II Zw 096 として知られているこれらの併合している銀河達は、イメージの中央近くの赤い斑点でヒントが与えられている星の形成の壮観な爆発のサイトである。このダストに覆われたエリアは、赤外線の長い波長で更に明らかになる、星の形成の光り輝く爆発を隠している。このイメージは、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)からの、近赤外線、可視光線、遠紫外線の観測を結合している。NASAのスピッツア宇宙望遠鏡からの赤外線データを使っている研究者達は、このイメージの中心の小さな赤い領域の星の爆発的形成が、年間に約100の太陽質量の無謀なペースで星達をつくっていると見積もった。来るべき ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope、JWST) は、研究者達が、ダストを透過し、埋められた高速で発達する超巨大ブラックホールを調査する場を提供するだろう。
<出典>: 「銀河(Galaxies)」
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<ひとこと>: ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は今年10月の打上が予定されており、最近その主鏡がメディアにも公開された。その主鏡は約 6.5 m、ハッブル宇宙望遠鏡(HST:口径2.4m)の2.5倍で、面積は7倍以上にもなる。この点からも HST をしのぐ非常に高い観測性能が期待されている。地球周辺軌道を周る HST に対して、 JWST は、はるかに遠いラグランジェポイント2(L2)に置かれる。
<パーサビアランス特集>: マーズ2020ローバー、パーサビアランスの活動は、ホームページの特集「マーズ2020ローバー、パーサビアランス」から。