偏光する卵星雲
卵星雲の中心は何処だろう? 宇宙の卵から現れたこの卵星雲の中央の星は、ゆっくりと自身を白色矮星に変え、ガスとダストのシェルを投げ出している。その卵星雲が急速に前惑星状星雲に発達し、約1光年に広がっている。それは、北の星座はくちょう座の方向約3千光年に横たわっている。
厚いダストが中央の星を視界から遮断し、そのダストの殻がこの星からの光を一層反射している。平面で振動する光は分極化として知られる効果を引き起こす。卵星雲のために偏向された光の方向の測定は、隠された源の位置の手掛かりを与える。2002年にハッブルの調査用高性能カメラ(掃天観測用高性能カメラ)によってとられたこのイメージは、分極化の方向に焦点を当てるために、特別にコード化された色を与えられている。
<出典>: 「今日の天文写真(Astronomy Picture of the Day)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。
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<お知らせ>: ジェームスウェブ宇宙望遠鏡を使う天文学者達が、初めて、赤方偏移 7.9 の距離にある、ビッグバンから僅か6億5千万年後の七つの銀河の原始銀河団を確認しました。
この記事の詳細は近日中に下記「ジェームスウェブ宇宙望遠鏡写真集」に掲載します。
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