高梨くんを一塁手に配する布陣で必勝を期した早稲田。
その高梨くんの犠飛で得点した1点のみのリードで迎えた9回表に、痛恨の逆転を喫して敗れました。
8回まで全く危なげなく立教打線を抑え込んでいた有原くんでしたが、9回表の無死から四球、そして牽制の悪送球でピンチを招いてしまい、勝負の流れを立教に渡す残念な結果となりました。
高梨くんが一塁手に回ったということは、明日は、横山くんか吉永くんの先発と考えるのが順当でしょう。
何としても巻き返しを図ってもらいたいものです。
明日は勝ちましょう
明治戦で勝ち点を落とし、優勝のためには勝ち続けるしかない状況となった早稲田。
この週末は、有力投手の入学で勢いのついてきた立教との対戦です。
投手陣、打撃陣、そして守備。
どの項目についても課題の残る明治戦での戦いぶりであっただけに、早稲田は悩ましいところです。
春季キャンプからオープン戦を通して形成されてきた今季のチームの形を貫き通すのか。
あるいは、選手たちの役割分担を臨機応変に見直して勝機を求めていくのか。
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もっとも、どんな戦術が選択されるにせよ、戦うのは選手の皆さんです。
自分たちの技量に自信を持って、積極的で活発なプレーを期待します。
昨年の秋から、あれほど練習を積んできたのですから、負けるはずがありませんよ。
ガンバレ早稲田!
立教を圧倒して、リーグ戦の流れをもう一度引き寄せましょう!
サンドイッチなどの軽食でランチを済ませるのが常の私ですが、昨日はふと思い立って、いつも学生の列ができている、人気のお弁当屋さんでホカ弁を買いました。
確かに安くて美味しかったのですが、ライスの量も凄く、貧乏性で完食したことが裏目に出て、午後から全く
勉強になりませんでした。
(*^^*)
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定食屋、麻雀荘が激減して、変貌を遂げたキャンパス周辺ですが、街歩きしていると学生街らしいお店も頑張っています。
その一つがJazz喫茶のNuttyです。
食事メニュー全くなく、ドリンク類とおつまみのみというお店。
金城庵のすぐ近くにあります。
こじんまりした店構えですが、JBLの大型スタジオモニターをMacintoshのセパレート・アンプで駆動するという、ジャズを聴くための王道をゆくお店なのです。
バーボンのオンザロックが一杯500円。
チーズやナッツを一品添えても 、プラス500円。
源兵衛や「志のぶ」では、本を読みながら飲むというわけにはいきませんが、このNuttyならば大丈夫。
良いお店を見つけました。
YouTubeで、昭和5年(1930年)の東京市街地を紹介する画像を見つけました。
写真集の形式で、都内の名所を案内していまして、神田の学生街、東京帝大、早稲田大学、そして早慶戦の写真も登場しますので、ご覧になってみてください。
昭和5年の新東京見物
私が驚いたのは、大正12年(1923年)に、関東大震災で甚大な被害を受けた東京が、その僅か7年後に見事に復興していることです。
この写真集に「新東京」とタイトルが付けられているのは、震災後に生まれ変わった東京を見てくださいという思いの表れでしょう。
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もっとも、関東大震災の震源地は神奈川県相模湾沖80kmで、都心直下型地震ではありませんでした。
もし、関東大震災の震源地がもっと都心に近かったならば、復興は困難を極め、この新東京案内の昭和5年の作成もなかったでしょうし、その後の日中戦争や日米開戦に関する政治判断にも影響が及んだのではないでしょうか。
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もし、話題になっている首都圏直下型地震あるいは東海地震が現在の東京や東海地方を襲ったら、日本の財政と経済は大打撃を受けます。
国債も、円も、株式市場も暴落するでしょう。
そして、その後には、復興予算を捻出するための大増税が不可避です。
というわけで、アベノミクスに好感して強気の国内投資家が増えている昨今ですが、天変地異のリスクを決して忘れてはなりません。
例えば、円安で急速に業績が回復する製造業ですが、海外から国内に製造拠点を戻すことにはかなり慎重です。
その理由は「グローバル戦略」だとメディアでは説明されるわけですが、この地震リスクへの備えも産業界は考慮しています。
個人投資家の皆さんにアドバイスします。
国債や円の大暴落リスクが常に存在することを念頭において、通貨、商品、そして金融機関を分散することが大切。
不動産投資の場合は、一地域への資産集中を避けることです。
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こんなことを、すぐに考えてしまうのですから、銀行マン思考から私が抜け出すには、まだ時間がかかりそうです。
(∩_∩;)P
5月6日は祝日ですが、大学の授業は今日から始まりました
今週から来週にかけて、課題の研究発表の当番が立て続けに回ってくるので、気合いを入れて頑張らなくては!
連休を利用して、銀行マン時代に買った業務関係の書籍を整理しました。
本棚や段ボール箱の中を整理していると、様々な本が出てきます。
その中の1冊が、1981年度(昭和56年度)の報知グラフ「神宮の星」
この年の春季リーグ戦は、忘れもしない「赤門旋風」の吹き荒れた時、すなわち勝ち点制度のもとで、東京大学が最も優勝に迫ったシーズンでした。
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このシーズンでの東大の主力選手陣と勝敗です。
8石井(千葉)
4相賀(玉野)
6大久保(湘南)
9下島(都 国立)
7中野(高岡)
5前田(大教大付属)/岩瀬(浦和)
3篠原(松山東)
1大山(学芸大付属)/国友(虎姫)/水原(東教大駒場)
2坂本(岡山芳泉)/辻(都 青山)/小倉(私 武蔵)
○6対2 法政(観客1万3千)
×0対2 法政(1万2千)
×0対4 法政(3千。法政からの30年ぶりの勝ち点を逃す)
※法政に、野手で小早川、西田、木戸、投手に川端、和田、池田親らがいた時代。
○1対0 早稲田(観客1万5千。大山投手が完封)
○2対0 早稲田(1万5千。国友投手が完封し、早大戦史上初の連続完封で勝ち点)
×0対1 慶応 (観客1万)
○4対1 慶応(2万5千。下島、中野の適時打で逆転勝ち)
○3対1 慶応(2万。延長10回、大久保の二点適時打で勝ち越して、二つ目の勝ち点。)
○7対5 立教(大山が完投で野口に投げ勝つ。立教からもう一勝して勝ち点を取ると、次の明治戦で勝ち点をあげれば東大優勝という状況に。)
×1対3 立教(2連投の野口に抑えられる)
△0対0 立教(観客2万。大山と3連投の野口が譲らず、延長12回引分け)
×0対1 立教(観客2万。4連投の野口に完封され、優勝の夢が消える)
×1対5 明治(観客1万8千。森岡に抑えられる)
×0対3 明治(2万5千。明治が優勝)
※東立三回戦、四回戦は、平日にも関わらずTVで全国放送
※早慶戦の結果次第で、東大3位の可能性があったが、最終的に勝率の差で4位。
大久保主将は「明治からも一勝して、強さを証明したかった」と談話
※明治は、大学選手権でも優勝して大学日本一
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このシーズンの東大は、本当に強かったのです。
ちなみに、我らが早稲田は次のような陣容でまるで早実OB会のような顔ぶれでしたが、早慶戦2連勝が効いて、最後はリーグ3位。
敗れた慶応は勝ち点0で、屈辱の最下位に。
8清水(早実)
4山本(早実)
7渡辺(早実)
2佐藤(早稲田)
3山岡(早実)
5荒木(早実)
6広岡(姫路東)
1仁村(川越商)/三谷(今治西)
7実島(久我山)
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このところ、国公立の高校が進学でも野球でも復活の兆しがあるので、東大野球部も強くなってくる可能性があるのではないかと秘かに期待しています。
NHK BS-1で、松井秀喜スペシャルを観ました。
松井選手が、数々の困難を克服して、メジャーリーグで残した素晴らしい実績に対して改めて感動いたしました。
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野茂投手がメジャーリーグへの日本人選手の道を切り開き、安打製造機イチロー、スラッガー松井が続きました。
捕手という難しいポジションでも、城島選手が可能性を示しました。
ただ、今のところ、内野手として成功をおさめた日本人選手はいません。
もし、明治大学の岡選手のように高い身体能力とサイズを持った選手が遊撃か二塁を守れるならば、メジャーリーグでもやれそうに思えますが・・・
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松井秀喜さんは、これからどうされるのでしょうか。
松井さんが帰国されるのであれば、私としては早稲田の大学院に来て頂きたいと、勝手に期待しております。
すると、そのうちに、腰がパンパンに張ってしまいました。
姿勢が悪かったのか、腰を冷やしたのか・・・
(^^;;
情けないけれど、普段からやっていないバチが当たりました。
長風呂で温めて、十分にストレッチしてから寝ようと思います。
こんな時は、元気の出る音楽を。
元気のでる音楽
その時の日本が、どのような社会になっているのか、簡単には想像ができません。
一つ参考になるのは、すでに高齢化と人口減少が始まっている地方都市。
その多くの地方都市の活力低下に歯止めがかかりません。
高齢化と人口減少にとどまらず、地方財政の悪化も進み、これからの都市計画や行政サービスのあり方を根本から考え直さざるを得なくなりつつあります。
かつて農林業が盛んであった時代に、市街地から遠く離れた深い山里でも、多くの人々が生活を営んでいました。
しかし、今や農林業の衰退により、そのようなエリアから若手労働者が去り、高齢者だけの世帯が点在する地域が目立つようになりました。
このような状態で、道路や橋、電気・水道設備などの維持、医療介護、あるいは風水害や大雪の際に必要な行政サービスを行うだけの財政力が、多くの市町村から失われつつあります。
地域金融の視点からみても、状況は深刻です。
地方在住の高齢者が保有している金融資産は、相続の発生する都度、その全部または一部が都市に暮らす世代へと移動していきます。
すなわち、地方公共団体の金庫番の役割を果たしている地方銀行や信用金庫などから、大都市に店舗網を持つメガバンク等に預金がシフトしていくと考えてよいでしょう。
これからの30年間、否応なしに我が国の地域金融は大変革の時代に突入します。
つまり、地方公共団体と地方の民間経済の台所事情が、揃って疲弊していくのです。
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そこで、コンパクト・シティ構想が以前から提唱されています。
すなわち点在する住居を集約して、インフラ維持や行政サービスの対象エリアをコンパクトにしていこうというものです。
例えば、道路や橋のうち、住民が立ち去ったエリアについては、今後の維持対象から外し、必要に応じて利用しないようにする。
そして、そのエリアへの郵便、電気・水道、あるいは除雪なども、今後は行わないということになります。
個人の家庭で考えてみても、年金生活に入り子供たちが独立してしまった時、こじんまりした家に住み替えたり、不動産の一部を手放したりすることは珍しくありません。
それと同じことを市町村が行ない、個々の財政力に見合ったサイズの行政サービスをしようというのです。
恐らく、大半の地方公共団体で、遅かれ早かれ、コンパクト・シティを選択せざるを得なくなると私は考えています。
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もちろん、複雑な感情も湧いてきます。
多くの日本人にとって、例えば、おとぎ話や童謡の舞台となっているような里山は、心の中の原風景となっています。
都会の盛り場が大好きな私でさえ、幼少期を過ごした富山県の田園風景を思い浮かべると、穏やかで優しい気持ちになってしまいます。
雑草を刈り、田畑や林地を維持する人による営みがあってこそ、里山が存在することができ、そこでの多様な生態系も保たれます。
コンパクト・シティ構想は、そんな里山風景の多くを失う結果を招きます。
「無い袖は振れない」
そう言ってしまえばそれまでですし、それが厳しい現実でもあります。
限りある財政と民間活力の範囲で、日本人にできることは何なのでしょうか。
次のような映像を見ると、コンパクト・シティ論者である私も、心が揺さぶられるのであります。
新日本紀行のテーマ(ロング・バージョン)
勝ち点を落としてしまいました。
一回表の3失点が試合の流れを決定づけてしまった感があります。
四球を与えた後、ボーク、四球、
そこで三塁守備の乱れから先制点を許し、続いて二点タイムリー・・・
先発の高梨くんが一回もたずに降板してしまうという予想外の展開で、早稲田の攻守の歯車がすっかり狂ってしまいました。
この立ち上がりさえ乗り切っていたらと、悔やまれてなりません。
また、早稲田の各打者の、一球ごとにベンチのサインを確認する様子が、とても不安げに見えました。
「戦いの主役は、俺たちだ!」
みんな分かっていることを、見失ってしまう。
負ける時とは、そんなものなのかも知れません。
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一週空いて、次は立教との対戦です。
慶応から勝ち点を取り、明治とも互角に戦った今季の立教は、かなり強そうに思えます。
気持ちを切り替えて、はつらつとした前向きの野球を早稲田に期待いたします。
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試合終了後、応援部の現役・OBの方々と一緒に食事しました。
応援部の皆さんからエネルギーをいただき、私も何とか敗戦のショックから立ち直ることができました。
ありがとうございました。