外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

2009野球部十大ニュース( その2)

2009-12-17 21:01:33 | 大学野球
<6位:2010年度の新体制がスタート>
主将:斎藤、副将:宇高、新人監督:野崎、主務:福満

2010年度のチームを引っ張る新体制が既にスタートしています。
そして、応武監督の任期も最終年度となる年でもあります。
ぜひ、礼儀正しく挨拶ができる、そして練習熱心な、学生野球らしいチームで頂点を目指してもらいたいと思います。

<7位:スポーツ推薦 四名枠が復活>
西武の裏金騒動以来、2名に減員されていたスポーツ推薦の枠。
その間、他校が意欲的な戦力補強を行なって、選手層の厚みで早稲田を大きく凌駕する状況となってしまいました。
しかし、来年4月の新入生から、やっと以前の4名枠に戻りました。
競争相手のあることなので簡単ではありませんが、ぜひ早稲田を志望する有力な選手の獲得に活用してもらいたいと思います。

<8位:早稲田から2名がドラフト指名>
プロ野球ドラフト会議で、現役の松下健太投手(西武)、OBの大谷智久投手(ロッテ)の二人が指名を受け、もう一段上の世界に挑戦する権利を得ました。
準硬式出身の川口投手(OB)とともに、彼らが子供の頃から夢見ていた世界で、存分に活躍してくれることを祈りたいと思います。

<9位:松山、甲子園で全早慶戦>
今年は夏に“野球王国”松山で、秋には“高校野球の聖地”甲子園で、オール早慶戦が開催されました。
どちらの球場でも大盛況となりましたが、新型インフルエンザが猛威を振るう状況の中、松山では山川主将をはじめ、ご当地選手の松下、福井、梶原らが軒並み欠場。
彼らの凱旋を期待されていた地元のご家族、あるいは出身校の関係者の方々は、さぞかしガッカリされたことでしょう。
なお、オール早慶戦は、来年は夏に北九州での開催が決定。秋にも別の場所での開催が検討されています。

その頃には、インフルエンザ騒動も一息ついていると良いですね。

<10位:稲門倶楽部100周年の記念事業>
野球部のOB組織である稲門倶楽部が100周年を迎えました。
かつて安部球場のあった場所で開催された記念フォーラムでは、神宮を沸かせたキラ星のような歴代の花形選手たちによるパネル・ディスカッションが行なわれました。
会場に詰め掛けた現役部員たちも、早稲田の伝統と誇りを、改めて感じたことでしょう。
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2009野球部十大ニュース(その1)

2009-12-17 21:00:03 | 大学野球
2009年度の野球部を振り返り、私なりの十大ニュースを選んでみました。

<1位:春秋ともリーグ優勝を逃す>
2009年度の東京六大学野球リーグ戦。
春は、法政が早々に優勝を決めてしまい早稲田は2位確保が精一杯。
秋も優勝の懸かった早慶戦に連敗して明治が優勝。早稲田は、まさかの4位に終わりました。
久しぶりに賜杯から遠ざかり、選手にとっても、ファンにとっても、実に寂しい秋となってしまいました。

<2位:新人戦 春秋とも初戦敗退>
春の新人戦で明治に、秋も立教に、早稲田は初戦敗退してしまいました。
神宮で見る限り、早稲田は完全に力負けでした。
たかが新人戦、されど新人戦。この力量差を、春までにどのように詰めていくか。
一人一人が危機感を持って、充実した練習を積んでいってもらいたいです。

<3位:四年生が涙の快打>
秋の早慶二回戦。
早稲田打線が全く振るわず慶応に大きくリードを許し、敗色濃厚という状況に追い込まれました。
しかし試合終盤に、代打で出場した藤原、大前、山川が意地の一打を放ち、四年生の意地と底力を見せてくれました。
彼らが塁上で万感の涙を流した時、観客席で応援する四年生の控え部員たちも、みんな泣いていました。
懸命に練習しても、なかなか試合出場の機会に恵まれなかった彼ら。
あの瞬間、野球の神様が早稲田ベンチに降りてきて、「四年間、良く頑張ったね」と彼らにご褒美をくださったのだと私は思っています。

<4位:大石投手の二刀流>
春の早慶戦。
何が何でもリーグ戦二位を確保しようと、大石くんが遊撃手と投手としてプレーして、投打に活躍して勝利に貢献しました。
もっとも、ダイビング・キャッチでヒヤリとさせられる場面もありましたし、彼は利き腕の右手が前となる左打ちです。
ですから、いくら才能溢れる大石くんといえど、このような起用法に私個人は懐懐的です。
しかし、日本ハムの宮本賢投手が四年生の時にも、応武監督は彼に二刀流を求めた実例がありますから、応武さんは、案外抵抗がないのかも知れません。
来年度のチームも打線と、本塁-二遊間-中堅のセンターラインの守備に不安を抱えるだけに、大石くんの打力をどのように生かすのか、応武さんの用兵に注目が集まります。

<5位:斎藤投手 まさかの急失速>
入学以来、順調に勝ち星を伸ばしてきた斎藤投手でしたが、秋のリーグ戦中盤から勝利の女神に見放され、それに歩調を合わせるかのようにチームも勢いを失ってしまいました。
斎藤くん自身が制球に苦しみ、投球フォームに悩んでいたことに加えて、大学球界を代表する存在だった細山田くんが卒業、打線の援護射撃もないという不運もありました。
斎藤くんも来年は最終学年。一日も早く彼らしい投球を思い出して、チームを牽引していってもらいたいものです。
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