外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早稲田ツンツン節

2009-12-03 19:45:03 | 早稲田大学
私たちの学生時代、飲み会で唄われる歌には、校歌や応援歌でもない、早稲田版の戯れ歌・春歌の類がいくつかありました。

公式の歌集があるわけでもなく、サークルや県人会の上級生たちが歌っているのを聞いた者が、クラスに持ち帰って披露するという口伝えの形で、長い間歌い継がれてきたものです。

その中の一つで、私のクラスの愛唱歌となっていた「早稲田ツンツン節」という歌があります。

記憶を辿って歌詞を文字に起こしでみました。
日本女子大の学生の麗しい姿を遠目で見ながら、早大生たちが茶碗酒を飲んで憂さ晴らししている、いじましい光景が目に浮かんできます。
(一昔前の早稲田には、文学部・教育学部を除き、殆ど女子学生がいませんでした)

僕は早稲田の大学生 (ツンツン)
胸に稲穂の金ボタン (ツンツン)

私 目白の二年生 (ツンツン)
燃ゆる思いのセーラー服 (ツンツン)

互いに想う仲なれど (ツンツン)
二人は親のスネかじり (ツンツン)

僕が早稲田を出る頃は (ツンツン)
あなたも目白を出る頃ね (ツンツン)

僕が早稲田を出た時は (ツンツン)
文金島田で僕の妻 (ツンツン)

新婚旅行の汽車の中 (ツンツン)
触れ合うヒザの恥ずかしさ (ツンツン)
※この後、色っぽい内容になっていくので、中略。

十月十日の日が経てば (ツンツン)
可愛い子供の誕生日 (ツンツン)

生まれる子供が男なら (ツンツン)
僕の早稲田に入れましょうね (ツンツン)

生まれる子供が女なら (ツンツン)
私の目白に入れましょうね (ツンツン)

生まれる子供が男なら (ツンツン)
ツンツン節を教えましょう (ツンツン)

生まれる子供が女なら (ツンツン)
お茶とお花を教えましょう (ツンツン)

十月十日の日が満ちて (ツンツン)
可愛い坊やが出来ました (ツンツン)

昔なつかしラブレター (ツンツン)
今じゃ坊やの鼻紙よ (ツンツン)

生まれた子供は親に似て (ツンツン)
酒に煙草に女好き (ツンツン)

歴史は巡る五十年 (ツンツン)
諸行無常の風が吹く (ツンツン)


ところで、かつて慶応にも「ツンツン節」があったそうです。
メロディーは全く同じなのですが、東洋英和の女学生が登場するなど、ずいぶん歌詞が異なるようです。


僕は慶応の大学生 (ツンツン)
胸に五つの金ボタン (ツンツン)

私は英和の女学生 (ツンツン)
燃ゆる想いのセーラー服 (ツンツン)

そもそも二人のなれそめは (ツンツン)
雨のそぼ降る渋谷駅 (ツンツン)

満員電車もオツなもの (ツンツン)
ぴったり寄り添う胸と胸 (ツンツン)

二人の最初のランデブー (ツンツン)
桜花散る浜離宮 (ツンツン)

浜の離宮の逢引きは (ツンツン)
人も羨む仲でした (ツンツン)

浜離宮が登場したりするところは、いかにも慶応らしいというか、「スカシてるんじゃないぞ」と言いたくなりますね
(*^_^*)

写真は、今夜、勤務先の忘年会が行なわれている六本木のリッツカールトンです。

正直なところ、すまし顔でパーティーをやるよりも、「ツンツン節」が馴染むような、和室での宴会が私好み。

パーティー出席も、半ば仕事みたいなものなので仕方がないですけれどね…
(><)  
Comments (2)
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