外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

オーディオの楽しみ

2008-12-25 17:45:06 | 音楽
いつも年末に買う雑誌の一つに、オーディオ本があります。
毎年12月は、この一年間に発売されたハイファイ機器の新機種を一同に揃えて高名な評論家の皆さんが品評する企画が、オーディオ雑誌に掲載されます。

中学生時代に秋葉原に通って、中古のスピーカー買ってきて自作のバスレフ型ボックスに入れたりしたこともありました。
ですから、様々な機器の写真を眺め、評論家の皆さんのコメントを読むことは、今もとても楽しいです。(実際に買うことは簡単ではないのですが)

加えて、有力メーカーの最近の動向など把握して、時代の流れをキャッチアップすることも大きな目的です。
それを怠ると、この時代、知識があっという間に陳腐化して浦島太郎になってしまいます。

さて、私がオーディオに興味を持った時代から現在に至るまで、ずっと主役であり続けるメーカーもあれば、消えていったメーカーもあります。
ちなみに中学校時代の私の憧れは、テクニクス(松下電器)のダイレクト・ドライブ・ターンテーブル、シュアのカートリッジ、グレースのトーン・アーム、サンスイの黒いアンプ、トリオのFMチューナー、ティアックの秒速38センチで回るオープンリールのテープレコーダー、そしてJBLとアルテックの米国製スピーカー。

今は、名門メーカーだったサンスイ(山水電気)とアルテックが姿を消し、テクニクスも個人向け製品から撤退。
トリオはケンウッドと名前を変えた後に、やはり高級オーディオから撤退。
録音はデジタル化されてテープレコーダー自体が消えてしまいました。

ですから、子供時代の憧れだったラインアップを実現することは今や不可能です。
もちろん、現在の機器の方が安定して良い音を出せるのですが、オーディオの楽しみには、機器の見た目の美しさ、あるいは所有の喜びみたいな面も含まれますから。

ただ、JBLのスピーカーは今も健在。学生時代にも、JBLのLE-8Tというフルレンジでジャズを聴いていましたので、かなり思い入れがあります。

なお当時は、JBLのスピーカーを「ジムラン」と仲間内で呼んでいました。

現在は少し浮気をしてBOSEのスピーカーを大人しく聴いていますが、いずれJBLに戻して、またガンガンとアメリカっぽい活発なサウンドを部屋で鳴らしたいなと、家族に内緒にして計画を練っています。
Comments (5)
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