外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

仕事納め

2008-12-30 11:30:16 | ビジネス
本日1月30日で、銀行も仕事納めです。

金融業界に激震が走った2008年。本当に大変な一年でした。


定期購読している日経ヴェリタスという金融専門紙の12月28日版に、「08 ヴェリタス読者川柳」というコーナーが載っていまして、これが傑作ぞろい。

お読みになった方もいらっしゃると思いますが、いくつか紹介させてください。

『塩漬けを 長期投資と 見栄を張り』

『最安値 買った翌日 最安値』

『戻りたい 一年前に あの頃に』

『強がらず 頼れば良かった 妻の勘』

『損切りの ボタン一つが なぜ押せぬ』

『売りそびれ 脹らみ続ける 含み損』

『百年の チャンス直前 資金尽き』


哀感溢れる川柳の数々が、今年の金融環境と個人投資家の心情を見事に描写していると思います。


それにしても、こんな状況に陥るとは、年初に誰が想像したでしょうか。
それこそ、人生幸朗・生恵幸子の上方漫才の定番ギャグの一つ、『責任者、出て来い!』と言いたくなってしまいます。

一日も早く金融市場に回復の兆しが現れて、再び資金が流れ始めることを心から期待したいところです。

”流れる”といえば、五木ひろしの歌『千曲川』に「川は流れる 橋の下」という一節がありました。 話題は脱線しますが。

その歌詞を、人生幸朗さんは、
『橋の上を川が流れたら、洪水じゃ』
『五木ひろしは歌謡界の第一人者。楽団使って、しょうもない歌を唄うな』
と、ギャグのネタにしていましたっけ。

大洪水に襲われたかのように、甚大な被害を蒙った今年の金融市場。
最後は笑い飛ばすしかありませんね。
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東京六大学の箱根駅伝

2008-12-30 07:49:13 | 大学駅伝
以前、箱根駅伝の予選会に早稲田応援に行った時、東京六大学の強い絆を感じたことがあります。

予選会には数十校が出場します。
各校の応援団が走路の傍らのあちらこちらに陣取り、熱い応援合戦を繰り広げます。

各校の応援団は、もちろん自校の選手を応援するのですが、六大学の応援団に限っては、盟友である他校の選手にも声援を送ります。

例えば、早稲田の応援部員たちは、法政や慶応の選手たちが走ってくると『法政ガンバレ!』『慶応、あと少しだぞ!』などと応援するのです。

東京六大学の各校は、神宮で培ったエール交換の文化を基礎にして、今や野球リーグの枠を超えて、あらゆる競技種目でお互いに腕を競い合い、そして健闘を讃え合う関係にあるのだと言えるでしょう。


今年の予選会出場は45校。
9位に明治が入り、本戦にも出場します。今年の明治は本戦でも上位進出を狙える実力だとか。

一方、14位の法政、24位の東大、25位の慶応、27位の立教は、残念ながら本戦出場はなりませんでした。

ちなみに、本戦における過去の出場回数と成績は、
早稲田78回(優勝12回)
法政72回(最高3位)
明治51回(優勝7回)
慶応30回(優勝1回)
立教27回(最高3位)
東大1回(17位)

みんな、なかなかのものです。


今回は、早明の二校の出場に加えて、学連選抜に法政、東大、立教から選手がエントリーされています。

来たる一月二日と三日には、応援部を見習って、明治、そして学連選抜の選手たちにも熱い声援を送りたいと思います。
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