1となった。シード国はすべて残り、メキシコ、フランス以外は一位通過を果たすという順当な結果。FIFAランク2位のチェコが落ちてガーナが残った以外はほとんど番狂わせも起きなかった。
逆転勝ちも少なく、引き分けもあまり多くなかったグループリーグ。しかし、本当の戦いはここからだ。

○ドイツ-スウェーデン
開幕前不安視されたドイツだが、攻撃陣は絶好調。クローゼの調子の良さがチームに勢いを与えている。不安視された守備もポーランド戦エクアドル戦と完封した。万全とは言えないまでも地の利もあって実力以上の力を発揮している。
対照的に調子が出ないのがスウェーデン。かろうじて決勝トーナメント進出は果たしたものの、チームに勢いはない。イングランド相手に引き分けに持ち込んで、少し復調の兆しは見えるが、ドイツ相手に相当の覚悟がなければ戦い切れないだろう。
予想は2-1でドイツ。

○アルゼンチン-メキシコ
初戦こそ堅さが感じられたが、2戦目で勢いに乗り、最後のオランダ戦は余裕の引き分け。前回大会は死のグループで力を出し切れずに大会を去ったが、今回のアルゼンチンは隙が見えないほどの強さを見せつけている。現時点では優勝候補ブラジルを上回る出来だが、最後まで維持できるかどうかが注目だ。
大苦戦のメキシコ。昨年のコンフェデで見せた流れるようなパスワークは息を潜め、苦しみぬいての決勝トーナメント進出となった。相手が好調のアルゼンチンだけに、苦戦は免れない。
予想は2-0でアルゼンチン。

○イングランド-エクアドル
スウェーデン相手に苦しみ、更にオーウェンの離脱というアクシデントを受け、先行き不安なイングランド。安定した戦いぶりだが、勢いという点では物足りなさが残る。優勝を目指すにはクラウチでは厳しそうだが。
ドイツ相手には大敗したが、試合巧者のエクアドルは侮れない相手だ。標高の高いホームでとはいえ、ブラジル、アルゼンチンを破ったことは過小評価できない。前半に不用意な失点をしなければ、イングランドを相当苦しめることができるだろう。
予想は1-1でPK戦でイングランド。

○ポルトガル-オランダ
1回戦屈指の好カード。どちらも決勝まで残ってもおかしくない力を持っている。
ポルトガルはフィーゴが元気。タレントも豊富で、安定感も爆発力も兼ね備えている。ユーロ2004で準優勝は伊達ではない。ほとんど欠点らしい欠点はないが、相手も強い。
オランダの強さも本物だ。特にロッベンがチームに勢いを与えている。攻守のバランスも良く、初優勝を狙えるだけの布陣と言っていいだろう。
ヨーロッパ勢10ヶ国のうち、ここまでの内容では、優勝経験のないポルトガル、オランダ、スペインの3ヶ国が特に良い印象を持っている。そのうちの2ヶ国の激突だけに、1回戦ではもったいないくらいだが、これも仕方がない。予想は、延長の末2-1でオランダ。しかし、本当にどっちが勝ってもおかしくない勝負となるだろう。

○イタリア-オーストラリア
順当に勝ち上がったとはいえ、アメリカ戦、チェコ戦は相手の人数が少ない中での試合だった。攻守ともに決して万全ではない。ただそれでも決めるべきところで決め切れる力はさすが。
オーストラリアは勢いを持って決勝トーナメントに進出した。テクニックでは劣るが、体格的にはイタリアに引けを取らない。グループリーグで見せた戦いを持続できれば、イタリアを苦しめることができるだろう。
予想は2-1でオーストラリア。番狂わせが最も起きそうなカードだ。

○スイス-ウクライナ
スイスは世界的に知られる名選手がいるでもなく、ずば抜けた実力があるわけでもないが、組織的なサッカーと惜しみない運動量で1位通過を果たした。未だ無失点で、ダークホース的な色合いが強い。
ウクライナは初戦こそスペインに大敗したが、その後は実力を発揮している。ただし相手は格下のサウジアラビアとチュニジア。攻撃もどうしてもシェフチェンコ頼みのところがある。
予想は2-0でスイス。

○ブラジル-ガーナ
優勝候補大本命のブラジルだが、未だ本調子とは言えない。それでも勝てるところが強さであるが。幸い優勝を目指すブラジルにとって比較的楽な組み合わせとなっている。決勝までで足元を掬われる可能性があるのはスペインくらいだろう。
アフリカ勢で唯一残ったガーナ。チェコ、アメリカを下しての進出で決してフロックではない。運動量の多いこの2チームに対し、決して走り負けなかったことがこの結果に繋がった。ただし相手はブラジル。運動量だけでは対応できない相手に、果たしてどう挑むのか。
予想は3-1でブラジル。

○スペイン-フランス
悲願の初優勝を目指すスペインはいい形でグループリーグを突破した。しかし、優勝候補と言われながらどこかで躓いてきた過去がある。ここまでは攻守共にほぼ万全だが、むしろ精神的に強さを押し出せるかどうかが問われるだろう。
トーゴを破ってようやく決勝トーナメント進出したフランス。これで引退のジダンにもう1試合与えることができたが、今の力ではスペイン相手にはかなり苦戦しそうだ。ただこれまで受けて立つことが多かったフランスが、久しぶりに挑戦者として戦うこととなる。それに徹し切れれば波乱の展開もあり得るが、果たして・・・。
予想は2-0でスペイン。

【追記】
アップしてから、トーナメント表の見方を勘違いしていたことに気付く_| ̄|○
まあ準々決勝以降は、また書くということで(;´д⊂)


失われた4年間

2006年06月24日 00時36分25秒 | サッカーワールドカップ
ジーコジャパンのドイツW杯での結果は、2敗1分け。それでも正直なところ、戦前の予想より良かったし、健闘だったと思う。クロアチア戦、ブラジル戦では日本らしいサッカーもある程度できたし、ブラジルから先制点を奪ったことは非常に素晴らしい出来事だった。

4年前、ジーコが代表監督に就任して以来、私は一貫して批判し続けた。アジアでは結果を残し、最低条件と言われたW杯出場を決め、そのW杯でもフランス大会に比べれば内容のある結果を残したけれども、ジーコに対する評価は非常に低いままその任期が終わる。

昔、まだJリーグ発足前、日本代表はアジアの中でも弱いのが常識だった。アジアの強豪の前ではなす術もないどころか、強豪と呼べない国に対してもなかなか勝てない時期が続いた。転機はJリーグ発足とオフトだった。あまり報道もされなかったダイナスティカップ制覇に続いて、地元開催のアジアカップで、予想もしなかった優勝を遂げた。
カズ、ラモス、高木、井原、柱谷、松永、都並。オフトの下、彼らが新しい1ページを作ろうとした。オフトは、トライアングルやアイコンタクト、プレスなど現代サッカーの基本を教え込み、その結果、アメリカW杯出場を賭けたドーハでの2次予選に進出。9部9厘手中にしたかと思われたW杯切符を、よもやの失点で逃してしまい、ほんのわずかの差で本大会出場を逃した。このわずかの差は、経験の乏しさが原因であり、オフトの代表監督としての経験不足もさることながら、やはり選手たちの経験不足は明白で、終了間際の時間稼ぎができないなどが如実に明らかになった。

ファルカンを経て、加茂が代表監督に就任。今度こそと期待された日本代表だが、ホームアンドアウェイで開催された2次予選に苦しみ、加茂の電撃解任と岡田監督就任の荒療治の末にイランとの3位決定戦を制して初のW杯進出を決めた。ただし、日本の実力が上がっての進出ではなく、参加国数が24から32に増え、アジア枠も2から3.5に増えたことによる出場権獲得であり、むしろアジア内での実力は相対的にオフトジャパンより低くなったとも思える結果だった(惜しい3位から上位2国と差のある3位へ)。

ユース世代の台頭、アトランタ五輪でのブラジル戦勝利と、Jリーグが出来て新しい芽が息吹いてきた日本代表にトルシエが監督就任。試合における駆け引き(選手交代など)は決して一流ではなかったが、若手の育成には高い手腕を発揮した。シドニー五輪でもそこそこの成果を残し、日韓W杯で地の利があったとはいえグループリーグ突破という大きな結果を残した。
中田、小野、稲本、宮本、楢崎ら最強世代を中心に代表チームを作り上げたが、監督としてのアクの強さもあってファンの支持が高くはなかった。しかし、中村俊輔をメンバーから外すなど妥当な采配ぶりはもっと評価されて良かっただろう。

トルシエのあとを受けてジーコが監督となった。代表はもちろんクラブチームでも監督としての実績はない。彼は、中田、中村、小野、稲本の黄金の4人を中盤に据えるなどファンに受ける指揮をした。アジアでは、アジアカップ、W杯予選と十分な結果を残した。かなり幸運に恵まれた部分もあったが、運も実力のうち。ただそれは監督の手腕というよりも選手の実力からすれば当然の結果ともいえ、それをジーコの実績に結びつけるのは疑問に思う。
最強世代は文字通り最強であり続けた。ジーコになって、代表チームの成長は、各選手の成長に負うところが大きかった。特にトルシエに外された中村俊輔の成長は目を見張るものであり、日本代表を支える中心選手までなった。しかし、若手の台頭はほとんどなく、伸び悩む姿が目立った。谷間の世代と言われたアテネ五輪世代はもちろん、その下の世代もWユースで結果を残してもそれがA代表に繋がってこない。
育成システムの充実した国であれば、A代表監督にそこまで負わせることはしない。だが、まだまだサッカー後進国である日本ではそうはいかない。結果としてジーコは、選手の育成においても、試合の戦術においても、監督として十分な力量を発揮することはできなかった。

ドイツW杯で、同組の中でブラジルを除くと、オーストラリアにもクロアチアにも十分に勝つチャンスはあった。初戦のオーストラリア戦は、勝ち負け以前に日本のサッカーができなかったことが問題だった。オーストラリアのサッカーは高い身長を生かしたロングボール主体のものになると予測できたのに対応できなかった。また精神面でも十分なフォローがなされていなかったのは明白だろう。クロアチア戦は、引き分ければブラジル戦の勝利が必要という展開が予測できたにもかかわらず、後半勝負にでることができなかった。引き分けという結果で数字の上でわずかな可能性を残すよりも、負けてもいいから勝ちにいく姿勢を出すことが求められていた場面だったにも関わらずそうした動きがほとんどなかった。

最強世代が年齢的にもピークを迎えた今回、この成績に終わったことは非常に残念だ。この4年間に積み上げがほとんどなく、更に戦術的に勝負勘のある監督でもなかったせいで、日本はチャンスを指をくわえて見過ごしてしまった。
4年後、今回のメンバーの多くが30歳を越える。サッカーでは30を過ぎると年齢的に厳しいという見方ができる。一方、彼らに変わる若手の台頭はほとんど目立っていない。厳しいことを言うようだが、今回のメンバーが次回のW杯代表中心メンバーになるようだと、今以上の実力になることはありえない(少人数ならいいが)。もう技術的体力的に成長の余地はほとんどない。4年後を見据えるということは、現在24歳以下の選手を中心にチームを組み立てていくことが要求される。そこまで展望を持って代表メンバーを鍛えられるかどうかが鍵となるだろう。

新監督について、日本人監督待望論もあるようだが、厳しいハードルだが、日本国内だけでなく海外の代表やクラブチームで結果を残して初めて、その資格があると思っている。日本人でなくても、それなりの実績は欲しい。
その上で、もう一つ願望としては、日本らしいサッカーの構築をして欲しい。日本人の文化、体格、精神に合ったサッカー。それが生み出されて初めてサッカー後進国からの脱却と言えるだろう。サッカーは勝ち負けだけで測るものではなく、プレイのひとつひとつに表出される国民性にこそ価値があるのだから。


ヴァナの近況

2006年06月21日 21時53分41秒 | FF11
まずは電撃の攻略本の新刊が6月30日に発売予定です。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=seitenichijin-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4840235635&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

ついで、公式から。

次回バージョンアップは7月中旬頃とアナウンスされた。

また、目玉であるチョコボ育成は、

http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/379/detail.html

http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/536/detail.html

http://www.playonline.com/pcd/topics/ff11/detail/536/detail2.html

と情報が開示され、なんといっても、希望は多かったがまずないだろうと思われた「よびだしチョコボ(仮名)」が実装されることに驚いた。

また今日公開された「アトルガンの機能拡張に関して」では、

○モグロッカーの機能拡張
 現在50までの収納数が60までアップ。アルザビ以外の全てのエリアでも使用ができるようになる。期間延長手続きもどこでも可能。

○チョコボ厩舎開業

○アルザビ/アトルガン白門エリアにNPCを追加
 装備品管理NPC/イベントアイテム管理NPC/コンフリクト用NPC/天気予報NPC

モグロッカーは純粋に金庫の枠拡大だったので非常に便利だったが、収納数アップは想定内としても、他のエリアでも使用可能というのは非常にビックリした。確かにこの仕様のせいで白門がより混雑していたとも言えるだろうが、これでほぼ完全に第二の金庫となった。維持費用のアトルガン貨幣は、Lv60前後以上のプレイヤーであればレベル上げ等で戦績を稼げてすぐに獲得できるので負担にならない。Lv50くらいでも後衛ならビシージで稼げなくもないしね。

チョコボ厩舎は予想通り。アトルガン導入直後は歩き回ることに意味もあったので、非常に上手いやり方に感じた。チョコボ育成解禁と合わせて楽しみだ。
また、装備品管理NPCの追加は待ちに待ったという感じ。これまでそれだけはジュノまで行く必要があって不便を感じていたが、もう全てにおいてジュノを凌駕する場所となった。もちろん、逆に旧エリアに魅力的なコンテンツを導入して、アトルガン一極集中を緩和して欲しいところだが。

★最近のヴァナ生活
ログインしても1~2時間程度という日々が続いている。そこに非常にマッチしているのがアサルト。レベロスは土竜作戦3人クリアで、20000点+8000点(剣侠の首鎖)を稼ぎ、イルルシはラミア3人クリアで20000点、そして現在はぺリキアをライアーフ3人クリアで約11000点稼いでいる。
全てジョブ指定でシャウトして行った。土竜は、モ黒黒の構成。前衛はモ以外でも問題ないし、後衛も黒でなくても赤でもいいのだが、まあ一人落ちても平気かなと思ってこの構成で行った。確実に5分は残るので、楽なアサルトだ。ラミアは、赤、黒/赤、獣使い、召喚士をシャウトした。詩人もOKなのだが、面倒なので割愛(笑)。一番楽だったのが、召召赤の構成。ワンコ2匹で余裕の勝利。離れていれば魅了されないので、そこさえ抑えておけば、構成は自由にできそうだけどね。前衛ジョブ入りで失敗した過去があったので、後衛のみ(獣使いは除く)が確実性が高いと思う。
現在狙っているペリキアのライアーフは、最も簡単なアサルトかもしれない。自分が赤/黒で、盾1名とアタッカー1名を募集している。盾は忍でもナでも問題なし。アタッカーはサポ侍で募集していたら侍からテルが来て、断った方がいいかと悩んだ末にOKしたら、サポ侍より活躍してもらった。いや、単純に侍が範囲WS撃てると知らなかっただけだけど(;´д⊂)。それ以後、侍、サポ侍で範囲WS撃てる人という形で募集している。まあ黙想なくても、範囲WSなくても、勝てるのは勝てるけど、少しでもリスク減らしたいのであえてジョブを縛っている。「攻略」のときはかなり適当なジョブ構成で行くけど、「戦績稼ぎ」は出来る限り確実な構成を狙うというのがポリシー。
ライアーフはあと8~9回で20000に到達する。最初イギト集めを目標としたが、他の装備と比較するうちに、ペルワン装備狙いに変更した。ただここのイギト胴は詩人にはいい装備だから、詩人再開したら欲しいかも。でも、20000になったらとりあえず他のに狙いを移す予定。新規アサルトの追加を計算していたりもするのだが、ルジャワンの男爵警護を3人で行けないかなぁと今考えている。ただ3人だと、リレ装備の必要性とリスクの高さ、そして忍者がある程度判断良く動いてくれないと厳しいかなぁとも。忍者をさっさと上げて、自分で忍者やるのがベストかもしれないが、レベル上げはもう少しかかりそうだし・・・。


グループリーグ最終戦

2006年06月20日 22時25分48秒 | サッカーワールドカップ
観戦記は途中で挫折してしまったので、ここらでまとめ記事。開幕前に書いたグループリーグ予想を参照しながら、ここまでの展開を総括したい。

★Group A
1.エクアドル 6(+5)
2.ドイツ 6(+3)
3.コスタリカ 0(-5)
4.ポーランド 0(-3)

上位2ヶ国は予想通り。エクアドルは引き分け以上で1位通過だが、ドイツは当然勝ちを狙ってくるだろう。ドイツの攻撃を封じ切れるかが見所。予選敗退の2ヶ国は、前評判の高かったポーランドが未だに無得点。コスタリカはドイツ戦で健闘したものの、他に比べると力が落ちるのは事実。

★Group B
1.スウェーデン 4(+1)
2.パラグアイ 0(-2)
3.イングランド 6(+3)
4.トリニダードトバゴ 1(-2)

パラグアイは決して弱くはないのだが、欧州の2ヶ国に0-1で敗戦した。チラベルトのいた頃と比べて、ほんのわずか守備力が落ちている印象。また決定機を決められない点でグループリーグ敗退となった。イングランドは苦しみながら2連勝で決勝トーナメント進出。1位か2位かはグループAの結果を見てからどちらを目指した方がいいか決められるわけだが・・・。スウェーデンは負けても突破しそう。大敗しないことが最低条件だが。トリニダードトバゴは善戦してはいるが、攻撃力の低さは否めない。最終戦も楽に勝つことは許してもらえないだろう。

★Group C
1.オランダ 6(+2)
2.セルビア・モンテネグロ 0(-7)
3.アルゼンチン 6(+7)
4.コートジボワール 0(-2)

死のグループと言われたが、予想に反してあっさりと決着。セルビア・モンテネグロは初戦敗退からチーム内の秩序が崩壊。コートジボワールは健闘しているものの、強豪国との力の差は歴然。最終戦は、無理しない程度に勝ちに行く戦いになりそうな、オランダとアルゼンチン。決勝トーナメントにいい形で入っていけるかどうかがポイントだろう。

★Group D
1.ポルトガル 6(+3)
2.メキシコ 4(+2)
3.イラン 0(-4)
4.アンゴラ 1(-1)

C組の結果次第だが、確実に1位突破を目指しておきたいポルトガル。メキシコは突破を決めていないが有利なのは確か。ただ調子が良くないので、ポルトガル戦も苦しみそうだ。アンゴラはまだチャンスがあるものの、得点0なので楽観できる状況ではない。いい戦いをしながら強豪に屈したイランは、アンゴラ戦に勝利を目指す。

★Group E
1.チェコ 3(+1)
2.アメリカ 1(-3)
3.イタリア 4(+2)
4.ガーナ 3(0)

最も混戦となったのがこのグループ。初戦非常にいい試合をしながら2戦目は不調だったチェコ。地力からすればイタリア相手でも勝利を望めるだけに、チーム全体の運動量がどの程度発揮できるかがカギを握りそうだ。アメリカ戦で有利な状況を生かせなかったイタリアは、引き分けでも突破だが、守りに徹するのか、攻めに出るのか、狙いをはっきりさせないと窮地に追い込まれる可能性が高い。最も厳しい立場にいるアメリカだが、イタリア戦では本来の力を取り戻しつつあった。ガーナ相手でも十分に戦えるだろう。勝てば突破が決まるガーナは、アメリカ相手に楽には戦えそうもない。無欲で戦えればいいが、少しでも色気を出すと苦戦を強いられるだろう。あえて当初の予想通り、チェコとアメリカの突破を予想しておくが、得失点差でイタリアが有利なのは確かだ。

★Group F
1.ブラジル 6(+3)
2.クロアチア 1(-1)
3.オーストラリア 3(0)
4.日本 1(-2)

クロアチアが日本戦で結果を出せずにやや混戦模様。安定感という意味ではオーストラリアの方がやや上だが、決定力のある攻撃を繰り出せるかどうかがクロアチアのポイントとなりそうだ。調子が悪いなりに結果を残したブラジルは、決勝トーナメントに向けての調整試合となる。日本がそこにつけ込めれば勝機もないわけではないが、クロアチア同様に決定力不足は深刻だ。

★Group G
1.トーゴ 0(-3)
2.フランス 2(0)
3.スイス 4(+2)
4.韓国 4(+1)

今大会アフリカ勢は、ここ数年積み上げてきた力を失ってしまった。要因はもちろんチュニジア以外が初出場という点にある。トーゴもチーム内のゴタゴタと不運な判定の末にグループリーグ敗退が決まった。勝ち切れないフランスはトーゴ戦に全てを賭けることとなるが、ジダンの出場停止という不安要素も抱えている。スイス、韓国はグループに恵まれた側面もあるが、うまく戦って最終戦に臨むこととなった。特に先制されながら逆転、同点と勝負強さを見せた韓国は勢いがある。引き分けでいいスイスと勝ちたい韓国との気持ちの差がかえって、韓国有利となるかもしれない。

★Group H
1.スペイン 6(+6)
2.ウクライナ 3(0)
3.チュニジア 1(1)
4.サウジアラビア 1(1)

前回大会で審判の判定に泣いたスペインは、今回審判の有利な判定が続いて2連勝。もちろん実力を発揮した結果ではあるが、相手にも恵まれここまでは不安要素はない。ウクライナは雨にも助けられて得失点差0まで持ち直した。最終戦引き分け以上で突破だが、チュニジア相手なら優位に立って戦えるだろう。そのチュニジアは、スペイン相手に善戦したが、勝ち切るだけの力は感じられない。可能性を残すサウジアラビアも、ほぼ1位突破確実とはいえかえってのびのび戦えるスペインに勝つのは容易ではない。


誤審(メモ代わりに)

2006年06月18日 00時59分59秒 | サッカーワールドカップ
これまでで誤審の目立った試合。

○オーストラリア-日本

エサム・アブド・エルファタ(エジプト)

○スペイン-ウクライナ

マッシモ・ブサッカ(スイス)

○オランダ-コートジボワール

オスカー・ルイス(コロンビア)

○トーゴ-スイス

カルロス・アマリージャ(パラグアイ)

○スペイン-チュニジア

カルロス・サイモン(ブラジル)

○コスタリカ-ポーランド

シャムスル・マイディン(シンガポール)

○ブラジル-ガーナ

ルボス・ミッシェル(スロバキア)

レフリングに問題のあった試合

●イタリア-アメリカ

ホルヘ・ラリオンダ(ウルグアイ)

●ポルトガル-オランダ

バレンティン・イヴァノフ(ロシア)


『ファイナルファンタジーXII シナリオアルティマニア』『ファイナルファンタジーXII バトルアルテ

2006年06月16日 22時15分43秒 | アニメ・コミック・ゲーム
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恒例のファイナルファンタジーのアルティマニアシリーズの最新刊。FFX同様にシナリオ編とバトル編の二冊に分けての刊行となった。毀誉褒貶の激しい作品ではあるが、私はFFらしい新しい試みがなされた野心作と位置付けた。その全貌を改めて省みるためにこの二冊を手に取った。
シナリオアルティマニア冒頭に、編集したスタジオベントスタッフの山下章氏が述べているが、二冊を合わせたページ数は1120ページ。その情報量はオフラインゲームとしては他に類を見ないものだろう。
まずは総ページ数528ページのシナリオアルティマニアから見てみよう。

★シナリオアルティマニア
6章構成プラスアルファとなっている。

◆CHAPTER 1 キャラクター(34P)
主要キャラは見開き2ページ、その他のキャラは1ページに一人から数人という形で、イラストや簡単な解説が書かれている。また開発者インタビューも掲載。

◆CHAPTER 2 ワールド(54P)
イヴァリース各地のイラストと設定、またイヴァリース百科事典として各種乗り物(特に飛空艇)や各種族などのイラスト&設定が描かれている。また開発者インタビューも掲載。

◆CHAPTER 3 ガイダンス(46P)
ここからが攻略情報。基本的なシステムの説明が書かれている。また開発者インタビューも掲載。

◆CHAPTER 4 シナリオ(94P)
メインストーリーを追う内容だが、全体に占める割合が低いあたりがこのゲームの特徴とも言えるだろう。シナリオを短い小説化し、豆知識も掲載。寄り道ガイドとしてストーリーとは直接絡まない部分もフォローしてある。ボスとの戦い方やミニマップもあるので、ストーリーだけを追いたいなら役に立つが、それだとこのゲームの持ち味は楽しめないわけで…。ここも開発者インタビューを掲載。

◆CHAPTER 5 サブイベント(98P)
シナリオよりもページ数の多いサブイベント。モブ討伐、隠し召喚獣、ハントループといったやり込み要素を事細かく解説してある。オメガmk.XII戦などもあって、このゲームをやり尽くすために必要な情報は余さず掲載されている感じだ。ここも開発者インタビューを掲載。

◆CHAPTER 6 マップ(145P)
非常に多くのマップから成り立っているこのゲーム。ショップデータやモンスターリストはもちろん、トレジャーデータの存在が肝となっている。このゲームの宝箱は、必ず出現しているとは限らない上、入手できるアイテムにもランダム要素がある。再出現の有無、出現率、アイテムの中身といった詳細な情報は、特にレアアイテム狙いの時に価値がある。もちろん出現位置も掲載されている。

◆Secret 100(25P)
小ネタ集。イベント編、メッセージ編、システム編、バトル編、モンスター編、アイテム編、バラエティ編で構成されている。

◆『FFXII』ムービー素材集(3P)
◆開発スタッフインタビュー
◆インデックス(索引)
◆Kiss Me Good-Bye -featured in FINAL FANTASY XII-(楽譜)

続いて、バトルアルティマニア。

★バトルアルティマニア
こちらは4章構成プラスアルファで、総ページ数は592ページ。

◆CHAPTER 1 バトルキャラクター(28P)
こちらはバトルデータでみる各キャラクター。各種ミストナックの写真入り。ゲストメンバー、アザーメンバーも掲載。また開発者インタビューもある。

◆CHAPTER 2 バトルシステム(90P)
成長システム、ライセンスボード、魔法、技、ガンビット、ステータス効果、召喚獣、ミストナックなどこのゲームの基本システムをマニアックに検証。また低レベルクリア、タイムアタックのヒントも。

◆CHAPTER 3 アイテム(84P)
交易品リスト、入手方法込みの装備品・アイテムリスト、武器防具のCGギャラリー、レアアイテム蒐集のヒント、開発者インタビューが掲載されている。

◆CHAPTER 4 モンスター(357P)
この本の半分以上を占めるのがこのモンスター編。2ページに3匹(または2匹で攻略法掲載)のモンスターが掲載され、詳細な情報が書かれている。ただモンスターの解説記事は無し。ゲーム内にハントカタログがあるから必要ないと言えばそうだが。

◆クランレポート 完成への手引き(10P)
やり込み要素ですぐに目に付くのがこのクランレポートの完成だろう。モブリスト、ハントカタログ、空賊の隠れ家のコンプリートのためのヒントが書かれている。

◆開発スタッフインタビュー
◆インデックス(索引)

このゲームの評価が分かれる要因のひとつに、オンラインゲームっぽさがあると思うが、この攻略本を見ると、メインストーリーよりもその他の部分にいかに力を注いでいるかがよく分かる。その辺りをうまく消化しきれなかったのは確かだが、ストーリーを除いたところにこそこのゲームの面白さがある。それを楽しむための一助になる攻略本となっているのは間違いない。世界やシステムを楽しむためのアルティマニアだ。

余談だが、このレベルでFFXIのアルティマニアを見てみたいと思ってしまう。まあオンラインゲームだから、無理だろうけどね。量的には5冊くらい必要かもだし(笑)。


メキシコ-イラン(D組)

2006年06月13日 04時57分31秒 | サッカーワールドカップ
優勝候補のダークホースにも挙げられるメキシコに、アジア最強のイランがどう挑むかが注目の試合。好ゲームだったが、それを崩したのは「経験の差」だった。

開始早々イランのマハダビキアのロングシュート。更にカウンターからカリミがスルーパスを受けるが、メキシコディフェンダーがなんとか止めた。右から、左からとクロスを上げ、ハシェミアンのヘッドはゴールキーパーのスーパーセーブに阻まれた。
イランの猛攻を防ぎ切ると、メキシコも攻撃のリズムを掴む。パルドがフリーキックから直接シュート、フランコのヘディングシューとはゴールキーパーの正面、カウンターからオソリオがクロスを上げるがディフェンダーに当たりゴールキーパーキャッチ、左のコーナーキックからマルケスが頭で合わせるも外、右コーナーキックからフランコがヘッド、ボルヘッティがフリーキックに合わせようとしたがゴールキーパーパンチング。イランが中盤いい流れを作ってもシュートまで行けないのに対し、メキシコはシュートを積み重ねた。そして、ついに右サイドからのフリーキックをフランコがヘッドで逸らしてブラーボが蹴り込みゴールネットを揺らした。
これでメキシコの流れになるかと思われたが、メキシコも中盤から前線へ決定的な球出しができずに膠着状態に。そんな中イランの右からのコーナーキックで、レザエイがへディングシュート。ゴールキーパーが弾いたボールをゴルモハマディが押し込んで同点。試合はこのまま1対1で折り返す。

メキシコは局面を打破するために二人の選手交代。トラードとフランコを下げ、シーニャとペレスを投入。更に後半開始すぐにボルヘッティが負傷してフォンセカを入れた。カードを使い果たしたメキシコだが、試合展開は互角のまま時間が過ぎていく。
イランはマハダビキアがドリブルからミドルシュート。メキシコはリズミカルなパス回しからペナルティエリア内に持ち込むもディフェンダーに阻まれてシュートまで行けない。イランはノスラティが右からのクロスに左サイドからシュートまで至るがふかしてしまう。
イランもカリミに代えてマダンチを投入。攻撃の意思を見せる。
この緊迫した好ゲーム、それを壊したのはイランのセンターバックのミスだった。ゴールキーパーのパスミスから始まり、ディフェンダーのイージーなミスで、シーニャのスルーパスにブラーボが走り込んでゴール。再びメキシコが勝ち越した。
更に3分後、右からのクロスにシーニャが壁パスを使って切れ込みシュート。メキシコらしいボール回しからゴールを奪った。
イランはノスラティを下げてボルハニを入れて反撃を望むが、もはやその力はなく、メキシコの前に屈することとなった。

メキシコは攻守において決していい出来とは言えなかったが、それでも相手のミスにつけ込む上手さがあった。攻撃では、3点目の得点にメキシコの持ち味が出ていたが、この形をなかなか作ることができずに苦しんだ。守備も中盤で自由にされるなど課題の残る内容だった。ただメキシコの場合、目標はもっと先にある。ある程度余裕のあるグループなので、戦いながら調子を上げていきたいという気持ちもあるだろう。
イランは勝つチャンスがあっただけに悔やまれる試合だ。90分間集中力を持続することが出来なかった点はもちろんだが、ミスから失点した後、気持ちが切れてしまったところも経験の無さと言えるだろう。攻撃ではマハダビキアの動きが目立った。彼に連動する動きがあれば、もっとチャンスが増えただろう。もうひとつは決定力。アジアの中ではあっても世界の舞台では発揮させることは難しい。守備はもともと不安があったが、攻撃力の高いメキシコをよく抑えていた。この試合の経験を次に生かしてもらいたい。

メキシコ 3-1 イラン

メキシコ:ブラーボ2、シーニャ
イラン:ゴルモハマディ