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7月2日: ローターカム・インパクトクレータ

2020年07月02日 06時00分00秒 | 天文・宇宙

小惑星の日(Asteroid Day)に、ヨーロッパ宇宙機関のコペルニクスセンチネル2号ミッションは、ナミビアのローターカム(Roter Kamm)インパクトクレータに我々を連れて行った。クレータの輪郭の円の形がイメージの左の中央下に見ることができる(右のイメージでは小さいので注意)。このイメージのフル解像度は10メートルである。ローターカムインパクトクレータは、ナミビア南西のナミブ砂漠のダイヤモンド鉱山エリア、 Tsau Khaeb 国立公園にある。地質学者によれば、このクレータは約500万年前に地球と衝突した大きな船ほどの大きさの隕石の衝突によってつくられた。それは、周囲の平原の上にそびえるほぼ40~90メートルの縁と共に、さび色の赤い砂丘の中にはっきり見えている。そのフロアは、厚さ少なくとも100メートルの砂の堆積によって覆われている。
隕石や小惑星は、我々の世界に数百万の傷跡を残したインパクトクレータに見られるように、地球の発展に影響を与えてきた。毎年6月30日には、世界的に認められている小惑星の日(Asteroid Day)が、小惑星への意識と地球への衝突の可能性から保護するために何ができるかを喚起させる。この日は、近年の最も有害な既知の小惑星として知られる、1908年6月30日にシベリアに起きたツングスカの記念日にあたる。

<出典>: 「センチネル2(Sentinel-2)」

<大判>: フル解像度イメージ(1.58 MB)は右上のイメージをクリック。

<ひとこと>:  発表時刻と時差の関係からここでの掲載は1日以上遅れます。

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