NASA、火星の衛星探査に10人の科学者を選出
NASAは、NASAが支援する参加科学者として、日本宇宙航空研究開発機構(JAXA)の火星衛星探査(MMX)ミッションの科学ワーキングチームに参加する米国中の機関からの10名の研究者達を選んだ。
2024年に打ち上げ予定の JAXA の MMX ミッションは、火星の衛星、フォボスとダイモスを訪問し、フォボスの表面に着陸し、表面のサンプルを収集する。このサンプルは2029年に地球に届けられる予定である。選ばれた科学者のうち7名は MMX の飛行装置を用いて調査を行う。
<出典>: 「火星(Mars)」
<大判>: 大判はイメージをクリック。原画は JAXA 提供。
<ひとこと>: NASAが10人ほどの多くの科学者達を指名して一つの探査に関わる公式の発表は見たことがありません。これは、火星の衛星の探査の科学的重要性と、「はやぶさ」など日本のサンプル収集の技術への高度の信頼を示すものと考え、ここに取り上げました。この記事は、昨日の「火星探査写真集」に掲載したものです。
10名のうち、ジョンズホプキンス研究所、NASAのジェット推進研究所、大学などの7名が機器の開発を、3名がサンプルの分析に関わります。
なお、この件の JAXA からの発表は こちら から。
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