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ライトノベル12選とか15選とか

2012年01月31日 20時44分10秒 | ライトノベル
昨年9月ごろにいろんなブログ等で「ライトノベル32選」とかそんなのが流行っていたらしい。半年遅れで知るくらいの情弱なわけだが、まあ折角だし乗ってみようと。

古い作品まで含めれば32作品を挙げることもできるかもしれないが、あんまり古い作品を入れても仕方ないし、最近はそこまでの気力もない。だから、10選と思ってだらだらと考えたら今度は10に収まり切らない。

所詮適当に生きているのだから、ここも適当でいいやということで12選に(ぉぃ

ライトノベル語るのならせめてこれくらいは読んでおけや!って割と乱暴に。或いは、たいして読んでないのに偉そうにあえて。

★フルメタル・パニック!

エンターテイメントの王道。とはいえ、キャラクター等は古いタイプで、ゼロ年代的ではない。でも、完結までエンターテイメントを貫き通した貴重な作品。

★ソードアート・オンライン

エンターテイメントの王道ゼロ年代版。キャラクター造型やハーレム的配置なんかはまさに現代的(笑)。ライトノベルのエンターテイメントの最先端と言っていいだろう。

★涼宮ハルヒの憂鬱

ライトノベルというジャンルの代表作。ゼロ年代のサブカルチャーとしても絶対に押さえておくべき作品。ゼロ年代的主人公像、独特の文体、SF性など語るべきことは山ほどある。

★戦う司書

ライトノベルはシリーズ化が前提であり、シリーズとしての構成を見た場合この作品ほど終盤の展開のダイナミックさを感じた作品を他に知らない。ただシリーズ前半に難があるのは欠点。

★図書館戦争

ライトノベル、ラブコメ、SF、恋愛小説、こうしたジャンルの境界線上に打ち立てた優れたエンターテイメント。ジャンルは所詮読者を楽しませるためにあるものだと伝わってくる。

★化物語

オタク向けに特化したエンターテイメント。こちらもジャンルの枠を超えている。ストーリー性よりもキャラクターや文体、細部を重視している点はゼロ年代らしさである。

★僕は友達が少ない

更にストーリー性を薄め、キャラクターを中心とした会話劇がメインとなっている。オタクネタと残念系ヒロインでいま最も人気のあるライトノベルと言える。

★GJ部

四コマ小説を目指し、一話4ページでぬるい会話劇を楽しむ作品。「空気系」の構成要素を満たしているわけではないが、それに近いものを小説で生み出している。

★羽月莉音の帝国

現在最も熱いライトノベル。シリーズ序盤はクセが強いが、徐々に密度と速度が増大し、ストーリーのスケールアップに心地よさを感じるようになる。

★砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

ライトノベルはこの作品を生み出したがゆえにその存在の価値があったとさえ思う作品。少女小説として、またこの時代の小説として、読み継ぐべき作品。

★マリア様がみてる

少女小説として高い完成度を誇る作品ではあるが、様々な読まれ方を許すものでもある。最近の「百合系」ブームの直近のルーツと言えるだろう。

★彩雲国物語

バトルヒロインの系譜を引き継ぐ少女小説。戦うといっても官僚としての仕事ぶりとしてだけど。ゼロ年代の少女小説の頂点のひとつ。

以下は単なる好み。すべてゲーム系という特徴があるのが私らしさw

☆迷宮街クロニクル

ウィザードリィを現代京都を舞台に移した作品。群像劇であり、非常に数多い登場人物を誇る。そして、よく死ぬ。

☆ログ・ホライズン

MMORPG内に閉じ込められたという設定は『ソードアート・オンライン』に類する。死の危険がないためぬるく感じられるが、だからこその面白さを作り出している。

☆高機動幻想ガンパレード・マーチ(榊版)

元はゲームのノヴェライズだがそれを越えて続く架空戦記もの。原作の良さを残しながらオリジナルの展開やキャラクターも魅力的。死なないのが不満と言えば不満。


2012.01.30 つぶやきし言の葉

2012年01月31日 02時20分12秒 | Twitter



2012.01.29 つぶやきし言の葉

2012年01月30日 02時20分13秒 | Twitter



2012.01.28 つぶやきし言の葉

2012年01月29日 02時20分12秒 | Twitter



2012.01.27 つぶやきし言の葉

2012年01月28日 02時20分11秒 | Twitter



2012.01.26 つぶやきし言の葉

2012年01月27日 02時20分12秒 | Twitter



2012.01.25 つぶやきし言の葉

2012年01月26日 02時20分12秒 | Twitter



2012.01.24 つぶやきし言の葉

2012年01月25日 02時20分15秒 | Twitter



2012.01.23 つぶやきし言の葉

2012年01月24日 02時20分12秒 | Twitter



「マンガ大賞2012」と「2012年本屋大賞」

2012年01月23日 18時59分25秒 | アニメ・コミック・ゲーム
コミックファンによる賞と書店員による賞。ともに読み手側から選ばれる賞であり、近年非常に高い注目を受けている。そのノミネートが相次いだ。

まずは「マンガ大賞2012」。

マンガ大賞2012 ノミネート作品決定!

◆『アイアムアヒーロー』花沢健吾
アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 7 (ビッグコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2011-09-30


◆『惡の華』押見修造
惡の華(5) (講談社コミックス)惡の華(5) (講談社コミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2012-01-06


◆『銀の匙 Silver Spoon』荒川弘
銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 2 (少年サンデーコミックス)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2011-12-14


◆『グラゼニ』森高夕次・アダチケイジ
グラゼニ(3) (モーニング KC)グラゼニ(3) (モーニング KC)
価格:¥ 580(税込)
発売日:2011-12-22


◆『外天楼』石黒正数
外天楼 (KCデラックス)外天楼 (KCデラックス)
価格:¥ 735(税込)
発売日:2011-10-21


◆『四月は君の嘘』新川直司
四月は君の嘘(2) (講談社コミックス月刊マガジン)四月は君の嘘(2) (講談社コミックス月刊マガジン)
価格:¥ 440(税込)
発売日:2012-01-17


◆『昭和元禄 落語心中』雲田はるこ
昭和元禄落語心中(2) (KCx(ITAN))昭和元禄落語心中(2) (KCx(ITAN))
価格:¥ 590(税込)
発売日:2012-01-06


◆『大東京トイボックス』うめ
大東京トイボックス (7) (バーズコミックス)大東京トイボックス (7) (バーズコミックス)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-08-24


◆『高杉さん家のおべんとう』柳原望
高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)高杉さん家のおべんとう 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-09-22


◆『となりの関くん』森繁拓真
となりの関くん 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)となりの関くん 2 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-11-22


◆『ドリフターズ』平野耕太
ドリフターズ 2巻 (ヤングキングコミックス)ドリフターズ 2巻 (ヤングキングコミックス)
価格:¥ 560(税込)
発売日:2011-10-13


◆『25時のバカンス 市川春子作品集Ⅱ』市川春子
25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-09-23


◆『信長協奏曲』石井あゆみ
信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)信長協奏曲 5 (ゲッサン少年サンデーコミックス)
価格:¥ 460(税込)
発売日:2011-08-12


◆『日々ロック』榎屋克優
日々ロック 2 (ヤングジャンプコミックス)日々ロック 2 (ヤングジャンプコミックス)
価格:¥ 540(税込)
発売日:2011-07-19


◆『鬼灯の冷徹』江口夏実
鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(3) (モーニング KC)
価格:¥ 570(税込)
発売日:2011-11-22


読んだことがあるのは、『銀の匙 Silver Spoon』、『グラゼニ』、『となりの関くん』(1巻のみ)。それぞれ確かに印象に残る作品ではあるが、大賞とするにはちょっと弱い感じも。
発表は3月23日。それまでに半数くらいは目を通したいと思う。




続いて、「2012年本屋大賞」。

「2012年本屋大賞」ノミネート作決定!

■『偉大なる、しゅららぼん』 著/万城目学(集英社)
偉大なる、しゅららぼん偉大なる、しゅららぼん
価格:¥ 1,700(税込)
発売日:2011-04-26


■『くちびるに歌を』 著/中田永一(小学館)
くちびるに歌をくちびるに歌を
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-11-24


■『ジェノサイド』 著/高野和明(角川書店)
ジェノサイドジェノサイド
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2011-03-30


■『誰かが足りない』 著/宮下奈都(双葉社)
誰かが足りない誰かが足りない
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2011-10-19


■『人質の朗読会』 著/小川洋子(中央公論新社)
人質の朗読会人質の朗読会
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-02


■『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』 著/三上延(アスキー・メディアワークス)
ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:2011-03-25


■『ピエタ』 著/大島真寿美(ポプラ社)
ピエタピエタ
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-02-09


■『舟を編む』 著/三浦しをん(光文社)
舟を編む舟を編む
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-09-17


■『プリズム』 著/百田尚樹(幻冬舎)
プリズムプリズム
価格:¥ 1,575(税込)
発売日:2011-10-06


■『ユリゴコロ』 著/沼田まほかる(双葉社)
ユリゴコロユリゴコロ
価格:¥ 1,470(税込)
発売日:2011-04-02


読んだことがあるのは、『ビブリア古書堂の事件手帖』のみ。ライトノベルレーベルからのノミネートということで注目されているようだが、私の評価は過去に記したように最低ランク。『ジェノサイド』と『誰かが足りない』は現在図書館に予約中。『人質の朗読会』と『ピエタ』は今回のノミネートで初めて耳にした作品。
本屋大賞の発表は4月10日。