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感想:『マリア様がみてる ハロー グッバイ』

2008年12月26日 21時26分34秒 | マリみて
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『マリア様がみてる』祐巳・祥子編終幕。
10年8ヶ月にわたる長期シリーズがひとまず完結した。私がこの作品に触れたのは昨年のことなので、リアルタイムに接したのはわずか1年足らずのこととなるが、それでも感慨が浮かぶ。この一年頻繁に読み返した作品だった。

「卒業前小景」でも触れたように、祐巳と祥子が心から互いを信頼しあえるようになるまでを描くことが最初のテーマだった。「パラソルをさして」がその意味で第一期の完結と言えるだろう。その後、祐巳の妹問題がテーマとなり、それが終結したのが「薔薇の花かんむり」。その後、祥子の卒業までゆっくりと時間が過ぎていった。

「ハロー グッバイ」単体での評価はそう高いものではない。『マリア様がみてる』は基本的に三人称表記の主観視点による構成が多いが、少女小説ということもあって一人の主観的な展開が続く方が内面の描写を含めて読み応えがある。本作は視点の移動が多いのが特徴的だ。「卒業前小景」同様、多くのキャラクターに見せ場を作る配慮が感じられるが、ストーリー主体ではないキャラクター小説では散漫に感じられてしまう。
もちろん、シリーズ最終話として主要キャラクターを披露してこその読者サービスだから、単体での評価にあまり意味はない。

祥子の卒業をもってシリーズを終わらせることは妥当な判断ではあるが、祐巳たちの薔薇さまとしての活躍を見てみたかったという思いも残る。蓉子さまじゃないが「アラエッサッサー」だし(笑。
テーマはひねり出せるだろうが、キャラクターの面で辛そうに見える。瞳子は一期二期ともに重要な役回りを果たしたキャラクターだが、ストーリーのための行動が多くて、内面を十分に描けたように見えない。菜々に至っては、さらに顕著となっている。彼女らを話の軸として展開させていくことはかなり難しそうに思うだけに、仕方がなかったと言えるかもしれない。

シリーズ全般に対する感想などもそのうち書きたいと思うが、今はまだ余韻に浸りたい。大晦日にはAT-Xでアニメの一挙放送もあるし、年明けには第4期シリーズの放送もある。特に新シリーズにはどこまで踏み込んで描けるか期待して見てみたいところだ。


アニメ感想:喰霊-零- 第8話「復讐行方」第9話「罪螺旋」第10話「悲劇裏」

2008年12月22日 18時54分39秒 | 2008秋アニメ
ついに回想部が終わった。テンションを取り戻した点に関しては素直に評価したい。第1話第2話の衝撃的展開は一種の禁じ手を使ったわけだが、その後回想部に突入した時は不安ばかりが募った。あのインパクトに繋げていけるのかどうか。その心配は杞憂だったと言ってもいいだろう。
だが、一方で手放しの賞賛を贈る気持ちにもなれない。よく描いてはいたが、それでも「薄さ」を感じてしまった。
話の肝にあたる黄泉の絶望。正直この程度で落ちるのかというのが率直な感想だ。全体に人間関係や内面の描写に厚みを感じられなかった。確かにそれが今風なのかもしれないが。
人は誰しも心に闇を抱えている。その闇と向き合えるというのが強さだろう。
神楽の揺らぎを契機と描く手法はいかにも作り手の狙いって感じで、薄さがより強調されてしまった。光と闇、様々なものを抱えて初めて血の通ったキャラクターとなる。そうした厚みの感じられないまま進むドラマは残念ながら心から楽しむことはできない。

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アニメ感想:とらドラ! 第10話「花火」第11話「大橋高校文化祭【前編】」第12話「大橋高校文化祭【

2008年12月22日 18時51分38秒 | 2008秋アニメ
キャラクター小説=ライトノベルの皮を被った青春小説といった感が強くなってきた。個性的で魅力溢れるキャラクターを前面に押し立てながら、青春のもやもやした感じを表現しようとしている。
問題はそれが成功しているとは言いがたい点だ。作品の質は高いし十分に面白い。だが、ストーリー性を重視するとキャラクターの魅力が消え、キャラクター色を強くすれば描かれる思いは薄まっていく。残念ながら両立できているとは言えない。
この作品のつかみは大河というキャラクターの個性によるものだった。彼女の魅力を活かし切れているようには見えない。作り手の意思は分かるが、もう少し違ったアプローチの方法があったのではと思えてしまう。
文化祭編に至ってはストーリーのためにキャラクターが動いている感じが目に付くようになってきた。定められた枠を打ち破る楽しさがこの作品の本来の姿だったのに、その要素はすっかり影を潜めてしまった。このまま中途半端にどっちつかずになってしまったらもったいない。いい作品だけにそう思ってしまう。

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アニメ感想:まかでみWAっしょい! 第9話「なんか妹が来てデートなんですけど。」第10話「なんか雪山

2008年12月22日 18時49分40秒 | 2008秋アニメ
第9話はエーネウスがメインの話。拓人が影が薄いせいもあってヒロイン三人よりもエーネウスの方が存在感が強い気もするだけに、華のある演出となった。オチはお約束通りだったが、この作品の場合は下手にひねらない方がいい。
第10話11話は連続した話。ハチャメチャな展開からシリアスへの急変だが、伏線も含め正直つまらなかった。ギャグのベースの上に様々な遊びを入れていくのはいいが、そのベースを崩してしまうとこの作品の魅力は消散してしまう。
快楽原則に忠実に従って描いているうちはいいが、そこを逸脱してしまうと中身のなさが目立ってしまう。ストーリー性を導入することで得られるメリットとデメリットを比較して明らかに後者が際立ってしまった。印象としては「やっちゃった……」って感じだ。

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アニメ感想:ヒャッコ 第8話「11コメ 虎に立つ矢」「12コメ 虎を描いて猫に類する」第9話「13コ

2008年12月17日 23時11分12秒 | 2008秋アニメ
蕾家祈、大場湊兎、風茉莉冬馬と毎回個性的なキャラクターを取り上げ、虎子と絡ませている。祈の回は比較的メリハリが利いていて悪くなかったが、他の二人の回は可もなく不可もなくといったところ。
女子四人組と言えば『ひだまりスケッチ』が思い浮かぶが、日常の中の些細な出来事を取り上げていたのに対して、この作品ではマンガ的なキャラクターを使って面白さを引き出そうとしている。そのため日常からはどんどんとかけ離れていってしまうスタイルになった。
だが、キャラクター性を際立たせるような演出に乏しくインパクトに欠けるため、作品の面白さがぼやけてしまっている。このまま印象の薄いままに終わってしまうのだろうか。

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アニメ感想:かんなぎ 第9幕「恥ずかしい学園コメディ」第10幕「カラオケ戦士 マイク貴子」第11幕「

2008年12月17日 23時06分49秒 | 2008秋アニメ
Ask Johnにて「自己言及系おちょくりANIME」と呼ばれていたが、オタク狙いの楽屋落ち的演出が目立つようになって面白くなりだしたのは事実だ。別の表現で言えば「作り手の暴走(褒め言葉)」。
しかし、11幕からその傾向は薄れ、再びストーリー性が表に表れ始めた。確かに完結を目前にしてストーリーを収束させる必要があるという判断からなのだろうが、それによってこの作品の魅力も薄れつつある。
残念ながらこの作品のストーリーに惹きつける要素は少ない。暴走する前の序盤の展開がつまらなかったように、物語やキャラクターは凡庸だ。暴走が止まれば逆戻りしてしまいそうだ。
ストーリー性なんてただの飾りだと割り切ってしまえるかどうかが実はこの手の作品の面白さを測る物差しとなる。『まかでみWAっしょい!』もだが、ストーリーの呪縛がいまだ作り手を支配し続けている。それを断ち切れないようだと尻つぼみに終わってしまうだろう。

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アニメ感想:純情ロマンチカ2 第7話「月に叢雲花に風」第8話「恋は思案の外」第9話「一難去ってまた一

2008年12月17日 23時03分24秒 | 2008秋アニメ
ウサギ父の登場回となった「月に叢雲花に風」。ウサギ兄との対比や熊の木彫りなど面白い演出が冴えた。
純情テロリストからの「恋は思案の外」は2期ベストかも。ベタな泣かせる話だが、ストレートに描いている。宮城がしっかり大人してて、それでいて照れずに忍への気持ちを表現できるところがいい。
「恋は思案の外」は美咲とウサギさんのデート話。2期は美咲の揺れが感情の動きに即してというよりも物語の展開上に迫られてといった感じが強く、この回もそうした印象を受けた。
更にその印象を強くしたのが「縁は異なもの」。ウサギ従兄妹の薫子登場で急展開かと思いきや、今のところ彼女の存在感は薄い。ウサギ父の言葉に揺れる美咲だが、言葉で相手にちゃんと伝えられないというありがちな展開が続く。創作上の定番ではあるが、ロマンチカ組の話はそのパターンが多すぎてちょっと食傷気味。

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アニメ感想:ONE OUTS 第1話「謎の男」第2話「勝負師」第3話「ワンナウツ契約」

2008年12月17日 23時02分03秒 | 2008秋アニメ
関西地区では2ヶ月遅れでのスタート。
野球マンガではあるが、日本テレビ熱血系勝負アニメ三部作として『闘牌伝説アカギ ~闇に舞い降りた天才~』『逆境無頼カイジ』に連なる作品となっている。
正直これを「野球」アニメとは呼びがたい。いろんな意味で野球の常識からは掛け離れている。ここに野球の楽しさを求めることはできない。
雰囲気は『アカギ』にかなり近く、主人公の突出した偉才ぶりを前面に押し出した作りだ。主人公は勝負後に解説はするが、勝負時にはほとんど語らず、周囲のキャラクターやナレーションで勝負の凄さを煽る手法は共通している。
そういうものだと割り切れれば楽しめる作品。これはもう確立したスタイルと言ってもいいだろう。

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アニメ・冬の新番組2009【関西編】

2008年12月15日 00時01分17秒 | アニメ・コミック・ゲーム
いつもより少し早いが、2009年1月頃よりスタートするTVアニメ新番組チェックをアップ。随時更新予定。

屍姫 玄[AT-X]木10:30(1/1),[サンテレビ]月24:00(1/5),[KBS京都]水25:30(1/7),[BS11]金24:30(1/9)
※原作:コミック[赤人義一(月刊少年ガンガン)]
■監督:むらた雅彦■ストーリー・脚本:會川昇■キャラクターデザイン:久保田誓,貞方希久子■アニメーション製作:feel.,GAINAX■声優:秋山奈々,羽染達也,藤原啓治

現在放送中の『屍姫 赫』に続く第2期。基本的にスタッフ・キャストに変更はない模様。怪奇系バトルアニメ。

マリア様がみてる 4thシーズン[AT-X]土10:30(1/3),[KBS京都]火25:30(1/6),[サンテレビ]木26:10(1/8)
※原作:ラノベ[今野緒雪(コバルト文庫)]
■監督:加藤敏幸■キャラクターデザイン:松島晃■アニメーション製作:スタジオディーン■声優:植田佳奈,伊藤美紀

第4期シリーズ(第3期はOVA)。祐巳の妹問題が描かれることになりそう。なお、12月31日にAT-Xにて第1期、第2期、第3期の一挙放送が行われる。

アキカン![BS11]土24:00(1/3)
※原作:ラノベ[藍上陸(スーパーダッシュ文庫)]
■監督:日巻裕二■シリーズ構成:子安秀明■キャラクターデザイン:田中良■アニメーション製作:ブレインズ・ベース■声優:福山潤,成田紗矢香,豊崎愛生,能登麻美子

空き缶が少女化するラブコメ・バトル系作品か。バンダイチャンネル、Yahoo!動画、BIGLOBE、ShowTimeなどで配信もされる。

VIPER'S CREED[アニマックス]火22:00(1/6),[BS11]金23:30(1/10)
※オリジナル
■総監督:荒牧伸志■監督:神戸洋行■シリーズ構成:赤星政尚■アニメーション製作:AICスピリッツ,デジタル・フロンティア■声優:黒田崇矢,豊口めぐみ,福山潤

アニマックス開局10周年記念作品第3弾。近未来SFアクション。

みなみけ おかえり[テレビ大阪]火26:05(1/6),[AT-X]月10:30(1/26)
※原作:コミック[桜場コハル(週刊ヤングマガジン)]
■監督:及川啓■シリーズ構成:小鹿りえ■キャラクターデザイン:田中誠輝■アニメーション製作:アスリード■声優:佐藤利奈,井上麻里奈,茅原実里

第3期シリーズ。第2期『みなみけ おかわり』を制作したアスリードが担当。

はじめの一歩 New Challenger[日テレプラス]水23:30(1/7)
※原作:コミック[森川ジョージ(週刊少年マガジン)]
■監督:宍戸淳■シリーズ構成:ふでやすかずゆき■キャラクターデザイン:杉浦幸次■アニメーション製作:マッドハウス■声優:喜安浩平,小山力也,高木渉,藤原啓治

第1期テレビシリーズ75+1話、テレビスペシャル、OVAに続く内容。1/6より日本テレビ系で放送開始だが、その翌日から日テレプラスでも放送される。

まりあ†ほりっく[サンテレビ]水26:10(1/7),[AT-X]木9:00(1/8)
※原作:コミック[遠藤海成(月刊コミックアライブ)]
■監督:新房昭之■シリーズ構成:横谷昌宏■キャラクターデザイン:守岡英行■アニメーション製作:シャフト■声優:真田アサミ,小林ゆう,井上麻里奈

女子校を舞台にしたラブコメ。クセのあるストーリーを『さよなら絶望先生』などで好評を博したスタッフがどう描くのか。AT-Xでは12/30に第1話先行放送。

ドルアーガの塔~the Sword of URUK~[KBS京都]木25:30(1/8),[サンテレビ]日26:00(1/11),[アニマックス]日24:30(1/18),[AT-X]水10:30(1/28)
※原作:ゲーム[遠藤雅伸(ナムコ)]
■監督:千明孝一■シリーズ構成・脚本:賀東招二■メインキャラクターデザイン:高岡じゅんいち■アニメーション製作:GONZO■声優:KENN,折笠富美子,櫻井孝宏

昨年放送された第1期に続く第2期シリーズ。1期は衝撃的なラストが話題となったが、真実が解き明かされるのか。

WHITE ALBUM[KBS京都]金25:30(1/9),[AT-X]水10:00(1/14)
※原作:18禁PCゲーム[Leaf(アクアプラス)]
■監督:吉村明■脚本:佐藤博暉■キャラクターデザイン:吉成鋼■アニメーション製作:セブン・アークス■声優:平野綾,水樹奈々,前野智昭,高本めぐみ

1998年に発売された18禁恋愛シミュレーションゲームのアニメ化。

鉄腕バーディーDECODE:02[サンテレビ]金26:10(1/9),[KBS京都]木26:00(1/15),[BS11]土23:00(1/17),[アニマックス]月22:00(1/19)
※原作:コミック[ゆうきまさみ(ビッグコミックスピリッツ)]
■監督:赤根和樹■シリーズ構成:水上清資,大野木寛■キャラクターデザイン:りょーちも■アニメーション製作:A-1 Pictures■声優:千葉紗子,入野自由,伊藤かな恵

昨年放送された第1期に続く第2期シリーズ。原作をベースとしつつもオリジナル色の強い作品となっている。

宇宙をかける少女SORA Kake GIRL[テレビ大阪]金26:35(1/9),[AT-X]金13:30(2/6)
※オリジナル
■監督:小原正和■シリーズ構成:花田十輝■キャラクターデザイン:椛島洋介■アニメーション製作:サンライズ■声優:MAKO,遠藤綾,牧野由依,田村ゆかり,ゆかな

サンライズのオリジナルSFアニメ。

MAJOR 5th season[教育テレビ]土18:00(1/10)
※原作:コミック[満田拓也(週刊少年サンデー)]
■監督:福島利規■シリーズ構成:土屋理敬■キャラクターデザイン:大貫健一■アニメーション製作:シナジーSP■声優:森久保祥太郎,森田成一,笹本優子

第5期。半年間放送した後、半年間再放送するというサイクルで5年目に突入。26話予定。

獣の奏者 エリン[教育テレビ]土18:25(1/10)
※原作:小説[上橋菜穂子(講談社)]
■監督:浜名孝行■シリーズ構成:藤咲淳一■キャラクターデザイン:後藤隆幸■アニメーション製作:プロダクションI.G,トランス・アーツ■声優:星井七瀬

『精霊の守り人』の原作者である上橋菜穂子の作品を再びNHKでアニメ化。今回は地上波で全50話予定。

続 夏目友人帳[テレビ大阪]土26:05(1/10)
※原作:コミック[緑川ゆき(LaLa)]
■監督:大森貴弘■シリーズ構成:金巻兼一■キャラクターデザイン:高田晃■アニメーション製作:ブレインズ・ベース■声優:神谷浩史,井上和彦

昨年放送された第1期に続く第2期シリーズ。ほのぼのとしたタッチの妖怪ファンタジー。

スレイヤーズEVOLUTION-R[AT-X]月9:30(1/12)
※原作:ラノベ[神坂一(富士見ファンタジア文庫)]
■監督:渡部高志■シリーズ構成:高山治郎■キャラクターデザイン:宮田奈保美■アニメーション製作:J.C.STAFF■声優:林原めぐみ,松本保典,緑川光,鈴木真仁

昨年放送された第4期の続編。最初から間を空けて製作されることが発表されていた。ただ現在のところ地上波での放送はない模様。

RIDEBACK-ライドバック-[KBS京都]月25:30(1/12),[サンテレビ]火24:00(1/13),[AT-X]火9:30(1/27)
※原作:コミック[カサハラテツロー(月刊IKKI)]
■監督:高橋敦史■シリーズ構成・脚本:高屋敷英夫,飯塚健■キャラクターデザイン:田崎聡■アニメーション製作:マッドハウス■声優:水樹奈々,朴璐美,小山力也

近未来を舞台とした「美少女とメカ」もの。

鋼殻のレギオス[サンテレビ]月26:10(1/12)
※原作:ラノベ[雨木シュウスケ(富士見ファンタジア文庫)]
■監督:川崎逸朗■シリーズ構成:池田眞美子■キャラクターデザイン:橋本英樹■アニメーション製作:ZEXCS■声優:岡本信彦,高橋美佳子,高垣彩陽,中原麻衣

SF学園もの。原作は文庫で既刊10巻の他に、過去を舞台にした単行本『レジェンド・オブ・レギオス』シリーズ3巻も刊行されている。

空を見上げる少女の瞳に映る世界[KBS京都]火26:00(1/13),[奈良テレビ]火26:00(1/13),[サンテレビ]木24:40(1/15),[AT-X]金9:30(2/27)
※オリジナル
■監督:木上益治■シリーズ構成:木上益治とユメミる仲間たち■キャラクターデザイン:荒谷朋恵■アニメーション製作:京都アニメーション■声優:相沢舞,小野大輔,堀川千華,今野宏美

京都アニメーション制作のオリジナルストーリーOVA『MUNTO』『MUNTO~時の壁を越えて~』に新作を追加して作られるファンタジー。関西圏ではテレビ和歌山、三重テレビでも放送される。

クプー!!まめゴマ![サンテレビ]金7:00(1/16)
※原作:キャラクター[ヨネムラマユミ(サンエックス)]

『ちびアニ劇場』内で放送。おそらく1/16スタート。

黒神 The Animation[朝日放送]月26:26(1/19)
※原作:コミック[作画:朴晟佑/原作:林達永/脚本協力:川美我(ヤングガンガン)]
■監督:小林常夫■シリーズ構成:吉田玲子■キャラクターデザイン:西村博之■アニメーション製作:サンライズ■声優:浪川大輔,下屋則子,冬馬由美

伝奇アクション。朝日放送では『もっけ』(2008/4/2終了)以来の深夜アニメ。

源氏物語千年紀 Genji[関西テレビ]火25:29(1/20)
※原作:『源氏物語』
■監督:出﨑統■シリーズ構成・脚本:金春智子■キャラクターデザイン:杉野昭夫■アニメーション製作:東京ムービー,手塚プロダクション■声優:櫻井孝宏,玉川紗己子,遠藤綾,平田絵里子,杉田智和

ノイタミナ枠。当初『あさきゆめみし』のアニメ化の予定だったが監督の意向などにより、『源氏物語』自体のアニメ化という形になった。

ヘタリア Axis Powers[キッズステーション]土25:52(1/24)
※原作:ウェブコミック[日丸屋秀和]
■監督:ボブ白旗■シリーズ構成:平光琢也■キャラクターデザイン:河南正昭■アニメーション製作:スタジオディーン■声優:浪川大輔,安元洋貴,高橋広樹,小西克幸

国を擬人化して歴史などを4コマテイストで描いた作品。1回8分の短いアニメだが26話予定。

明日のよいち![サンテレビ]日25:30(1/25),[BS-i]木24:30(1/29)
※原作:コミック[みなもと悠(月刊少年チャンピオン)]
■監督:久城りおん■シリーズ構成:倉田英之■キャラクターデザイン:森島範子■アニメーション製作:AIC■声優:岡本信彦,佐藤利奈,戸松遥,田村ゆかり

ハーレム系ラブコメ。TBS系だが関西では毎日放送ではなくサンテレビがネットする。

フレッシュプリキュア![朝日放送]日8:30(2/1)
※オリジナル

2月から放送開始予定。第6期シリーズとなる。

夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~[BS-i]木24:30(10/23),[毎日放送]土27:25(1/10)
※原作:コミック[ヤスダスズヒト(月刊少年シリウス)]
■監督:松尾衡■シリーズ構成:花田十輝■キャラクターデザイン:菊池聡延■アニメーション製作:ノーマッド■声優:福圓美里ほか

2008年秋スタートの妖怪ファンタジーだが、関西地区の地上波は毎日放送で1月からとなる。


本数も2008年と変わらない感じだし、続編の占める割合も1/3程度と同じ感じ。ただオリジナルが微増となっていて期待が持てそうだ。


2008アニメ総括への道

2008年12月12日 21時11分22秒 | アニメ・コミック・ゲーム
一部の作品を除いてなんとか追いかけてはいるが感想をまとめる時間が取れずにいる。秋スタートでワンクールの作品は残り1ヶ月という状況なので、終了後のまとめでいいかなんて思いながら、それとは別に2008年スタートしたアニメを振り返っておきたい。
まだ完結していない作品があるため、ランキングをつけるのは先の話だ。ただ昨年に比べると非常に小粒の印象は否めない。

2007年のランキング
1位 電脳コイル
2位 セイントオクトーバー
3位 School Days
4位 らき☆すた
5位 ひだまりスケッチ
6位 さよなら絶望先生
7位 ひとひら
8位 天元突破グレンラガン
9位 ヒロイック・エイジ
10位 風の少女エミリー
次点 おおきく振りかぶって

1年経ってこの順位が妥当かはまた違った見方もあるのだが、概ね私の評価は変わっていない。問題は2008年のアニメでこの11本を上回る印象を受けた作品が思い浮かばない点だ。完結しないと評価しづらいいくつかの作品があるので、最終的にはそこまでは言えないかもしれないが、少なくとも昨年上位に挙げた作品のインパクトに近付くような出来のものを思い浮かべられない。まあ世間的なヒットとは全く異なる基準であるため、仕方ないのかもしれないが……。

とりあえずランキング作成の前段階として今年放送開始したアニメを並べてみよう。分類はその作品に対する私のスタンスとなる。[A.最後まで視聴した作品]は文字通り。[B.視聴中の作品]も同様。[C.視聴途中+録画]は途中まで視聴しているが残りの話数は録画している状態。放送が終わっていないものはBに含んでいる。[D.録画保存状態]は原則として視聴せずに録画だけしているもの。CとDは恣意的な分類となっている。[E.数話打ち切り作品]は見た上で視聴を止めた作品。[F.全く視聴していない作品]は文字通り。

[A.最後まで視聴した作品]
○【俗・】さよなら絶望先生
『さよなら絶望先生』2期。1期同様面白かったが、インパクトは薄れた。

○ARIA The ORIGINATION
『ARIA』3期。シリーズ完結で、細部まで丁寧に作られていた。

○のらみみ
独特のペーソスを感じる作品。現在2期が放送中。

○みなみけ ~おかわり~
『みなみけ』2期。1期とは異なる制作でテンポなどもうひとつ。1月から3期スタート。

○ドルアーガの塔~the Aegis of URUK~
RPGもので1話のインパクトはともかく、他は割と普通の出来。1月から2期スタート。

○あまつき
現代から異世界の江戸時代へ行く妖怪もの。途中で終わった感じが強い。

○かのこん
妖怪もののエロコメディ。

○紅
ストーリーに関しては不満もあるが、意欲的な作りは評価している。

○仮面のメイドガイ
インパクトはあったが、やや消化不良気味。OP&EDは高評価。

○純情ロマンチカ
ボーイズラブだが、非常に面白かった。現在2期放送中。

○×××HOLiC◆継
『×××HOLiC』2期。テーマや描き方は流石に上手い。

○一騎当千 Great Guardians
『一騎当千』3期。相変わらずだし1期の頃のパワーはないが、手堅い作りにはなっている。

○スレイヤーズREVOLUTION
『スレイヤーズ』4期。出来は最悪の部類。後半は来年1月スタート。

○恋姫†無双
空気系に近く、キャラの立て方が上手かった。終盤の展開はいらなかった気も。

○ひだまりスケッチ×365
『ひだまりスケッチ』2期。1期同様よく出来ていた。空気系の代表作。

○西洋骨董洋菓子店
作画や声に難あり。構成も微妙。原作が好きだから見ていた作品。




[B.視聴中の作品]
○テレパシー少女 蘭
主人公の蘭ではなく、翠の存在でもっている印象。昨年の『電脳コイル』のようなインパクトはない。

○とらドラ!
最近大河のキレが鈍い。それが作品全体を覆っている印象。

○黒執事
面白いけれど、もう少しメリハリやスピード感が欲しい気も。

○キャシャーンSins
ストーリー以外は秀逸なだけに、肝心のストーリーの行方次第で評価が大きく左右されそう。

○あかね色に染まる坂
決して出来のいい作品ではないが、徹底してシリアスを避けている点が見ている理由。

○とある魔術の禁書目録
序盤のテンションの高さはさすがになくなったが、高い質はキープしている。ただインデックスの存在感がどんどん無くなっているのが……。

○ヒャッコ
空気系っぽく落とし込んだ話は悪くないが、アクが強く話によってばらつきが大きい。

○かんなぎ
序盤の停滞から中盤一気にブレイクした作品。ただ終盤の方向性が気になるところ。

○喰霊-零-
ようやく回想部も終わりそうだが、残念ながら「薄さ」が目に付く。

○北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王
良くも悪くも大味。それでいい作品だが。

○今日の5の2
キャラクターはこなれてきたが、空気系っぽい落とし方ではなくエロ系の落とし方の方が冴えている。

○まかでみWAっしょい!
余計な物語を添えた時点で評価はがた落ち。快楽原則のまま突っ走った方が良かった。

○TYTANIA
最後まで見れるかどうか不安な作品。ちょっと録画が溜まってきた。

○伯爵と妖精
最後まで見れるかどうか不安な作品その2。かなり録画が溜まってきた。

○純情ロマンチカ2
『純情ロマンチカ』2期。相変わらずだが、今期は美咲の話より他のキャラクターの話の方が面白い。

○CHAOS;HEAD
これまた録画が溜まってきた。最後まで見たいと思っているが……。

○夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~
ストーリーの出来が悪い。このままだと切るかも。

○のだめカンタービレ 巴里編
『のだめカンタービレ』2期。1期よりもテンポがあって好き。

○天体戦士サンレッド
ギャグアニメ。独特のダメさに味がある。15分というのも合っている。

○のらみみ2
『のらみみ』2期。味わいは変わらず。

○ONE OUTS
野球アニメというよりナレーション(解説)アニメ。『アカギ』『カイジ』に連なる作品。

○ミチコとハッチン
独自のセンスを持った作品だが、主人公ミチコのキャラ立てが上手くできるかどうかが問題。




[C.視聴途中+録画]
○マクロスFrontier
4話程度で一度切ったがアニマックスの再放送を録画中。

○隠の王-NABARI-
1クールほど視聴で残りは録画状態。かなりユニークな作品なので最後まで見たいのだが。

○狂乱家族日記
1クールほど視聴で残りは録画状態。もう少しカタルシスがあればいいのだが。

○図書館戦争
半分強視聴済み。出来は良いが微妙にしっくりこないところがある。

○二十面相の娘
残り4話ほど。時間さえあればといった感じ。

○ストライクウィッチーズ
1話のみ視聴。いろんな意味でインパクトの強い作品だけに、見る気は十分にあるのだが。

○乃木坂春香の秘密
半分ほど視聴。インパクトは弱いが意外と丁寧な出来の作品。




[D.録画保存状態]
○PERSONA -trinity soul-
放送開始時は『ペルソナ3』は未プレイだったが、その後『ペルソナ4』クリア後にプレイ中。直接の繋がりはないが、クリア後にでもという思いは残る。

○シゴフミ
面白そうに思っていたのになぜか見ず仕舞。機会があればと思うのだが。

○GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-
『GUNSLINGER GIRL』2期。1期は少し見た記憶はあるが、現在AT-Xで放送しているのを録画しているところ。ただ見る時間があるかどうかは……。

○狼と香辛料
1話のみ視聴。原作は2巻まで読んだ。アニメで見たいという思いを抱けなかった感じか。

○BUS GAMER
全3話。いつか見ようと思ってはいるのだが。

○コードギアス 反逆のルルーシュR2
『コードギアス 反逆のルルーシュ』2期。1期も録画しただけで見ていない。

○BLASSREITER
4話くらいまでは視聴済み。2クールを見る時間を取るのが問題。

○カイバ
ユーロ2008を見るためにWOWOWに加入していた時に録画した。ユニークな作品だが……。

○RD 潜脳調査室
機会があればとは思うのだが。

○秘密 トップ・シークレット
関西では地上波で放送されず、現在日テレプラスで放送しているものを録画中。クール遅れになるとどうしても優先度が下がってしまいがち。

○セキレイ
録画ミスから地上波の放送はチェックせず。現在AT-Xでの放送を録画している。

○夏目友人帳
裏番組との兼ね合いなどから地上波での放送は見られなかった。AT-Xでの放送を録画。見たい作品なのだが。

○無限の住人
隔週放送という形態のためとりあえず録画という状況。見るとしたら完結後か。

○魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~
『魔法遣いに大切なこと』2期。1期を見ていないため視聴しなかったが、面白そうなので時間があれば見てみたい。

○ef-a tale of melodies.
『ef-a tale of memories.』2期。1期も録画だけしている状態。




[E.数話打ち切り作品]
●ロザリオとバンパイア
2話を録画失敗で見なくなった。それがなくても見なかったかもだが。

●H2O ~FOOTPRINTS IN THE SAND~
もうほとんど記憶に残ってないが……。

●君が主で執事が俺で
見るつもりだったが、録画したものが溜まってしまって諦めた。

●全力ウサギ
面白かったがどうしても見たいというほどの出来でもなく。

●true tears
1話見て挫折。

●破天荒遊戯
もうちょっと描き方が良ければ見たかもしれないが。

●ポルフィの長い旅
悪くはないが、さすがに1年は長い。

●墓場鬼太郎
興味深い作品だが、どうしても見たいと思わせるものがなかった。

●ヤッターマン[新]
数話見ておなかいっぱいって感じ。

●AYAKASHI アヤカシ
1話見て挫折。

●魔人探偵脳噛ネウロ
悪くはないが、思ったほどインパクトを感じなかった。

●チーズスイートホーム
特に見たいと思わせるものがない。

●アリソンとリリア
全体に演出が酷く作品の魅力を殺していた。

●ネットゴーストPIPOPA
子供向け過ぎた。

●絶対可憐チルドレン
全体に今ひとつの出来。

●SOUL EATER
声に違和感。ガキっぽさが鼻につく。デザインがどうしても『王ドロボウJING』を連想させる。

●我が家のお稲荷さま。
イマイチ。キャラクター、ストーリー、演出、構成どれも不満が残る。

●うちの三姉妹
育児ものだが単純につまらない。

●モノクローム・ファクター
1話見て挫折。

●クリスタル・ブレイズ
もうちょっと洗練していれば見ていたかも。

●S・Aスペシャル・エー
全体に浅い感じ。

●SOUL EATER レイトショー
『SOUL EATER』参照。

●ゴルゴ13
1話見れば十分。

●ヴァンパイア騎士
面白くはあったが、あまりにも感情的過ぎてついていけなくなった。

●イタズラなKiss
最初の数話+最後の数話(オリジナル部分以降)を見た。原作の持ち味を十分に表現できていたとは思わないが、オリジナル部分に関しては評価している。

●ToLOVEる
ハーレム系のラブコメ全般がダメとは思わないが、ノリが合わない感じ。

●ウルトラヴァイオレット:Code044
1話しか見ていないが新しさを感じられなかった。

●鉄腕バーディー DECODE
期待していたがアニメ版は今ひとつ。

●スケアクロウマン SCARECROWMAN THE ANIMATION
時間によっぽど余裕がないと見れない感じかも。

●薬師寺涼子の怪奇事件簿
悪くはない感じだが、見る時間なし。

●ゼロの使い魔~三美姫の輪舞~
『ゼロの使い魔』3期。2期途中から見るのをやめたが、1話だけ見て挫折。

●ワールド・デストラクション~世界撲滅の六人~
可もなく不可もない感じの1話。見続けるにはもう少し何か欲しかった。

●屍姫 赫
声が全て。酷すぎた。

●TALES OF THE ABYSS
凡庸。もうちょっと何か欲しい。

●ケメコデラックス!
中途半端な印象。もっと尖らないと面白くない。

●黒塚-KUROZUKA-
新しさを感じられなかった。

●鉄のラインバレル
中二的すぎる。痛々しくて見ていられなかった。

●スキップ・ビート!
時間的な問題もあったが、キャラクターに魅力を感じられなかった。




[F.全く視聴していない作品]
●ウエルベールの物語 第二部
『ウエルベールの物語』2期。1期途中で見なくなった。

●メジャー[4期]
野球マンガは好きだが、この作品はあまり面白いと感じない。

●もえがく☆5

●onちゃん
関西では視聴不可。

●ギャグマンガ日和3

●遊戯王5D'S
『遊戯王』に興味なし。

●今日からマ王!(第3シリーズ)
過去シリーズを視聴していないため。

●ペンギンの問題

●BLUE DRAGON 天界の七竜
『BLUE DRAGON 』2期。1期はすぐに挫折。

●おねがいマイメロディ きららっ★

●D.C.II S.S.~ダ・カーポII セカンドシーズン~

●ファイアボール

●ネオ アンジェリークAbyss

●ペンギン娘 はぁと

●学校の怪談アニメスペシャル

●Mission-E

●ネオアンジェリーク Abyss Second Age

●アキバちゃん

●バトルスピリッツ 少年突破バシン

●忘念のザムド

●ロザリオとバンパイア CAPU2

●地獄少女 三鼎みつがなえ

●イナズマイレブン

●機動戦士ガンダムOO 2nd season
1期は録画だけしているが見ていない。

●スティッチ!

●CLANNAD AFTER STORY

●ヴァンパイア騎士Guilty

●ライブオン CARDLIVER 翔

●ねぎぼうずのあさたろう

●美肌一族
関西では視聴不可。

●魍魎の匣
関西では視聴不可。




現在のところベストテン候補は、『ARIA The ORIGINATION』『のらみみ』『紅』『純情ロマンチカ』『とらドラ!』『かんなぎ』あたり。シリーズものは原則として評価が下がるが、『ARIA The ORIGINATION』の場合は完結編ということで高めの評価に。現在視聴中の作品の大化けやCやDの作品を見ることで大きな順位変動も予想される。